2024年4月30日火曜日

生活習慣

 ペットは可愛いと多くの人は飼いたがりますが、実際は子どもや孫を育てるのと同じで容易ではありません。特に動物好きの人は飼う条件が整えばペットを飼いたがりますが、世話をすることが好きだから飼っている年数が長いとあまり苦にならないだけです。我が家でも過去に7年余りやむを得ずに小型犬を飼った経験がありますが、どこへ行くにも留守にしているペットの様子が気になり落ち着いて外出もできないことがありました。

また大事にしているペットの死は人の死と同じように耐えがたいものです。耐え難い思いと育てることの大変さで再び飼うことも躊躇します。最近、娘が小型犬を購入して一人暮らしも穏やかになったようですが、時々連れて帰省しても「来て良し、帰って良し」で親としても客人を迎えるような気持ちで気を遣います。連休中も連れてきましたが、娘の外出中にペットの世話をするのも人間の子育てみたいなもので一苦労です。

人は自分の寂しさを補うためや癒しや喜びのためにペットを飼いますが、動物好きではない人はペットを飼う事に興味すら湧かないようです。ペットを飼う人口が増えてきたため、購入や賃貸に限らずマンションでもペット飼育可というところが大半となっています。欧州では乗り物にも自由にペットと同伴できますが、日本ではペットに対する嫌悪感のある人も多いため実現は難しいようです。生活習慣が徐々に変化していくことを期待しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿