2021年10月29日金曜日

仕事

人の歴史話を聴くのが大好きです。早朝ラジオで声優の佐久間レイさんのインタビューを聴きました。声優業を今年で15年目のようですが、最初は女優志望で舞台のオーディションに受かり「レッツゴーヤング」のサンデーズのメンバーとして活躍されていたようです。しかし、人前で演技するだけでは自己満足感がなくて 悩んでいた時に声優という仕事をやってみないかと誘われたようです。

当時は結婚されて子どもも出産されましたが、結婚生活が2年ほどしか続かずシングルマザーとして子育てをしながら仕事を続けてこられたようです。今では個人事務所として独立されていますが知る人ぞ知る有名な声優さんのようです。私は今朝のラジオで初めてお声を聴き、早速検索してどんな経歴の方なのかを調べました。

人生においては自分の仕事を好きにならないと長続きはしません。仕事に打ち込める人は多少は中身に好きな部分があるからです。好きであれば勉強もするし、技術の変化にもチャレンジ精神が発揮して知らない事にも取り組みます。佐久間さんの話を聴いて仕事に対する姿勢や生き方を学んだリスナーの方はきっと多くいらっしゃると思います。

2021年10月28日木曜日

黒田日銀総裁の会見

今夕、ライブで日銀の黒田総裁の会見を聴きました。足元の景気は持ち直しつつある、為替は多少円安だが輸出経済にはプラスに働く、海外に比べてコロナの経済的な影響が少なかったために雇用も安定していた、など包括的な話が聴けました。テレビのニュースは部分的なので日銀の総裁の会見を直接聴くと日本経済の全容がつかめます。

対面サービスの経済も徐々に明るい見通しになるので、22年には経済も安定した回復が見込まれるようです。財務次官発言に対する財政赤字についてのコメントは少く、日銀としては管轄外といったところでしょう。会見の印象としては日本の先行きに対して悲観的になることもない、といった感じを受けました。企業の業績も少しずつ良くなっていくと予測しているようでした。

2021年10月27日水曜日

アーティスト

早朝にボタニカルアーティストの石川美枝子さんのインタビューを興味深く聴きました。中々作品を観る機会はありませんが、植物画を実物のように描写するのは生まれながらの才能があるから可能なのだと思います。 

米国のターシャ・チューダーも母親が肖像画を描いていたため、実物を描写する遺伝子を受け継いでいたものと思われます。画家はカメラのように実物を細かく観察して記憶に留める能力を持ち合わせています。

ラジオでのインタビューなので、果たしてどんな方なのだろうと聴きながら興味を抱きつつ毎回のようにその人物なるものを調べています。世の中には様々な能力を持った方が存在することにいつも驚いています。


2021年10月26日火曜日

意見

結婚は双方が親族から独立する人生での大きな岐路ですが、周囲から100%賛同を得る結婚などはこの世にはあり得ないのです。本人同士が認め合った結婚に対する合意であれば、皇族であろうとも周囲は承認してあげるべきです。憲法上は皇族も民間人も両性の婚姻に対しての条件に差異はないという事です。

本日、秋篠宮の長女、眞子さんと(小室)圭さんの結婚記者会見が行われましたが、苦難を乗り越えて辿り着いたお二人の婚姻を陰ながら祝福させていただきます。皇室の在り方についても議論がその都度行われますが、将来の皇室行事に支障をきたさないことを重視するならば、新たな時代へ向かってジェンダーギャップを是正しようという姿勢も必要と考えます。 



2021年10月25日月曜日

総選挙

菅政権を称賛するつもりはありませんが、過ぎ去った政権は忘れられがちなので一言。デジタル庁の設置もコロナ禍の収束も大変な功績ではないかと思います。デジタル庁ができても急には何も変わりませんが、日本がITの時代遅れであることは認識されただけでも救いです。

コロナ禍も第5波で感染拡大している最中での支持率低下で、伝家の宝刀でもある解散権も党内で封じられての退陣でありました。続いての岸田政権は何もせずにスタートし、衆議院を解散することもできましたが、これも前政権のお蔭かと思います。

衆議院議員選挙を目前にして激しい選挙戦の真っただ中ですが、与野党の勢力が拮抗する政治になれば、未来に向けての真剣な国会討論も期待できるのではないかと少しは期待しています。岸田政権には日本の未来ビジョンを是非示してほしいと考える次第であります。

天下分け目の戦いには決してならないと思いますが、若い有権者が自分たちの将来の日本に責任を持って、自分自身の選んだ候補者へ一票を投じられることを期待しています。嵐の前の静けさがこの1週間で愈々終わり、週末には総選挙の結果が判明します。

2021年10月22日金曜日

週末の一言

 かつて日本の人件費は諸外国より高く、購買力も強かったのでエコノミックアニマルと揶揄された時期がありました。しかし、失われた30年で新興国に先を越されてしまったのが現在の状況です。

原因は国をリードする人たちの過去の成功への驕りと無策だと思います。1960年代の高度経済成長時代を知っていますので、改革開放路線を突っ走ってきた中国の二桁成長時代が理解できます。

豊かさを勝ち取るためにはハンガリー精神を持たなければ、豊かさに満足していると猛追するライバルに負けます。かつての日本も豊かさを求めて農村部の若者が都会へ出てきました。その点、中国も同じだと思います。

これからの日本はどのような国づくりをしようとしているのか、近く誕生する新しい政治家の皆さんには是非とも日本の将来ビジョンを真剣に考えて頂きたいところです。


2021年10月21日木曜日

100年経営

もう10年あまり、毎月のようにIT経営者の集まりへ参加しています。意見交換するテーマもその時々によって様々ですが、今回のテーマは「 世界で圧倒的 No.1 を誇る日本長寿企業に見習って、 IT 業界の中で理想的な 100 年経営を目指そう! ~経営の荒波を乗り越える秘訣とは何か・・・」というものでした。

日進月歩で技術が進化するIT業界の中で100年経営を目指すことは容易ではありません。弊社も42周年目を歩んでいますが、大企業と違って中小企業はオーナー経営が多いために任期ごとに経営者が度々交代するというわけにはいきません。仮に20年~30年ごとに経営をバトンタッチするとなると3人の経営者が必要となります。

しかし、ご承知の通り非上場の中小企業においての事業承継はそう簡単ではありません。99.6%とも言われる日本の中小企業は多くの従業員を抱えていますので、雇用を守るためにも会社経営を維持しなければなりません。100年経営は一見すると気が遠くなるような感じがしますが、実際に会社経営を経験してみますと30年、40年もあっという間です。

重要なことは時の経過とともに常に変化しなくてはならないという事です。経営も日進月歩の改革を忘れないで常に成長を目指すことだと思います。さらに大事なことは様々な経営者から学ぶという謙虚さを常に忘れないことだと考えます。本日も最後までお読みいただき有難うございました。

2021年10月20日水曜日

イントレプレナー

日本でもネットバブル時代にはアントレプレナーが脚光を浴びましたが、リーマンショック後には起業率も減り、現在に至っては上場しても急成長する企業は少なくなりました。アントレプレナーの弱点は資金なし、人材なし、市場なしと三重苦が当たり前で、それを突破し成長の道を駆け上ることは容易ではありません。

一方、イントレプレナーは新規ビジネスとして企業内で独立しますので、資金にも人材にも市場もありますのでハイリスクがなく圧倒的に有利です。日本の大企業がもっとイントレプレナーを育てて独立した事業体を多数設立していれば、現在のように他の先進国の後塵を拝することはなかったのではないでしょうか。

日本の大企業には寄らば大樹で就職した人が大多数なので、ハングリー精神や独立心そのものが存在しないように思われます。子会社や関連会社に人材を異動させますが、ほとんど社命によるもので、社内ベンチャーを起こす人など皆無に近いのが現実です。突破口としてはイントレプレナーを外部人材も絡めて中小企業で育てることだと思います。

2021年10月19日火曜日

哲学を学ぶ

連日、様々な情報に触れていますが、開催時間帯が重複することも少なくありませんが、なるべく話し手のポイントを掴みながら並行して視聴しています。欲張りなのかもしれませんし、虻蜂取らずになってしまいがちですが、重要な中身が聴けないと勿体ないと思うわけです。かと言って頭の中に記憶としてずっと残っているわけでもありません。

コロナ前には経験できなかった有意義な学び方を習得できたことには大変感謝しています。またリアルでは経験したことのないような多くの人を、オンラインという便利なツールによって知ることが出来ました。システムを開発され、無償で社会へ提供されている方に感謝、感激です。IT業界に身を置きながらITの進化に我々自身が大変助けられてきたように思います。

世の中は何もかもがITで埋め尽くされていますが、それを活用する人間としての理性が重要です。ITはあくまでも手段であり便利な道具です。心を磨かなければ人に危害を与えるために悪用することも可能となります。なんでも便利な裏には副作用もリスクもあるわけです。最近、哲学を学ぶことが注目されていますが、人間としての基本姿勢を学ぶ重要性が感じられます。




2021年10月18日月曜日

論語と算盤?

 NHKの大河ドラマを毎週興味深く拝見しています。先週の日曜日には突如腹ませた女性が登場したりと、若干ドラマのストーリーが不透明な行動のプロセスで終わっているという印象を感じました。

渋沢栄一は女性関係が派手な人物であったことは聞いていますが、歴史上の人物を形容して「英雄色を好む」という表現も存在しました。

資本主義についての考えで岩崎弥太郎と真っ向から意見が対立したようですが、これからドラマがどのように描かれるのか楽しみです。翻って現代に目を落としますと、論語と算盤がちぐはぐのような感じがしなくもありません。

「入るを図り、出(いずる)を制す」の考えは経営のみならず国家の運営も同様だと思うのですが、政治家の弁には「出(いずる)を図り、入るを制す」ような無い袖を振る政策にしか見えないように感じます。

歳入である財源をどうするかの話は全くなくて歳出の話ばかりが先行していますが、エネルギー問題から経済成長への戦略が選挙戦で明確になっていないように感じます。

 

2021年10月15日金曜日

思い出

 今朝のラジオ深夜便で、先週亡くなられた写真家でエッセイストの杣(そま)田美野里さんの先月中旬に収録されたインタビューを聴きました。結婚当時の若い頃に、ご主人と二人で東京から北海道の北端の島である礼文島に移り住まれました。

30年間の移住生活で礼文島の数々の写真を所蔵されて書籍になっています。レブンアツモリソウという一時絶滅が心配されていましたが、保護活動の下に自然界に咲いています。とても可愛らしい花ですので、是非検索させてご覧ください。

礼文島は私の思い出の島でもあります。サラリーマンの頃に札幌で結婚しまして車で北海道半周旅行の途中に稚内からフェリーで礼文島に渡りました。車は稚内に駐車して徒歩で島めぐりをしましたが、一度は住んでみたくなるところでした。

2021年10月14日木曜日

オンラインコミュニケーション

漸く自粛が解禁され、昨夜は久しぶりに会食をしました。一部屋に4人で、横同士は間隔を空け、向かいの席とは頭部の高さ以上のアクリル板で仕切られており、お店の感染防止は徹底されていました。

ここ最近、ワクチン接種が進んだためなのか感染者数が大幅に減少しており、何とかこの状態が長く続くことを願っています。4人のメンバーはそれぞれ職種は違いますが、コロナ禍でも堅実に経営されている方ばかりです。

国内の移動も増えてきており、リアルとオンラインの融合で更なる成長を多くの業種の方たちが力を入れて、日本の繁栄を目指さなければならないと考える次第です。昨今、マイナス思考の話が多く語られていますが、プラス思考を持たなければ良くなることはあり得ません。

私自身も様々な失敗を経験して今日がありますが、20代、30代であれば人生は長いのでいくらでもやり直しが効きます。未曽有の分野に積極的にチャレンジ精神を発揮してほしいと思います。これからは人真似はなるべく避けて独自のアイデアで勝負すべきです。

時代の変革期でもありビジネスチャンスはいくらでもあります。オンラインコミュニケーションはこれからの大いなる武器だと思います。



2021年10月13日水曜日

サイエンスリテラシー

今の時代は様々な変化をもたらす転機だと思いますが、エネルギー政策においても国のサイエンスリテラシーに基づいた明確なビジョンがないのが現実ではないでしょうか。本日も専門家の話を聴きながら同感した次第です。

カーボンニュートラルへの削減目標の数字を掲げるだけでは何のトランジションとしての根拠も存在しません。まだEUはサイエンスリテラシーを重要視して物事を進めていますが、日本にはその点が不明確だと言わざるを得ないようです。

国民が納得するような根拠のあるエネルギー政策を国家ビジョンとして掲げてほしいと思う次第です。2050年という地球環境の予測もつかない中での目標設定は実現性が極めて不透明だと思います。

先ずは2030年に向けて脱炭素のために何をどうするのかを、国内でもっと議論して政治的に発信するべきだと考えます。自民党の総裁選挙においても次代の国のリーダーから未来のエネルギー政策一つでも、脱炭素化に対する考えにしても述べられなかったことは大変残念です。

資本主義の在り方から産業構造まで変えていかざるを得ない時代が今まさに到来しているのです。地球環境問題として捉えて国を越えた意見交換を場をつくる動きもあるようです。草の根の動きに期待したいと思います。

2021年10月12日火曜日

衆議院の解散

岸田新総理による衆議院の解散が今週14日に予定され、愈々衆議院議員の選挙戦に突入し、10月31日が投票日となります。先日、漸く自民党の新総裁が決まり首班指名のために臨時国会が開催されましたが、その間は国会が開催されていなかったので今回の選挙における争点がやや薄れている気がします。その場合おそらく投票率はそれほど上がらず、波乱の選挙戦とはならないで無難に終始するのではないかと思われます。

新政権もスタートしたばかりなので、国民は混乱を避けてしばらく新内閣を様子見という気分でいると考えますので、余程のことがない限り波乱は起きないと考えます。これから10月一杯は選挙戦なので、政治も経済も11月以降でないと本格的に動き出さないでしょう。選挙に国民として期待したいのは、与野党の候補者が選挙戦で何を訴えるかだと思います。コロナ禍で苦境に陥った多くの国民に対して明かりを灯すメッセージが語れるかどうかではないでしょうか。

2021年10月11日月曜日

資本収益

 「コロナ後の世界と日本の経済について」という議論を夜聴きました。ピケティのRがGより収益が拡大し貧富の差が拡大しているので増税で配分が必要だという説。ビルゲイツは反対で、税収を増やしても政治家が無駄遣いをして効率的に貧困層に富が行き渡らないという考え。但し、一致しているのは資本収益が世界的にみても数倍以上増えているのに、日本の資本投資は伸び率も僅かで収益性が低いのが現実だという事です。

海外の企業の時価総額が伸びているのに日本企業は伸び悩んでいるのが現状です。日本株は海外投資家に依存しているのが本音で国内投資が少ないということです。日本には2千兆円の金融資産がありますが、半分は現金で資本投資に資金が回っていないようです。確かに投資すべき成長著しい日本企業が少ないことも現実ですが、海外の成長企業に日本人の金融資産が投資に向かっていないのも、資本収益のチャンスを見過ごしているのかもしれません。

人財も資金も海外と国内をもっと行き来することが重要な気がします。日本という閉ざされた中で議論をするのではなく、海外との交流をもっと昼夜問わず議論を増やしていくことが大切なのかなと考える次第です。コロナ後のオンラインの普及は絶好のビジネスチャンスだと捉えて、成功を掴む人が日本国内に益々増えることを期待しています。ビジネスの障壁でもある日本語の壁は近い将来崩れるとみており、翻訳技術の更なる進化が必ず到来するはずです。

2021年10月8日金曜日

組織論

 米国も日本も貧富の格差が広がり過ぎたためか、時代は偏りのあるリーダーからリベラルなリーダーへの転換が必要とされているのかもしれません。左右に偏りがあると相手への批判ばかりが口に出て隔たりに関して無神経になります。つまり人の声に耳を傾けようとしないで自分の主張ばかりを通そうとするのです。本来は中間層が元気であれば人間関係もバランスが取れるのですが、現代社会は中間層が自信を無くしているのかもしれません。

組織の上に立つ人の声が大きいと聴いてもらえないと感じて周囲は黙り込んでしまいます。リーダーは自分が語る前に、まず組織の下の意見に耳を傾けなければなりません。組織の長にも判断ミスはあり得ますので、先走らないように相談することが重要です。しかし、言うは易く行うは難しで、人の意見を無視して行動した為に後戻りができない場合があります。自信過剰なリーダーより深謀遠慮なタイプの人が信頼されるのです。私もそうありたいと思います。

2021年10月7日木曜日

脱炭素化

先週から某大学の学生さんの論文を読んでいますが、その論文のテーマが「ポストコロナ時代における脱炭素社会の可能性」というものでした。偶然にも、今年のノーベル物理学賞を授与された日本人で米プリンストン大学上席研究員の真鍋淑郎氏の受賞研究のテーマが「大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が気候に与える影響を初めて数値で明らかにした」ことによるもので、テーマが共通していたことで学生論文にも関心が深まるとともに、同時に社会課題が一致したことに大変驚きました。

脱炭素化が近年、世界で一番の関心事であることを上記の出来事で再認識した次第です。漸く米国や中国のような大国も、人類の課題である地球温暖化への対策として二酸化炭素の排出を減らす方向へ足並みを揃えるようになりました。我が国も2050年にカーボンニュートラルを目指すことを菅政権で国際的に誓いましたので、私たちも日常生活の中でなるべくプラスチックごみを減らすとか、自らできることを少しずつ日常の生活習慣に組み込んでいかなければならないと思います。

2021年10月6日水曜日

新内閣のスタート

新内閣の船出という意味で株式市場もご祝儀相場で上昇すると素人としての考えではいましたが、インフレの懸念や中国の不動産市場の混乱も引き金となり8日連続で続落のようです。中国の不動産バブルは今に始まったわけではありませんが、実際に中国へ行かれたことのある方ならば地方都市の異常なマンションの建設ラッシュを見て、おそらく日本のバブル崩壊を連想してしまうはずです。

日本は民間企業を国が救うことはしませんでしたが、中国はいずれ国有化し企業を分解するのではとも言われています。民間に任せたままでは悪化する一方となり、過去の日本のようにバブル崩壊後に自律回復を待つだけでは経済の回復も遅れてしまいます。失われた30年と言われる日本の経済も企業の不良債権処理が長期に進まなかったからです。しかし中国経済は大丈夫だと思います。

やっと菅政権でデジタル庁がスタートしましたが、就任間もない肝心の大臣まで入れ替わる新体制には正直なところ首をかしげてしまいます。2年くらいかけて横ぐしで政府のDXを率先して進めなければならなかったわずですが、今後のデジタル戦略方針の不透明さを若干懸念しています。のど元過ぎれば熱さ忘れる日本の動きが、新政権になって一番の心配はありますが、民間企業も自覚していますのでおそらく大丈夫でしょう。

2021年10月5日火曜日

味覚の秋

先週の日曜日、ふるさとの集まりが都内でありました。実は私が広報部長として編集を取り纏めている、ふるさと版の会報1500部の送付作業の日だったのです。参加メンバーは失礼ながら私を含め中高年ばかりですが、集まりとなると皆、皆勤賞で出席されますが、コロナにもめげず明るくお元気な方たちばかりです。

作業をしながら集まると必ず皆、ふるさとの子ども時代の話題で場が盛り上がります。山間部も多い地方の地域なので、都会で食べられるような果物はなくても山々のいろんな果実を競って食べていた時代でもありましたが、住んでいる場所は違ってもまるで合言葉のように同じ生活のレベルがにじみ出てくるのです。

秋の味覚と言えば豊富な果物類が代表的ですが、海の幸も楽しみです。しかし、北海道の今年は赤潮の被害でウニや鮭が不漁だと聞いています。またサンマ漁も海水温の上昇で漁獲高が激減し高級魚並みの値段のようです。一方、我がふるさとでは小鯵が大漁とも聴いています。ところ変われば秋の味覚も違いますが、今年の果物は豊作のようで救われたようにも思われます。

2021年10月4日月曜日

内定式

 先週の10月1日(金)は弊社も大企業様同様にオンラインで内定式を執り行いました。これまでは内定者が確定し、会社としても一応けじめとして顔合わせのような気持ちで臨んでいましたが、コロナ禍で採用試験から面接までオンラインばかりで、内定式も形ばかりだと学生の方に申し訳ないと採用担当者が思ったのか今回の内定式は準入社式のような感触でした。

内定式の挨拶の原稿も初めて入社式に準じるみたいな内容で新規に作成しました。昨年春から就活を初めて内定が決まるまで半年から1年も活動された学生様のご苦労を考えますと、我々会社側も内定式に重みを持たせるべきだと思いました。今年の内定者の特徴としましては、地方からオンラインで応募する学生の方が増えたということです。

この傾向が続いて、地方と都会の就活における地域間のハンデが無くなれば大変喜ばしい事です。受験のコストも応募者側も会社側も掛からずに済むことが一番です。おそらく近い将来は海外からの応募者も出てくるのではないかと思います。一度もリアルで顔を合わせることもなく在宅のまま内定式を終えて、半年後に在宅のまま入社してくる時代が到来するのではないかと思う次第です。

2021年10月1日金曜日

Clubhouse

 この1か月位前から毎日のように早朝に3時間ほどラジオ放送を聴くようになりました。午前4時から1時間ほどのラジオ放送はもう10年以上聴いていますが、まさか突然プラス2時間も長くラジオ放送を聴くことになるとは思ってもみませんでした。コロナ禍で多くの人が人流抑制で人と人が繋がる手段を探していた矢先に登場したのがClubhouseのようです。当初、紹介制にも拘らず急激に登録者が増えて100万人にも及んだそうです。

しかし、様々なルームができて批判的な人が増え急速に登録者が姿を消したようです。そんな話を知らない私も半年前にある方の紹介で登録しましたが、正直あまりこの交流ツールに良い印象を抱いてなかったのです。最近になって某著名なコンサルの方からClubhouseに誘導されてあるルームに参加したのですが、それを契機に毎日リスナーとして参加するようになりました。理由は多くの素晴らしい元気な若い方の意見に触れることができるからです。

4時から3時間もラジオを聴くのは大変そうですが、単にリスナーとして聴くだけなのでとても気楽です。約1時間のルームに毎日何百人の人がラジオで聴いていること自体が本当に驚きです。朝なら時間も取れるし、しかも無料で著名な方から様々学べるわけですから利用しない手はありません。私のような年配の世代は刺激を受けてもまねごとはできませんが、若い方には生きるための良い刺激になるのではと思う次第です。