2019年4月3日水曜日

タッグマッチ

小さい頃からプロレスを観るのが趣味でした。ショーとはいえ、子供の頃はテレビに釘付けで、手に汗を握りながら真剣に試合を観戦していました。しかし、当時は大柄な外人レスラーと小柄な日本人のレスラーには圧倒的な体力の差があり、シングルマッチでは到底叶わないような試合ばかりでした。しかし、タッグマッチだと意外に日本人の個性が活かされて、白熱した試合になることも多かったようです。ある意味で、ビジネスもそれに近いように感じます。かつて日本の大企業も単独で世界中に事業を展開していましたが、現在ではスクラムを組まないと、新興国の台頭もあり、海外勢と単独では勝負にならないような状況に段々と変わってきています。これからはライバルの同業他社とも組んで、より強力な体制をつくることが必要だと思われます。IT業界においても同様です。これからのIoT時代には単独で市場を切り開くことは困難で、得意分野を持った同士でタッグを組んでの市場の開拓が重要です。かつてのプロレスのように、個性を持った同士のタッグマッチで、勝利を目指していかなければならないと考えます。

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