教え子の同窓会メンバーに長年親しまれた高校時代の恩師が亡くなったという訃報が届きました。かつて多くの先生方に教えを請いましたが、当該先生は50年間以上も同窓会メンバーと親しくお付き合いしていただいた数少ない恩師の一人です。高校時代は毎日放課後にバーベルを持ち上げて重量挙げの練習をしながら、空手部の顧問をしていた先生で、胸部の筋肉が大きく盛り上がっており、我々生徒たちも親しみもあり胸を時々手触りしていたものです。
授業では生物を習いましたが、印象はどちらかというと黒板にひたすら書き込むタイプの先生で、生徒は私語をしたりすることが多く現代感覚では教え方がうまいとは言えない面がありました。しかし、先生の人柄は抜群で、人間として尊敬に値する面がありました。教員として出世も望まない実に謙虚な方でした。自営業として農業も兼務されていたので週末は農作業に従事されていました。
91歳で天寿を全うされましたが、40年前に奥様を亡くされ、20年くらい前にはがんを患い治療に専念されていました。がんに効用があると庭の畑に明日葉を栽培されて毎日食されていたようです。先生を訪ねた時に明日葉の栽培の話をされて私宛にも段ボール一杯の明日葉の苗を送ってくださいました。苗が大きすぎてベランダに栽培できる量ではなく、結局は枯らしてしまいましたが、先生のお気持ちだけは受け取りました。
0 件のコメント:
コメントを投稿