2024年3月7日木曜日

人間の心

 戦前の軍国主義政権時代の日本と敗戦後の民主主義政権時代では国家観として雲泥の差がありますが、戦争は終結しないと当事者間では是非が認識できないようです。世界では未だに戦争の種が付きませんが、戦争の継続は互いの平和を望む国民に敵対意識を増大させるだけなので、当事国のリーダーは国民のために勇気を持って戦争を終わらせるべきです。

中国が軍事力を増大させていますが、何故そこまで増強する必要があるのか不思議です。米国はそれ以上の軍事力を装備していますが、互いに競い合っているだけと我々には見えます。確かに他国からの侵略を防ぐために自国の防衛力は必要ですが、イデオロギーの対立ばかりで軍縮への国際的な話し合いを進めようという姿勢が欠けているように思われます。

幸いにも日本の政治は内向きで国内問題に引きずられて他国との衝突はありませんが、平和な国だからこそ日本は、もっと国際的に戦争の回避を呼び掛ける役割をすべきではないでしょうか。戦争は国家の破壊を生み、自国民を不幸にさせる一方であることを為政者は最優先に考えなければなりません。しかし、言うは易く行うは難しで人間の心は変わらないようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿