2018年4月27日金曜日

言霊

人前での発言は大事です。言葉は「言霊」(ことだま)とも言われます。国を率いる政治家や官僚の方が、発言の重要性をどの程度認識されているかは分かりませんが、偉い方ほど言葉を慎重に選ばなければなりません。「口から出れば世間」という格言がありますが、一旦口に出したことは、いつの間にか世間に広がるから、口は慎めという意味です。最近はセクハラ、パワハラ発言についても連日のように問題視されています。政治家の失言はたびたび報道されますが、襟を正す意味でも世間からのバッシングはある程度やむを得ないと思います。私も喋りが上手いほうではないので、相手に伝えるために、出来るだけ文章にまとめて書くようにしています。しかし、人とコミュニケーションを図る上で会話も重要です。言葉遣いが悪いと、人としての品性が問われます。謙虚で言葉は控えめのほうが無難だというのは、仕事柄多くの人に接する私に対して、いつも家内から忠告されている言葉でもあります。ビジネスにおける外部との言葉は、会社の信用上、常に慎重であるべきです。政治外交も重要性では同じではないでしょうか。

2018年4月26日木曜日

油断

おはようございます。いつもブログのテーマを探すのに苦心していますが、今日は昨今ニュースになっている事に関連して、このテーマを選びました。普通、人生の教訓として「油断」を防ぐために、「油断は禁物」とか「油断大敵」という格言があります。人間は有頂天になると心に隙ができて、時々過ちを犯すことがあります。有名人ともなると、外部から隙を突く人が知らぬ間に押し寄せてきます。私も若い頃、若気の至りで調子に乗って、失敗した経験が多数ありました。犯罪で人を傷つけてはいけませんが、人を信じて騙されることもよくあります。「油断」が禁物とか大敵と言われるのは、ややもすると深刻な被害者になったり、場合によっては加害者にもなりかねないからです。大事なことは、物事の判断や決断はすぐに出さず、一晩考えたり、周りに相談することです。私も調子に乗りやすく、すぐ決断・実行するタイプなので、慎重で多少足を引っ張るタイプの人を大切にしています。社会人となったばかりの若い皆さんも、どうか「油断」をしないように、これからの人生を歩んでください。

2018年4月25日水曜日

就職いろは

時代が変わったのか最近の若い人は、就職での大企業志向が殆ど薄れてきたように思われます。競争に対する諦めなのか、ベンチャー志向なのか判断はしかねますが、学生から見て大企業に対する信用力が一部低下してきているのは事実ではないでしょうか。まだ新卒に関しては一流企業志向は根強いと思いますが、日本の若者の意識も時代と共に変化していくことでしょう。ある意味では今後の日本にとって望ましい姿ではないかと思います。欧米での優秀な学生は、就職先として①ベンチャー企業②大企業③公務員の順ですが、日本の場合は、①公務員②大企業③ベンチャー企業の順で全く違います。日本人の職業選びに対する考えは、人生の目的より手段が優先して、何をしたいかでは無くて、先ず人生設計の安定志向から始まるようです。若い頃の私も同様に大企業志向で、身の丈に合わない就職選びをしていました。大企業勤務も経験し、中小企業を経営する立場だから言えるのかもしれません。結論を申しますと、大企業ほど中小企業の感覚できめ細かく、競争や評価が厳しいということです。でも、厳しさを経験しないと、どこの企業へ行っても通用しないというのは事実です。

2018年4月24日火曜日

体調管理

冬季に三寒四温という表現はありますが、近年は気象条件も変化し、異常気象と呼ばれることが多いのも事実です。この4月も突如、初夏の気候のような陽気になったり、10%以上に気温が低下して厚着が必要になったりと、まるで春季の三寒四温のような気候を感じます。気圧の変化が激しく、体調を崩される方も多いと思います。体調が優れないときは無理をしないで、自らの判断で体の回復の時期を待つしかありません。人間は生身なので、ちょっとした精神的な原因でストレスにより、体調にも変化を来たします。自分の体調管理は、自分で気を付けて自分で守らないと、中高年になると健康面でも個人差が出てきます。冒険家の三浦雄一郎さんも、若い頃には不摂生な生活が続いて、不健康がたたり、医師から余命を宣告されるような体になったそうです。それから健康管理と厳しいトレーニングを続けて、遂には世界最高齢の70歳7ヶ月でエベレスト登頂を果たされました。人の健康は心がけ次第で何とでもなる気がします。体調管理をして、大切な人生を少しでも健康に過ごしたいものです。

2018年4月20日金曜日

プロの営業マン

私が20年来、時々お会いしている某自動車販売会社のオーナーがいます。27歳で独立して70歳まで社長をされ、現在は79歳で今も現役の会長をされています。本日は久し振りに、お元気なお姿を拝見しに本社を訪問しました。その方とは、今から20年位前に異業種交流会で講演をなさった時、私が座長を引き受けた縁で、それからのお付き合いです。何が凄いかと申しますと、某自動車販売で全国一位の販売会社として何度も自動車メーカーから表彰を受賞している営業マンを抱えた会社だからです。お会いするたびに、全国での講演や営業マン教育の記録をまとめた冊子を戴いてきました。形も性能も殆ど同じような車を、ライバルに負けずに販売する力は、営業マンの人間そのものに懸かっています。何年か毎に店舗を訪ねると、お客様を迎える社員の姿勢が変わらぬ事に感動すら覚えます。如何に自社の営業マンの教育に力を注がれてきたかが分かります。いつまでもお元気で、会社にお顔を出される事をご祈念申し上げます。正に「ローマは1日にして成らず」です。

2018年4月19日木曜日

人たらしの人

今日、ある懇親会の場で、成功者には「人たらしの人」が多いと話している人がいました。私は「人たらし」という表現は、あまり印象が良くない意味だと否定的に捉えていたのですが、そうではない意味が多いことが調べて分かりました。歴史上では豊臣秀吉のように農民から這い上がった人物のような生き様を表現しているようです。企業経営者でも驚くような業績を上げて会社を成長させて大成功を収めている人がいますが、その中の人物に「人たらしの人」がいるとのことです。仕事の帰路で意味を調べてみたのですが、ある納得を実感しました。ひょっとすると「嫌いな人がいない」面で、私もある部分では人たらしの性格を持っているのではないかと思ったのです。これまでは、もしそのように言われたら、軽蔑されたような批判に対してガッカリしたでしょうが、今後もし言われたら素直に喜びたいものです。言葉には解釈の仕方次第で、良い意味と悪い意味があります。私も多くの先輩方に支えて頂いたから今日があります。だから、ひょっとしたら「人たらしの人」なのかもしれません。日本語は本当に難しいです。

2018年4月18日水曜日

一所懸命

小学生の頃に、大分県にある「青の洞門」の物語を読んだことがあります。何事も「一所懸命」に行動する事は大切ですが、「青の洞門」は、諸国遍歴の旅の途中ここに立ち寄った禅海和尚が、断崖絶壁に鎖のみで結ばれた難所で通行人が命を落とすのを見て、ここにトンネルを掘り安全な道を作ろうと、托鉢勧進によって掘削の資金を集め、石工たちを雇ってノミと槌だけで30年かけて掘り抜いたといわれている洞門です。(ウィキペディアより引用)

私の記憶にあるのは、ある僧侶が自らの修行と人々の為に長年かけて岩を掘り抜いたという伝説です。私も好奇心が旺盛な方で色んなことに手を出しがちですが、妻からも「虻蜂取らず」で何事も中途半端だからと、好奇心にはかなりブレーキを踏まれています。お蔭様で今日あるのも、調子に乗らず、影の助言を素直に聞いてきたからではないかと考えるわけです。だから私は「一所懸命」という言葉が好きです。つまり、1つのことを貫き通すことが人生の成功へ結び付くのではないかと思いますので、皆様もどうかご参考にしてください。

2018年4月17日火曜日

国際結婚

先日、米国に住む親戚の女性家族と久しぶりに日本で会う機会がありました。彼女の夫と子供も日本語はほとんど話せませんが、日本の風習にすっかり慣れ親しんでいるのが感じられました。最近問題になっている米国の銃社会についてちょっと聞いたところ、大体どの家庭でも銃は公言しないまでも保持しているようで、今更、日本を見習って法律で規制することは不可能だろう話していました。また徴兵制も米国や韓国では当たり前ですが、戦後の日本は憲法の中に兵隊の文言さえもありません。かつては国際結婚する彼女の心境も親戚として気になっていましたが、現在のカリフォルニア州は在住の日本人も多く、心理的にも日本人との違和感が米国人自身も少ないのだろうと思われます。確かに政治・経済・スポーツや芸術・文化においても、戦後の日米間の親密度は年を追うごとに高まりました。世界中でダイバーシティの声が叫ばれているので、国際結婚がもっと増えて行けば、個人的には日本の少子高齢化社会にも明るさが見出されて効果的だと思います。

2018年4月16日月曜日

IT業界

これは私の主観ですが、IT業界は産業界のインフラを黒子で担う業界だと思っています。しかし、IT業界が既存の産業界のシェアまで奪うとなると、ややもすると富も雇用もIT業界に集約される場合があります。米国大手IT業界が問われているのは、既存の産業界を消滅させる勢いがあり、富が集約されることが懸念されているからだと考えます。ITの進化は人々の生活を豊かにしますが、米国や中国のようにIT大手が急速に勢力を伸ばすと、既存の産業秩序が破壊されると思われているのです。確かに近年の世界的なIT大手の動向を見ていると、寡占市場を形成する傾向にあります。富が公平に分配されればいいのですが、必ず吸い上げられた利益は次の投資に向けられます。米国や中国で貧富の差が拡大するのも、やや歯止めが利かなくなっているからだと考えます。その点、日本は基幹産業がまだ米国などと比較すると元気で、IT業界が既存の産業を最先端のITでかなり部分を下支えしているからかもしれません。産業界全体の編成も、時代の変化と共にバランスが必要ということでしょうか。

2018年4月13日金曜日

研修

本日は今年度第一回、業界内の親睦仲間での勉強会でした。メーカーによるシリコンバレーの最先端技術を分野の専門家から直に聴けるのは良いですね。しかし、メーカーもAIを武器としたイノベーションの発掘に必死だというのが伝わりました。AIの市場占有はこれから大手の間で熾烈な競争になるでしょう。我々中小は同じレベルで戦わないで、隙間のコアな部分で強くなる道を選びます。小さくてもコアの技術で光る企業になりたいと思います。同業者で集まる経営者の会は、経営の共通課題を論じる場であり、他社の戦略も参考になるから見えるから有意義です。





2018年4月12日木曜日

期末

弊社も漸く17年度の月次締めが終わり、決算処理に入ります。18年度は既にスタートしていますが、今年度も業界の景気として大きくは変動しないと思われます。ただ我々の業界を取り巻く環境の中で、新しいデジタル時代の潮流が押し寄せていることは確実です。今年度も社員と一致協力して技術の変化に果敢にチャレンジし、新市場を開拓すると共に、技術の拡販と深耕を目指し、これまで以上に企業業績を上げて参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

2018年4月11日水曜日

本音と作法

昨日は終日外出したため、夜に書くのは諦めて(実際はネタが浮ばないだけ)ブログを休みました。国会は毎日のように森友、加計の財務省理財局のあり方、自衛隊中東派兵の日報問題での防衛省の対応など、内政問題にばかり目が奪われているような気がします。内閣を潰すことが目的なのか分かりませんが、政治家も官僚もそれを報道するマスコミも、将来の日本のあり方をもう少し考えて仕事をしてほしいと思います。さて、昨日は有名な歌舞伎役者の話を聴く機会がありました。普段、歌舞伎をみる機会など無いわけですが、歌舞伎界を代表するような方なので私のような凡人でも名前だけは知っているわけです。これまでの歩みを聴いただけで、人物としての奥深い人間力の一面を垣間見た気がいたしました。女形としての役者人生が作り上げたのか分かりませんが、落ち着きと上品さ、そして作法を本音として感じたのは私だけではないと思います。ネット社会がもたらす利便性の裏で世界中で薄っぺらな人間性がはびこることに危惧の念を示されていました。部下と上司が言葉と態度で1対1で毎日会話することの大切さを昨日の講演や懇親会の場であらためて学びました。先の政治家や官僚そしてマスコミの皆さんも、日本の将来のことを考えて、もう少し「本音と作法」を身に付けて頂きたいものです。

2018年4月9日月曜日

健康経営

人は自分自身の老いはあまり感じないようですが、他人からみると老いが分かるようです。私自身も人からどう見られているかわかりませんが、なるべく老いを見せないように少しは努力しているつもりです。外見は年齢と共に変えられませんが、精神的な部分は気持ちの持ち方次第だと思うのです。昨今、中小企業の事業承継ビジネスが昨今盛んで、弊社にもM&A関係の郵便物が多数届きますが、年齢で判断されるのは世の中的には仕方がないようです。でもビジネスの世界には高齢にもかかわらずバイタリティ溢れ、事業を伸ばし続けているオーナー経営者も多数存在します。その為には日頃の健康管理を人一倍気を遣わなければなりません。若いときには多少の無理は利きますが、年齢と共に身体的な衰えは避けられません。体力の衰えは自分自身が一番感じていますが、他人にはまったく理解できません。年齢より若いか老いているかは個々人それぞれに違いがあり、一概には人は判断できません。大切なことは健康に気遣い、病気をしないことだと思います、その為には節度ある生活が必要で、自分の体は自分で健康管理をして守ることが、ひいては会社の為にも周囲の為にもなります。

2018年4月6日金曜日

門に入らば笠を脱げ

普段は気が利かない私も、几帳面な妻のお蔭でこれまで様々な形でお世話になった方へのお礼を、機会を逃さず実行してきたように思います。夫婦はどちらかがお互いに穴を埋め合わないと大事なことを忘れたりします。タイトルは「他人の家を訪問したら、門をくぐった所で笠を脱いで挨拶せよ」という諺です。時が経てば人間誰でも大事なことさえ忘れがちです。幸いなことに忘れ易い私には良く覚えている妻が様々なヒントを与えてくれます。行動に移すのは得意な私の役割ですが、色んなことを計画するのは妻です。お互いに違いがあり、凹凸を合わせたカップルとして良くできたものです。これまで私自身、会社経営において多くの人にお力添えを戴きました。感謝しても感謝しきれるものではありませんが、その思いは夫婦でいつも共有しています。親が常に「門に入らば笠を脱げ」という意識で行動していれば、その背中を見て同じように子は育つと思います。ちょっとした自分の心がけで他人は喜んでくれるものです。感謝の気持ちをいつまでも忘れないという心が大事だと思います。何でもタイミングが大切だということでしょうね。

2018年4月5日木曜日

世の中は三日見ぬ間に桜かな

今年は桜の開花が予想以上に早く、計画されていた花見祭りも中止という話も聞きます。タイトルは世の中の移り変わりが早いことを言った諺ですが、米国トランプ政権による一方的な関税引き上げとそれに呼応するかのような中国の報復関税政策が、この先の日本経済にどのような影響をもたらすのか、今のところ予測がつきません。また一頃、海外からの来日観光客が8百万人と言われていたのに東京五輪決定後は急速に増え、3倍のおおよそ24百万人にもなっているようですし、政府は2年後に5千万人を目標としているとも聞きます。世界の動きと共に国内でも様々な動きが本年はあると覚悟をしていたほうが良さそうです。経済成長の予測は後半やや下降気味とも言われていますが、20年以降を睨むと今年は踏ん張らなければならない年だと我々経営者としては考えています。政府の働きかた改革もやや中途半端な先行きになりかねないような気がいたします。政府が音頭を取って、企業の生産性を向上させ、経済の成長を加速することが肝要かと思います。内憂外患の空気を打破しなければなりません。

2018年4月4日水曜日

闘志

以前、弊社の元社員で今は都銀の支店課長をしている30代後半の人物がいます。今日はその彼と、かつて一緒に仕事をしていた元役員の墓参りに行ってきました。彼は今5人の部下を持ち、若手を育てながら客先にも毎日のように顔を出しているとの事です。銀行も中途入社ですが、昇進も早く、30歳半ばで課長になり、今の目標は支店長まで上り詰める事だと話していました。私がこれまで人物観察してきて思うのは、人材のレベルは千差万別ですが、企業の中では学校の成績など偏差値は全く関係なく、若い時に努力するかどうかで潜在的に質の良い人材はびっくりするほど成長するということです。彼の部下も東大をはじめ一流大学卒ばかりだと言っていましたが、銀行に入ってからの競争は厳しくて、課長でも下から突き上げられるほど社内が実力主義のようで、人に負けない為には上司でもウカウカしていられないと話していました。どの世界でも負けない闘志が必要だということです。

2018年4月3日火曜日

火は火で消えぬ

人間は権力を握ると、人によっては民主的な活動を封鎖し、独裁政治を続ける人もいます。「アラブの春」でエジプトのムバラク政権やリビアのカダフィ政権は若者を中心とした民主化運動により滅びましたが、シリアは逆に民主化運動がアサド政権により徹底的に潰され、長期にわたる戦闘の末、現状に至っています。ナイジェリアでも民主化運動どころか貧困や差別が過激派の暴動を招き、テロや人質事件にまで発展し、現在国内は内戦状態となっています。戦争は国を滅ぼし庶民を路頭に迷わせます。かつてのカンボジアしかりで、権力を握る人によっては独裁政治を続けて、周囲の意見に耳を貸すどころか、反対者を徹底的に攻撃し、場合によってはこの世から抹殺したりする場合もあります。タイは比較的自由で民主的な国ですが、対立する政権が国を二分しています。お隣の韓国も似たようなところがあるようです。その点、日本は信教の自由も憲法で保障されており、宗教戦争など既に戦国時代で終わっています。議会制民主主義は日本人の体質に合っているのではないかと思います。やや最近、問題視されている論点として私が思うには、三権分立が本当に厳格に機能しているかどうかだと考えます。

在りし日

かつて弊社に人事系のプロがいました。彼は大手を退職後に弊社と兼務で二束のわらじを履いていましたが、何年後かに弊社との雇用契約をこちらの都合で終えました。その後、彼は独立独歩で事業を続けられていたのですが、その途上に癌を患い志半ばで帰らぬ人になったのです。ある面では物凄い能力の持ち主で、知人・友人関係も幅広く、本当に惜しい人でした。彼と知り合ったのは、私の親戚が大手企業の役員をしていた頃に部下として一度紹介されたのです。それ以来親しくなったのですが、その後、本人の意に添わず東京の本社から福岡へ転勤となりました。しかし、彼も両親の住む千葉へ帰って親孝行をしたかったのでしょうか、それから数年で退職したわけです。父親は先に癌で亡くしましたが、その後彼が父親と同種の癌で逝くとは信じられませんでした。4月になった今、ふと昔の事を思い出し、ちょっと彼のことについて筆をしたためました。近く墓参りもしたいと思います。

2018年4月2日月曜日

祝入社

今日は朝礼で5名の新入社員と3名の中途入社社員、計8名の自己紹介がありました。各自、一言ずつの挨拶でしたが、それぞれの方が特徴ある言葉を述べていました。その後、例年のように新入社員の入社式が行われました。例年はその都度用意した原稿を読むのですが、今年は簡単に一言挨拶の言葉を述べました。ひとつは臥薪嘗胆という言葉、二つ目は徳川家康の遺訓で「人生は重き荷を負うて遠き道を行くが如し」という言葉を意味を説明しながら、これから社会人としてご活躍される新入社員の皆さんへお祝いの言葉として差し上げました。また本日はたまたま私の誕生日でもあった為、朝礼の後、社員の皆さんから祝福を受けました。本当に有難うございました。そして新たに本日入社された皆さん、本当におめでとうございます!

今日は私の誕生日ですが、例年のように植木鉢に咲いた春らしい生花を戴きました。紫色のベルフラワーという花の種類だそうですが、生花は本当に可愛らしくて綺麗ですね。我が家も家内が大の花好きなので、いつも花屋さんで買っては家の中に飾っています。ベランダでも季節に応じて様々な花が咲きますが、花の手入れをするのはいつも家内の仕事です。最近は男性でも花の手入れをする方が増えているようです。花の手入れをする方は几帳面で繊細な性格でなければ中々出来るものではありません。私も生花のある生活がお気に入りですが、自分で買うことは、若かりし頃に花屋さんでテレながら家内の誕生日に買ったことがあるくらいで今は殆どありません。何年か前にオランダを旅行したときも、一番印象に残ったのはチューリップが綺麗だったことです。現在も自宅近くにある大船植物園には時々季節の花を見物に訪れます。