2021年10月6日水曜日

新内閣のスタート

新内閣の船出という意味で株式市場もご祝儀相場で上昇すると素人としての考えではいましたが、インフレの懸念や中国の不動産市場の混乱も引き金となり8日連続で続落のようです。中国の不動産バブルは今に始まったわけではありませんが、実際に中国へ行かれたことのある方ならば地方都市の異常なマンションの建設ラッシュを見て、おそらく日本のバブル崩壊を連想してしまうはずです。

日本は民間企業を国が救うことはしませんでしたが、中国はいずれ国有化し企業を分解するのではとも言われています。民間に任せたままでは悪化する一方となり、過去の日本のようにバブル崩壊後に自律回復を待つだけでは経済の回復も遅れてしまいます。失われた30年と言われる日本の経済も企業の不良債権処理が長期に進まなかったからです。しかし中国経済は大丈夫だと思います。

やっと菅政権でデジタル庁がスタートしましたが、就任間もない肝心の大臣まで入れ替わる新体制には正直なところ首をかしげてしまいます。2年くらいかけて横ぐしで政府のDXを率先して進めなければならなかったわずですが、今後のデジタル戦略方針の不透明さを若干懸念しています。のど元過ぎれば熱さ忘れる日本の動きが、新政権になって一番の心配はありますが、民間企業も自覚していますのでおそらく大丈夫でしょう。

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