2020年6月30日火曜日
やまと尼寺
実は週末に楽しみにしている「やまと尼寺 精進日記」というTV番組があります。住職と副住職、それに修業している女性の3人の生活風景のドキュメンタリー番組ですが、3人の女性の日常会話がいつも微笑ましいのです。
食事は確かに精進料理なので肉や魚は出てきませんが、結構美味しそうな料理を皆で手分けして作るのです。私は年季の入った住職のファンですが、お寺の大黒柱なのに意外と茶目っ気もあり、周囲からも親しまれている人なのです。
時々、ご近所でご主人が無くなり一人住まいの女性も加わり、4人でも会話も食事も和やかで楽しそうです。あの幸せそうな3人の光景を見ていると僧侶の仕事もまんざらではない印象を受けます。
奈良県の山中にある1300年くらいの歴史で由緒ある観音寺のようですが、長年地域に溶け込みながら日々を檀家とともに存在する日本の数々のお寺は人々にとって大切な場所だと感じた次第です。
2020年6月29日月曜日
薬売り
たまたまTVで100年以上も続く富山の置き薬売りの放送を目にしたのです。未だに各家庭を戸別訪問する富山の薬売りの仕事が続いていることに驚いたのです。
家内も同世代で田舎育ちなので、薬売りの人から風船をもらったことなど記憶していましたが、当の私は年に1度くらい富山から遥々訪ねてくる横井さん、森さんという薬売りの人の名前まで記憶していました。
都会からやってきたという上品な身なりの印象の薬売り人で、農民に気さくに声をかける商人としての丁寧な態度には驚くばかりでした。
薩摩藩の島津久光公が富山藩の薬売りを通じて北海道の松前から昆布を隠密に運んだという逸話も大変興味がありましたが、全国的に網羅された富山の薬売りネットワークの仕組みは近代歴史においても大変注目に値します。
江戸時代の車もなかった時代の出来事ですが、令和に至る現代でも、未だに延々と商売が受け継がれていることに大変驚きました。
2020年6月26日金曜日
差別
アメリカ大陸発見のコロンブスの銅像も、黒人迫害の歴史的批判で撤去されたり、アメリカ映画で不朽の名作とも言われている「風と共に去りぬ」に対しても批判の矛先が向けられているようです。
日本でも部落差別が過去には問題視されたこともありましたが、現代社会ではほとんど聞こえてきませんが、移民大国アメリカでは長年の人種差別的なしこりが、未だに解決されていないように思われます。
何故、そこまでエスカレートして時代をアメリカ国民が遡らせるのか不思議に思いますが、人種差別が如何に人々の心を傷つける深刻な問題であるかということだと思います。
確かに「風と共に去りぬ」の中では黒人差別が見られますが、南北戦争時代の出来事を題材にした古い名作映画なので歴史を知る意味では極端に避けることはどうかと思います。
時代を振り返るとどこの国でも過去には大なり小なり各地で身分差別は存在しました。しかし、それを乗り越えて今の時代があります。
歴史は歴史で貴重な史実として理解し、過去の反省の上により良き社会を構築してきたわけなので、あまり文化・芸術の面まで否定するのはどうかと思います。
しかし、未だに彼らにとっては深刻な国内問題として存在しているようです。
2020年6月25日木曜日
株主総会
2020年6月24日水曜日
ウォーキング
毎朝4時に起きてもラジオを聴くくらいで、普段は特に運動らしきことはしていませんでしたが、在宅で通勤時間が浮いたので運動不足を補う意味でもウォーキングを始めたのは良かったと思います。
若い頃は早起きが大の苦手で、学生時代の新聞配達の仕事は苦労しましたが、この歳になると早起きが苦痛ではなくなりました。
朝のウォーキングは車も少なく、人通りもまばらで、歩きに集中できて良いと思います。約1時間のウォーキングですが、かなり速足なので結構汗もかきます。
帰宅してシャワーを浴びて、TV体操を行った後に朝食を摂るのが最近の日課となりました。
夏は早朝でも日差しが弱く、速足で歩いていると暑さは全く感じません。
季節の花や鳥の声など、これまで普段経験しなかった地域の自然を味わう機会に恵まれた気がします。
「早起きは三文の徳」と昔の人が何を意図して言ったのか知りませんが、体調良く起床して、朝からウォーキングに時間を使える日々に感謝しています。
2020年6月23日火曜日
教育
2020年6月22日月曜日
時間
某ツールは同時に100名までという収容制限がありますので、基本的には部門を週ごとに分けて実施しますが、従来通りメールとグループウェアには掲載するようにしました。
LIVE配信は初めての経験ですが、これまでは一部の社員のみのリアル朝礼でしたが、これからは全社員に向けて同時に配信できるので大変便利です。
今朝は出社して準備しましたが、これまでは通勤時間も当たり前の感覚でしたが、往復の通勤時間は一日の労働時間の30%以上を割いている計算になることが分かります。
私の場合でも在宅であれば7時半にはデスクに着きますので、これまでの40%以上は時間を有効に使えます。
これから出勤と在宅を上手に活用すれば、若い方たちだけでなく、中高年層の働き方も生活様式も大きく変わると思います。
しかしテレワークにおける様々な課題も今後出てくるでしょうが、日本が少子高齢化社会を乗り越えていくためには、テレワークが当たり前だという働き方を企業が認識することです。
これから先は労使ともに限られた余剰の時間を工夫して行かざるを得ないと思われます。
2020年6月19日金曜日
新型コロナ禍
新型コロナウイルスの感染拡大を長期的に阻止するためにスウェーデン政府が取った対策は、国民全体に新型コロナを感染させて抗体を持たせるというものです。
結果的には多くの死亡者を出しながら抗体を無理に持たせたことになります。
私自身はスウェーデン政府が施行したコロナ対策が、かつて我々が受けたツベルクリン検査にも似たような印象を持ちましたが、ワクチンが開発されていない中でスウェーデン政府が取った方針には未だ納得がいきません。
陰性だと陽性者からの感染の可能性がありますので、徹底的に陽性者を一定期間隔離して陰性者の感染を防ぐしか方法はありません。
日本はまだ海外に比べて感染者が少ないと言われていますが、実際はPCR検査等の数が少ないので国民全体が陰性か陽性かの判断は難しいと思われます。
欧米諸国の感染拡大は顕著でしたが、その後の新規発生者の数を減らす対応策を取ったに過ぎないので、又いつ感染が再び拡大するか誰にも先行きの予測は難しいものと思われます。
日本は海外と比較して感染しての死亡者数も少ないですが、感染拡大の山が諸外国と比べて低い水準で保てたのも国民の意識が深く関係していると言われています。
新型コロナ禍においても「喉元過ぎれば熱さ忘れる」事態にならないことを祈るばかりです。
2020年6月18日木曜日
競争力
今朝も早朝ウォーキングに出かけてきましたが、過去にブログで何度か取り上げてきましたが、驚くべきなのはH社やB社やS社など、世界的な日本の大企業の工場跡地が広大なことです。
大手製造業各社の現状は、経済のグローバル化とともに為替の円高に耐えるため、国際競争力上どうしても国内生産では立ち行かないことを意図しています。
代わりに広大な敷地には製薬メーカーの研究所や物流倉庫群が跡地利用として活用されるようです。
日本は中国やベトナムと同じ産業形態では成り立たないので、知的集約産業を世界から人材と共にM&Aにて集約させるしかないと思うのです。
日本国内には、世界を駆け巡る営業戦略と開発拠点を束ねる司令塔の役割こそが必要です。
残念ながらデジタル技術はガラパゴスで時代の変化に乗り遅れてきましたので、未来への課題は山積しています。
産業の高度化とともに、動かない行政のデジタル化を牽引していくのが政治のリーダーシップではないでしょうか。
他国の後追いでは国は豊かにならないと考えます。
2020年6月17日水曜日
関係(Relationship)
他国への内政干渉は控えるべきだとつくづく実感します。
昨日の北朝鮮によるケソンの南北連絡事務所の爆破事件には驚きました。
韓国在住の脱北者によって北朝鮮批判の中傷ビラを飛ばしたことが引き金となったようですが、互いに内政干渉することの影響が大きいと言えます。
人間関係も同じで、他人を誹謗中傷することでお互いの関係が上手くいくはずがありません。
国と国、人と人との関係は自国や自分の考えを述べる前に、相手の考えに耳を傾けるとともに、お互いに立場や違いを認め合うことが大切です。
外交が順調に進まないのは、首脳同士が他国に依存して、当事者同士が直接の対話を継続してこなかったからではないでしょうか。
人間同士の関係にも同じことが言えます。離れていれば自分に都合のいいように解釈して、陰で相手を批判したりするものです。
人を介した批判は回りまわって紆余曲折に変化して、いつの間にか自然に相手へ変形して伝わったりするものです。
できれば直接相手に対して相手の立場を考えて、直接に助言してあげるのが一番良いでしょう。
国と国との外交も、人と人との関係も基本は同じだと思います。
いろんな国、いろんな人との対話を積み重ねることで、お互いの信頼関係は築かれるものです。
2020年6月16日火曜日
くちなし
今朝、ウォーキングの途中で戸建てに朝顔が咲いていました。季節の移り変わりを先取りできるのは幸いに思います。
早速、帰宅して我が家の師匠に話すと、西洋朝顔で日本古来の朝顔ではないと言っていました。
私は普通の朝顔と思っていましたので、古来のものだと主張したのですが、素直に師匠はなかなか頷きません。取り敢えず、明日の朝に証拠の写真を撮ることにしました。
花の師匠ともいうべき奥方は早速、湿度が低くて気分が良いのか午前中に外出して、香りが部屋中に漂うくちなしの花を買ってきました。
そろそろ梅雨のシーズンはくちなしの花の出番のようです。何とも言えない香りです。つい渡哲也の「くちなしの花」を口ずさみたくなりました。
昭和の演歌は味があって懐かしいです。
2020年6月15日月曜日
憲法
また日本国憲法の話になりますが、憲法19条では思想・信条の自由を保障しています。どんな場所でも政治的な発言も許されますし、宗教も自由に選択ができます。
かつて私自身も若い頃に様々な宗教団体から勧誘を受けたことがありますが、若い頃から色んな宗教に関心があったので、相手の方からも信仰を勧め易いタイプに見えたのだと思います。
未だに無信仰ですが、本家が先祖代々浄土宗という事もあり、仏壇の位牌に「南無阿弥陀仏」を唱えることは時々しています。
自分の為というより仏壇が無ければ御先祖に申し訳ないというだけの話です。話は変わりますが、諸外国では未だに宗教争いが絶えないし、様々な自由が保障されていない国々も多いようです。
その点、我が国は憲法で思想・信条の自由が保障されています。若い人たちがどこまで日本国憲法の素晴らしさを理解しているか分かりませんが、もっと教育の現場で日本国憲法について詳しく教えてあげるべきではないでしょうか。
2020年6月12日金曜日
オンライン
案の定、その後株価は急落しましたが、何と言っても根拠がないのに株価だけは実態以上に上がり過ぎでした。FRBがFOMCで低金利を据え置く決定をする程、経済は疲弊しているのに連日不思議な思いでいました。
日経も必ずNYダウに連動しますので、米国株式の上げ過ぎた半面逆に下落し、しばらくは調整局面となるでしょう。問題はこれからの日本経済をどのようにして浮上させていくかです。新型コロナもアフリカでは今がピークの状況です。
漸く、各国で感染拡大に歯止めが掛かりつつある中で、アフリカ発の第二波の感染拡大が世界中に広がらないことを祈るばかりです。これまで新型コロナは世界経済に深刻な打撃を与えていますので、これ以上の影響拡大を防がなければなりません。
日本国内も漸くコロナ感染が沈静化してきましたが、ウイルスそのものは無くならないので、様々な感染防止の対策はこれからも続きます。
5G実用化の勢いもスタートから収縮していましたが、来る次世代通信ネットワークの実用化により、思いがけないオンライン化の波に順調に乗れれば、これからの日本経済に様々な有益性をもたらすことでしょう。
2020年6月11日木曜日
世論
国のエネルギー政策が地球環境に与える影響が大きいという事を国民とともに意思を共有しているのです。
確かに消費税が25%で徴税率は高いのですが、税金に対しては国民の目が厳しいので行政による使途がオープンなので、国民の行政に対する満足度は政治の信頼によるものなので寧ろ高いのです。
一方が日本は消費税率を上げようとすれば、徴税に対する信頼度が低いので国民の反対が多いのが現実です。
間接税なので直接税より本来は税金を徴収しやすいのですが、日本の場合はヨーロッパ諸国のように直間比率は国民世論的にも中々変えられないようです。
日本は大国の追随型ではなく、もっと小さな諸外国のさまざまな利点に学ぶべきだと思います。
2020年6月10日水曜日
デジタル
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにオンライン診療や教育の必要性が叫ばれたり、9月入学の話題で紛糾したりしましたが、どうやら期限付きの一過性の動きで元に戻るようです。
物事に慎重な日本人らしい動きのようにも見えますが、来るべきデジタル時代を背景に、様々な先進的な考えが示されたことは社会的にも意義があったと思われます。
アナログからデジタルへの転換は、利用する側の事情もあり容易に進まないのが現実です。
たまたま今回は新型コロナの世界的な流行で人との接触が完全に抑制され、移動手段が遮断されました。
この場合において遠隔での双方向の通信が必然となり、それが医療であったり、教育の場であったりしました。100年に一度という異常な事態に世界中が見舞われたわけです。
漸く収束に向かい普通の生活に戻りつつありますが、同時にテレワークの有効性も企業社会に認められたのではないでしょうか。
働き方改革が国の主導で執拗に進められていた時期でもあり、企業も今回の未曽有の出来事で働き方の変化も受け入れ易かったのではないかと思われます。
2020年6月9日火曜日
システム
2020年6月8日月曜日
月曜日
自由と我儘(わがまま)との界は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり。
今、全米で大変な集団デモや暴動が起きています。一説には人種差別を厭わないトランプ政権になって4年間にわたる鬱積の現れだとも言われています。