2021年10月18日月曜日

論語と算盤?

 NHKの大河ドラマを毎週興味深く拝見しています。先週の日曜日には突如腹ませた女性が登場したりと、若干ドラマのストーリーが不透明な行動のプロセスで終わっているという印象を感じました。

渋沢栄一は女性関係が派手な人物であったことは聞いていますが、歴史上の人物を形容して「英雄色を好む」という表現も存在しました。

資本主義についての考えで岩崎弥太郎と真っ向から意見が対立したようですが、これからドラマがどのように描かれるのか楽しみです。翻って現代に目を落としますと、論語と算盤がちぐはぐのような感じがしなくもありません。

「入るを図り、出(いずる)を制す」の考えは経営のみならず国家の運営も同様だと思うのですが、政治家の弁には「出(いずる)を図り、入るを制す」ような無い袖を振る政策にしか見えないように感じます。

歳入である財源をどうするかの話は全くなくて歳出の話ばかりが先行していますが、エネルギー問題から経済成長への戦略が選挙戦で明確になっていないように感じます。

 

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