2017年12月28日木曜日

年越しそば

年末に年越しそばを食べる習慣がありますが、お蕎麦屋さんで食べるとなると特に年末の混雑は必至です。年内最終日の今日28日のお昼は、会社の仲間と近くにある老舗のお蕎麦屋さんへ足を向けました。「シャッター通り」の商店街に唯一昔から存在するお店ですが、ここだけは相変わらず賑やかな繁盛店で、忘年会シーズンということもあり、夜も昼もひっきりなしにお客さんが出入りしているようでした。古くから地元でも人気の高いお店ということもあり、普段は滅多に来ないのですが今日のお蕎麦の味は格別な美味しさを感じました。辺りは横浜駅に近い運河沿いの地域で、桜並木もあり、春になれば陸橋から見下ろす桜景色はさぞ綺麗だろうと思いました。本日の横浜は、「天衣無縫」というほど青空に雲ひとつ無い、この冬一番ともいえる絶好のお天気でした。明日から愈々会社もお休みです。また来年お会いしましょう。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

2017年12月27日水曜日

「偽」

今、密かに松下幸之助さん(1894-1989)が世界も含めて注目されています。何故これほど注目されるのか、私流に今年の流行語を「偽」と考えてみました。今年は世の中のあちこちで業務上の数え切れないほどの「偽」が横行しました。数々起きた事件を挙げたらとても切りがありませんが、もし松下幸之助さんの教えを忠実に学んだ人であれば、今年数多く見られた他人を欺くような偽り事はしないと思うのです。私も机の袖には松下幸之助の「道をひらく」や「人を活かす経営」など、いつも座右の銘として大切に保管し、自らを正すために時々目を通して学んでいます。多くは経営における倫理教育が欠けていると思われても仕方がありません。本来は選ばれるべき存在であるにもかかわらず、蓋を開けたら、自分たちの利益を優先するばかりで、人を欺く「偽」が社会のあちこちで普通にまかり通っているからです。少なくとも来年の戌年はそのような年になってほしくはありません。日本中がもう一度、松下幸之助に学ぶべきだと私は思います。

2017年12月26日火曜日

家族

世の中には幼少時にご両親の離婚により片親が引き取って育てるケースがあります。しかし、引き取った親が病気などで亡くなった場合、突如、子供もは生活の基盤を失ってしまいます。もし、身寄りがあれば問題ないですが、無い場合は幼少時に孤児院で義務教育期間は預けられることもありますが、中には自力でアルバイトをしながら兄弟で同居し、協力し合って生きていっている子供たちもいます。現在でも昼間は働いて夜は定時制高校に通って卒業する人もいます。大学も通信教育や夜間もありますが、最近は段々利用する人が減ってきているようにも感じられます。日本は先進国と言われながらも、現在、6人に1人の子供が貧困だといわれています。両親の離婚等により家族が崩壊し、母子家庭や父子家庭の生活を余儀なくされている子供もたちもいます。大事なことは、公的な支援が十分になされるとともに、周囲が温かい目で成長を見守ってあげることだと思います。新聞配達をしながら専門学校に通っている女子学生の光景をたまたまTVで見ましたので、私自身の新聞奨学生の頃(今はバイクですが、かつては自転車でした)をふと思い出してしまいました。何もできませんが、陰ながら応援したいと思います。家族における両親の責任は重大です。先ずは子供のことを最優先に考えて、親自身が自分達だけの勝手で離婚してはならないと思います。しかし、世の中はそれぞれ生きてきた環境の違いもあり、必ずしも私たちが思うようにはなりません。中には親がいなくても、誰かの手で育てられて、立派に成人して社会で活躍している人もたくさんいます。「生みの親よりも育ての親」と言いますが、まったく同感です。子供を生むだけでは親としての責任を果たしたことになりません。愛情や感謝が子供の心が芽生えないのです。育ててくれた人に子供の感謝の心も移ります。例え親が子供と別れても、大切なのは、子供を育てる環境を周囲の社会が協調して与えることです。

2017年12月25日月曜日

ビットコイン

最近、我が国内でもビットコインの話題が盛んになっています。私自身、敢えて首を突っ込むつもりは全くありませんが、投資家の皆さんは多少気をつけるべきで、異常な価格の暴騰は必ずその内に暴落を招きます。「山高ければ谷深し」は、投資の世界では当たり前だからです。人は儲かっている話は直ぐ自慢げ周囲に話しますが、損した話は恥ですから一切しないものです。しかし、仮想通貨であるビットコインは来年以降、おそらく金融界に様々な波紋と影響をもたらすかも知れません。マネーはキャッシュからキャッシュレスへ間違いなく今後急速に変わって行きます。日本が世界の、通貨のデジタル化の潮流に遅れているだけの話だからです。ビットコインのような仮想通貨が流行るのも、世界のマネーの動きが急速に変わる事を意味しています。よって、金融業界のビジネスモデルが変化する事も間違いないとみています。ですから、ビットコインの動きに注意と関心だけは留めて参りたいと思います。

2017年12月22日金曜日

Me too

今年もまもなく終わりますが、社会問題として一番印象に残ったことは「隠蔽する」体質が社会のあちこちに見られたということです。カルテルも公取に事前通報した企業はお咎めなしとなりますが、隠し続けた企業は多額の罰金を貸されます。大相撲の暴力事件も同じです。企業内におけるデータの偽装や違法な行動は必ず内部通報の餌食となります。つまり、企業内には正義感を持った社員がどこにでも存在するということです。どこの企業の社員でも、同じ人間として社会を騙すことは許されないと思うからです。タイトルに示した「Me too」という言葉が今、世界を駆け抜けています。「セクハラはもう許されない」と世界中の女性が声を上げています。

日本国内でもまさかと思われるような立派な要職に付いている人が、世間に恥をさらす姿でセクハラ事件を認めているニュースが連日のように報道されています。遠く昔の時代に生きた化石のような人に周囲からは見られているのに、当のご本人はまったく気づいていないで行動しているのです。ダイバーシティと声高に多くの人が叫んでいても、時代錯誤の人は存在します。冷酷ではありますが、その場合は被害者はいち早く周囲に相談して、加害者を徹底的に訴えて公の場で罪状を認めさせるしかないと考えます。地位に座る人間的資格は無いからです。自らの誤った行動を隠蔽する時代は終わりにしましょう。

2017年12月21日木曜日

派遣法改正

派遣法改正で、来年、派遣制度が大きく変わりますが、働く人に有利な環境になるので大変望ましいことと思います。一般と特定に分けた期間が30年近くも続き、正規、非正規の所得格差が余りにも広がり過ぎました。働き手にも漸く雇用環境が改善される事になります。産業界も一般と特定に分けた事で、リスクの有る無しで企業間での競争におかしな差異がありました。実際に働く人の立場になれば、正規非正規に関わらず同一労働には同一賃金が求められるのも理解できます。IT業界における派遣制度に対しては、学生に一般と誤解を招きかねない変なイメージが長年存在していたのも事実です。これからは、そのような偏見も取り払われるでしょう。

2017年12月20日水曜日

素朴さ

皆さんはWANIMAという、最近急に売れ出したシンガーグループをご存知でしょうか。実は3人のメンバーのうち2人は私の出身地、天草市倉岳町という人口4千人くらいの空き家が多い、現在は過疎化した小さな町で育ったメンバーです。このメンバーが驚いた事に今年の紅白歌合戦に初出場します。今夜22時からNHKデレビにも出ます。何故、彼等がこれほど急浮上して売れてきたのか、当初、私も不思議で理解できませんでした。その理由は、この若者メンバーには「素朴さ」という魅力が歌と共にあると聞いています。私が思うに、海と山に囲まれた故郷の古き良き日本人の「素朴さ」が多くの日本人の心に映ったのではないかと考えます。皆さん、是非、若き彼等を今後とも応援のほど、どうか宜しくお願い申し上げます。

2017年12月19日火曜日

血圧


長い間、血圧計なるものは家になかったのですが、医者から時々測るように言われて購入しました。それ以来、毎日測定するようになり、これまで数値をあまり気にしていなかったのに、測るごとに家内などは毎日気にするようになりました。ちょっとしたことで数値が変わるので精神的にあまり良いとは言えない器具のようです。私は比較的安定しているのですが、家内は計測することでかなり神経質になってしまいました。血圧の状態が判明したことで、年末に予定していた大事なスケジュールも急遽キャンセルしてしまいました。医者からストップと言われると患者は真剣に気にするものです。でも患者のことを考えての通告なので、急な話ですが医者の指示に素直に従うことにしました。年齢とともにコレストロールの値も高くなるし、血圧も高めになってきます。人により体質の違いもあるでしょうが、これを機に血圧測定により互いに健康管理に気を付けたいと思います。

2017年12月18日月曜日

日の丸IT

最近、「日本企業が世界から取り残される」という噂を耳にすることが多いです。つまり、国のリーダーが世界の変化に気がついていないで、政府も相変わらず重厚長大産業に頼っている感があります。しかし、数年後にはこれまでのように税収が望めるかどうか先行きが不透明です。言えることはAIの進化によって既存のビジネスに変化の兆しが急速に到来してくることです。日本はさまざまな分野でのIT化が世界と比べて周回遅れであるために、今後、産業競争力で今以上に衰退する恐れがあります。財政支出でもデフレは解消できず、財政赤字が累積するだけで国の台所も余裕がなくなってきています。国が税収確保に躍起になっている姿勢が予算編成に絡んで見られます。再生エネルギーもEVもいずれ世界に立ち遅れないことを願うばかりです。どうも日本の向いている先が世界の動きに連動していないような気がします。もっとITを重視したビジネスのわかるリーダーの存在が日本には必要と思われます。

2017年12月15日金曜日

趣味

よく周囲の人から「ご趣味は何ですか?」と聞かれます。残念ながらこれと言っての趣味はないので、「強いて言えばテレビくらいですかね」と聞かれたら言うような調子です。でも正直、本当の趣味はと言うと、元気に会社に出社して社員の皆さんの顔を見ることが、ひょっとしたら私の趣味のひとつかも知れません。しかし、かつて前職の会社は祝祭日も中々休めなかったので、今は家に居て休めるのが一番の趣味だと思います。金曜日の程幸せに感じる日は無いですね。当然、月曜日に出社するのも楽しみの一つです。極めて私は分かりやすい、単純な人間です。でも自分で言うのも変ですが、かつては零細の会社でしたが、現在の会社は立派になりました。これも皆さまのお陰です、有り難う御座います。

2017年12月14日木曜日

イスラエル

先日、イスラエルのセキュリティセミナーに参加したのを皮切りに、本日は主催者側のイスラエルに関する知識習得に顔を出しました。人口約900万人のイスラエルが、世界のIT分野に様々な歴史を残してきた事を少しは理解できました。これからあらゆるモノがインターネットを通して繋がり、ビジネスの付加価値をつける時代となります。しかし、そのには堅牢なセキュリティ技術を介在しないと、企業のノウハウは敵対的なサイバー攻撃の標的となりかねません。お客様への信頼あるサービスの提供には、しっかりしたセキュリティの技術的説明が必要となります。イスラエルはインターネットセキュリティの先進国である事を理解しつつ、これからのビジネスを進めていきたいと思います。

2017年12月13日水曜日

2017年

何はともあれ2017年もあと2週間あまりですが、今年はどんな年だったかと印象を聞かれると、私ならば雑多な意見は兎も角として、政治面では自公政権が総選挙で圧勝して政権が安定した年だと言えます。経済では為替が円安に移行し、NYダウに追随し、日経平均が2万円を超えたことです。さらに日銀がゼロ金利政策にまで踏み込みましたが、市場には資金がだぶついて効果がなかった年でもあります。社会面では異常気象や水害による自然災害が多かった年だったとも思います。企業の景気は外需は順調で、内需も人手不足とともに、先ずは安定した年ではなかったでしょうか。2018年は国がどんな政策を打ち出すかによって、日本経済の将来が掛かってくるものと思われます。財政的には引き続き厳しい状況ですが、財政の収入と支出のバランスが大切だと思われます。政治の舵取りや政策当局の予算編成が命取りにならない事を願うばかりです。来る年は、企業の縦横連携による中小ベンチャー企業の活性化が一番重要だと思います。

2017年12月12日火曜日

励み

先日の日曜日、雲ひとつない青空の下でふるさと会の餅つき大会がありました。広報委員の仲間の方から、「皆さん集まって盛り上がるので是非参加しましょうよ」と、半ば強引に誘われたので入会して10年近くになりますが、初めて餅つき大会へ参加しました。毎回、会場は前会長でご厚意で会社の広い資材置き場でふるさと会の会員を中心に約200人くらいの同郷の方が一堂に集まり、餅つきやマグロの解体や鉄板焼き肉など飲みながら懇親を深める会が広場で盛大に行われました。先輩方の多くは中学卒での就職が普通で、高校卒はエリート、大学卒は超エリートの時代に生きてきた人たちばかりです。皆さんが喜んで参加するのも、若い頃から慣れ親しんできた郷土の人たちで集う事が、何度も人生の励みになってきたのだと思うのです。行動しなければ知らない世界ですが、参加してみて新たな発見を皆さん同士が享受されてきたのも事実です。

2017年12月8日金曜日

12月8日

本日は弊社の冬季賞与支給日ですが、この12月8日に私自身が毎年いつも頭に浮かぶのは、1941年12月8日に日本軍による真珠湾攻撃の奇襲により太平洋戦争が勃発となった日の事であります。76年前の話なので中々現代人にはピンときませんが、私の誕生した年はサンフランシスコ平和条約が米国と日本の間で締結されて事実上の戦争終結となった歴史的な年でもありましたので、戦争に対する印象が強いというのがあります。世界では未だに紛争や戦争が絶えませんが、戦争の傷跡は人々の心に永久に深々と残ります。なぜ人類は戦争を止めないのか、太平洋戦争後76年間も平和な日本に住む我々はいつも感じています。戦争を始めると、敵味方双方の国の威信がかかりますので、勝つか負けるか勝負がつくまで最後まで終わりません。多くの一般庶民の犠牲と共に国土も荒廃して無政府状態を招きます。もし日本が真珠湾攻撃をしなかったら、と今でも思う次第です。戦争に負けた日本人がそのことを一番分かっています。世界の平和のために日本の世界平和へ果たす役割は今後とも大きいと思います。

2017年12月7日木曜日

優先順位

物事を判断することは日常茶飯事に発生しますが、皆さんはどのような理由で決定されているのでしょうか。私は後でも取り返しが付くケースなのか、この機会しかないケースなのかを基準に判断しています。仕事の用事と家庭の用事が重なった場合でも、どちらを優先させるべきか後で後悔しないような判断をするようにしています。人間は誰しも夜も眠れないで悩みを抱える事がありますが、一晩経って朝になると、悩むほど大した重要な判断ではない事が多いのです。多くの仕事を抱えた場合でも、何を最優先すべきかを考えて、後でも可能な案件には最初から手を付けず、重要な案件に先ず優先すべきです。試験でも配点の多い重要な問題から手をつけ、配点の少ない簡単な問題は短時間でも出来るので後回しにします。人生において大事な判断を下す場合がありますが、周囲の意見はできるだけ多く聴いて、最終的には自分で判断することにしています。”覆水盆に返らず”という言葉がある通り、優先順位を付けて判断することは大事です。

2017年12月5日火曜日

臨機応変

世の中には事前に十分な準備をして事に当たる人と、歩きながら考えて場所を探したり、その場その場で上手く対応して場を乗り切る人がいます。私はどちらかと言えば後者のタイプではないかと思います。家内は全く逆のタイプで私が羨ましいと言います。しかし、私は事前に十分な準備をしてくれるパートナーが必要のようです。私も計画するのは大好きですが、何も決めないでサッと出掛けるのも嫌いではありません。残念ながら我が家は計画倒れが多いため、"思い立ったら吉日"で動こうと家内と話していますが、それも中々実現するのは少ないです。さて、本日の講演者は有名な歴史作家でしたが、その場で話す内容を決めてしまう方でした。ドンドン自然に話す内容が出てくると話されていました。さすがに直木賞作家らしい方でした。

2017年12月4日月曜日

ふるさと会

昨日は久しぶりに出身地のふるさと会へ参加しました。IT会社で日々2,30代の若者と接していますが、ふるさと会へ行くと私はまだ遥かに若手の部類に入ります。しかし、毎回参加する度に先輩方の元気なパワーにはいつも圧倒されてしまいます。でも、人間誰しも年齢を重ねるごとに年老いていきます。マンネリ化したお年寄りの会には若者が集いませんので、会を存続させるためにも、やはり2,30代の若者が集う場をつくる必要があります。本年発足した青年部や組織部で、私が最初参加の機会を得たビジネス交流会を催して、若手を掘り起こし、ふるさと会にも若者の参加を積極的に呼び掛けていきたいと考えています。

2017年12月1日金曜日

神奈川の将来

弊社が本社を置く神奈川県内の、地域開発プロジェクトの将来見通しを聴く機会がありました。東京に一極集中する存在感を、是非とも神奈川にもたらそうという交通インフラも含めた壮大な計画があります。茨城や埼玉や千葉も同じような将来構想があるはずですが、私たちの地元という事もあり、元気づけに少し触れさせていただきます。主要駅である横浜駅はもう数十年も工事が続けられています。素人の我々には、完成後の姿がさっぱり分かりませんでしたが、周辺の交通インフラを新たに整備して、循環型の経済圏を作る構想が説明によって現実的に見えてきました。産業も少子高齢化を見据えた研究開発型のコア拠点が整備されていきます。積年の難題だった交通渋滞も幹線道路や新たな鉄道の敷設より、更に便利で、往来の時間もこれまで以上に短縮されるものと思われます。元気でいると、これから将来の神奈川が楽しみです。

2017年11月30日木曜日

働き甲斐

昨今、働き方改革なる言葉が連日のように紙面を往来していますが、弊社の経営理念の2番目に「社員の満足」という言葉があります。もう20年も前から続いている考えですが、社員の皆さんが働き易い職場環境とともに、仕事に働き甲斐を持つというのは、人生においてとても重要な事だと思っております。では、どうしたら仕事にやり甲斐を持てるかというと、此処では専門用語となりますが、要件定義書の作成まで入り込んで、お客様と丁々発止で、システム要件をまとめ上げる手伝いに参加する事だと思います。単に言われたことをこなすだけでは、仕事のやり甲斐は生まれないのではないでしょうか。是非、業界の技術者の皆さんは積極的に要件定義の場に顔を出されることを望みます。仕事の責任感が、お客様から認められ、ひいては働き甲斐に繋がるのです。

2017年11月29日水曜日

倉岳会

近年、1年に一度くらい私の呼びかけで、「倉岳会」という天草市にある倉岳町の中学卒で関東在住の方を集めた同窓会を開催しています。昨日はその日でしたが、同窓会の場所は新宿駅から少し離れた飲み屋さんでした。メンバーへの声かけは私の方でしますが、お店選びは毎年の如く先輩にお任せしています。今回は大阪で不動産屋の社長をしている同級生の女性にも念のため声をかけたところ、快く参加の返事をしてくれてこれまでにない賑やかな会でした。実は今年の紅白歌合戦に「WANIMA」という3人のグループが出場する予定です。そのメンバーの1人は熊本市内出身ですが、2名が我が町の出身です。まるで奇跡と思える出来事ですが、町の出身者としておそらく最初で最後のメンバーだと思います。昨日はその話でも久しぶりに盛り上がりました。同じ町の出身者は関東では少ないですが、徐々に他のメンバーにも声をかけて、遠く故郷を思う皆さんを私自身が率先して声かけをしてお互いに元気づけていきたいと考える次第です。

2017年11月28日火曜日

サービス産業

人口減が避けられない日本で、サービス産業が増えていくことに一抹の不安感があります。サービス産業は第3次産業として分類されていますが、同分類の我々IT産業ではモノづくりにも携わり、かつ技術サービスを提供しているとも言えるので、2.5次産業として位置づけた方が特徴が分かり易いです。これまで呼ばれてきている2次産業における製造業でもサービスを提供しているところ企業も沢山あります。産業の分類も、これからは時代に合わせて改めていく必要があるように思います。技術を伴わないサービス産業は、内需が中心なので、人口減のこれから先の時代には過当競争を帯びる傾向があります。日本が国際的な競争力を維持するには技術サービス分野をもっと強化し、拡大すべきだと考えます。

2017年11月24日金曜日

長幼の序

先日の事業承継フォーラムで講演された同世代の経営者が、隣席する長男も含め、事業承継する上で大切な教えの一つとして「長幼の序」という言葉を述べられていました。私も家族や小中学校時代の先生から教えられた言葉の一つで、現代では死語として忘れ去られているようにも感じられました。最近は先輩後輩や親子関係においても、年功者に対して敬意やマナーや感謝の心が今ひとつ薄れてきているのではないでしょうか。アジア諸国や欧州を旅したり海外の人を見て感じるのは、かつての古き良き日本の文化を逆に懐かしく感させてくれたりします。日本国内に宗教間の争いがないのは幸いなことですが、逆に多くの人が無信仰なので、人間として大切な教えが愛情とともに幼少時から十分に与えられていない人の存在があるのかもしれません。今や学校教育も受験科目の勉強が中心で、親孝行の心を育んだり、社会性や倫理観を身に付けさせる道徳教育などが重要視されていないように思われます。そのためには、現代の大人社会が見本になる行動を取るべきです。

2017年11月22日水曜日

交流

私自身、仕事上で様々な講演会やセミナーに参加する機会がありますが、いつも勿体ないと感じることは単なる講演会やセミナーで終わる事が多いという事です。多少費用がかかっても、別の会場で希望者が集まって交流する機会を主催者側には設けてほしいです。講演会やセミナーが中心なのは理解できますが、様々な人の出会いが出来ることに価値を置くべきではないかと思います。集まりを主とする交流会に基調講演の時間を挟む事はありますが、講演会やセミナーが主であっても、知らない人が集まる懇親会の場はとても重要です。本日は、たまたま行政と金融機関の取り持ちで、タイのアユタヤ銀行の取引先の来日に合わせて弊社の企業紹介を依頼されたので貴重な体験をしてきました。何でも積極的に、行政や金融機関から要望があれば交流だと思って対応すべきです。

2017年11月21日火曜日

IT人材

日本のIT時代は50年余りですが、諸外国と比べて人材の高度化が遅れてきたように感じています。大きな理由のひとつは世界中の人材を集めないで、日本人だけの一国主義で業界を作ってきたからだと思います。残念ながら日本のリーダーには失礼ですが、ITに関する素養が乏しかったから世界に遅れをとったのだと考えます。漸く学校教育にもITリテラシーを育む考えが出てきたようです。是非とも日本には、シンギュラリティの2045年までには世界中でIT先進国になってほしいです。少子高齢化の時代を迎える日本は、世界に先駆けてITで課題を克服することを願っています。その為には人材のグローバル化が必要だと思います。

公開セミナー

先日、某大学の憲法公開セミナーに参加しました。驚いたのは教室に入りきれない程の聴講者が集まったのです。残念ながら大多数が中高年ばかりで若い方は殆どいなかったようです。まるで生い先の短い中高年が一番、国の将来を危惧している印象でした。今の学生さんは国の根幹を為す憲法問題への関心が薄いのか、考えが乏しいのか、諦めているのか、出来ることなら若者たちがもっと自己主張をして、年功者と議論をする場合がなければなりません。私もたまたま大学で憲法ゼミに属していましたが、あらゆる法律の頂点に位置する憲法は勉強しておくべきだと思いました。じっくり、国民レベルで時間をかけて議論すべき問題だと考えます。

2017年11月20日月曜日

日本の未来

団塊世代の経営者が退任間近になってきていますので、あちこちで事業承継の話題が事欠けません。本日もお上主催の事業承継フォーラムに参加してきました。演壇に上がられた2つの中小企業は、創業一族での事業承継をどのように実現されてきたかを実例として披露されていました。日本の法人数の99.7%の中小企業は、この30年間で200万社は減少しています。何年、創業数より廃業数が上回っているのが現状です。どうしたら、この難局を打破できるのでしょう?一つには学校教育の見直し、二つには大学教育の改革、三つ目は外国の学生を大量に受け入れて人材のダイバーシティを促進すること、ではないかと私は思います。日本の未来をつくるためにも様々な叡智が必要です。

2017年11月17日金曜日

展示会

近所の展示会を覘いて観ましたが、今後、展示会の在り方を抜本的に見直す必要があるように思われました。今年も何度か都心部の展示会に参加しましたが、大規模だと集客力が格段に違います。どうも展示会そのもののコンセプトが曖昧というか、単に都心部と場所が変わっただけで、今ひとつ説得力に欠ける印象を抱きました。ですから当然、集客力は少なくなります。つまり、焦点がぼけて関心が薄くなってきているのではないでしょうか。

やはり海外勢が出展したり、海外からのカスタマーが来日するようにならないと、国内だけでの催しではガラパゴス化しかねないと思われます。特別国会で安倍総理の所信表明演説が行われましたが、3500字だと30分くらいで習主席の3時間半の演説とは比べようもありません。中身は兎も角として、今は経済も好調ですが、東京五輪以降の日本の政治経済の将来ビジョンが国のトップからもっと自信を以って語られるべきです。

2017年11月16日木曜日

AI時代

最近は、どこへ行ってもAIが話題になっているようです。学者の見方では近い将来、世の中の40%の職種がAIロボットに代行されると言われています。AIが進化するにつれて社会も大きく変化して行くでしょう。でも仕事は無くならないで、寧ろ人間しか出来ない仕事は増えて行くでしょう。かつてコンピュータが世の中に出現した時も同じように、コンピュータが人の仕事を奪うと言われていました。しかし、コンピュータのお陰で日常の仕事も楽になりました。

仕事が楽になれば、仕事内容と共に人々の時間の使い方も大きく変わります。文化や芸術やスポーツなど楽しい人生も到来すると思いますし、これまでに無い収入源も生まれるはずです。決して近視眼的になる必要はないと思います。AIロボットはあくまで人間とは違います。上手く活用して豊かな未来を味わう時代が到来するでしょうし、AIの力で平均寿命も伸び、健康的に生きられる時間もより長くなると思われます。感性豊かな人たちが増えて行くことで人間社会に潤いが今以上に生まれるかも知れません。

昨日、大学時代の同期と一年ぶりに会いました。現在は某企業の取締役ですが、来年6月の株主総会で退任の予定です。入社当時は大卒採用2年目の会社で、入社時には百名もいなかった社員が、現在は千名規模の立派な東証一部上場企業となりました。同期の役員も正に企業戦士と言わんばかり、入社以来、全国津々浦々15回ほど転勤して現在の本社勤務に至っています。

やっと、来年は43年間の会社生活を終えて、奥様の実家で両親がいる四国へ夫婦で引越しする予定でしたが、奥様がこの夏に急逝されました。結局、彼と子供1人そして犬と猫を連れて、奥様の実家に御両親と一緒に住むとのことです。彼の両親は既にこの世を去っているため、奥様の御両親を面倒見ると聞き、彼の人間としての優しさに感動しました。あと半年くらいですが、仲良くして大切な縁を後々まで繋ぎたいと思います。

2017年11月14日火曜日

同期会

一般に11月は同窓会が多い月だそうですが、先週、私も某会社の同期会に参加してきました。参加者は20名弱くらいですが、私を除いて全員勤続40年です。私の勤続年数は僅か8年4カ月でしたが、様々な業務経験をさせていただきました。今日あるのも、その会社で培った多くの経験のお蔭だと思います。同期会の中で役員は3名ですが、皆、全く役職に拘らず毎回大騒ぎです。有難い事に未だに私の事も皆、覚えてくれています。

職種が異なる業界へ転職した私を皆、心配してくれました。当時、家族も会社も退職する事に対して猛反対しましたが、未熟で強情な私は結果的に最後まで人の話に耳を傾けませんでした。あれから30数年が経ちましたが、この業界の技術変化の速さが異業種から転向した私を救ってくれたように思います。前職の業界は未だに私がいた当時と同じビジネスを続けていますが、「継続は力なり」と言うが如く、現在は財務内容や業績においても業界でトップクラスの優良企業です。また今日まで頑張った同期も皆、大変立派な人達ばかりです。

2017年11月13日月曜日

教育

教育の世界で、将来的に学校の学習プログラムを抜本的に見直そうという動きがあるようです。日本の学校教育では政治に関するものが制限されていたり、経済など全く教えていないのが現状のようで、高等教育も世界的に比較するとレベルが落ちていることが問題視されています。このままだと日本が世界に後れを取り、将来は大変な事態に至るということのようです。具体的にはどのようにプログラムが変化していくのか私たちには見えてきませんが、我が国に残された時間はあまりないように思います。

ITの世界でも、法的規制が柔軟な中国に先進技術において一部遅れを取っている感がなくもありません。中国には新しい産業の芽が続々と登場しているようです。流通におけるキャッシュレス技術も規制が緩いからなのかどんどん進化しています。交通渋滞を緩和するためのシェアサイクルビジネスも中国が先行しています。金融システムもフィンテックで先行しているのは間違いないと思われます。かつてオフショアで日本からシステム開発案件を中国に発注していた時代は近い将来終わりを告げそうです。

タックス・ヘイブン

日本も含めた世界の富裕層が、租税回避地(タックス・ヘイブン)に資金を移して脱税行為をするニュースがありました。所得の格差で貧富の差が更に開き、社会問題に発展する事を防ぐために、世界のマスコミが協力して動いています。富裕層でありながらも、更に脱税してでも資金を増やそうとする連中が世界中に存在します。そんな人の性格を変えることは不可能なので、国際的な取り締まりを強化して、摘発したら厳罰に処するべきだとは思いますが、実態は中々そこまで行かないのが現状です。

国内でも脱税事件が時々ニュースになりますが、本当に悪質な脱税行為にはもっと厳しい罰金で対処し、場合によっては刑事罰(例えば禁固刑など)を着せるべきだと思います。つまり、正直者が馬鹿を見る社会にしてはいけないという事です。タックス・ヘイブンが世界の色んな島に存在します。合法的な免税であれば問題ないのですが、架空の法人を作って、そこに資金を集めて課税を逃れる脱税行為に対して、国内の行政当局はもっと厳重に監視すべきだということが判明したようです。

2017年11月10日金曜日

生き馬の目を抜く

最近はあまり聞かなくなった諺ですが、ちょっと思いつきましたので此処で話してみます。個人の人間関係においては「生き馬の目を抜く」ような間では親しくもなりませんが、ビジネスの世界では上記の姿勢を常に所持していないと大変な事になりかねません。日本人は島国で犯罪も少ないので他人をあまり疑う事をしませんが、米国で銃規制が進まないのも、米国人は加害者を責める前に、自分の身は常に自分で守るべきだと考えているからです。

海外とのビジネスでも、彼らの商習慣や文化の違いをよく認識しないとトラブルの基となります。日本人のお人好し精神では海外のビジネスでは通用しないと肝に銘じるべきです。共に事業を進める場合も、寧ろ「生き馬の目を抜く」くらいの用心深さと掌握が必要だと思います。「転ばぬ先の杖」ではありませんが、万が一の事を常に考えて行動するべきです。対北朝鮮に対する米国の対応も、まさに「備えあれば憂いなし」という方針ではないかと考えます。

残念ながら日本国内でも安全性が失われてきたのか、犯罪事件が後を絶たないような気が致します。もっと厳格な法律がなければ犯罪が減らない場合も考えられます。個人情報保護法が制定されたのも、個人情報が無断で自由に売買されたり、悪用されたりしかねかねない時代だからです。違法性を問われなければ、日本国内も犯罪が蔓延しかねない社会になってしまったのです。でも、犯罪の元を徹底して断たねば同じ事が繰り返される可能性は常につきものです。

2017年11月9日木曜日

値決め

「値決めは経営」これは稲盛和夫氏の経営の原点12カ条にある6項目目にあるものです。さすがに創業者から出た貴重な経験による原点の言葉だと思うのです。私もどん底のマイナスからの経営立て直しの時期に、値決めが経営において最重要であることを身を以って経験してきたからです。ビジネスはお客様やパートナー様との折衝事が常に付きまといます。会社の規模が小さい時には私自身が直接、価格交渉の矢面に立って関係者と折衝してきました。

第三者的に見ると「しつこい経営者」だと思われていたでしょう。毎年、購買部での価格交渉の際は何時間でも粘る、決して簡単に引き下がらないような折衝をしてきました。でも普通のレベルの物を他社より少しでも高く買ってもらうのは、折衝相手に交渉するのは相当な粘り強い駆け引きが必要となります。特にグローバル企業と交渉する場合はタフなネゴティエーションが必要となります。値決めは企業経営における最大の要所だと思います。

2017年11月8日水曜日

夫婦

ここでは単なる夫婦のことを述べるわけではありません。夫婦が家庭を築き上げるのと同様に取締役にも同じ事が言えます。もし、父親が子どもに対して陰で母親の悪口ばかりを言ったら、子どもは両親をどう思うでしょうか。同様に取締役が部下に陰で他の役員の悪口を言ったら、社員は心の中では取り締まりという存在をどう思うでしょうか。そんな仲の良くない夫婦ならば別れた方がいいと世間は思いますが、子どもの存在はどうするのかが抜けております。会社の場合も同様です。つまり、どちらも無責任というのか、まだ双方ともその立場の資格がないと私は思います。

親は命をかけて家庭や子どもを守りますが、小さな会社でも経営者は腹を切る覚悟で会社の為、社員の為に経営をしています。家庭でも子どもを育て上げる事は親の一大事業ですし、企業も生き残る事は並大抵のことではありません。親も経営者も多くの失敗をしながら、その都度反省して立ち直っています。反省すべき事は反省し、一時の不仲でも子どもの為社員の為に決して築いた家庭や会社を諦めない事が、ひとりの人間の心として重要だと思います。お互いに自分の至らなさを自分自身で謙虚に認めることだが大切な事です。もし、その域に達していなければ人生勉強のやり直しをすべきです。

2017年11月7日火曜日

酒の話

「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」 若山牧水

俳句や短歌に関してセンスのない私も歌人が綴る作品の素晴らしさには多少は魅かれます。坪内逍遥や正岡子規は甘党で酒は弱かったようですが、若山牧水は知る人ぞ知る酒好きだったようで、朝から晩まで一日中、酒をたしなむこともあり、作品も酒に関するものが360首位くらい歌っていたとの事です。一方、正岡子規はあんぱんが大好物だったようですが、私も残念ながら若い頃から日本酒は弱く、甘いものの方が大好きです。

焼酎は子どもの頃から家の晩酌係で匂いに慣れていましたので抵抗感はありませんが、日本酒は田舎では貧乏生活だったので高級な地方の銘酒はあまり見かけませんでした。日本酒の好きな人は美味しさが分かるので羨ましい限りです。逆に飲めなかったから身体を壊さずに今日まで元気でいられたのかもしれません。若い頃は先輩から無理やり飲まされる事もありましたが、現在は飲み会で無理強いも無くなり、お付き合いの席も楽です。

梅酒はもともと焼酎で作りますので、酒の飲めない私でも口当たりが良く大好きです。「百薬の長」ほどの効果はないと思いますが、養命酒のような薬酒は食前酒として愛飲しています。同じ人間なのにどうして酒に対する反応がこうも違ったりするのか、体質と言われれば諦めざるを得ません。しかし、個人的には「酒やビールが旨い」と飲みながら言えたら最高な気分だと思います。飲める人が羨ましいです。

2017年11月6日月曜日

芸能界?

ここでは芸能界のことを話すのではありません。日頃ビジネス界に身を置いていますと日常の繰り返しとも見られがちですが、私が思うに、自分たちのビジネスも人に注目されないと意味がないと思うのです。ただ只管(ひたすら)、言われて動くだけでは付加価値も低く、社員に十分な賃金も払えないと思います。

お客様が注目してくれる技術分野をこれからも切り拓いて、時代が変わっても常に新しいビジネスの創発を目指す会社でありたいのです。しかし、急には会社は変われません。弊社もあと2年3カ月で40周年を迎えます。他社の後追いで今日まで来た部分は確かにありますが、常に他社に負けない新しい技術には私自身、関心を持って参りました。

しかし、これから将来はそれでは遅いと思われます。ICTも世界の動きを察知して急速に変化します。日本にいて流行りものを見ていては、時代に取り残されてしまうのがこれからの時代です。幸いにして弊社は最先端技術に触れる立場にあります。しかし、世界の技術の潮流はもっと先を見て動いています。

社歴は長い会社ですが、いつまでも世の中を切り拓くベンチャー企業でありたいと考えています。今後とも、未来のジェイエスピーを御支援のほど宜しくお願い申し上げます。最後に、流行り廃れがあるのはIT業界も芸能界も同じだと申し上げたかっただけです。失礼ながら芸能界の事は存じ上げません、悪しからず。

2017年11月2日木曜日

日本シリーズ

昨日の夕方、関内へお客様とお会いする約束で出かけましたところ、関内駅構内は大勢の人だかりでした。丁度、日本シリーズ第4戦が横浜球場で始まるためにファンがどこからともなく集まったのだと思います。帰りは大変な事になるかもしれないと午後8時半にはお店を出ました。第3戦は地元横浜のDeNAが惜敗したので、今日こそは勝ってほしいと期待するファンが大多数だったようです。案の定、DeNAがソフトバンクに圧勝した訳ですが、果たして今夜はどのちらのチームが勝つでしょう?

ある社員からどちらを応援しているのですか、という質問がありました。私自身は正直なところ、接戦になって双方が盛り上がった試合になればいいと考えています。どこのチームのファンという事もないので、優勝経験からしばらく遠ざかって頑張っているチームを応援したいです。ラミレス監督は長年にわたり、外国人監督ながら特に日本に貢献してくれていますので個人的には応援したいです。でも、クライマックスシリーズという仕組みを考えたプロ野球関係者は実に素晴らしいです。敗者復活という試合の切り札は必要ですね。人の人生にも同じ事が言えます。

2017年11月1日水曜日

中国観

今から25年位前の夜、我が社の小さなオフィスにいきなり一人の中国人が突然に訪ねてきて、履歴書を片手に「私を雇わないか」と言うのです。古い話でもあり一部始終は覚えていませんが、上海交通大学の出身だと言い、履歴書は綺麗な日本語で内容がびっしり書いてありました。その時は変な外国人だと思って、少し会話はしましたが、余りにも唐突な売り込みだったのでその日はその場でお引き取り願ったのです。当時は日本国内も行け行けドンドンで外を見向きもしなかった時代でした。

まだ当時は中国から難民がボートで押し寄せてくるため、沿岸警備の為に海上保安庁が取り締まっていた時代です。今考えると、その方はかなりエリートだったように思います。豊かな日本で働きたいという願望が多くの中国人に強かったものと思います。もし再会できるのならば現在どのような立場なのか会ってみたい方です。あれから25年、日本経済は金融・不動産バブル崩壊、ネットバブル崩壊、リーマンショックを経験し、失われた20年で低迷を続け、デフレ経済と言われながらも経済も漸くプラス成長へと回復基調になってきました。

その間、中国は二桁の高度成長を続け、2010年にはGDPで日本に追いつき、現在は日本の3倍強のGDPを持つ経済大国となりました。同時に軍事費も増強し軍事大国ともなった訳です。日本も戦後は海外の技術を真似て改良し、ジャパンブランドで製品を輸出して高度経済成長しました。中国も今日に至るまで、同じように成長過程を踏んできたように思います。しかし、現在の中国の技術革新のスピードは顕著になってきており、日本は少し自信を無くしているようにも感じられます。

隣国の中国は今後将来、益々大国として発展していくものと思いますので、そろそろ政治・外交面でも良い方向へ進んでほしいものです。経済や民間レベルでは長年の繋がりを経て現在に至っているので、政治がもっと密接に付き合いを深めるべきだと思われますし、隣国との友好関係が改善する、その時代が到来しつつあるのではないかと考える次第です。歴史は徐々に変遷していきますし、もっと大局的な歴史観をもってお互いに交流すれば良いと思います。

2017年10月31日火曜日

感謝

最近、故人の葬儀はひっそりと身内で家族葬をして、後に有志が集まって「お別れ会」と称する故人を偲ぶ催しが行われるケースが多いようです。昨日もある芸能関係者の「お別れの会」が催されていたニュースを拝見しましたが、故人の縁が多くの人を結びつけていたことが亡くなってから初めて分かります。人として惜しまれる存在になる事は容易なことではありませんが、少なくとも迷惑をかける存在にだけはなりたくないものです。

人は周囲のいろんな方々の影響を受けて人間的に成長します。後に御礼を言いたくても過去にお世話になった方は目の前にいなくなりますし、意外に人は御礼を受ける事を期待されてもいませんが、故人に会えなくても自分自身の心の中で静かに、過去の出来事に感謝することは可能です。我が家にも仏壇がありますが、毎日、御先祖様に感謝の意は表わしているつもりです。現存している身近な家族は貴重ですから、お互い大切にしましょう。

2017年10月30日月曜日

好きな人生

数日前にある俳優さんが自らの歩みを語っていました。小学校時代に抱いた将来の夢は俳優になる事で、中高生の頃から両親の期待を裏切り続けて、最後には自分の夢を実現させたという話でした。私と同世代の方なので、その時代背景と若い頃の想いが何となく同感できて、ラジオを聴きながら深夜の暗闇の中で思わず笑ってしまいました。

人生は自分の思う通りに生きるようにした方が後悔はないと思います。「良く学び、良く遊べ」と言いますが、独身時代ならば仕事も一生懸命にやると同時に、遊びも徹底してやるくらいの方がいいと思います。私自身も若い頃は仕事ばかりしていましたが、暇があると遊んでばかりいました。今では人には恥ずかしくて言えない遊びも随分やりました。

最近は学校でもいじめで登校拒否の事例が見られたり、会社でも人使いが荒くて出社拒否に追い込まれることもあるようです。学校や企業での不祥事の話を聴くたびに、世の中全体がおかしくなっているのではないかというような気さえします。もっと笑って冗談でも飛ばすような学校や企業社会の雰囲気を作ろうではありませんか。そして好きな人生を送るのです。

2017年10月27日金曜日

コンサルタント

世の中には何がしかのコンサルタントという専門の仕事をしている人が多数います。しかし、コンサルタントが経営に向いているかというとそれは違います。逆に熟練の経営者がコンサルタントという仕事に向くかというと、これも難しいと思います。何故かと言いますと、経営はそれぞれの独自性もあり、独断的になり易い場合があります。その点、コンサルタントは様々にケースを見ているので近視眼的にならずアドバイスができます。

ピーター・ドラッガーに学んでいる経営者で事業を飛躍的に伸ばす人がいますが、それらの会社にはコンサルタントとともに必ず有能な参謀が何人も存在します。「習うより慣れろ」と言いますが、いくら机上で勉強しても実践して反省材料は修正しなければ成長へのプラス効果は得られないはずです。人間的に伸びる人は自分と異なる意見を受け入れる器を持っています。残された時間を大切に事業の駒を進めたいと思います。

2017年10月26日木曜日

児童文学者

今朝は児童文学者である松岡享子さんの話を聴きました。初めて肉声をラジオで聴いた人物的な印象がとても良かったので御紹介します。神戸女学院大から慶大図書館学科を卒業後、米国の大学院へ留学し、図書館学を学ばれて、帰国後、日本で児童図書館を設立された方です。現在は東京子ども図書館名誉理事長をなされています。

語り方がとても丁寧に感じられたので、どのような方だろうと調べてみた次第です。児童文学に長けている方らしく、ソフトな語り口の中に、人間的な温かみや穏やかな印象を受けました。同時に幼少時の我が子に、毎晩のように枕元で童話を読み聴かせていた自分の若き頃をふと思い浮かべたのです。

2017年10月25日水曜日

理念と政策

総選挙選挙が終わったばかりなので敢えてこんな話をするのも変ですが、政治の上での政党だけでなく、ビジネス上での会社の在り方も理念と政策が重要です。理念は企業の価値観ですが、トップから社員まで一致していないといけません。戦略を練って政策を立てる訳ですが、理念という自社の思いが会社全体で共有されていないと目標が明確にならず右往左往してしまいます。

会社経営も人的リソースの数合わせだけでは組織基盤が脆弱となり、強化するには大変な時間的エネルギーを必要とします。人の考えはそれぞれで、相手の考えを変えることは不可能です。ですから理念と政策は組織の前提として一致していなければなりません。会社経営も同じです。理念は同じでないと経営陣がバラバラの考えだと会社の経営は成り立ちません。時には政党の在り方も会社経営の反面教師になります。

2017年10月24日火曜日

目は心の鏡

「私は生まれた時から目が悪くて、左はほとんど見えず、右は0.3とか0.4有ったと思うんですが、学校では席は一番前にと言うことを親が先生に伝えてました。柔道部の監督の先生は盲学校に勤務された経験もあり、私に対して理学療法師になってみないかと言う事で盲学校に入りました。しかし、夜遅くまで勉強した為に視力が落ちて右目も0.1位になりました。現在も人の顔が判らず挨拶しないで誤解されたり、小さいものが見えないので掃除が苦手だったりします。」

これは先日、ラジオ深夜便に登場されたで藤本聰さんという、リオデジャネイロパラリンピック柔道男子66キロ級で銅メダリストとなった方の語りの一部です。人生をあきらめずに目指し続けた努力のメダル獲得だったようです。藤本さんは徳島県出身で、過去5大会のパラリンピックに出場していた方です。

先日、東名高速で起きた通行妨害による追突死亡事件の現場検証の模様がテレビに映し出されていましたが、ちょっとした他人の目つきに腹を立てて、相手に危険や不愉快な行動を与えるドライバーが後を絶たないのも現状のようです。ドライブレコーダーで証拠を残そうというドライバーが増えているとのことです。

視力が正常だけでも障害者より格段に恵まれているのに、目が人の心まで乱してしまうことを考えるにつけ、人間同士の関係は悩ましいと思った次第です。少しは視力のない人の立場に立ってほしいと言いたかったのです。目が見える事の価値に日頃から感謝すれば、あのような交通事故の悲劇は生まれないはずです。

「目は口ほどに物を言う」と言います。だからこそ、他人を睨みつけたりしないで「目は心の鏡」だと意識して人と接しなければならないのです。

2017年10月23日月曜日

国家ビジョン

「巨竜・中国はどこへ向かうのか」NHKオンラインを拝見しました。
5年に一度の中国共産党大会が10月18日に開幕し、習近平国家主席による68ページに及ぶ政治報告が3時間半にわたり為されたようです。

ちょうど日本は衆議院総選挙の真っただ中で、各党の選挙演説が日本全国にわたり鳴り響いていました。その状況に、日本の将来は誰がどのように考えるのかを、誠に失礼ながら疑問視してしまいました。日本の政府にはどうも詳細な国家ビジョンというものが存在していないような気がいたします。

選挙もそうですが、有権者の関心を得るために甘い蜜のお題目ばかりが並べられます。平成のバブル崩壊後25年近く経ていますが、経済の成長率はこの数年プラスになったばかりです。隣国中国のGDPはその間に日本に並び、現在は日本の2倍以上のGDPとなっています。

おそらく向こう10年後には、中国のGDPは日本の3倍を超えるものと思われます。技術水準においても、日本は今年度を最後に徐々に中国と差が付くとも噂されています。今こそ、日本も将来に向けての国家ビジョンを考えるべき時ではないでしょうか。

2017年10月18日水曜日

行き違い

近年、メールが伝達手段の主流になってきましたが、メールのやり取りのみだと約束事の行き違いが発生する場合があります。重要事の場合は、できれば電話にて再確認したほうが無難のようです。メールはお互いにやり取りしていても、相手の方が見ていない場合があります。特に初めての方との約束の時は、メールと電話でお互いに確認し合えば行き違いを防止できます。

私自身もスケジュールは再確認するようにしていますが、メールでの訪問場所の変更を見落として、過去に無駄な時間を費やした事があります。特に時間や場所は急に変更される可能性がありますので、出かける前日までに再確認しておくことが大切かと思います。以前、FAXで回答する文書が送られて、他の文書にまぎれて見落とした事がありましたので、重要な文書は先方様にメールでお送り頂けるようお願いしています。

かつては携帯電話やメールが無くても今より不便でしたが、何ら問題なく世の中は動いていました。デジタル機器の使用が当たり前になった現在は、便利な反面、行き違いや勘違いには一段と注意を払う事が必要かと思われます。また大事な事はメールでなく、Face to Faceで直接、相手の方と会ってお互いに顔色を見ながら話し合う事がとても重要だと考えます。

2017年10月17日火曜日

コンプライアンス

言わずもがな「法令順守」という意味ですが、これには広義の意味でのコンプライアンスと狭義の場合とがあるようです。法令には国が定めた各種法令のほかに、企業内での組織規程があります。しかし昨今の企業の中には、企業ブランドを棄損するような様々な事例が後を絶ちません。経営のトップがテレビの前で不祥事の発覚に対して釈明するケースが、未だに減らないということです。つまり広義のコンプライアンスが実践されていない企業が多いようです。

今日学びました事は、法令順守に加えて、企業倫理や道徳観を従業員に対して広くそして深く浸透させなければ、コンプライアンスも絵に描いた餅になるという訳です。ブランド力のない中小企業も自社のささやかなブランド力を少しでも守るためには、広義のコンプライアンスを重視して質の高い組織づくりを目指さなければなりません。企業ブランドは一夜にして棄損することを経営者は厳しい覚悟で臨まなければならないという事です。

願わくば、政治の世界でもコンプライアンスを国民の前で堂々と議論して頂きたいものです。

2017年10月16日月曜日

仕事

小さい頃、家の壁に貼られていた語録の中に「世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です」という件(くだり)があったのを思い出します。確かに、人は、する仕事がないと寂しいものです。先日、初代の社長を長年続けて、数年前に完全リタイアされた方の話を聴く機会がありました。毎日が日曜というのも、やることがなくて辛いと話されていました。

昔から町長や校長や社長を引退された方にボケる人が多いと言われます。定かかどうか分かりませんが、仕事で頭脳をフルに使っていた方が、仕事を離れて急に頭を使わなくなると認知症になり易いようです。何事においても段階を経て徐々に進まなければならないということです。その方も食べることしかないので太ってしまうと話されていました。

結論的には、人は年齢を気にせず、常に何らかの仕事に関わった方がいいという事です。健康さえ維持すれば今の世の中は長寿社会ですから、残りの人生を楽しむことは可能です。健康のために自己投資をすることは、翻ると社会に貢献することでもあります。私ならば自らの健康を維持して、少しでも社会の為に働く事をお勧めします。

2017年10月12日木曜日

人生

「過去は変えられないが、未来は変えられる」これはノルウェーの王妃が記者会見で話していた言葉です。人は皆、過去の出来事に囚われて長い人生を躊躇しがちですが、未来は程度の差はありますが、ある程度どうにでもなると私も思っています。つまり、なるようになるのです。そのためには行動を起こさなければ何事も変わりません。

私自身も今は冒険をしなくなりましたが、若い頃は人が普通しない事までやってきました。性格的にも、これまで失敗は数えきれませんが、先ずは行動が先に出てしまうのです。行動すれば何らかの結果は出ますので、それから又考えればいいと思ってきました。自信は誰でも最初はないのです。でもその場に慣れれば、大体そこで何とかなるのです。

どんなに有名人でもお金持ちでも同じ人間ですから与えられた寿命はそれぞれです。何事においても一番大切なのは毎日「健康」であることです。弊社も小さな会社ですが、社員の健康を最優先してこれからの経営に邁進したいと思います。未来は考え方次第で変えられるので、ステークホルダーの皆さまには、是非、本当の幸せを掴んで頂きたいです。

2017年10月11日水曜日

融合

日本にはサステナブルに長けた大企業はたくさん存在します。しかし企業規模が巨大化し、新たなビジネスシーズを生み出すには、大企業の組織ではグローバル競争の中でスピードや柔軟性に劣る体質も有しています。AIやIoTが今後進化するにつれ日本として競争力を発揮するには、大企業は動きが早くリスクと厭わない中小ベンチャーと融合を図る必要があります。

また大学の研究室も中小ベンチャーとの交流を密にして、学生の育成も兼ねて製品開発における連携を深めて、これまで以上に親密な融合を目指すべきだと思います。インターシップ制度が今後、産学連携の基礎となり、学生が起業にチャレンジするシリコンバレーのような大学の環境と企業の垣根を越えた形態になる事を望みます。

2017年10月10日火曜日

システムエンジニアの育成

ITの世界において、主要国の中で日本のレベルが相対的に低いと言われて久しいのですが、近年、日本の課題が浮き彫りになってきて、小学校の教育過程から指導を変えていくという動きも感じられます。先ずは子どもたちにプログラミングから論理思考を育て、中学頃からシステムエンジニアの基礎を学ばせて高校・大学と進学とともに応用力も付き、将来のIT業界を含めた幅広い職業選択にも効果的に寄与すると思われます。

少子化で社会で活躍する人材が今後、急激に減少していくと言われていますが、そのためにも日本はもっと知財サービスの海外輸出に力を入れなければならないと考えます。つまり組み込みソフトを含めた、あらゆる分野のソフトサービス製品の貿易収支額を黒字化しなければならないという事です。素材産業としての日本の強さを維持するためにもITで付加価値を更に高めて海外との差別化を図る必要があります。

2017年10月6日金曜日

健康経営

人の寿命は健康である場合と病気の場合では遥かに差があります。誰しも親しい方の死に直面して辛い経験をしますが、どんな関係の方でも亡くなってしまえば、いつの間にか忘れ去られてしまうのが世の常です。せめて平均年齢までは誰しも健康でいて自らの存在を維持したいものです。今後、国民の高齢化が進むとともに国の医療費は年々増加の一途を辿ります。正に企業としても、これから努力しなければならないのは、社員の健康を維持し、未病化を促進することなのです。企業内における従業員の健康を維持できれば、企業は業績も改善するし、医療費も保険料も安くて済みます。寧ろ未病に対して何らかのインセンティブを与えるような制度を考える必要もあるのではないでしょうか。働き手が不足する中、通院や入院患者が増えていく流れを何としてでも歯止めをかけて行かなければ、いずれ国の財政は間違いなく破綻していきます。明るく健康な会社をどのように形作っていくかが、これからの企業社会にも問われているような気がいたします。

2017年10月4日水曜日

中秋の名月

早朝にラジオのアナウンサーが今夜は月が綺麗だと話していました。願わくば月見団子でも味わうゆったりとした時の流れを感じたいものです。週末の土曜日は天候も崩れる予報があり、山登りもひょっとすると中止になるかも知れません。1日ずれた日曜日はまた晴れ間が戻ってくるようです。予報なので実際はどうなるか、前日になってみないと天候は分かりませんが、天気だけは自然現象なので運を天に任せるしかありません。今日はどんな美しい月夜(十五夜)、いわゆる中秋の名月となるか楽しみです。

2017年10月3日火曜日

大山登山

この10月7日(土)に、弊社のWLB(ワークライフバランス)委員会が主催する大山(神奈川県)登山が予定されており楽しみにしています。前回は2014年9月28日(土)でしたのおで、あれから3年ぶりに山登りイベントの復活です。実は前回の同じ日は大ニュースになった木曽の御嶽山が噴火して大惨事が起きた日です。ちょうど我々も下山して麓に降りた時、売店の人から「今、テレビで御嶽山噴火のニュースが流れている」と聞き、吃驚したことを今でも克明に記憶しています。

火山はいつ噴火してもおかしくないのですが、ふだん静かな山だと噴火などまったく想像しません。私たちも同じ日に登山を志して無事に下山したのですが、遠く離れた御嶽山では未曾有の噴火に多くの登山者が遭遇して、犠牲になられました。まさかの出来事で残された御家族の人生まで変えてしまう結果になった訳ですが、今回の登山では3年前の同じ日を思い出しながら、亡くなられた多くの方のご冥福を祈る事も皆で考えたいと思います。

2017年10月2日月曜日

内定式

学生の売り手市場の中、今日は大多数の会社で内定式が行われました。内定式の模様を新聞記事で拝見しますと、会社側にとって「賽は投げられた」という印象が会場内の雰囲気には感じられたようです。弊社も内定式を行いましたが、既に来春を見据えた学生様との親近感のあるやり取りを行いました。昨今の学生は学生生活と同時に、インターンシップから就職活動までこなさなければならず大変だと思います。しかし早くから進路の準備をした方が社会へ出てからのミスマッチを少なくする上で効果的だと思います。

社会へ出てからも自分の目指す方向と会社の方針が異なれば、同業他社への転職や職種転換も早い方がいいと考えます。キャリアを積んでいろんな経験をするのもこれからの時代ですし、経験を積んでキャリアを生かすのもこれからの生き方だと思います。知名度があり、高学歴者が揃い、待遇が良い会社がベストとは必ずしも言えません。世の中に迎えてくれる会社はたくさん存在しますので、激務で精神的に行き詰るまで決して我慢し過ぎてはならないと思います。どうか自分自身を大切にしてください。

2017年9月30日土曜日

収穫の日

皆さん、こんばんは!今、品川駅で列車が線路に人が入ったということで待っています。線路が遠方まで繋がって大変便利になりましたが、その一方で人身事故による列車の遅れが増えました。やはり世の中には様々な課題が山積しているような気が致します。

さて本日のテーマについてお話しします。

本日は、自宅を朝8時に出て午後の2時まで郷土の大先輩と作業をしまして、その後は大学の役員会、懇親会に出席し、午後8時から有名な和尚さんと歓談しました。まだまだ中身の足りない私にとって、本日の様々な出会いは大きな収穫(学び)になりました。

その辺の話は、今後どのように役立つかいずれ結果を見て、そのうちにお話ししたいと思います。

それでは皆さん、本日はこれにてお休みなさいませ!

2017年9月29日金曜日

童謡と唱歌

日本の童謡と唱歌は私たちを子どもの頃から育てた歌です。それは在りし日の日本の原風景の描写を通して作られたものです。都会で暮らす子どもたちにとって、童謡や唱歌の生まれた大自然の素朴な環境で暮らす経験は貴重だと思います。昨今のニュースを聴くたびに、地域社会の陰で情緒の欠落した一部の人の言動を感じます。日々、楽観的で悲観的にならないためには、希望が夢を開く童謡や唱歌を、皆で子どもの頃を思い出しながら歌ったり聴いたりするのも一つの方法だと思います。今日も若いインターンシップ生の元気で明るい言動を拝見して我々自身が活力をもらいましたが、日本の文化の良さをもっと掘り起こして国全体に広めるべきだと考えます。

2017年9月28日木曜日

人と組織

本日は、国会冒頭に解散宣言がなされる日です。10月22日の投票日まで政治家の先生方の東奔西走が始まります。しかし、ここでは論外なので政治の話は致しません。

人と組織は変わらないと諦めている方もいますが、組織学習が順調に回り始めると組織内にも変革の兆しが出てくる場合があります。その中で組織を引っ張るリーダーの存在は必要ですが、時勢に任せていてもリーダーは育ちません。リーダーシップ経験の場数を踏むことで人は成長しますが、目的を以ってその能力を伸ばすコーチングの人材が必要となります。

私自身も30年くらい前に想定外の社長という立場に立ちましたが、失敗と反省の繰り返しで知識と知恵も身についてきました。誰でもその立場に追い込まれれば自ら変わらざるを得ないので、人と組織も次第に変革していくものです。「子どもは親の背中を見て育つ」と言いますが、何も言わなくても行動で示せば自然と理解して育っていくものです。

私にも成人した2人の娘がいます。子どもの頃から教育らしい事をした記憶はありませんが、「親がなくても子は育つ」ではありませんが、親の背中を見ながら知らぬ間に育っていくものです。私自身も両親のもとで育っていませんが、寧ろ反面教師で普通に成人となりました。親の背中もありませんでしたので、私自身も育て方が分からないのです。

でも周囲に子どもの頃から親以上にコーチングしてくれる人的環境が存在していたのは事実です。環境は人を変えます。会社も理想の環境づくりを目指したいと常々思っています。魅力ある会社とは何か、あらゆる手法にチャレンジして一味違う会社、面白そうな会社、外部の人が是非とも入社したい会社をつくれればと思います。徐々に学習する組織になりつつあります。