2024年1月29日月曜日

趣味

以前からモノづくりの職人芸には大変興味があります。しかし、今日において自分自身で得意とするモノづくりの職人気質は残念ながらありません。昨日、生まれて初めて蕎麦打ちの会で現役の蕎麦屋さんの先生からご指導を受けました。店頭での蕎麦職人の実演に興味が湧いて自分でもできないものかと考えてきましたが漸く実現しました。参加者は6人くらいで初対面の方ばかりでしたが、皆さん何年も趣味として楽しんでいる方でしたので蕎麦打ちの作業はスムーズでした。

蕎麦打ちに関して全くの素人で無知の私でも何とか蕎麦は出来上がりましたが、力の入れ具合が要領を得ず、蕎麦を切る前の段階には先生の手を借りることとなりました。包丁で均等に切るのもかなり訓練が必要だとわかりました。持ち帰って茹でてざるに上げて食べようとした時に、蕎麦が太かったり短かかったりして、自分が蕎麦屋でお客として出されたものを食する立場と蕎麦職人との違いをあらためて自覚した次第です。 

蕎麦打ちをご経験された方はご存じだと思いますが、蕎麦粉を練る際の水の加え加減が微妙であること、粘着力のある蕎麦に仕上げる技は簡単ではないこと等、蕎麦打ちに自然と手が慣れるまでは相当奥が深いようです。2時間弱の講習でしたが、再度チャレンジしてみようと思います。高齢になったら何か手に技術を身に付けることは大切ですので、次は料理教室に通うことも検討しています。将棋も好きですが、一日中座ったままで体を動かさない習い事はなるべく避けたいですね。

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