2018年4月25日水曜日

就職いろは

時代が変わったのか最近の若い人は、就職での大企業志向が殆ど薄れてきたように思われます。競争に対する諦めなのか、ベンチャー志向なのか判断はしかねますが、学生から見て大企業に対する信用力が一部低下してきているのは事実ではないでしょうか。まだ新卒に関しては一流企業志向は根強いと思いますが、日本の若者の意識も時代と共に変化していくことでしょう。ある意味では今後の日本にとって望ましい姿ではないかと思います。欧米での優秀な学生は、就職先として①ベンチャー企業②大企業③公務員の順ですが、日本の場合は、①公務員②大企業③ベンチャー企業の順で全く違います。日本人の職業選びに対する考えは、人生の目的より手段が優先して、何をしたいかでは無くて、先ず人生設計の安定志向から始まるようです。若い頃の私も同様に大企業志向で、身の丈に合わない就職選びをしていました。大企業勤務も経験し、中小企業を経営する立場だから言えるのかもしれません。結論を申しますと、大企業ほど中小企業の感覚できめ細かく、競争や評価が厳しいということです。でも、厳しさを経験しないと、どこの企業へ行っても通用しないというのは事実です。

0 件のコメント:

コメントを投稿