2024年1月17日水曜日

歴史は語る

 かつて米ソが冷戦時代の1955年~1975年に及んだ北ベトナムと南ベトナムとのベトナム戦争では南ベトナムを支援した米国は敗れました。南ベトナムの旧首都サイゴンは陥落し、ベトナムは南北が統一されて首都が現在のハノイとなりました。私も15年以上前にベトナムを訪れましたが、当時は日本の東京に似たハノイと大阪に似たサイゴンを思い出します。現在も官公庁の所在するハノイと商業地のサイゴンという印象と思います。

本日お話ししたいのは、欧州と中東で未だに続いている戦争は双方に多大な犠牲を出しながら一体いつまで続くのかということです。当時のベトナム戦争は、民主党のケネディ大統領時代から始まり、ジョンソン大統領時代にはさらに戦況は泥沼化して、最終的には米国が撤退することとなり、ベトナム戦争は北ベトナムの勝利となりました。結果的に戦争が収束へ向かったのは共和党のニクソン大統領の時代だったのです。

私が予測するに、もし本年11月の米国大統領選でトランプ前大統領が復活したら2025年の初頭にロシアとウクライナの戦争、イスラエルとハマスの戦争が停戦へ結びつくのではないかということです。バイデン大統領が再選されても戦争状態の現状は変わらず、直ぐに停戦とならないように思えるからです。その点、強引なトランプ氏は何をするか予測がつかないために国際情勢は大きく動く可能性があると考えるからです。共和党政権は恐るべしです。

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