2020年3月24日火曜日

変化

先週の土曜日に川沿いの閑静な桜の並木道を歩いていると、広大な工場跡地に何台もの重機の騒音が鳴り響いていました。此処に新たに建設されるのは製薬会社の研究所や工場のようです。私自身もこの近辺に住んで30数年が経ちますが、大企業のドラスチックな業態の変化には正直吃驚しています。此処では余裕が無くなった日本経済の縮図というものを感じています。もっと早くから産業構造の転換が図られていたならば、人材の高度化により、日本経済がバブル崩壊後に長期にわたり失速することも防げたのかもしれません。日本が産業競争力を維持したり、豊かな少子高齢化社会を実現するには5GのもとでIoTをフル活用してデジタル化への変革を図るしかないと思います。高等教育課程で未来型の人材を育てつつ、企業内で早期に即戦力を養うべきかと考えます。時代と環境の変化で人材の流動化は益々顕著になりますので、積極的な人材の受け入れにより企業競争力の強化に結び付けるべきだと思います。それでも、やはり経営において一番大事なことは、働き甲斐を与え、生活の基盤となる雇用を維持することなのです。

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