2024年4月3日水曜日

魅力的な国造り

 昨日は在宅勤務の傍ら、天気もいいし私の誕生日というので、神社の参拝を兼ねて半日かけて妻と鎌倉へ私用外出してきました。平日で午前中も早かったので、境内はそれほど混雑していなくて用事は手早く終わりました。昼食は行きつけのお店に入ったのですが、平日だからなのか周囲は外国人旅行者ばかりでした。車内も多くの外国人が目につきましたが、全国津々浦々の観光地においても外国人旅行者が近年になく多いようです。

日本は海外に比べると、治安も良く、犯罪も少ない国なので日本への旅行は世界的に見ても人気があるようです。円安の影響で海外に比べて物価が安い点は日本へ来る旅行者に歓迎されているのでしょう。でも日本経済としては原材料の輸入価格は高いので喜んでばかりいられないのが現実です。GDPを拡大しつつ、貿易収支を改善していくには国内経済の付加価値を上げなければ円安は止まらないので貧乏国家へ向かうことになるわけです。

外貨を稼いでいる大企業は為替差益が大きいので、儲けを更に海外に再投資することは可能ですが、稼いだ外貨を自由に日本へ持ち帰ることは容易ではないのです。インバウンドで外国人がお金を消費してくれることは大変ありがたいことです。円安だからもっと魅力的な日本の観光地を増やすことで経済も成長するという考えです。人口減で成長にも限界があるため日本政府は将来に向けて独自の魅力的な国造りを実現してほしいものです。

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