2024年1月31日水曜日

自己分析

 自分自身を理系タイプか文系タイプかと考えますと未だに正直分からないというのが事実です。妻からは文系でも理系でもない中途半端だと昔から言っています。祖父母はどちらかというと理系に近い面があり、父は機械系の人間で、母はどちらとも言えないタイプのようです。祖父には風物を愛する感性がありましたが、大工仕事が得意だったので理系だと思います。祖母も母も金銭感覚は鋭かったようですが、私自身は金銭的に細かくもおおざっぱでもないところがあります。

小・中学校の時に、戦時中の航空雑誌に載っていた飛行機の設計図を見ながら飛行機を作ってみたいという気になったこともあります。機械の修理は好きですが多少は父の遺伝子なのかと思います。高校3年の頃は国立理系の大学を目指していましたが、数3が苦手で文系志望に切り替えました。作文は小学生の頃から得意でしたが、フィクションを書けるような文才は無いので単にありきたりの事実を書くタイプだと思います。

最近は人の適性に文系や理系の区別を付けるのはどうかという議論がありますが、私もそう思います。ソフトウェアのコーディングをするのは好きではありませんが、システムのカラクリを考える論理思考は好きです。もし開発の現場を希望するならば制御システム分野の方が自分自身としては飽きないと思います。職務経験としてはマネジメントばかりでしたので、経営には向くのかもしれません。好きで経営をしてきたわけではないので向き不向きはわかりません。


2024年1月30日火曜日

LIVE会見

 記者会見等で客席からの質問に明確な回答を発言することは難しいものです。本日、トヨタ自動車の豊田章男会長によるグループの指針についての説明会を聴きましたが、その後の質疑応答に対する対応はさすがに見事でした。国会では質問事項に対して官僚が事前に用意した回答文書を大臣は読むだけですが、民間企業では突然の質問にも企業のトップは的確に応えなければなりません。かつて米国の公聴会で当時の豊田社長が堂々と会見されていた様子を今も記憶しています。

ソフトバンクグループの孫正義社長も豊田会長と同様に、常にステージでは堂々とした姿勢で記者会見や質疑応答もこなされ、両者とも巨大組織を率いるリーダーとして共通するところがあります。企業に不祥事はつきものですが、不祥事が起きた時に如何に速やかに対応するかが大変重要です。企業はあらゆるステークホルダーからの信頼で成り立っています。お客様の信頼を損なわないように対処するのがトップを中心とした企業幹部の責任です。

トヨタグループ企業内において今回の不祥事がなぜ起きたのか、今後原因究明がグループ内で検証されるでしょう。巨大企業のコーポレート・ガバナンスが如何に難しいかが今回も問われたように思われます。我々小さい企業でも常にステークホルダーの存在を意識して、仕事上において不祥事を起こさないように、常日頃からお客様に対する責任を自覚することが重要です。他山の石としたいと思います。


2024年1月29日月曜日

趣味

以前からモノづくりの職人芸には大変興味があります。しかし、今日において自分自身で得意とするモノづくりの職人気質は残念ながらありません。昨日、生まれて初めて蕎麦打ちの会で現役の蕎麦屋さんの先生からご指導を受けました。店頭での蕎麦職人の実演に興味が湧いて自分でもできないものかと考えてきましたが漸く実現しました。参加者は6人くらいで初対面の方ばかりでしたが、皆さん何年も趣味として楽しんでいる方でしたので蕎麦打ちの作業はスムーズでした。

蕎麦打ちに関して全くの素人で無知の私でも何とか蕎麦は出来上がりましたが、力の入れ具合が要領を得ず、蕎麦を切る前の段階には先生の手を借りることとなりました。包丁で均等に切るのもかなり訓練が必要だとわかりました。持ち帰って茹でてざるに上げて食べようとした時に、蕎麦が太かったり短かかったりして、自分が蕎麦屋でお客として出されたものを食する立場と蕎麦職人との違いをあらためて自覚した次第です。 

蕎麦打ちをご経験された方はご存じだと思いますが、蕎麦粉を練る際の水の加え加減が微妙であること、粘着力のある蕎麦に仕上げる技は簡単ではないこと等、蕎麦打ちに自然と手が慣れるまでは相当奥が深いようです。2時間弱の講習でしたが、再度チャレンジしてみようと思います。高齢になったら何か手に技術を身に付けることは大切ですので、次は料理教室に通うことも検討しています。将棋も好きですが、一日中座ったままで体を動かさない習い事はなるべく避けたいですね。

2024年1月26日金曜日

ボケ防止

 「読む」「書く」「聞く」「話す」「行動する」は、私がいつも習慣として行っていることですが、年齢とともに習慣づけることはとても大切なことです。本日、御来社された大手企業OBの方は同世代の方なのですが、殆ど毎日を自宅で過ごされているそうで電車に乗るのも久しぶりだと話されていました。退職されて10年で、数年間は大学のお手伝いをなさっていたようですが、以降は何もしていないという事でした。ご夫婦で1階の2階で別居生活のような毎日だととの事でした。

私の方は早朝から新聞に目を通し、最新のニュースは欠かさず聴き、手書きの日記は何年も続けていますし、ブログは5千日書き続けています。行動は相変わらず出勤し、多くの人と話すようにしています。外部の人との交流も退職者の関係で減ってきましたので、新たなこれからの人脈に触れるように行動しています。自分の年齢は下げようがありませんが、最新の情報に疎くならないように自分なりに努力しているつもりです。

活動している人と、していない人では年齢とともに感覚の開きが出てきます。同世代での日々の習慣的行動はかなり違ってきています。ボケないためにも様々人や物事に触れて五感を働かすことが大切だと考えています。最近の政治はあまり興味が薄れてきましたが、経済の動きには敏感でいたいと株式投資も続けています。いろんな人と論議するのが好きなので様々な専門家の話は日頃の勉強のために傾聴するようにしています。

2024年1月25日木曜日

会社創立記念日

 本日は弊社㈱ジェイエスピーの創立44周年記念日で、めでたく45年目を迎えました。たまたま昨日は、四半期に一度の全体会議が同じ横浜市西区内の神奈川県民センターで18時30~開催されました。毎年、この時期には予定として永年表彰式を行いますが、今年も勤続30年・20年・10年と順番に会社側から表彰状を授与致しました。残念ながら業務の都合などで出席できなかった社員の方もいましたので、出席者の皆さんには名前だけを披露させていただきました。

ところが本日の朝、昨日の勤続10年表彰式には業務で出席できなかった社員の方が私の部屋に来て、昨日の永年勤続表彰のお礼と会社創立44周年のお祝いの言葉を述べてくれました。中途採用で入社してくれた社員の方ですが、勤続10年間の長い期間頑張ってくれたことに私自身が感謝した次第です。この社員の方は入社以来、毎年のように夏冬の賞与の時期には私の部屋に来てお礼の言葉をくれる方です。このような社員の方が存在するのは会社としての誇りです。

現在は200名近くの社員数になりましたが、10年前、20年前、30年前の零細企業だった時代を振り返りますと、隔世の感があるとともに此処まで無事に会社が存続できたことが何よりも満足です。事業承継も終えて、そろそろ私自身も引退時期と考えていますが、年々会社が成長していく姿を見て驚くばかりです。おそらくこれからも更に会社は成長し飛躍していくことは間違いないと考えます。社員の方々を如何に大切にしていくかが経営者の務めです。

2024年1月24日水曜日

受賞の話

 昨日は弊社の社員が毎年開催される業界のアプリコンテストで優秀賞の2位を見事に受賞しました。現在の会員は正会員約300社、賛助会員約50社の350社ですが、毎年アプリコンテストにチャレンジする企業はアイデアに自信があるメンバー数で限られていますが、その中で入賞することは中々容易なことではありません。近年は弊社の社員も積極的に様々なコンテストにチャレンジして優勝を目指していますが、残念ながら今回は惜しくも逃しています。

自慢かもしれませんが、当社の若いエンジニアは大変優れた人材が揃っています。私も36年間も社長を続けていますが、かつては現在と考えられない技術レベルでした。ソフトウェア業界は裾野は広いですが、8,9割は下請け仕事で言われた仕様でモノづくりするので、自分たちでゼロから仕様を考えてアプリをつくることが苦手です。欧米諸国にソフトウェア製品で負けるのも競争力のあるヒット商品が生まれないからです。

やはり企業として独自性を育まなければ、いつまでも下請け仕事に甘んじることになります。元請けから単に同業者との価格で比較される分野の仕事をしても、エンジニアは達成感をあまり感じないと考えます。弊社が今日に至ったのも、弊社にしかできない特殊な技術分野を持てたからだと考えます。市場が大きければ競争も激しくなり、価格競争に陥り、長時間労働でエンジニアも疲れ果ててしまいます。

無駄な競争は止めて自社独自の得意分野を切り開くことが重要です。近年、成長著しい企業は国内企業にも存在しますが、独自の強みのある製品を世界市場に広めて収益を高めています。逆にかつての名門企業が市場の変化を捉えられず、収益悪化に苦しんでいるのが現実です。弊社の属するIT業界においても競争を勝ち抜くには、独自技術の分野と戦略的な市場を開拓するしかないのです。これからもエンジニアのチャレンジ精神を育んでまいります。

2024年1月23日火曜日

顔合わせ

 昨夕は都内で産業界でDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進するCDO(チーフ・データ・オフィサー)のメンバーと新年会を兼ねて顔を合わせました。大企業ではDXを推進するCDOが存在するのは当たり前ですが、中小企業ではまだ難しいのではないでしょうか。実際の各企業のCDOがどのように会社内で活動されているのかは知りませんが、今後お付き合いする中で各企業様の実態を知ることができれば幸いです。

メンバーの中には地方自治体のDXコンサルに従事している方もいます。地方自治体も首都圏からのDX人材による導入支援で行政のデジタル化が急速に進んでいるものと思われます。残念ながらに日本は人口減にも関わらず自治体の数が多いため、コストを下げるためにも共通インフラとしてシステムを共有化する必要があります。

最近はコンプライアンスを重視し、セキュリティ保護も含め、法務部門のデジタル化を進める動きがあります。国際的に通用する法的な効率化は避けられないところです。専門的で硬い話になりましたが、日本のデジタル競争力を向上するには、日本企業もデジタル化のグローバル基準に目標を定めてキャッチアップする必要があります。共に力を合わせて頑張りましょう!



2024年1月22日月曜日

稲盛氏に学ぶ

稲盛和夫氏の言葉に「人は成功するために、一生懸命に働かなければならないのではなく、生きていくために、誰にも負けない努力で働くこと、それが自然の摂理である」という教えがあります。昨日、全国男子駅伝を応援しながら、選手たちはどのような日頃練習をしているのだろうと考えましたが、ただ一生懸命に練習しているだけでは勝負には勝てません。陸上界で活躍するためには、だれにも負けない努力で練習を積み重ねることで目標に近づけるのです。

どういう理由か知りませんが、2024年を昭和99年というメディアの表現を最近よく見かけます。明治XX年ではピンときませんが、昭和99年という表現は昭和時代の延長線上で大変興味深く感じます。最近は仕事でも西暦を使うことが多く、私自身も令和5年を4年と勘違いして個人的に役所の手続きをミスしたことがあります。昭和に生まれたので昭和という呼び方は親しみ易いのです。駅伝もマラソンも長いレース中には様々なアクシデントがあります。

元号が変わることは法的に止むをえませんが、昭和に例えることで、かつての日本が諸外国にも負けない努力で働いてきたことで先進国の仲間入りを果たしたことも理解できます。その後、日本経済は成熟して低成長時代が続いてきたことも、昭和に置き換えて考えると納得できます。多分、メディアの言う昭和99年という表現にはそれなりの意義があると考えます。来年の昭和100年は節目として昭和99年の日本はどうあるべきかを熟慮すべきです。 

2024年1月19日金曜日

歳月人を待たず

 コロナ前から5年ぶりに都内で開催された勉強会へ参加してきました。5年という月日は長いもので、主催者側の事務局のメンバーの方から参加者の顔ぶれも殆どの方が一新されていました。10年ひと昔と言われますが、その通りで10年も経つと世の中も人の様子もがらりと変わります。阪神大震災から29年目とニュースで流れていましたが、例えば米大リーグで大活躍している大谷選手も生まれたばかりの頃の出来事です。今回の能登半島の大震災でも多くの方々が被災されました。

私たちはそのような災難に遭うことも無くこれまで過ごしていますが、自分たちだけは安心だということはなく、毎日を無難に過ごしているのも奇跡だと考えても良いと思います。遅ればせながら私も僅かな義援金を本日送らせていただきましたが、凍えるような寒さの中で耐えながら辛い生活を送っている皆様が、一日も早くお元気にお暮しができる日が到来することを心よりご祈念申し上げます。

辛い気持ちは経験した人でないと理解できませんが、亡くなられた皆様にご冥福をお祈りする気持ちだけは何年経っても忘れないでいたいものです。私も5年前は夕方から都内へ出かけるのも全く苦にならなかったのですが、長期にわたりコロナ禍で外出自粛が続いたのでリアルよりオンラインでのイベント参加が多くなりました。でも、Face to faceのコミュニケーションが時々無ければ深い関係には至らないと考えます。時間を大切に使いましょう。

2024年1月18日木曜日

有難さを感じる

 最近、歳を取ったせいか朝が早いので先ず何をするかと言えば、玄関の新聞受けに朝刊が届いているかを確認します。毎朝5時前には朝刊が配達されていますが、時々若い頃に新聞配達をしていた頃の事を思い出します。若い頃は朝が極端に弱くて早朝に起床するのは辛くてたまりませんでした。この歳だと早起きは全く苦になりませんが、それなりに体力は衰えているので新聞配達など不可能です。しかし、今は購読する側となって考えると本当に有難いものです。

考えてみると20歳前後ですから、当時は体力も食欲もありました。時代が変わり、おそらく新聞配達しながらの勤労学生は少ないと思います。かつては地方から出てきて進学のために新聞配達や牛乳配達で住み込みながら働くのは、居酒屋やコンビニのバイトが無い時代なので珍しくなかったのです。1月なので思い出すのは、購読しているお客様からお正月にお年玉をもらったことです。約半世紀前の話ですが、当時千円のお年玉をもらったことの喜びは未だに覚えています。

人は思いがけない人の好意に感動します。特に年長の方から受けた好意は自分の人生に残ります。仕事には違いないのですが、被災者を使命感を持って救済する方々の姿には感動を覚えます。感動を覚えると気持ちとしてお礼をしたくなるのが人間です。つまり見返りをお互いに求めない気持ちが元々あるからです。我が家でも配達に来た人や工事を依頼した方にはお礼をするようにしています。当時、私が新聞配達をしていた頃の心境と同じなのかと考えます。


2024年1月17日水曜日

歴史は語る

 かつて米ソが冷戦時代の1955年~1975年に及んだ北ベトナムと南ベトナムとのベトナム戦争では南ベトナムを支援した米国は敗れました。南ベトナムの旧首都サイゴンは陥落し、ベトナムは南北が統一されて首都が現在のハノイとなりました。私も15年以上前にベトナムを訪れましたが、当時は日本の東京に似たハノイと大阪に似たサイゴンを思い出します。現在も官公庁の所在するハノイと商業地のサイゴンという印象と思います。

本日お話ししたいのは、欧州と中東で未だに続いている戦争は双方に多大な犠牲を出しながら一体いつまで続くのかということです。当時のベトナム戦争は、民主党のケネディ大統領時代から始まり、ジョンソン大統領時代にはさらに戦況は泥沼化して、最終的には米国が撤退することとなり、ベトナム戦争は北ベトナムの勝利となりました。結果的に戦争が収束へ向かったのは共和党のニクソン大統領の時代だったのです。

私が予測するに、もし本年11月の米国大統領選でトランプ前大統領が復活したら2025年の初頭にロシアとウクライナの戦争、イスラエルとハマスの戦争が停戦へ結びつくのではないかということです。バイデン大統領が再選されても戦争状態の現状は変わらず、直ぐに停戦とならないように思えるからです。その点、強引なトランプ氏は何をするか予測がつかないために国際情勢は大きく動く可能性があると考えるからです。共和党政権は恐るべしです。

2024年1月16日火曜日

適材適所

自宅の書斎から外の花壇を眺めると、花瓶のスイセンの花が寒風にも負けずしっかり咲いていて逞しさを感じます。その前は台所に置いていたのでスイセンの香りが室内に広がっていたのですが、暖かい部屋は好まないようで次第に萎れかけていたようです。外に出すとスイセンが寒さに強いのがよく分かります。花にも適材適所がありますが、人間も同じようなものです。

相性が良い悪いということを言いますが、一緒に仕事をするにも家庭で過ごすにも人間同士の相性が重要です。人間関係同様に仕事も向き不向きがあります。人も気が合う人同士では何も話題の準備なしで会話は自然に盛り上がります。逆に気が合わなければお互いに退屈するはずです。ビジネスの場で話を盛り上げるには、経験を重ねることと相手の懐に入ることがポイントです。

ビジネスの場では会う人によって話題は変わりますので、自分の引き出しを増やすために常日頃から情報収集を怠らないことです。世の中には情報が溢れていますが、流されることなく自分で常に判断する習慣を身に付けることが大切です。自分で判断して決めれば右往左往して悩むことも少なくなります。会話ではなるべく人の意見に耳を傾けるようにしましょう。



2024年1月15日月曜日

未来志向

 日々様々な記事を拝見していますが、日本の現状を卑下するような評論家的コラムが多すぎるような気がいたします。過去を顧みても既成事実は変えようがないので、今後は過去の反省の上で如何なる改善策を実現すれば日本がより良くなるかが議論されることが重要です。残念なのは悲観的な意見ばかりで具体的な未来展望の対策が国民の前に明らかにされないところです。

若年人口は経済成長の源泉です。出生率も労働人口も容易に増えない現状においてどのように低成長経済に対処するかが日本の差し迫った課題と考えます。あまり将来を悲観するような評論的な話題に迎合するのは良くないと思います。日本は新興国と違い成熟社会になったので、もっと身の丈に合った将来への進み方をすべきではないでしょうか。

様々な角度で諸外国と比較するのは簡単ですが、国民性の違いもあり同じように社会は進まないので無理に諸外国に合わせることもないと考えます。日本の良さを皆で認めて、もっと世界に日本の特長をアピールしたいものです。皆で工夫すればこれまでより国民が豊かな国になるはずです。国内紛争が無いだけでも日本は立派な国だと考えます。



2024年1月12日金曜日

ハイブリッ効果

 コロナ禍でテレワークによって業務の生産性はかなり向上したのですが、指標的にあまり論じられていないので業務の流れを元へ戻して集中化する動きも見られます。確かに集中して業務を進めるメリットもありますが、働き方改革で生産性を維持しようとするならばハイブリッドで集中と分散をバランスを取りながらケース・バイ・ケースで利便性も考えながら業務を進める方が良いと考えます。情報収集力の格差がDXを始めとして経済力を左右します。

私もハイブリッドで対応できるところを優先して情報を入手するようにしています。現在のところ主催側の配慮でリアルとオンラインのハイブリッドでの対応が中心なのですが、主催者によってはコロナ前のやり方に戻ってきている感があります。折角、遠隔地の方にも均等に情報入手の機会がテレワークによってもたらされたにも関わらず、コロナ前の形態に戻してしまうのは惜しいことだと考えます。デジタル時代を前に進めましょう。

ネット社会はいつでもどこでも誰にでも情報を得る機会が均等に与えられるのでデジタルデバイド(情報入手力の格差)が解消されるのです。少子高齢化の日本こそ率先してオンラインを進めるべきだと考えます。一極集中に歯止めをかける意味でもテレワークが必要です。近年はイベント会場に遠方から時間と旅費をかけて出かけて情報収集しなければならない時代ではありません。日本人も広大な国土という認識でオンラインを駆使しましょう。

2024年1月11日木曜日

歌手

毎年大晦日恒例のNHK紅白歌合戦で八代亜紀さんの出演を見ない年末は無かったのではないでしょうか。同じ熊本出身ながら実物の歌手・八代亜紀さんを拝見したことはありませんが、「舟唄」「雨の慕情」などハスキーな声で歌唱力のある 演歌の女王とも言える歌手でした。昭和世代の私も一人で静かに口ずさむ曲はどういう訳か八代亜紀さんの歌が多いようです。

昨年12月30日に急逝されたとのことですが、ご本人は常連で出演されていた大晦日のNHK紅白歌合戦を前に、どんな思いで天国へ旅立たれたのでしょうか。73歳でまだまだ若く、これからも昭和世代のファンを大いに楽しませてほしい存在で惜しい方でした。病は他人には理解できないし、寿命も人それぞれ違うので仕方ないのですが演歌ファンにとって寂しい限りです。

元旦から能登半島地震や航空機衝突事故など有り得ない事態が発生していますが、長年にわたり庶民を楽しませてくれた大物歌手の訃報も国民にはショックです。昨年9月に膠原病と診断され療養のために歌手活動を休止されていたため、残念ながら紅白への出場も叶わなかったのだと考えます。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。





2024年1月10日水曜日

計数管理

アベノミクスは異次元の金融緩和で株価を引き上げましたが、成長戦略は絵に描いた餅で円安によるデフレ経済を長引かせました。その間、諸外国との金利差が徐々に広がり、円安からの脱却が難しくなって今日の為替水準に至っています。さらにロシアによるウクライナ侵攻で国際的なエネルギー価格が上昇し、日本国内に輸入物価の上昇とともにインフレ経済をもたらしました。

企業業績はグローバル企業の為替差益による最大の稼ぎによって国内外の企業間格差は開きました。漸く国際社会での賃金格差が指摘されて、インフレに伴い国内賃金を上げていかなければ、消費も伸びずGDPも減少する一方であることに政府も気が付きました。金融緩和だけではデフレが継続するだけで株価はある程度までは上昇しますが、根本となる経済は成長しないと思われます。

日本はある意味、国内産業に優しい国であり過ぎたのだと考えます。産業構造改革を実現するには痛みを伴う金融政策が必要だったのではないでしょうか。政府による金融支援は頼り過ると寧ろ企業経営が甘くなることもあります。私自身も平成のバブル崩壊後に高金利や貸し渋りに大変苦労しましたが、借入金利にも耐えうる計数管理に強い経営が必要である事を自覚させられました。

2024年1月9日火曜日

ネガティブよりポジティブに

大晦日の深夜に田原総一朗氏が司会されている討論番組「朝まで生テレビ」を久方ぶりに拝見しました。1987年から続いている長寿の深夜番組ですが、2、30年以上前には毎月楽しみの番組で朝方まで観ていました。 討論のテーマは政治資金や日本経済を中心に行われましたが、新年を迎えて元気な話題を期待していましたが、政治批判や日本の課題ばかりが羅列されて、24年に活力をもたらす明るい意見は無かったようです。

私を含め多くの人は政治や経済の批判ばかりしがちですが、批判したことで何の解決にも繋がりません。日本だけでなく、世界の政治も経済も常に不透明感のある現実の中で進んでいますので、日本だけの問題ではないということがあります。上記の番組を最近見なくなったのも、批判ばかりが先行して具体的に提案やアイデアが少ないからです。後で批判するのは誰にでもできることですが、実際に政治家を選んでいるのは私たち国民なので責任の一端はあります。

今朝のあるコラムで、かつて「ミスター円」として注目された榊原英輔氏のインタビューを拝見しました。24年の日本経済は米国金利の引き下げで為替は円高に振れるが、経済は米国以上にプラス成長し過熱するとも話していました。24年は世界中で選挙の年を迎え、政治が大きく動くことは間違いないのですが、日本は政治も経済も比較安定した年になるだろうと考えています。日本経済の動向を考えた場合、内閣支持率などあまり気にしない方が良いと思います。ネガティブよりポジティブに生きましょう。

2024年1月5日金曜日

日記帳

 5年日記帳を昨年末で書き収めて、2024年から3年日記帳を元旦から綴り始めました。遡って振り返るための日記ですが、毎日書き続けるだけで今のところ読み返すことはしていません。これまで使っていた5年日記帳のスペースは内容を纏めるには十分でしたが、今年からの3年日記帳はスペースがさらに少ないので要点の整理がかなり難しく感じます。日々、文章の纏めに慣れるまで時間が掛かりそうです。5年前に日記を書き始めたきっかけは、日記帳が娘から私の誕生日にプレゼントされたものだったからです。

日記と同様にブログも約5千日書き続けていますが、ブログも日記も毎日書く習慣を身に付ければ日課となり全く苦になりません。ただブログは字数制限が無いので気楽ですが、日記帳はスペースに限りがあるので要領よく文章を纏める必要があります。ペンはインクですが、修正できるパイロットのFRIXION BALLの07を使っています。このボールペンが無ければ修正だらけの日記帳になっていたでしょう。05とともに使い分けして大変便利に愛用しています。

パソコンやスマホで文章を書くことに慣れてしまい、手書きをする機会がめっきり減りました。最近は敢えて年賀状も表の住所と名前だけは筆で書くようにしています。裏は印刷してスペースに簡単なコメントを書いていますが、綺麗な字で書かれた年賀状を拝見しますと、偏見かもしれませんが書道に興味がある私には相手の方が魅力的に映ります。私も若い頃はお正月の時期に書初めをしていましたが、最近は書く自信も無くなりました。何事も習慣づけることが大切ですね。



2024年1月4日木曜日

謹賀新年

  2024年、新年の幕開けにまさかと思われる大規模地震が能登半島で発生し、石川県や新潟県を中心に多くの死傷者と甚大な被害をもたらしました。被災された多くの皆様に対し、衷心よりお見舞い申し上げます。また翌日2日には羽田空港の滑走路においてJAL機と海保機が衝突して炎上し、無念ながら海保隊員5名の尊い命が失われました。慎んでご冥福をお祈り申し上げます。

 さて本日から弊社も仕事始めです。企業としても家庭においても、今回の大地震においての被災ニュースに接して、あらためてBCP対策の重要性を深く認識いたしました。今年1年も様々な出来事に遭遇するかと思いますが、明日は我が身と覚悟しつつ、常に冷静沈着な姿勢で事象に対処したいと考えております。私自身も竜頭蛇尾で終わることなく、さらに画竜点睛を欠くことの無いよう1年を送りたいものです。

 弊社ジェイエスピーも、本年は大きく変化する1年となるであろうと予想しております。経営陣を含め従業員共々明るく元気に、そして常に前向きな姿勢で成長を目指して前進していきたいと考えております。どうか本年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。最後になりましたが、本年も皆様方のご健勝とご活躍を心よりご祈念いたします。敬白