2020年1月31日金曜日

独り言

30日の夜、遂に世界保健機関(WHO)が新型コロナウィルスの感染に対して緊急事態を宣言しました。世界中に感染者が広がっていることが危惧されています。また31日の今日は、長期にわたって論争が続いた欧州連合(EU)をイギリスが離脱します。世界中がポピュリズムを背景にした近視眼的とも言えるような政治の転換です。新型肺炎はやはり巨大人口を抱える中国の見えない綻びの一部かと考えます。1月も31日の今日で終わりです。静かに年が明けると思いきや、日本の国土の半分くらいが消失した豪州の山火事など、今年もいろんなことに悩まされそうです。でも世界的にも国内的にも政治や経済は安定して推移するものと思われます。というのは、権力者が世界的視野で戦争抑止へと常に考えてポピュリズムを重視するようになったからでしょう。国家権力も国民に支持されなければ強引に振るうことができないという事です。

2020年1月30日木曜日

審査員

また今年も大学生の卒論を審査する事になりました。ここ数年、審査員を毎年引き受けて、最後は卒業式での表彰の授与まで行っています。実際、学生の論文を審査するのは面倒ですが、今の学生のレベルを知る上でも、どんなテーマの論文を書いているのかも大変興味があります。論文ですから、引用が多いとあまり面白くないですが、中には火の打ちどころのない素晴らしい論文にも時々出会います。大学の役員を引き受けているのも頭の体操でボケたくないからです。大学も学生も年々変わりゆく姿を未だに拝見できるのは有難い事です。何でも未知の分野に積極的にチャレンジしてみるべきだと思います。

2020年1月29日水曜日

働く事

「待てば海路の日和あり」昨日は、雪が急に雨となり、気温も低下して寒い一日でしたが、今日はぐっと気温も上がり陽気な一日です。こんなに気象が急変すると体調を崩す人も多いでしょう。早朝のラジオによる天気予報では、茨木県内に大雨注意報が流れていましたが、今日の神奈川県内の快晴の空からは想像もつかないくらいです。さて、連日続いた賀詞交歓会も1月下旬で一通り終了しますが、毎年顔馴染みの方の顔にはあまり例年と変化は感じられませんでした。年初から皆さん現役で引き続きご活躍のようなので喜ばしいことだと思います。人に依っては「今年こそ」と気合が入っている方もいれば、「また一年か」と気が重くなる方もいるでしょう。しかし、元気で毎日働けるだけでも幸せなことだと思います。私も高齢組の一人ですが、大多数の同年齢の方が現役を退いて引退生活を送っている中で、毎日若い社員の方達と仕事をしているだけで幸せな気分になります。周囲からは今後に心配の念を抱かれることも少しはありますが、年齢は人それぞれで年の取り方も違うし、人の声を気にし過ぎることもないと思います。でも人間万が一という事もありますので、自らの身辺には充分気を配りながら元気な姿で仕事を続けていきたいものです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2020年1月28日火曜日

混乱

中国武漢から発生した新型コロナウイルスによる肺炎が中国本土を中心に蔓延しているようです。ちょうど春節時期なので訪日中国人によるインバウンドも期待されていましたが、昨日27日より中国政府によって海外への渡航禁止命令が発令されました。これにより中国国内はもとより周辺諸国にも混乱の度合いが深まり、国内外の経済にも影響が出かねないようです。日本国内でもインフルエンザが流行していますが、ワクチンの投与で感染を防止することができますが、新型コロナウイルスは治療法も見つからず潜伏期間もまちまちで、感染状況を的確にとらえるのが難しいようです。マスクが日本国内から中国へ大量に流れているため、国内でも品不足が起きています。これほどの需要があるならば、一年を通じて事前にマスクの在庫を確保すべきでしょうが、何か起きると買い占めのために品不足が生じるのは仕方がないのでしょうか。対岸の火事では済まされない事態に日本が至らないことを望むばかりです。

2020年1月27日月曜日

年齢

人はそれぞれ年齢によって体力も精神力も違います。尻幕の徳勝龍が初場所初優勝を飾りましたが、ご本人は「自分なんか優勝していいんでしょうか」と照れ笑いをしていましたが、番付表をひっくり返すような活躍は33歳とは言えないほどの初場所土俵での動きでした。大相撲の解説者が、「横綱白鵬が休場したら、一体誰が優勝するかわからない」と話していたくらい、幕内力士の実力は拮抗しており横一線のように思われました。スポーツ選手でなくても、普通の人でも、常に体力の維持に努めている人ならば、普通の若者に高齢者でも負けないくらい平均年齢以上の体力を持ち合わせています。体力に関わらず頭脳の冴え方も年齢だけでは判断できないように思われます。他人の事よりも、経営者としての自分自身が健康管理や脳力を鍛えるために日々努力をすることが責任上も大切なことだと感じています。「言うは易く行いは難し」「為せば成る為さねば成らぬ何事も」で兎に角、これからも若い方と一緒になって、無理なく、楽しく運動ができるように、日々努力していきたいと思います。若い方達ももっと普段から運動をして精神面や体力を是非とも鍛えていただきたいものです。

2020年1月24日金曜日

人間の存在

人間も自然の中に存在している生き物ですが、人間が営む社会は複雑で、そこに政治や経済が絡むので尚更思うようにいきません。88歳で今でも詩集を世に出している谷川俊太郎さんの話を聴きながらお考えに同感しました。谷川さんが必要としているこの世のキーパーソンは女で、愛でもあるようです。男社会中心の政治や経済が必ずしも平和な世の中を形成しているとは思えません。年を取ってくると若い時に気づかなかった物事の奥の部分が見えてきて、穏やかな気持ちにもなるわけですが、現実に対して諦めの気持ちもありながらも人々を少しでも元気づけようと、寧ろ6,7前から自由に詩を執筆されているようです。平和であれば何の問題もないのに、戦争を続けることを止めない人間社会に対して、その存在を問うことが重要だと思われます。人間を等しく存在を認める世の中になるようブログ等で自分自身も発信していきたいものです。人間も自然の中の存在の一員であることを自覚しなければならないという事でしょうか。

2020年1月23日木曜日

今年の抱負

毎年、この時期の集まりで聞かれるのが公私共に「今年の抱負」です。私は常に健康ありきだと話しています。特に会社の経営者にとって健康管理は、お金より優先して最重要な事項です。オーナー経営者であれば尚更健康に気を遣わなければなりません。今では笑い話になりますが、15年くらい前に極秘で入院したことがあります。ステークホルダーの信用不安を第一に考えたわけです。お陰様で結果的には何でもなかったのですが、当時の経営陣や妻の心配や不安は大変なものだったと思います。余りのショックで一度に老けたのか、それ以来体調も不安定のようです。漸く15年くらいを経て大分良くなってきましたが、年齢だけは取り戻しがつかないものです。これからは女房孝行が一つの役目かなと思う次第です。

2020年1月22日水曜日

天赦日

会社は生き物なんですね。経営次第でどのようにでも変化するわけですから。しかし、経営の舵取りを誤まると死んでしまうこともあるし、上手くやれば長く生き残るものです。40年の間ではこれまで何度も浮き沈みしましたが、今日まで何とか来れたのはまさしく天命だと思います。まだ1月は賀詞交歓会が続きますが、先輩経営者や歴史ある会社様に少しでも謙虚に学ばねばなりません。本日は暦の上では天赦日で、一年の内でも数少ない吉日だと聞いています。たまたま今日の運勢も最良の日でしたが、生憎天候も曇りで私にとっても静かな1日でした。

2020年1月21日火曜日

経営数字

今朝、日経新聞の「私の履歴書」で日本証券業協会長の鈴木様のコラムを拝見して、当時の事を思い浮かべました。弊社も1980年にスタートして、2020年1月25日で40周年を迎えますので、当時の事は如実に覚えております。1997年と言えば金融・証券業界が暗黒の時代に突入した時期でもあります。93年のバブル崩壊で株と不動産は天井から谷底へと価格が下落していきました。まだ23年前の話ですが、深い爪痕はその後残り続けて、その後インフレになることもなく現在の相場に至ります。経済は数字で動くので重たい荷物を背負ったままでは動きが取れません。大手と言えども、当時の日本経済の谷底から這い上がるにはこの世から潰さざるを得なかった時代でした。経営も結果的にはすべて数字が問われるので、業績如何でステークホルダーの信用がどうなるかは企業として責任重大です。ですから上場企業の経営者は大変なプレッシャーが圧しかかるのが当然です。翻って、我々のような未上場企業はまだまだ甘さがあると言わざるを得ません。40周年を期に、激変時代の生き残りのために、常にベンチャー精神を失わず、未来に向けて一段と地力を身に付けていきたいと思います。

2020年1月20日月曜日

プロレス

かつて金曜の夜8時のゴールデンタイムのテレビと言えばプロレス中継を観るのが楽しみでした。同じく土曜日はテレビでドリフターズの番組を子どもと一緒によく観たものです。まだ力道山が出る頃の夜のプロレス中継は、家にテレビがなかったのでよその家に観に行っていました。それ以来、プロレスファンになり長年にわたり日本プロレス、新日本プロレス、国際プロレスなどテレビで観ていました。プロレス雑誌もよく書店で立ち読みしていました。そのプロレスが今大変ブームだという事です。特に外国人の新日本プロレスファンが多いようです。私自身は今は全く興味がありませんが、新日本プロレスの創業時代のことも、日本プロレスとの競争時代のことも良く知っています。特にアントニオ猪木さんの現役時代は大ファンで、実際にレスリング会場にも随分足を運び、巨大な外人レスラーの背中をよく触ったりしたものです。プロレス狂と言ってもおかしくないほど、私自身かつてのプロレスに関してはかなりの蘊(うん)蓄に自信があります。

2020年1月17日金曜日

経営者の資質

人望があり、経営数字に明るく、営業手腕のある人。何を言っているのかと申しますと、企業を成長させる社長候補になれるだろうと思われる人物の特徴です。技術者として優秀でも、上記の資質がなければ船長として困難な嵐を乗り越えて進むことは至難です。社長という仕事は経営プロの仕事だと思うのです。留学したり、座学でMBAを取得したからと言っても実際の経営ができるとは限りません。それは会社の器の大きさに関係なく、寧ろ中小企業の方がある意味で経営は難しいかもしれません。だからベンチャーを興して成功を収める人が大企業出身者にもいないのです。経営は幹部同士で和気合い合いとやっていれば成り立つと思っている人がいますが、そのような考えは大変な誤解であり、その思いで経営する人は必ず失敗します。よく言われるように経営者は孤独です。自分にも人にも厳しい人で努力家でなければ最終的に成功はしないと思います。程々にという妥協が経営には決して許されないのです。経営トップには「泣いて馬謖を斬る」という覚悟が時には必要となります。

2020年1月16日木曜日

個性を重視

人は皆違います。たとえ親子でも兄弟でも性格も個性も違います。ですから他人が集まる会社で社員一人一人が違うのは当たり前です。大事なことは安易に相対的比較をしないことだと思います。個別に絶対的比較をすれば個々人の良さが分かりますので、適材適所の役割を与えることも出来ます。一応に、こうでなければならないと同じ定規で人を評価しないことが大切です。自分の事を棚に上げて、他人に対して批評をするのは良くないことだと思います。自分自身も他人と違うので比較しない事です。誰でも必ず他人にはない良さを持っているからです。人を評価するのは大変難しい役目でもあります。それぞれ人によって能力の違いがあります。もし評価するとすれば、人の話をよく聞き、常にモチベーションが高く、新しい事にチャレンジ精神を発揮して、いつも勉強熱心な人だと思います。さらに評価すべきは、前向きな発言を心掛ける姿勢と、人の陰口を決して言わない性格の人だと思います。中々いないと思いますが、人に好かれる人はこのような性格の人だと思います。

2020年1月15日水曜日

落し物

正月早々、先週中頃に家内がカードケースを紛失する事態がありました。考え抜いた結論では自宅の中で無くなったに違いないという事になったのです。しかし、どんなに家の中を探しても出てこなかったので、多分大量の紙ごみをその週に出したときに玄関で紙ごみの袋の中に紛れ込んだままゴミに出したに違いないという結論になったのです。一応、土曜日に駅の交番に紛失物の届け出をしたのですが、交番の女子警察官からも「多分出てこないでしょうね」と家内は言われてショックだったようです。ケースの中身には免許証、スイーカ、ポイントカード、少額の現金くらいで、財布を落としたわけではないので、免許証くらいが貴重品だったに過ぎなかったのです。大体、家の中で紛失したものは執拗に探すので彼女は意外と早く見つけるのですが、今回だけは発見できず気を落としていました。ところが週明けの昨日、交番から電話で落し物が見つかったとの知らせがあり思いがけない事でした。交番近くの植え込みで清掃員の人が見つけたようで、中身も現金以外は全てカードの中にあったので安心したようです。実は13日の成人の日に私が生まれて初めて葛飾、柴又の帝釈天に参拝してきたので、その翌日に落し物が見つかったということもあり、家内もご利益があったと大変喜んだ次第です。物事は考えようで、良い方に考えればちょっとしたことも喜びにも繋がります。青天の霹靂の出来事でしたが、「渡る世間に鬼はない」のだねと話していました。

2020年1月14日火曜日

感性

花の名前は一体誰が付けるのでしょうね。バラの花は色んな品種を掛け合わせるので名前も様々ですが、「サムライ」という紅色の一輪挿しのバラを居間でよく見かけます。名前が良いからなのか意外と持ちがいいんです。ベランダに「ひとつぶの涙」というビオラも見つけました。何故買ってきたのかと聞きますと、とても仲の良かった親戚が昨年春に亡くなったので弔う意味だと申していました。私自身は花屋に立ち寄ることは滅多にありませんが、家内は外出すると先ず何より先に必ず花屋に立ち寄ります。感性の違いでしょうが、その習性は服装選びにも言えるようです。私は外見には無頓着のようで、家内のアドバイスがなければ身なりは適当のようです。バランスなのかお互いに興味がいくところは確かに違います。兄弟や姉妹でさえ性格は違うのだから、元々他人同士の夫婦の性格が違うのは当たり前です。家庭でも会社でも地域社会でもお互いに相手を認め合うことが大切ですね。

2020年1月10日金曜日

真実

昨今、真実を見極めることが大変重要になっています。監視カメラやドライブレコーダーが流行するのも、戦争のない平和な世の中でも真実を隠蔽しようとする人が増えているからだと思います。戦争が起きると国民に真実は隠蔽されて、言論は権力者によって強制的に誘導されてしまいます。戦後、日本人も戦争の真実を生涯語れなくてこの世を去った方は大勢います。政治が言論を統制してきたから国民は真実を話せないのです。戦時に限らず、企業社会でも長年真実が限定者によって隠されて、後になって明らかになった時は「時遅し」という事が多々あります。管理不行き届きと言ってしまえば簡単ですが、真実を明らかにする方法を考えなければ問題の解決にはなりません。マスコミも中立的な立場で報道しないと、時の圧力に屈して、かつての戦時のような国民世論を煽る媒体になりかねません。私自身もメディアの論調は偏っているかも、という前提で様々な角度からの情報を耳にするようにしています。情報の統制は緊急時には必要な時もありますが、大事なことは其れが真実であるかどうかが重要なのです。人は自分に都合のいいことしか言わないので、最終的には証拠をもとに裁判所の判断に委ねるしかありません。

2020年1月9日木曜日

趣味

人から趣味は?と時々聞かれますと返答に困ることがあります。年齢相応にその道に精通するくらいの趣味を持つべきなのでしょうが、私自身も何をやるにしても中途半端だと感じている次第です。麻雀もブームだった学生時代に覚え損ない、囲碁も習ったことがないし、今更とも思っています。強いて言うなら将棋や花札は高校時代に何気なく覚えたので、打ち続ければ少しは良かったのではと今では思います。先日、ETVで将棋の羽生名人が勝ち抜いてきたこれまでの対戦の状況を観る機会がありました。世紀の一戦と言われた対戦で感じたことは、最後の詰めの場面は意外と私のような素人でも分かり易かったので、将棋をもっと上手い方に習っていれば今日の趣味となっていたのかもしれません。テニスも習ったことがないし、テニスや卓球は観戦に興味があるだけですが、バトミントンは小学生の頃から遊びで経験もあるし、この際ブームに乗って初めてみようかと検討しているところです。ゴルフはとよく聞かれますが、たまにやるくらいで趣味とは言えないと考えています。楽器はまるで素質がなく、ただコンサートは機会があれば行きたいし、クラシックを聴くことはそれなりに好きです。映画もたまに行きますが、大好きでも趣味と言えるほど観る機会は多くないです。漫才とオペラを今年の目標として趣味の領域に入れてみたいと考えています。今年こそ趣味は〇〇と言えるようになりたいですね。

2020年1月8日水曜日

近代史

毎朝、仏壇にお茶と水を欠かさずに供えていますが、祀ってある位牌は明治生まれの祖父母と大正生まれの父です。残念ながら母は離婚したために同じ仏壇に位牌は存在しませんが、母の墓は納骨堂でしっかり管理しています。お正月早々になぜこんな話をするかと申しますと、令和時代が幕開けて、もう既に明治・大正の時代が久しくなったと仏壇に手を合わせながら感じたからです。周囲にも明治・大正生まれの方ほとんど見かけなくなりましたし、昭和生まれの方でも最高齢となる時代ですから、これからは昭和・平成・令和の時代が近代史として語られることでしょう。特に昭和時代は戦前と戦後でもっとも激動の時代でもあり、戦後は現在の東南アジア諸国のように高度経済成長路線を歩んできた時代でもありました。昭和の時代がホップであれば、平成の時代はステップ、令和の時代はジャンプと、これまでとは国の在り方を変えてでも、来るべき時代には日本の強みと良さを世界にアピールできるような国になってほしいものです。何があっても諦めず、時代の変化を見逃さないで、コツコツと努力し、継続して歩むことが大切だと思います。正に継続は力なりです。

2020年1月7日火曜日

初詣

毎年、仕事始めの初日は挨拶回りと神社への参拝を実施しています。と言いましても横浜から新横浜に引っ越ししてからですので、数えてみると神社への初詣の参拝は今回で23度目でした。現在は横浜に本社を構えておりますので少し遠出となりますが、あまり途中で会社の参拝先を変更することが嫌いなので、現在も毎年同じ神社で初詣の参拝を続けています。そこが1280年の歴史のある由緒ある神社だと知ったのはずっと後からです。振り返ってみると雪の日で滑りやすい時もありましたし、寒い冬で神社が閑散としていた時期もありました。どういう訳か、ある時から神社も大変混雑するようになりました。おそらくサッカーのJリーグがスタートしてからだと思います。当時は電話帳で付近に存在する神社を探して、たまたま一番近そうな場所を選んだだけなのですが、こんな風に待合室で順番待ちで祈祷するほど混雑するとは夢にも思いませんでした。古くから参拝しているからわかることですが、当初は神社も古びて境内に設置されたテントの中で暖を温めて祈祷に臨んだものです。 (参考) 熊野神社の御社紋は「三つ足烏紋」。日本神話に登場する足が三本の「ヤタガラス(八咫烏)」のことです。ヤタガラスは太陽の化身として「夜明けを呼ぶ、太陽を招く」といわれ「悩める人々を明るい世界へ導く霊鳥」として信仰されています。熊野大神のお使いとして、初代神武天皇の道案内をしたと伝えられています。

2020年1月6日月曜日

年末年始

大みそかには紅白や歌謡番組が一方的に盛り上がっているために、例年楽しみにしている第九をゆっくり聴けなかったことが大変残念でした。できれば30日に放送してもらえればクラシックも静かに聴けると思うわけです。元旦はオーストリア、ザルツブルグからのニューイヤーコンサートを聴くのが定番ですが、クラシックをゆっくり聴けるのも年末年始が休みだからです。大みそかの第九の後の、2時間半にわたるクラシック名曲特集も多種多様で素晴らしい番組でした。昨日の日曜日もベートーベン生誕250年記念クラシックコンサートも2時間たっぷり聴くことができました。兎に角、今回の年末年始の休みは9日間という滅多に来ない長い休暇でした。元旦から天気にも恵まれて、今日の仕事始めも快晴でしたので、年始の挨拶回りも比較的スムーズにこなすことができました。

2020年1月3日金曜日

謹賀新年

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。2020年元旦から快晴のお正月日和ですが、皆様は如何お過ごしでしょうか。昨日は例年の如く、箱根駅伝の往路を走る選手たちを応援しましたが、必死で襷を繋ごうと最後の力を振り絞って力走している選手たちから今年も早々に元気をもらいました。また、天皇皇后陛下も1月2日の一般参賀のご挨拶では、昨年の台風による被害で未だに避難生活を送られている方々への御見舞いのお言葉と今年1年が災害の無い年になるようご祈念のお言葉を述べられていました。さて、お正月三が日の本日3日は箱根駅伝の復路となり今年も最後まで優勝争いで盛り上がりましたが、本日は私事ながら初めて都内で開催された狂言の舞台を観に出掛けて参りました。願わくば、今年も無難な一年を送りたいものです。