2019年2月25日月曜日

林業

今日は最近話題になっているSDGsのシンポジウムに参加しました。内容は森をテーマにした自然環境を守る取り組みを議論するものでした。実は高校時代に山林の苗木を植林するアルバイトをしたことがあります。国の植林事業の一つだったと思いますが、「モリシマ」という現在でも聞いたことのない名前の苗木を植林するものでした。当時、何を目指した植林政策だったのか疑問は感じませんでしたが、早く育つ苗木だと言われて積極的な植林事業が行われていました。結果的には、成長してもその後木材として使われず、その後放置され雑木の林で終わりました。近年、急に日本の林業を見直す動きがありますが、欧米のように古くから計画的な林業政策を進めてこなかったため、全国のあちこちで山林は管理もされていない状態にあるのが現実です。外国産の木材の輸入に依存してきた日本で、国内の林業を立て直すことは容易なことではないですが、陰ながら来るべき林業の復活を待ち望みたいと思います。

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