2019年2月26日火曜日

進化

私は進化するという言葉が大好きです。さなぎの脱皮のように常に新しく生まれ変わることを言います。昆虫など儚い命で、命をかけて受精して産卵しても1週間くらいで寿命が尽きたりするわけです。その点、人間は平均寿命も長いし、他の生き物から見るとそれぞれ複雑な人生を歩む動物だと言えます。しかし人間社会で見ると、さなぎのように脱皮して新しい人生を再スタートするような人生は中々送れないものです。春になると企業社会では人事異動が盛んです。大きな会社ほど自分の人事が毎年どうなるのか判断できません。その点、中小企業はいいかどうかは別としてあまり大きな人事異動の変化はありません。戦略にややインパクトと緊張が欠けるのも仕方が無いのかもしれませんが、中小のオーナー会社は経営危機に対応して乗り越えさえすれば、平時は人事異動の心配も無く平和な社風だと言えます。しかし、同じ会社で長く勤めるためには会社規模の大小に関わらず、常に個々人の進化が無ければ会社の成長は止まり、徐々に消滅の道を歩みます。ですから若いうちから読書と行動により見聞を広め、人との交流で考える力を養い、年齢を重ねるごとに判断力を身につけなければなりません。いつまでも元気さを失わず、これからも明るく快活な会社づくりを目指していきたいと思います。

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