2024年1月22日月曜日

稲盛氏に学ぶ

稲盛和夫氏の言葉に「人は成功するために、一生懸命に働かなければならないのではなく、生きていくために、誰にも負けない努力で働くこと、それが自然の摂理である」という教えがあります。昨日、全国男子駅伝を応援しながら、選手たちはどのような日頃練習をしているのだろうと考えましたが、ただ一生懸命に練習しているだけでは勝負には勝てません。陸上界で活躍するためには、だれにも負けない努力で練習を積み重ねることで目標に近づけるのです。

どういう理由か知りませんが、2024年を昭和99年というメディアの表現を最近よく見かけます。明治XX年ではピンときませんが、昭和99年という表現は昭和時代の延長線上で大変興味深く感じます。最近は仕事でも西暦を使うことが多く、私自身も令和5年を4年と勘違いして個人的に役所の手続きをミスしたことがあります。昭和に生まれたので昭和という呼び方は親しみ易いのです。駅伝もマラソンも長いレース中には様々なアクシデントがあります。

元号が変わることは法的に止むをえませんが、昭和に例えることで、かつての日本が諸外国にも負けない努力で働いてきたことで先進国の仲間入りを果たしたことも理解できます。その後、日本経済は成熟して低成長時代が続いてきたことも、昭和に置き換えて考えると納得できます。多分、メディアの言う昭和99年という表現にはそれなりの意義があると考えます。来年の昭和100年は節目として昭和99年の日本はどうあるべきかを熟慮すべきです。 

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