2023年4月28日金曜日

若者にエールを!

 このところ早朝からNHK・BSでLIVE中継されている米大リーグのロサンゼルス・エンジェルス戦の試合を見ています。実は野球のルールを知っている私より妻の方が興味があり、先に起きている私に眠い目をこすりながら早くテレビの電源をと騒ぐのです。ルールは全く知らないのに米大リーグの試合に日本の若者として堂々と出場して大活躍している大谷選手を観るのが目的なのです。

今朝も朝の5時から先発ピッチャーで登板している大谷選手を嬉しそうに応援していましたが、妻の目は息子のような存在の大谷選手の魅力にすっかり取りつかれているようです。WBCが過ぎてから大谷選手の人気に乗ってNHKがエンジェルス戦のTV放映権を購入したのでしょうか、毎日放映の時間帯は早いですが、朝のニュースより米大リーグの試合を楽しみに観戦しています。

これまでも日本選手の活躍はスポーツニュースなどで取り上げられていましたが、チームにすっかり溶け込んでいる大谷選手の楽しそうな表情を見ますと、野球の試合を観ながら、これからグローバル社会で活躍する日本の若者に期待したい気持ちが湧いてきたのです。若者の人口は減っているとは言え、先進国ではまだ多い方なのです。

育て方とやる気を引き出してあげれば日本の若者は世界に負けないと思います。日本の未来を担ってくれる若者にエールを送りましょう!


2023年4月27日木曜日

五月連休を前に

 五月連休を前に新社会人にお皆さんはワクワクウキウキの気分ではないでしょうか。観光地は海外からの観光客も増えており、さらに例年のように日本中で大移動が始まりますので各地では相当な混雑が予想されます。年末年始の休暇と五月連休は働く人にとって何より楽しみの時期です。学生時代と違い、社会へ出て働き出したら連休の貴重さを実感します。

私自身の記憶でも、新婚当初の連休は新生活の報告のため故郷へ帰省したり、夫婦で久々の買い物を楽しんだり、社会人としての喜びと満足に溢れていたように思われます。子どもができてからは日々子育てに追われて、夫婦の愉しみより子どもを楽しませることに集中していたようです。子育ての忙しさのあまり、後になってみると記憶にはあまり残っていません。

果たして新社会人の皆さんはどんなゴールデンウィークの過ごし方をされるのでしょうか。できれば若い時しか経験できない思い出に残るような旅などがお勧めです。なるべく遠方へ出かけての自由な一人旅はきっと皆さんの人生の貴重な想い出になると思います。人は歳を取ってくると連休でも若い時ほど気分がワクワクしなくなるものです。

連休中は充分に英気を養って、連休明けには再び元気な姿で仕事に復帰してください。

2023年4月26日水曜日

空飛ぶクルマ

 NHKのクローズアップ現代は好きな番組の一つですが、昨日は「空飛ぶクルマ」の話題が取り上げられていました。個人的に気球やハングライダーに乗りたいほど、羽を付けて崖から空を飛ぶ夢など子どもの頃からよく見ていました。空飛ぶクルマ時代の実現が目の前に迫って来たのはドローンの出現があったからだと考えます。

ドローンで荷物を運ぶように、巨大なドローンが登場すれば人間でも自由に運べるからです。課題は様々ありますが、昨日の放送を聴いて、近い将来においての実現の可能性を実感しました。是非、空飛ぶクルマに乗れるように心身とも元気でいたいと思います。自動運転技術が進化すれば将来はパイロットなしで運行も可能のようです。

空飛ぶクルマの用途による新産業の市場規模が雇用も含めて大きいことも分かりました。もっと若い時代に実現していれば私自身もお客様を運ぶパイロットになりたいですが、年齢的にも安全上も免許取得は無理でしょう。空飛ぶクルマが低空飛行で往来している世の中が少しでも早く到来することを心より期待しています。ちなみに運賃は公共交通で3千円掛かるところ1万円くらいとか。

2023年4月25日火曜日

コミュニティ

 衆参補欠選挙や統一地方選挙もほぼ終わりましたが、今回の選挙の投票率はかなり低かったようです。原因は明確ではありませんが、私自身もこれまでの経験と比較するとあまり熱が入らなかった選挙戦だったように思います。つまり多くの賢い有権者たちが支持したい立候補者が少なかったのではないでしょうか。

丸3年続いたコロナ禍で音声SNSが普及して、全国にコミュニティの輪が広がった関係で良識ある価値観が形成されたのではと考えます。今後、コミュニティの輪がさらに大きくなれば、世の中にはびこる様々な社会的課題を解決する集団の代表となる人を支えようという動きが出てくることでしょう。

コロナ前には国内外で多くの人が結びつくような音声SNSの動きは見られませんでした。この自然発生的に生まれたコミュニティの動きは、これから益々発展して社会を動かす原動力となるのではないかと考えます。コミュニティが社会的課題の解決に寄与することで正直者が救われる社会が形成されることを期待しています。

2023年4月24日月曜日

明日への議論

 統一地方選挙もそろそろ終盤となりましたが、かつて霞が関で沸き上がった道州制の議論が日本全体に広がったことがありました。何が理由でとん挫したのか我々庶民にはわかりませんが、道州制が仮に実現していれば明治時代から続く中央集権の政治も変わっていたかもしれませんし、日本の現在も今の姿とは随分違っていたかもしれません。少子高齢化の現在に至ってはそれらの改革も難しいとは思います。

欧州では1国の人口が500百万人前後の国家がめずらしくありませんし、人口の多い国でも日本のように47都道府県という自治体の数が多い国は少ないのではないでしょうか。米国は3億3千万人ほどの人口ですが、50の州で自治体で構成されワシントンは連邦政府の首都なのです。自治体の人口が500万人くらいであれば、行政コストも低く抑えられ予算を社会福祉へ還元できるのではないでしょうか。

米国の州当たりの人口は約660万人になります。翻って日本は1億2千万人の人口ですから、県当たりの人口の平均は260万人くらいです。横浜市は380万人、北海道は530万人で欧州での1国当たりの人口に匹敵します。何が言いたいかと申しますと、日本の将来のため地方創生を真剣に考えるならば、人口を基本にして道州制を地方分権とともに議論してみてはどうかと考えます。明日への議論を期待します。


2023年4月21日金曜日

チャンスを逃さない

 人生は短いので、その時々において僅かなチャンスを逃さないことが大変重要です。企業は生き物なので環境の変化に業績が敏感に反応します。良い景気はいつまでも続かず必ず踊り場を迎えますし減退していきます。景気が下降局面になる前にリサーチして必ず次の手を打っておく必要があります。打たなければ皆と同じように下降の道を辿ることになります。チャンスはあっという間に過ぎ去りますので、常に目を光らせて見過ごさないことが大切です。

中小企業として長年ビジネスをしてきて思いますのは、高い見地に立って世の中の変化を察知しながら次の手を打つことが大切だということです。しかし低い見地に立って天気ばかり眺めて自ら戦略を考えない人たちが多いようです。その意味では弊社も長い間同じ道を歩んできました。10年先の市場を考えて投資をする習慣を身につけなければ人生のあらゆるチャンスをものにすることは困難だと考えます。

技術会社として新しい時代を切り開いていく先駆者の集団の1社でありたいと常に考えています。少子高齢化が日本人のエネルギーを奪っているのかわかりませんが、日本が諸外国から様々な分野で後塵を拝する時代が接近してきているように感じます。様々な戦略と対策が必要ですが、自ら次の手を考えることが今一番重要だと思うわけです。海外とのコミュニティを大切にして日本の針路を常に模索すべきだと考えます。

2023年4月20日木曜日

アンコンシャス・バイアス

 昨日、ある夜の食事会がありました。メンバー5人のうち3人が女性の経営者や元経営者、2人が私を含め男性の経営者でしたが、女性の一人が「アンコンシャス・バイアス」に対する日本社会の変わらない現状に疑問を呈していました。確かに40年も前から男女雇用均等法が提唱されてきているにも関わらず、現状は未だに性差別の意識は変わらず続き、古いままの体質が根強く残っているのが我が国の姿です。

しかし昨今、早朝にSNSを聴くようになって徐々に日本の社会も変わりつつあることが分かってきました。私の世代は考えも古く、明治・大正・昭和と続いてきた日本社会の習慣を意識的に引きずっていますが、海外に足を延ばしてみますと日本社会のアンコンシャス・バイアスを実感します。しかし時代に遅れている国は男尊女卑の実態が未だに残っています。

ドイツのメルケル元首相の話も出ましたが、先ずは女性の起業家を育て、女性が自立できるように雇用の場を増やすことで国も発展するし、国民も幸せになるという事です。家事や育児は日本社会を支える為に男女双方で担うものです。これからの日本人は無意識の偏見や思い込みを無くさなければ理想の社会を実現することは不可能です。

2023年4月19日水曜日

邂逅(かいこう)

 今日は私にとって忘れてはいけない日です。昨年の今日、大学時代の親友の一人が癌で亡くなりました。実は癌が見つかった時にはステージ4で、その後何度か電話で話しましたが、半年くらいで容態が急変したのです。人間的にも畏友と呼べるような素晴らしい人柄でしたので、彼の死は本当に信じがたいものでした。命日は忘れまいと敢えて此処に書かせていただきました。

最近は個人情報保護法の適応により同窓会名簿など入手ができなくなり、タウンページで過去の住所から辿って漸く見つけ出した友人の一人が彼でした。40年ぶりに会話した時はさすがにお互い感激しました。卒業後、何年か手紙をやり取りするうちに移転等で音信不通となってしまったのですが、元気なうちに再会できたのは良かったです。


2023年4月18日火曜日

畏友(いゆう)

 中学時代から竹馬の友として長い付き合いをしてきた友人と、今年3月に同じふるさとである天草を旅してきました。実は私が祖母の33回忌の法要のため、友人は埼玉県に住んでいた2番目のお兄さんが今年の初旬に亡くなり、分骨してふるさとのお墓に埋葬してあげるためという双方の目的が共通したのです。私は高校まで天草で過ごしましたが、友人は高校から熊本市内、大学は福岡県の国立大学の教育学部を卒業して教職の道を歩みました。

現在は退職して孫の世話の毎日ですが、離れていてもこれまでは時々2人で会って自由な時間を過ごしてきました。畏友という存在の友人は他にもいますが、唯一子どもの頃から信頼して付き合いが続いている友です。彼は私と同じように子どもの頃には母親はいなくて、兄弟と離れて親戚に預けられていた時代があります。生い立ちが共通していたのも偶然でした。天草に2泊、足掛け3日間ドライブで一緒に過ごしましたが全く違和感はありませんでした。

天草の上島を半日で1周して子どもの頃から有名な温泉地であった下田温泉に宿泊し、翌日は下島を1周してふるさとの倉岳町の旅館に宿泊しました。これまで天草の隅々まで足を延ばしたことが無かったので彼のお陰で長年の希望が叶いました。歳を取った高齢の友人同士でお互い元気に旅行できるのは稀なことだと思います。畏友としての彼の存在は私の人生において実に貴重な宝です。おそらく彼のお孫さんも将来は祖父の彼を慕ってくれることでしょう。

2023年4月17日月曜日

ふるさと納税

 統一地方選挙も大都市圏は終わりましたが、まだ地方では選挙中の自治体もあるようです。昨日、都内で4年ぶりに開催された120年の歴史ある「ふるさとの会」へ参加してきました。ふるさとの市長や地元経済界の関係者方々も来賓として出席され、久しぶりにリアルで開催された会は盛大に盛り上がりました。市長の話で印象に残ったのは、多額の「ふるさと納税」に対する感謝の言葉でした。

地方経済は税収が不足して自治体の財政はどこも大変な状況です。ここにきて更に企業版「ふるさと納税」が従来の「ふるさと納税」の成功例に倣って、各自治体は税収を増やそうと必至です。少子高齢化で地方は高齢者は増え高齢者拠出金が増える一方で、若年労働者は仕事を求めて都会へ出ていくために今後益々所得税も法人税も減少していきます。

自治体が消滅しないためには財政は健全でなければなりません。しかし税収が減る一方では自治体は財政がいずれ破綻します。国の交付金で自治体の財政が維持されているのも現実の姿です。健康保険制度も企業の勤労者から徴収した保険料収入を高齢者の費用に回して支えているように、地方自治体の財政を国民や企業からの支援とも言える納税で賄わざるを得ない状況なのが現実のように感じます。

2023年4月14日金曜日

学びの場

 本日はリアルで各社の経営陣が集う研修会へ参加しました。コロナでリアル開催が出来なくなり、主催者企業の大改革とともに感染防止を最優先にオンライン開催が続いていました。

大改革に併せて漸く4年ぶりにリアル開催となりました。やはり、直接に対面で経営者の講演を聴いたり、互いに意見交換したりすることが如何に大切かを感じた次第です。

会社経営は経営者の理念(哲学)浸透される事により独自の価値観が形成されます。長年培われた人生観とでも言えるでしょう。昨今、人が育つ環境の違いで人格にも格差が生まれています。

人づくりを何よりも大切に、今後とも会社経営に努力して参りたいと思います。

2023年4月13日木曜日

景況感

日本経済の状況はまだ先行き不透明ですが、データによると小売業の3月の売り上げが急激に伸びているとのことです。小売業の決算は2月ですが、よって2024年2月期はかなり増収増益が予想されているようです。コロナ禍が2類から5類に移行されて以降、人々に外出への安心感が広がってきました。それと海外からの観光客によるインバウンド需要の増加が小売業の景気を押し上げているようです。

個人消費は景気観を判断する要因となります。現在は円安で輸入物価が高騰していますが、FRBがインフレを抑えるための金利引き上げを止めると為替がドル安円高傾向になりますので、一時的に日本株が下がる要因にはなりますが、長期的には輸入物価を下げることにもつながります。米国の小売業は国民のインフレ懸念で、今後の見通しでは消費が減る傾向で収益の悪化が予想されています。

逆に日本経済はこれから小売業の業績とともにサービス業の業績も、長かったコロナ禍の反動で急速な業績回復が見られると予想しています。日本全体に資金や物流が回り出すと、海外投資家も注目して日本の株価も徐々に上がっていくと考えます。日本経済を強して賃金を上げていくには経済成長とともに円高が必要と思われます。以上、景況感です。

 

2023年4月12日水曜日

ChatGPTその2

弊社は3月決算で4月は年度のスタートですが、どういう訳か日々忙しく過ごしているように感じます。本日はコロナ禍で3年間オンラインで開催していた年に一度の経営方針発表会の日です。テレワークが企業社会にすっかり浸透してきましたが、入社式や経営方針発表会などはリアルで開催した方が気持ちの盛り上がりも感じられて良いと考えております。

久しぶりにどんな話をしようかと考えていましたが、経営者として今話題のChatGPTに対しては触れざるを得ないような時期ではないでしょうか。私も使っていますが、これからは仕事においてうまく使いこなす時代だと考えています。まだ世の中に登場したばかりのAI技術ですが、人間社会をより豊かにするためのツールになるよう法整備は勿論、適切な規制が必要となることでしょう。

AIの進化は今後も止まらないので、コンピュータやインターネットが登場した時代から現在に至る過程を振り返るように、新しい時代の動きが世の中に続々と生まれてくることでしょう。教育の現場や企業社会においてもChatGPTは無視できなくなり、我々はAIの進化した技術は活用していかなければならないと優位性をポジティブにとらえたいものです。



 

2023年4月11日火曜日

体調の変化

 この3年余りのコロナ禍で昼食は外食という習慣が無くなり、未だに社内に在籍している時は弁当を持参しています。漸く、感染の増加も落ち着き昼食も解禁していいはずですが、弁当の中身の栄養バランスは無視できないようです。夜の外食もコロナ前と比較して当然減りましたが、その間、体調がすこぶる改善されたみたいです。

昼食もお済みになったと思いますのでこの際お許しください。実は排便の様子がコロナ前と全く変わってしまったのです。元々胃腸が強い方ではないので、外食後これまで消化不良を時々起こしていました。外食が無くなり、自宅でほとんど食事をするようになって急に体調の変化が見られるようになったのです。

考えてみますと、コロナ前のウィークデーの夜はほとんど外食でした。併せて昼食も外食です。それが自宅で食事をするようになって、かなり胃腸の調子が良くなりました。もしコロナ禍前の食事の状況が続いたならば年齢的にも体調を崩していたことでしょう。健康あっての仕事です。妻は体調が変わりませんが、私の排便状況を毎日聴いて驚いています。皆さんも食事のバランスを今一度見直してみてはいかがでしょうか。

2023年4月10日月曜日

価値観の違い

 ちょうど2週間前の3月28日に、世界的な知名度を持つミュージシャンである坂本龍一さん(71)が亡くなりました。同世代の方ですが、実は私も詳しい略歴はあまり知らなかったのですが、今回の訃報でこれまでの彼の足跡をテレビを通じて拝見することができました。音楽を通じて反戦や平和を訴える市民運動家でもあったようですが、彼の言葉で印象に残ったことがありました。

それは日本人やジャーナリストやメディアが国に対して自分たちの意見をいつしか言わなくなった、ということです。今、世界的に民主主義が危機だと言われています。韓国は日本以上に民衆の意見が強いと言われていますが、中国は民主主義や自由を時には弾圧しているように日本人には映ります。しかし中国人自身は民主主義国家だと主張しています。

そのことはロシアでも同じで、自国は民主主義で自由国家だと国民は考えているのです。それぞれ自国民の価値観の違いで、国外から見たのと国内で感じるのとでは温度差があります。それより坂本龍一さんが話していたように、日本人は国に意見を言わなくなったのでしょうか。日本は平和で安全で良識ある国民が多いからではないかと考えています。

議会制民主主義国家で国のリーダーは国会で選ばれますが、国会を支えているのが国民です。他国の大統領選挙のように選挙戦で不正が起きることも少ないし、政治家の暗殺や国民の暴動も戦前のようには起きなくなりました。しかし専制国家では独裁政治もまかり通ります。日本が自由に意見を言える国であることをこれからも祈ります。


2023年4月7日金曜日

久方ぶりの訪問

 久方ぶりに渋谷へ出掛けてきました。12年ぶりでしょうか、渋谷の街並みの変化に戸惑い、訪問先に行き先方法を尋ねる始末となりました。更にあいにくの悪天候で、折り畳み傘では間に合わないほどでズボンまで雨に当たるという不運な体験でした。

訪問先にはオフィスの方角を聞きながらGoogleマップで検索して、目的地へ久しぶりの訪問で何とか時間通りに到着できて良かったです。お相手は著名な税理士で、15年前に偶然セミナーを受講した時に知り合ったセミナーの講師です。

今回の要件は、少し前に聞いていた勉強会の講師をお願いしたいという依頼要件でしたが、著名な税理士なので多弁で、最初は様々なレクチャーを受けながらお互いに近況を話した次第です。約2時間後に食事処へ行き、更に会話が弾み、気がついたら既に21:30を回っていました。

渋谷駅までの帰りの道のりでは6.7分の間は傘もさせないような凄い暴風雨に見舞われ大変でした。週末ですが明日は又、大学の役員会で都内行きです。重なる時は様々な用事も重なるものです。しかし毎日違う人と会って会話ができることは幸せなことです。




2023年4月6日木曜日

対話の重要性

人間同志は対話がとても重要です。言葉では分かっていても一方の理論で強引に物事を進めると混乱を招くことが多々あります。会社でも家庭でも相手の意見に耳を傾けて話を聴く姿勢が大切です。世界の紛争地域でも争いが止まないのは、双方の意見が対立していてもお互いに対話の機会を作らず、相手の心を理解していないままで一方的に相手を攻めるから永遠と恨みが消えない事態に至るのです。

なぜ人間は同じ過ちを繰り返すのでしょうか。それは過去の失敗に学んだり、より良き手法とは何かを常に学習していないからだと思います。「人のふりみてわがふり直せ」とは私が子どもの頃に傍にいた祖母が何度も教えてくれた言葉です。子育てを放棄した両親のふりみて私は育ちましたので、頑なに親の二の舞だけは踏まないつもりで生きてきました。

企業は社員を大切にし、一人一人に目を向け聴く耳を持つことで経営が成り立っています。お客様との関係も同じで、お客様の意見に謙虚に耳を傾けることを実践しなければ取引の継続もあり得ないのです。すべて人間同志の関係は国家や企業や家庭を含めて対話の重要性において共通するのです。弊社の理念である「三方よし」の幸せの根拠はそこにあるのです。




2023年4月5日水曜日

変化への認識

 世の中は年々変化しているので自分自身も変わっていかなければならないと考えるこの頃です。人を見渡しても動きに変化を感じますので、時間軸が動いていることを実感します。世界もフィンランドがNATOに加盟して今後、世界の大国の構図も変わっていくことでしょう。日本の政治も随分変わりました。少子化対策など一向に進みませんでしたが、待ったなしの機運が国会内にもできて漸く検討が具体化し始めたように感じます。

大学への研究開発資金を増やして知財立国を目指そうという志も感じられます。エネルギー政策も水素を次世代エネルギーへ結びつけようという計画も固まってきているようです。すべて日本が下降曲線を歩みつつある諸課題への対策のようです。実際に実を結ぶのは数十年先ですが、変わらなければ日本の未来も厳しいという見通しが現実として考えにあるからです。少子化対策はあまりにも遅過ぎましたが、漸く議論される方向で良かったと思います。

日本の産業も今後様々な工夫が必要と思われます。あらゆる業種に人材不足の問題が出てきます。労働者不足にどのような対策が練られているのか見えてきません。IT業界とリアルの産業の連携、さらにロボティクスの活用で飛躍的な生産性と効率化を目指すことが重要だと考えます。新興国は自国経済がさらに成長しますので人件費は高騰します、日本から労働力における安さの追求は見直さなければなりません。以上のように様々な対策が必要です。




2023年4月4日火曜日

人事の難しさ

 大きな組織では一般に「地位が人をつくる」と言われ、人事異動での昇進をきっかけに、さらに社内で成長する人もいれば、中には上の任務が重荷になって体調を崩して降格になる人もいます。人事で人を見極めるのはかなり難しいということを、トップとして私自身何度も経験しました。実は私が新入社員の頃に直属の上司だった方が、数年後に支店の課長へ昇進したことがありました。

その後、仕事の激務で体調を崩されて降格人事となり、元直属の部下だったこともあり部長から私に面倒を見るように指示が出たのです。その方に関しては、当時新入社員だった私も上司としてちょっと頼りない方だとは感じていましたが、2年目になった私にマネージャー職を譲り、新天地に異動された後に課長へ昇進されたのです。

結局、私の下へ身を預かることになったのですが、実はアルコール中毒の方だったのです。仕事のストレスをアルコールでカバーしていたことが判明したのです。私が新人の頃も定時後から深夜まで仕事をする中でも、毎月のように冷蔵庫からビールを出してきて飲みながら事務作業をしていました。

当時の夜の事務所には上司もいないので、私の上司も仕事中に酒を飲んだり、自由三昧にやりたい放題でしたので、支店に上がって、職務の重責と職場環境の変化に心が押しつぶされたのではないかと想像します。私が面倒を見るようになってからもソファーで寝てばかりで結局、病は治らず遂に退職されました。しかし退職されてからも、私だけとはお付き合いが続きました。


2023年4月3日月曜日

年度初め

 2023年度がスタートしました。本日から新入社員も仲間入りとなりましたが、VUCAと言われる時代に果たしてどのような思いで入社してくれたのでしょうか。これから家族や社会を支える人材となりますので、若い世代にしっかりした考えを育んでいくのが我々の使命でもあります。世界は混とんとした無秩序の状態でもありますが、日本は戦略次第で先進国で経済成長率が高くなる可能性があると言われています。

企業は人材投資で生産性を上げて経済を伸ばし、給与水準を諸外国並みに上げていかなければ国内消費が増えないどころか円安から脱皮できません。景気を良くして人件費を含んだインフレにより金利を正常化させて、外貨に強い円を取り戻し、購買力をつけることが日本において中長期的に大変重要な課題だと考えます。

我々IT企業は日本の産業界の競争力を再び高める役割としての使命があります。そのために絶えず進化していくデジタル技術を駆使し、お客様の期待に応えていかなければなりません。若い世代の方たちが未来の日本を担っていかなければならないのです。失敗を恐れず元気を出して、未知の分野に積極的にチャレンジしてください。皆さんの周りに必ず幸せが到来します。