2020年6月3日水曜日

統率力

世情と株価は相応しないというのが、最近の金融状況をみると如実に表れているようです。新型コロナ感染者数も世界で断トツの米国は、現在も失業者の増大と全州に集団デモが収まらない状況にありながら、NYダウ、ナスダックともに連日上昇を続けています。経済もコロナの影響で全産業に窮地に陥る最悪の状況にありながら、株価は一時期の暴落を乗り超えて、現在のところ堅調に推移しているので本当に不思議です。当然、日経平均へも波及し、日本の株価も順調に回復して、それに為替も安定しているのでやや安心感もあります。この事は金融安定に対するプロ筋の統率力とともに、世界的に新型コロナ感染の拡大がピークを通り越し、徐々に各国の経済が動き出したたことが大きな要因だと思われます。金融が安定し、経済も徐々に動き出していけば、海外との交易も徐々に元へ戻るのではないかと期待しています。そのためにはG7(先進7か国会議)がまとまることが最重要だと思われますが、議長国の米国のトラップ大統領が一方的に先走っている感が否めなくもない気がいたします。今、民主主義国家による様々な統制力が問われているのが現状ではないでしょうか。共産主義国家は統制力が強力なので自由がない反面、国家の対応の早さを感じます。一国のリーダーが誰になるかは統率力を考える上で大変重要な要素ですが、民主主義国家である日本における都道府県の首長による統率力も国家と変わらず大変重要だという事が、今回の新型コロナ感染への対応で垣間見たような気がいたします。

2020年6月2日火曜日

見直し

長い巣ごもり生活に皆さん飽きたのか、昨日の人出は緊急事態宣言前に戻ったような光景でした。2週間後の感染数がどう変化するのか注視したいと思います。この間、飲食業やサービス業の倒産が相次いでいます。たまたま家内が使っていた美容院も、コロナの影響で積極的な店舗展開が裏目に出たようで先月遂に潰れてしまいました。客商売のサービス業は営業自粛に追い込まれたら即経営危機に陥ります。しかし今回の新型コロナの感染拡大を防ぐためにはやむを得ない措置です。この1年はサービス業に関わらず、あらゆる業種が先行き不透明のために設備投資を抑制する年となるでしょう。これからあらゆる事業を根本から見直さなければならないと考えます。近年、行き過ぎた首都圏の過密を是正するためにも、コロナの感染リスクを回避するために地方へ分散することも必要だと思われます。あらゆる職種においてテレワークが可能だと証明されました。在宅勤務によるテレワークは地方への人の移動をこれから加速するはずですし、地方に雇用の機会をつくる最大のチャンスだと考えています。何度か同じような話をしていますが、以前から時の政権は地方創生と繰り返し言いながらも、実態として本格的な雇用創出は遅々として進んでいませんでした。あらゆる業種のオンライン化が進めば必ず地方の活性化につながると思います。

2020年6月1日月曜日

経営

先月29日、無事に41期定時株主総会を終えました。他の中小企業と同じように、株主と言っても未上場なので殆ど社内株主なのですが、年に一度の重要な会議にも関わらず、議長としての議事進行の役割は世間の株主総会を何年も見物している割には中々板につきません。小さな会社なので、株主が社内だけだと淡々として進行するだけで時間も要しないので緊迫感がなく議長として緊張感に欠けるのでしょうか。しかしある時期から始めた株主総会も、漸く会社のスケジュールとして重要な位置づけとなり毎年の議事録も今日までしっかり整理されています。これは社外からの経験豊富な人材を受け入れたお陰だと思います。小さな会社では株主総会と言ってもほとんど形式的に議事録を残しているだけというのが現実です。弊社は早くから総務系を始め、多くの社外人材を雇用して内部管理の充実を早くから図ってきました。しかしここまでたどり着くには経営的に何年もかかりました。同業他社でもまだ弊社のように小規模の会社では実質的にオープンな経営を実践しているところは少ないようです。弊社は上場会社とほぼ同程度にコンプライアンスも重視していますし経営もオープンです。結果的にはそのことが後で引継ぎも楽に済むからです。最初から会社は社会に開かれたものだという認識があれば法的な誤りを犯す可能性も少なくて済みます。経営は隠せば隠すほど周囲も変な気を遣い精神的に疲れるものです、健全な経営を目指し、信頼性を維持するためにもオープンな経営姿勢が必要と思われます。

2020年5月29日金曜日

早朝のラジオで、タレントのサヘル・ローズさんという方のインタビューを1年ぶりに再度聴きました。ブログで紹介はしなかったと思いますので、感想を少し書かせていただきます。サヘルさんは1989年2月にイラン・イラク戦争の空爆で壊滅、13人の家族の中で一人だけ生き残った方です。その後、ボランティア団体としてテヘラン大学から来た養母に育てられて現在、日本でタレントとして活躍されています。聴いていてとても印象に残ったことは、彼女の養母に対する愛情表現と弱い自分を大事にするという人間としての志でした。実母は亡くなられたのですが、昔から「産みの親よりも育ての親」と言います。私も両親がいながら幼少時から祖父母に育てられましたが、先ずは親孝行は祖父母からという思いが最後までありました。自分の親は子どもを育ててなくても産みの親であることは間違いないので、祖父母がこの世を去った後に親の面倒を見ることにしました。育ててくれた親が大事だというサヘルさんのお気持ちがとてもよくわかります。さらに「弱い自分を大事にする」という話もすごく立派な考えだと感じました。兎角、人は他人と比較して自分を卑下したり、自分を責めたりしますが、自分の事を大切にされている心得をお聴ききして、さらに感動を覚えました。話を聴いているうちに、いつか私もイランへ行ってみたいと思った次第であります。

2020年5月28日木曜日

信仰

私は無信仰者ですが個人的に信仰を持つことはいいことだと考えています。まだ政治的イデオロギー色の濃かった大学時代に、大学内でも様々な宗教団体がサークル要員募集という隠れ蓑で信者を増やしている動きがありました。私の親しくしている仲間は殆どがイデオロギー対立に負けたのか入信していきました。私も無理やり集会に連れていかれて幹部の方から強烈な説得を受けましたが、断固としてイデオロギーの対立で相手との議論に負けたくなかったのです。つまり私自身にも学生時代から宗教団体との議論にも負けない自分なりの強いイデオロギーが存在したからです。あれから40年以上が経ちましたが、ある宗教団体の人たちとの付き合いは現在も続いていますが、熱心な政党支持者を母体として政治が国民目線からずれない様なチェック機能を十分に果たされていると第三者的にみています。私の実家は元来浄土宗で親戚筋は大体浄土真宗のようです。私は無信仰者ですが、ご先祖様の位牌を置くために自宅には仏壇だけは置いて、一年365日、毎日のように仏壇には水とお茶、お供え物しつつ合掌することを心掛けています。つまり、人間はぶれない真っ当な信念が必要だから信仰を持つのもいいことだと今回は言いたかったのです。大事なことは他人の信仰を尊重し、決して他宗教を批判しないことです。つまり歴史ある宗教には学ぶことが多々あるからです。

2020年5月27日水曜日

SNS

私は拡散し易いSNSはあまり使っていません。無論1対NのSNSの利用は極力控えています。理由は不特定多数の人には色んな考え方があるので、受け止め方次第で精神的なダメージが大きい場合もあるツールだからです。フェイスブックも時々投稿しますが、ほとんどお友達の掲載記事を拝見するだけです。代わりにブログは一方通行の発信ツールなので10数年使っています。ブログも当初は匿名で自由に言いたいことを投稿していましたが、折角なので会社のHPに掲載して公開するようにしました。しかし、一方では匿名ではないので何でも思っていることが自由に書けない不自由さはあります。投稿記事を世の中に公開するという事は、投稿者としてそれなに書いた責任が伴うと思うからです。SNSでの誹謗中傷が死亡事故に繋がり、ニュースを下に水面下で話題になっていますが、SNSはややもすると使い方次第でとても危険な攻撃材料のツールと化すから使用上は注意が必要です。リアルな対話の中で話される内容であれば対面の議論で済みますが、バーチャルでしかも不特定な差出人によるメッセージの内容は、受け手に相当な精神的ダメージを伴うので厳に慎むべきです。相手を思いやることがネットの世界では大変重要なことだと思うのです。皆一人ひとり受け止め方の度合いは違うのだ、という事を常に発信側は意識すべきです。便利さの裏にはデメリットもあることを、ユーザー自身が覚悟しなければならないことをあらためて感じさせられた出来事でした。

2020年5月26日火曜日

出勤

政府の新型コロナウイルス感染防止のための非常事態宣言が発令されて約1か月半、私は一度も会社に来ませんでした。まるで10年間の休みを一度に取得したような、これまでの人生で経験のない働き方改革を自ら実践しました。この間、経理関係の人は決算処理もあり出勤していましたが、稟議書の決済も電子印鑑、学生の面接から各種会議やミーティングもすべてZOOMを使って仕事をこなしました。社員もテレワーク態勢を4月から実施していますので、90%以上の在宅勤務率だったようです。職種にも依りますが、我々のようなIT企業は実際にやればできるのですが、お客様の立場もあり、国内企業として中々従来の慣習を変えることを躊躇します。突然の新型コロナウイルスにより、これまでの働き方が半ば強引に改革されましたので、これを機に出遅れたデジタル化を一挙に進めるには最大の好機だと考えます。昨日の解除宣言の影響なのか、一夜明けた今日は多くのサラリーマンが出勤している光景を目にしましたが、再び感染が拡大しないためにも在宅勤務や時差出勤を今後も積極的に推し進めるべきだと思います。今後は地方から都会へ出てこなくても、地方にいて仕事ができる環境づくりが必要だと考えますし、まだまだ日本には変えていかなければならないことが山積しています。

2020年5月25日月曜日

出稼ぎ

昨日のある特集で、世界の仕送りが今回の新型コロナ感染拡大の影響で11兆円減少しているという報道がありました。日本国内にも海外研修生が数十万人と言われています、まだ海外で技術研修を受けて自国経済の繁栄に寄与する目的であればよいのですが、単なる出稼ぎ労働がグローバル世界でも多いのに驚きました。出稼ぎによる仕送りで家族の生活は助かりますが、それでは何も国家が繁栄しないと思うのです。日本国内でも地方から出稼ぎに来て、故郷へ仕送りをしても家族は生活の足しになり金銭的には喜びますが、地方には何も経済的に寄与しないのです。フィリピンが出稼ぎが多く、今でも途上国から抜け切れていない国情と似ています。私たちの仕事も同じように、単なる労務の提供だけでは金銭的に潤っても企業にノウハウが残らないために、将来に向けて自らが繁栄するという道には至らないのです。今回の新型コロナウイルスで、国のリーダーが気づかなければならない最も大切なことは、労働力も含め、これまでの自国のサプライチェーンをもう一度検討して改めるべきところを再検討しなければならないという事です。単なる労賃を出稼ぎで稼ぐだけでは国の経済は繁栄しないので、自国でノウハウを溜めながら、不足部分を海外から補うという思考が必要となります。地方と都会の関係もこの機会に発想を変えて進むべきではないかと考えます。

2020年5月22日金曜日

生涯

今朝の朝刊に日本電産会長兼CEOの永守さんがテレワークに関してお話をされていて全く同感だと思いました。たった一度の人生の限られた時間を、これまでと変わらないような使い方をしていては勿体ないし老後に後悔するのでは、と多くの人が今回の長い巣籠り生活で感じたのではないでしょうか。これからはテレワークを活用し、人生の時間をより有効に、さらに意義あるものにしたいものです。在宅勤務は自ら人生を振り返って今後の在り方を自分自身が考える良い機会だと思います。但し、新しい試みで物事を進める場合、必ずメリットもあればデメリットもあります。リアルとバーチャルの世界をバランス良く融合させてこれからの新しい働き方を進めていくべきだと考えます。人生100年時代を迎えるにあたり、テレワークの活用がさらに国民全体に広がれば、多くの人たちがきっと、より健康で豊かな生涯を送れると思います。先日、アップルがAR端末を画期的な価格で発売するというニュースを見ました。将来はスマホなど持ち歩かなくても、ウェアラブル端末ですべての情報が処理できるような時代になることでしょう。

2020年5月21日木曜日

思考力

長年にわたり様々な立場の人と対話してきましたが、人は物事の捉え方にそれぞれ違った認識があることを年齢とともに理解できたような気がします。大切なことは、人の考えに耳を傾け、参考にしつつも、自分の人生観を下に独自の思考を形成することだと思います。独自の考えを持つことで、誰かが言ったとか言わないとか人のせいに段々しなくなります。生まれ育った家庭も環境も人それぞれ違うので、主義主張も違って当たり前です。お付き合いするうえでも大切な心掛けとしては、人との価値観の違いを知ることです。そのためには、より多くの方との対話を積み重ねることではないかと考えます。常に人は皆それぞれ考え方や認識レベルも違うということを知るべきです。ですから自分の思考力を生かせば独自の見方も次第に備わってきます。そうすると先行き不透明の時代を単に悲観するばかりでなく、ひょっとしたらチャンスがあるかもという発想も生まれます。様々な意見を参考につつ、自分の考えを身に付ける習慣を持つことで、皆さんもきっと自分自身の考えに自信もついてくると思います。

2020年5月20日水曜日

商売

もう10年近く通っている床屋さんと、たまたま隣接しているクリーニング屋さんとは長い付き合いですが、毎日多くのお客様と接しているにも拘らず、床屋さんからは「いつもの通りですか?」と散髪する前に聞かれたり、クリーニング屋さんは会員カードを見せなくても顧客番号まで覚えられたりと、こちらの方が感心しています。商売をする上で顧客の特徴を知ることは鉄則なのでしょうが、商売人としての積み重ねられた意識の高さに気づかされます。今朝も7時ごろにコンビニへ買い物を頼まれたのですが、近くにありながらもどうしても行きたくないコンビニの店舗があります。理由はもう10年以上前にオーナーの対応に嫌な思いをしたからです。顧客の印象を変えることは容易ではないという事を、私自身が顧客の立場で経験して学んでいる気がします。サラリーマン時代に会社の不始末でクレームの終息に大変苦労をしたことがあり、信頼を取り戻すことの大変さは経験上よくわかります。大事な事は常に相手の立場で考えることなのですが、人間はどうしても後先を考えず自分中心に言動しがちです。「人のふり見て我がふり直せ」と幼い頃の祖母の教えが今でも浮かんできます。商売は本当に難しいです。

2020年5月19日火曜日

結婚生活も長いと妻との関係も惰性で毎日を過ごしているようなものですが、夫婦で今まで経験したことのない2か月近くを自宅で一緒に過ごすと、普段は気付かなかった相手の欠点がぼろぼろと鏡に映し出されます。言葉遣い一つでも日々妻に注意されることで、会社内では注意されないような自分の失言を一刀両断に諭されることでハット我に返って反省したりしています。人は他人の欠点を面と向かって直接批判することはなかなかしません。つまり他人を批判しても人間関係がまずくなるだけで、自分にとって何の得にもならないからです。しかし妻は夫が他人から批判されることを避けようとするので気が付いたら夫を正すわけです。もし何も言ってくれる人がいなければ、おそらく現在の自分の存在はないだろうと思います。以前も話したと思いますが、私は社長になってからずっと何でも相談できる顧問の方をご意見番として雇ってまいりました。これも同じことで、人生の先輩に謙虚に学ぶことで自分自身の社長教育にもなると考えたからです。現在も顧問OBの方には逐次状況の報告をしていますが、私にとって何にも代えがたい貴重な存在だと感じています。今読んでいる「1兆ドルコーチ」という優れた書籍が私の手元にありますが、まさに私自身が師と仰いできたこれまでの顧問の存在と似ているのです。経営は一人では未熟なもので終わるので、常に自分自身を他人を鏡にして磨き続けなければならないと思います。社外から判断されるのは会社というより経営者自身だからです。今日も最後までお読みいただき有難うございました。

2020年5月18日月曜日

チャンス

毎日が家籠りで変化がないと、日にちも曜日の感覚も薄れます。家内がこのところ毎日、惚けのチェックなのか聴いてきますが、ややもすると間違えかねません。失礼ながら自由業の作家も毎日がこのような生活なのかと考えたりします。在宅勤務だと食事時間の間隔も短く感じられて食間に空腹感があまりありません。さて話は変わりますが今回のコロナによる在宅勤務は、仕事と生活を両立しながら苦労していた子育て中の女性にとって願ってもない機会の到来を招いたような気がいたします。一方で日本はホワイトカラーの生産性が欧米諸国と比べて極めて低い原因も幾らかテレワークの効果で解消されると思います。実際、今回の長い在宅勤務期間で日常の仕事が可能であることを実感した企業や社員も多いのではないでしょうか。今後、様々な分野で一気にオンライン化を進めて、時代の流れをコロナ前に戻すべきではないと考えます。時間と場所の考え方が大きく変化することで、デジタル時代のビジネスを後押しするものと思います。国民がIT化になれることで、遅れていたキャッシュレス経済もデータの活用も予想以上に早く進むものと考えます。IT後進国と言われている日本にとって、世の中を変える最大のチャンスだと考えるべきではないでしょうか。

2020年5月15日金曜日

貧困

先進国と言われる日本でも7人に1人の子どもが貧困だと言われています。しかし実際は、子どもが人に貧困を見せなかったり、貧困で親を恨んだりしないから表面化しないだけのようです。今朝もウォーキングで公園を散歩してきましたが、犬を連れて歩いている人が何人かいました。ペットの犬にとって世の中で飼い主は一人だけです。ですから自分の親だと思って飼い主に忠実で懐(なつ)きますし、他人は明確に他人と判断しますので懐(なつ)く度合いも飼い主とは全く違います。つまり人間の子どもも同じで、父親も母親もこの世に1人しかいませんから、親の愛情が注がれれば子どもは素直に受け入れるわけです。子どもは4歳になったら親を許す感情を持っているそうです。「三つ子の魂百まで」という諺がありましたが、実際は4歳になったら賢くなるのでしょう。両親が自分たちの都合で夫婦喧嘩しても子どもは両親を許せるほど冷静さを有しているようです。生活に困窮しても、外でいじめに遇うから虐待を受けても他人には決して貧困を見せないようです。その意味で子どもは両親のよき理解者であるわけですが、それをわからないのが人間の親たちのようです。人間は動物の親子の関係に、もっと謙虚に見習うべきだと思います。今回こんな話をしましたのは、たまたま児童文学作家の中島信子さんの話を聴いたからです。隠れた貧困の子どもたちを、親身に相談に乗ったり救っている人たちがこの世にいることも知っておきたいものです。

2020年5月14日木曜日

返済

新聞奨学生という勤労学生に対する新聞社の奨学金制度が当時もし無ければ、おそらく大学進学は出来ずに高卒で働いていたと思います。新聞購読数の減少で現在も当時と同じ奨学生制度があるのかは定かではありませんが、他の多くのアルバイト先でも勤労学生向けに奨学生制度を設けたらどうかと思ったりします。そのほかに日本育英会の特別奨学金や大学の返済不要の奨学金もありましたので、当時の方が経済的に恵まれていたかもしれません。国の奨学金制度は返済を要しますが、中には生活が困難で返済が滞っているという話も聞きます。何故そのような事態になるのか理解できませんが、累積すると奨学金の返済額も多額になるので、計画的に自己資金の見通しを立てなければ返済も難しくなるはずです。貯めなければ返済できないのですが、借金を自分のお金と勘違いして不要不急の消費に使っている人もいるのではないでしょうか。長年、会社の経営をしてきて感じるのは、内部留保を厚くして財務体質を強くしなければならないという事です。その意味では個人の生活も同じです。今回の新型コロナウイルスの影響で資金がショートするという惨事に多くの企業が見舞われ、様々な国の救済制度が発動されていますが、企業経営においても日頃の準備が如何に必要であるかが改めて理解させられます。

2020年5月13日水曜日

サービスの変化

近頃はコロナ感染リスクを避けて、飲食店への集客が減ったことでデリバリーやテイクアウトのサービスが多くなりました。この機会なので使ってみましたが、お店で食べるのとは場所の違いなのか、外食という楽しい雰囲気に比べるとやはり何か欠けているような印象を抱きます。外食は上げ膳下げ膳でお客様気分に浸れますが、自宅だとデリバリーやテイクアウトで味は変わらずとも後片付けだけは残ります。同じ料理でも場所が違えば雰囲気で美味しく感じるのでしょう。今後は飲食店のサービスとして、ネットで注文して特定の場所へデリバリーされたり、テイクアウトのサービスが当たり前となって増えてくることでしょう。消費者としては便利ですが、同様のサービスでご商売される業者の方は競争が激しくなると思います。しかし特定のお店でしか味わえないような料理は残ると思われます。我々のITビジネスも同様に、他社と同じようなサービスビジネスでは競争にさらされるので、自社の技術を如何に差別化したサービス事業に展開していくかが問われてくるでしょう。テレワークが浸透したことで今後、企業やビジネスマンの時間の使い方が大きく変化してくると思われます。従来のような時間やお金の消費の仕方は一段と効率化されていくと考えます。集団で弱点を補うことよりも、各々が鍛えて強くなって相手を倒すような強いチームの存在が必要とされるでしょう。

2020年5月12日火曜日

ラジオ深夜便

「早起きは三文の徳」と言いますが、小中高の時は朝寝坊で家族から叩き起こされることもしばしばありました。そんな自分が上京して早朝の新聞配達の仕事が務まるのだろうかという一抹の不安もありました。予想通り、朝寝坊して店主からも怒鳴られることも確かに何度か経験したことがあります。屁理屈を言っても仕方がないのですが、受験勉強で夜更かしも多かったので早朝の起床はとても辛らかったのです。翻って現在は歳をとったせいか、朝寝坊などまったく関係なくて普段から起床が早いので、細君からはご近所のことを考えてじっと横になっているように諭されたりするわけです。前置きが長くなりましたが、私はいつも3時59分からラジオ放送を聴くのが日課のために、早い時は3時ごろに目が覚めたりするのです。まだ新聞も届かない時間ですが、新聞入れに届くと嬉しいものですぐ手に取ったりするのですが、かつての若い頃に朝寝坊して新聞を配達すると「遅いぞ」と言わんばかりにお客様がすぐに取り出すのに、こちらは待たせたことが申し訳ない気持ちで一杯でした。配達が朝早くて「ご苦労さん」という有難い気持ちが伝わるのとは大きな違いです。今朝も、幕末から明治初期に活躍した勝海舟の夜叉孫に当たる高山みな子さんという方による、勝海舟にまつわるエピソードをインタビューとして聴きましたが、初めて耳にした歴史的なことも多くて、今回の放送時間も最高のひとときでした。是非、皆さんにもNHKラジオ深夜便の聴き逃しコーナーをお勧めいたします。明けても暮れてもメディアではコロナウイルスのニュースばかりで元気がなくなりますが、ちょっとした時間に深夜のラジオに耳を傾けるのも気が紛れて良いものです。

2020年5月11日月曜日

事件の涙

在宅勤務で増えたのはテレビを観る時間が長くなったことです。それ以前もテレビ好きな私は休日はテレビ漬けでもありますから、今回のように在宅勤務が続く場合はなるべく良い番組を選んで観ています。昨日の日曜日は朝から見たい番組ばかりですが、BS1の夜に放送された「事件の涙」をご覧になった人はいますでしょうか?番組の内容説明は省きますが、「世田谷一家殺害事件」「雪印食品牛肉偽装事件」「順天堂医院赤ちゃん取り違え事件」「新大久保駅転落事故」など世の中に起きた一部の事件ですが、忘れそうで忘れてはならない事件であり、事件後に家族の行く末はどうなっているのか、事件の発生を再び考えさせられる内容のものでした。防犯用の監視カメラが普及せざるをえない世の中に変わったのも、食品偽装事件を契機に業者による隠匿されたものが噴出した事件も多々ありました。一方、赤ちゃん取り違え事件は是枝映画作品のモデルにもなりました。新大久保駅転落事件は立派な韓国人留学生の行動に感動したものです。日本の社会も私たちが子どもの頃とはずいぶん変わりました。かつてと比較して大きく状況が変わってきているのは、家族関係も含めて地域社会に残虐な事件が多くなっているという悲しい現実が存在することです。どこに社会的な根本原因があるのか分かりませんが、政治・経済も含めて人間同士の不信感が積もり積もって人々の生活に格差をもたらし、終いには事件に発展しているのではないか考える次第です。人間が生きていくうえで何が優先すべき重要なものかを、常に行動を起こす前にじっくり考えなければ取り返しのつかないことになります。過去の歴史や経験を踏まえて、今一度深く肝に銘じなければならないと思います。

2020年5月8日金曜日

コーチング

今から30年前にある人の紹介でT百貨店の食品部長を最後に定年を迎えられた方を顧問に迎えました。理由は私自身がまだ未熟な経営者で自分のマネジメントのやり方に自信がなかったために、遠慮なく意見を具申してくれる方の存在が必要だったからです。私自身まだ30歳半ばの頃でした。その後も何人もの顧問の方を側近に抱え続けてきましたが、今となっては歴代の顧問の方たちに感謝あるのみです。今の私の年齢で他人のために献身的に経営のサポートをされていたことを考えますと、私自身も何らかの恩返しをどこかにしなければならないような思いをしています。新型コロナウイルスの襲来でこれまでと社会が劇的に変わっていくことは間違いありません。不透明な時代に必要とされるのは、長年の経験に基づいた的確なコーチングではないかと考えます。たまたま数日前に手に入れた書籍のタイトルが「1兆ドルコーチ」というものです。アップルのスティーブ・ジョブズ、グーグルのエリック・シュミット、ラリー・ペイジが共通の師と仰ぐ方のことが書かれたものです。人は誰でも周囲の支えがなければ、人生でも会社経営においても決して順調に進むことはあり得ません。つまり何歳になっても常に経験者の言に耳を傾ける謙虚さを失わない姿勢が大切だということです。これからは様々な場面でコーチングという役割が世の中に必要とされるだろうと考えます。私も微力ながら社会に少しでも貢献できれば幸いだと感じています。

2020年5月7日木曜日

経済活動

一昨日、安倍首相による緊急事態宣言の延長が発表されました。国民の多くの方々が5月6日という終了宣言の日を待望していたことは間違いないと思います。緊急事態の期限を守れなかった政府の責任は重大ですが、現実は厳しい状況が続いて期限どころの状況ではないというのが共通した認識だと思います。しかし欧米各国では新型コロナ感染への素早い対応のために、約2か月間続いた爆発的な感染拡大での危機的状況を漸く乗り越えて外出自粛制限が次第に緩和されつつあります。日本も最悪の状況は乗り越えたと言われていますが、まだ感染未確認者が多いので、人との接触を極力減らして感染拡大を未然に防ぐしかありません。幸いにも治療薬のの早期承認への道が開けてきたので、懸念されていた医療崩壊を防ぐ手立てにも大きく寄与するものと思われます。日本政府がロックダウンに踏み切れなかったのは法律上の問題のようです。本来、疫病を完全封鎖するには人々の行動を法的に制限しなければ、単に自粛を呼びかけるだけでは法的な拘束力がないので困難だと思われます。今後、日本に同じような感染症の危機が生じた時にどのような体制で臨むのかは、今後さらに議論されなければならない重要な課題だと考えます。経済は生きものなので活動が止まってしまえば人々の生活基盤は完全に死んでしまいます。感染症においては如何に俊敏な対応が必要とされるかが今回の例で示されたのではないでしょうか。

2020年5月4日月曜日

共有感

学生時代に一時(いっとき)の間、東京都中野区の沼袋と野方の両駅近くに住んだことがあります。上京後、新聞配達のアルバイト先を探して見つけた二か所目の新聞販売所のあった住居地ですが、そこでの私の担当新聞配達区域に国立中野療養所という結核の大病院がありました。結核の病棟なので新聞は入院の患者さんが病院内を配達していたので、こちらは新聞の束を患者さんに届けるだけでしたが、周囲に建つ看護師さんの寮には直接各戸まで新聞を届けていました。当時は医療関係者の方たちや患者さんと郊外に位置する特殊な環境で世間話をする機会が多くて、その方たちの人間模様に触れる経験は、貴重で滅多にあり得ないことだったからです。単なる住宅街の配達では見聞できないような人たちとの会話は、まだ青春の20代という若さだった私にとって忘れがたい思い出となっています。今、新型コロナウイルス感染治療のため日夜医療関係者が危険に身を晒して尽力している姿は想像しにくいですが、私自身も若い頃に入退院を繰り返した経験もあり、医療関係者の方には大変お世話になりましたので、今日に至っても当時のことを色々と思い出します。客観的な立場と主観的な立場を経験したが故に、今も入院を続けている患者さんの気持ちとそれを献身的にサポートしている医療関係者の方々の生き方に共有感を抱く次第です。

2020年5月1日金曜日

在宅勤務

結婚して40数年になりますが、妻とこれほど毎日を長時間連続で過ごした経験はなかったです。コロナ自粛がもたらした想定外の出来事ですが、日々の経過時間に慣れない私と違って妻は意外に満足しているように見えます。ゆっくりすることを進める妻に対して、生涯現役で働きかねない私に自然災害が一時のブレーキをかけてくれたような気がします。最近こしらえたばかりの小さな書斎が在宅勤務にこれほど役に立つとは思いませんでした。毎日通勤していると世の中全体で人が動いて経済活動をしていることが分かりますが、在宅をしているとニュースや報道でしか現実の様子は把握できません。外出自粛で人と触れない毎日だと、リアルな経済活動がすべて閉鎖されるので、普段の経済活動が抑えられてしまうことになります。かつての大不況時のように失業者を増やさないためにも、あらゆる政策を打ち出して経済活動を一刻も早く再開させる準備を整えることが肝要です。コロナが完全に終息するまでは少なくとも1年くらいは掛かると思われます。アフターコロナを視野に入れながら日々貴重な時間を過ごしたいと考えています。

2020年4月30日木曜日

リーダーその2

日本でも諸外国でも官僚は政治家のリード次第でどのようにも働きますが、政治家がリーダーシップを取らなければ自分たちで動かないのが官僚組織だと思います。亡くなられた中曽根元総理を思い浮かべますと、政治家のリーダーシップが危機において如何に重要であるかが分かります。とても困難だと思える電電公社や国鉄の民営化を実現できたのは、政治家のトップの明確なビジョンがあったからですが、官僚の強固な壁があっても周囲に政治と財界の実力者がそろえば困難な改革も進むのです。残念ながら我が国には国民の信頼が厚いリーダーシップのある政治家の存在が表に出てこないようです。現在の状況は長期政権と与野党パワーのアンバランスが原因だと思います。たとえ長期政権でもトップの将来ビジョンがしっかりしていれば、国民は安心して政治を任せるので何ら問題はないのですが、実際はそこまでの信頼が届いていないのではないでしょうか。翻って会社経営における経営トップにも同じことが言えます。政治も会社経営も民衆や働く従業員の気持ちをトップリーダーがどこまで理解できるかが重要です。至らない私自身も反省ばかりですが、周囲の意見に耳を傾ける姿勢だけは失わないように心がけたいと思います。困難に立ち向かうリーダーの姿勢が強く問われているのが、まさしく今の現状ではないでしょうか。

2020年4月29日水曜日

小説

30歳半ばで経営の素人ながらも会社を引き継ぎ、山のような経営書やビジネス書をひたすら読んだり、異業種交流に参加したりと、じっくり小説を読む機会というか気持ちもなく、まめな読書家でもない私に、周囲の仲間から読むのを勧められた書籍で印象深い思いを抱いているのが、池波正太郎の「真田太平記」シリーズ全12巻と宮本輝の「流転の海」シリーズです。この度、春の叙勲の受章者に小説家の宮本輝氏が選ばれたことに感慨深い思いがしました。幼いころの父の事業の失敗と貧困の経験が、宮本輝という作家の小説の中身を通して、時代が自分の人生と重なるように思えた私はしみじみと小説の中に引き込まれてしまいました。それまでは日々の会社経営しか脳裏に無く、気持ちもぎすぎすした落ち着きのない面が多々あったように思われます。中高時代は暗記するばかりの歴史が大の苦手だった私も、成人してから歴史小説などを読んだり、史実を考察したりすることで、ものの見方も随分変わったような気がいたします。遅ればせながら、これからもっと様々な小説に触れていきたいと思う次第です。若い人たちにももっと歴史に興味を抱いてもらえると大変有難いです。

2020年4月28日火曜日

コロナ対策

私の思い違いかもしれませんが、若い社員の皆さんから毎日送られてくる勤怠連絡を拝見すると、在宅勤務の心地よさなのか何となく元気そうな様子が感じられます。私などは在宅ばかりだと退屈するので出社したくなりますが、寂しさを紛らわせるどころか管理部より厳しく出社を拒否されます。これ程までにコロナ感染が世界中に蔓延している状況ではやむを得ないのかもしれません。さて昨今、素人ながら一つ疑問なのは、今注目されている「アビガン」がコロナ感染の治癒に効果があると言われながら、政府が中々早期投与の承認に踏み切らないことです。「治験に時間がかかる」「胎児に副作用の疑い」などリスクを考えればキリがないのですが、人の命を最優先に考えれば重症患者に投与しない方がリスクは大きいと思われるからです。専門家でもないので余計なことは言えませんが、海外の治験もあることなので、思い切って投与に踏み切ってから、対処療法は事後に検討するとしても良いのではないかと考える次第です。素人意見となりますが、治療の対策が遅れることで尊い生命も救われない医療行政には賛同をしかねます。

2020年4月27日月曜日

行動が変わる

私たちの日常業務は全社員がPCを使って仕事をしていますので、特別なセキュリティで外部接続がお客様から厳しく制限されていない限り、大多数の業務は在宅勤務でも可能です。会議等もWEB会議のツールを使って数十人の社内ミーティングも実施されています。これは正に政府による外出禁止要請が施行されたからです。営業活動もこれまで人の移動で主に行われていましたが、これからは営業担当者の行動も手法も大きく変わることでしょう。残念なのは各種スポーツイベントや娯楽まで中止となる決定が続いていることです。新型コロナ感染を防ぐために人と接してはいけないとなると、観客を集めて様々なイベントを開催することは危険が伴うため不可能となります。おそらく政治・経済・社会のあらゆる階層においてネット配信が今まで以上に普及する時代が到来すると思います。社会のパラダイムシフトが起きると専門家が言っても、どのような社会に変わっていくのか漠然としていますが、日本人の働き方は大きく変わるでしょうし、企業内においても様々な仕組みを変えていかなければなりません。

2020年4月24日金曜日

終着シリーズ

一昨日夜、たまたま録画していた森村誠一著の推理小説シリーズである「牛尾刑事・事件簿」シリーズの作品をテレビで拝見しました。このシリーズの監督はいつも池広一夫氏ですが、西村京太郎作品の監督である村川透氏と並んで毎回素晴らしさを味わっています。テレビでは「終着駅シリーズ」として放送されている森村誠一原作の刑事ドラマシリーズですが、毎回、片岡鶴太郎と岡江久美子の夫婦役がとても理想的なお似合いで、ドラマながらいつも憧れて観ていました。録画は見てすぐに消してしまいましたが、昨日昼、いきなりスマホ画面に飛び込んできた「女優の岡江久美子さん、新型コロナ感染で死亡」のニュース速報を見たときは正直驚愕してしまいました。63歳の若さでしたが、本当に惜しまれる女優さんだったように思います。サスペンス・ミステリードラマが大好きな私も、これまで多くの岡江久美子出演の作品を見てきたので大変残念です。今回も新型コロナウイルスの恐ろしさをあらためて感じました。慎んでご冥福をお祈り申し上げます。

2020年4月23日木曜日

時間

これまで外出自粛や在宅勤務という経験がなく、毎日出勤したり、人々が移動することで経済活動が成り立っている風な考えも無きにしも非ずでした。長時間労働を見直すという昨今の産業界の動きは、それでも従来と比べ遥かに進化した印象に思えましたが、ここまで在宅勤務が日常化すると産業界における時間の使い方や活動の動きは一気に変わりそうです。どのように変わるか想像つきませんが、リアルとバーチャルの世界で業務の流れが加速することは間違いないと思われます。例えば印鑑を目の前で文書に押すという日本独特の決済文化も変わっていくことでしょう。つまり社内業務の流れが変わっていくと、オフィスに居なければ仕事が成り立たないという必然性も無くなるわけです。これからは余剰の時間を企業人がどのように活用するかが問われる、あるいは企業間でも時間の使い方を工夫する時代へ大きく変化すると思います。

2020年4月22日水曜日

自覚

外を眺めていると新緑が美しさに気分が安らぎます。在宅勤務も次第に慣れてきましたが、オフィスの稼働率を考えますと、出勤しないスペースの広さばかりを求めてきた従来の感覚には無駄なコストという認識はあまり働かなかったように思われます。通勤時間しかりで、往復4、5時間を費やして出勤する人も少なからずいましたので、都心部での仕事の生産性も上がるはずがなかったわけです。通勤がすべてというこれまでの働き方は大きく変わっていくでしょう。医療も教育も対面ばかりが強調されていて、遠隔医療も教育も進まず、都会と地方の不公平感が解消されないまま今日に至っています。戦後、日本は米国の背後を追い付け追い越せで目指してきましたが、あとから追い上げてきて通り越していった周辺国にはほとんど無頓着ではなかったかと思われます。今や日本は周辺諸国よりIT後進国だということも徐々に自覚されてきました。今回の新型コロナ感染症対策でももっと海外に目を向けるべきだと思います。

2020年4月21日火曜日

変化その2

本日は朝から35歳の大学の先生とスカイプでやり取りしながら、6月に大学生向けに依頼されているオンデマンド講座のため、パワーポイントによる音声入力のコンテンツづくりをしていました。残念ながら本年4月に予定されていた大学の講義は新型コロナ感染の予防対策のために、学生を前にした集合教室での講義は中止となり、急遽オンデマンド講義または双方向のインタラクティブ講義に切り替わることになりました。今回の大学教育の変化は、従来から長く続いたフェイス・ツー・フェイスの講義からオンラインでの講義へ変わる大きな分岐点となるかもしれません。企業の在り方も今後、大きく変わっていくことになると思います。残念ながらメディアによる連日のコロナ報道は当分の間続くのでしょうが、アフターコロナによる変わるゆく時代の変化も、今からしっかり見据えておく必要があります。弊社は本業のICTを通して、これからもお客様へ幸せをご提供する企業でありたいと考えておりますので、今後ともお客様からのご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

2020年4月20日月曜日

習慣

手書きの日記を綴り続けて一年を経過しました。5年日記なので途中で諦めないで続けられるかどうかです。ブログも10数年続けていますし、毎朝6時25からのテレビ体操も10年以上続けています。三度の食事と同じで毎日続けていることが生活習慣となるのです。何か効用があるかと言いますと、ITの普及で手書きの機会が減り、漢字も忘れてしまいかねないのです。毎年の年賀状も敢えてパソコンを使わずに手書きで書くようにしています。理由は年賀状や手紙を受け取った方が、こちらが丁寧に手書きすることで喜んでくれるのではないかと考えたからです。そのために、日記で日頃から手書き練習をしておく必要があると思っています。ブログは自分自身の考えを表現して自分の理念を少しでも相手に理解してもらうためです。 テレビ体操は腰痛の予防のためです。過去に途中でさぼって腰痛になったことがあるからです。テレビドラマの作品と言えば、コロンボ刑事シリーズ、アガサクリスティ、横溝正史、松本清張、西村京太郎、内田康夫、山村美紗などの各作品にはほとんど精通しています。最近は池井戸潤の作品も大好きです。映画は洋画の不朽の名作と言われている作品や、邦画では五味川純平、山本薩夫、市川崑、山田洋二監督など庶民派作品など、また高倉健を主人公とした人情ものが習慣的にも好きです。他には毎日、時間があればいろんな雑誌を通して活字を読むことを習慣にしています。読書はもっと幅広いジャンルで習慣的に読みたい気持ちだけはあります。時間の使い方が下手なので、まだまだ時間の使い方に工夫が必要です。

2020年4月17日金曜日

危機意識その2

連日、新型コロナのニュースに明け暮れる中、今週も在宅勤務で週末が終わろうとしています。双方向の遠隔ツールを活用することで、普段の机上の打ち合わせと違いリラックスして意見交換ができたように思います。スマホは近くにあるので、願わくばもう1台ディスプレイがあるともっと仕事がはかどるように感じます。今後、サーバー空間でTVやWEB会議が行われることが普通となり、交流会や懇親会などが主にフェイ・スツー・フェイスで行われるようになれば、大半の業務の生産性は驚くほど向上するのではないかと考えます。手前味噌になりますが、現在弊社では85%以上の在宅勤務が実践されています。100%までには業務の壁がありますが、可能であれば工夫を凝らして感染リスクを限りなくゼロに近づけることが必要です。多くの企業が危機意識を共有して半ば強制的に外出を止めれば、感染拡大は防げるし、経済活動をより早く元に戻すことができます。何故、欧米のように国民の意思に自粛要請するのではなく、行政の指示・命令に従わなければ罰金を科すくらいの特措法にしなかったのか、国として国家が崩壊する寸前だというくらいの危機意識がないように思われます。今回の対応さえ誤らなければ、日本経済は平成のバブル崩壊ほどの災難ではないと私は考えます。

2020年4月16日木曜日

デジタル化

慣れない在宅勤務で運動不足を補うために早朝の散歩も試みたりしていますが、毎日の通勤が如何に運動能力を鍛えるかが分かります。それと同時に、これまで不要不急の予定にどれだけ多くの時間を割いていたかが認識できます。医療を含め企業のビジネスモデルも教育環境も今後は大きく変化していくでしょう。たまたま弊社も15年前くらいから手掛けてきたIoTが今後あらゆる社会へ積極的に導入されていくことになるでしょう。弊社も数年前から社内会議のペーパレス化やお客様との遠隔会議を実施してきましたので、今回のような時期にWEB面接や在宅勤務はスムーズに導入できました。先進的なITの開発に会社として日々携わってきたことの重要性をひしひしと感じています。日本の多くの中小企業ではまだデジタル化が遅れていますので、このような時期をきっかけに企業内のデジタル化がさらに進化することを期待しています。仕事のリアルとデジタルのバランスを生かすことが生産性において極めて重要だと思います。

2020年4月15日水曜日

父の話

先日は母の話をしましたが、今回は父のことに触れます。私は父母のことを「父さん、母さん」と呼んだことは一度もありません。つまり、幼いころから一緒に生活をしたことがなかったので、照れくさくて親しく呼べるほどの実感がなかったのです。実は父のことは殆ど知らないと言った方が正解です。では何故、父のことを書くことにしたのかと言いますと、理解しがたい過去ばかりで正体が不可思議だからです。祖父母も親戚も表面的な事しか話してくれないし、母も子どもに対して父のことを詳しく触れたくなかったのでしょう。私が知っている父のことは、周囲から聴いた話と自分なりに想像した部分だけのものです。旧制中学から旧制高校へ進学して、戦時中は学生予備隊として終戦まで土浦の海軍航空隊に所属していました。終戦があと何日か伸びていれば特攻隊でこの世に居なかったようです。 終戦後に大学へ戻ってから、就職と同時に見合い結婚して二人の子供に恵まれたのですが、二番目に生まれたのが私です。私が生まれる前、母が妊娠中には夫婦間は既に冷えきっており、夫婦は別居生活でしたが、母の親戚からの説得で離婚を承知で私を出産したとのことです。当然、物心がついたときには父の姿はなかったので、初めから存在しないものだと思っていました。父の姿を初めて見たのは、母から連れられて行ったところ、つまり父が再婚して住んでいた家で会ったのが初めてでした。何故、その時に母が父と会ったかというと、私の扶養と離婚届の件だったと思います。それから先は父母とは別居で父の実家で祖父母に預けられましたので、両親とは育児放棄の下に親子という縁が次第に薄くなってしまったのです。このような話を最後までお読みいただき有難うございました。

2020年4月14日火曜日

リーダー

「何故、こんなに愚かな政策」をと考えますのが、国から支給される全世帯宛のマスク2枚の政策です。膨大な費用が掛かる上に、布製のマスクならば最悪の場合、ハンカチを代用するとか手作りでもよいわけです。休業補償給付が無理ならば、自治体を通して生活困窮者に現金支給すればよいと思うのです。議会制民主主義制度の英国でも大統領制度の国でも、一国のリーダーがそのような政策を声高に発言などしないと思うのです。両制度において、彼らは敵対する候補と激しい選挙戦で勝ち抜いてリーダーになっているので、日本の政治のように一部の党員の間で暗黙の下にリーダーが決まることはなく、国民の支持があって初めてリーダーとして選出されるのです。内閣支持率が時々報道されますが、国民から本当に信頼されているのであれば支持率が極端に上下することなどないはずです。私は普段あまり政治に関する話題は極力避けていますが、今回のような緊急事態に遭遇してリーダーがどのような行動に出るかは、リーダーの資質を問う意味でも大変興味がありますので、今回はちょっとだけ触れさせていただきました。素晴らしい日本にするために、弊社も一企業として微力を注いでいきたいと思います。

2020年4月13日月曜日

ICTその2

新型コロナウイルスの院内感染が広がる傾向となる中、遂にオンライン診療が初診でも限定的に解禁されるようになりました。海外では当たり前でも、初診においてオンライン診療は日本医師会が認めてこなかったのが現実でした。在宅勤務によるテレワークも今回の大惨事で必要に迫られて推進されたようなものです。日本のICT政策にはビジョンは描かれても戦略と実行力が不足しているので、これまで遅れてきました。ICTを諸外国並みに普及させるためには様々な規制のしがらみを撤廃する必要があります。必要に迫れれば政治も中央省庁も重い腰を上げざるを得ないということでしょうか。未曽有の感染拡大を見せている新型コロナウイルスですが、世界中に感染が拡大している中ではオリパラどころの話ではなかったと思われます。今後、少子高齢化が一段と加速する中で、医師不足を補うためには、医療機関における更なる診療のICT化によるスピードと自動化が一段と求められてきます。掛け声だけで、事前準備がなされなければ、未来に向けて現状を打破する政策を実行することはできません。

2020年4月10日金曜日

母の話

先日、小さな書斎を作った話はしましたが、併せて部屋の模様替えを久しぶりにしました。大体、模様替えの発想は我が家の奥方から出てくるのですが、否応なく手伝わされるのが私です。書斎の部屋に居間から仏壇を移しました。ついでに不要なものをシュレッダーにかけたのですが、たまたま10年前に84歳で亡くなった大正13年生まれの母の遺品が出てきたので整理しました。母の思い出を話すと何時間も掛かるので省きますが、残された遺品の中で一番大切にしているのが何冊ものノートに綴られた日記です。死ぬまで単身で細々と生活していましたので、ノートを読むとまるで未だ生きているように感じます。今回、初めて発見したのは、母が何の目的で取り寄せたのか、当時50歳の母が1976年に私の故郷の役場から手に入れた戸籍謄本のコピー3部です。謄本の内容には1960年に母が34歳頃(私は7歳)に父と協議離婚をしたことが記されていましたし、父の再婚も最後に記されていました。母が自らの人生をどんな思いで死ぬ間際まで生きてきたのか不明ですが、きっと若かりし頃の事をいつも後悔しできたに違いないと思います。

2020年4月9日木曜日

テレワーク

新型コロナ感染リスクを避けるため各企業で急速にテレワークが進んでいます。考え方次第なのですが、何か事が起きなければ人は行動を起こしにくいのです。私自身も出社することを優先に考えていましたが、在宅でも仕事に集中できるし、移動時間を考えると時間を効率的に使うことができます。私などはまだ通勤時間が1時間以内ですが、多くの働く人たちの通勤時間は往復だとかなり無駄な時間を費やします。それが当たり前だと思っているので、日本人の生産性はいつまでも高くならないとも言えます。弊社も若い社員たちが早々に率先して在宅勤務を試みましたので、その後コロナ感染者が急増する事態となりましたが、緊急事態宣言の発令に伴い、スムーズに全社員へテレワークが浸透しました。働き方改革に対して当初は世間には異論もありましたが、このような事態に遭遇することでテレワークが社会的に進むとは予想だにしませんでした。大きな変革だと考えますし、働く人の考え方もこれまでとは格段に変わるだろうと思います。

2020年4月8日水曜日

主体性

昨夕、遂に安倍総理から新型コロナウイルス感染への緊急事態宣言が発令されました。NHK・TVの視聴率は異例の高さで、ほとんどの日本国民が安倍総理の記者会見に耳を傾けていたようです。医療崩壊寸前という危機的な認識の下に発令された緊急措置ですが、内容的には海外のように強制力はないので、国家統制としては手緩いという批判も他方にはあります。ただ日本は災難が起きた時に初めて先進国の中で医療機器等の不足に気づくことが多く、普段の様々な準備や対策が欧米諸国と比べて遅いという面があります。それは女性の政治や社会参加が遅れていたり、政治家の高齢化や世襲制にも原因があると考えられます。変わらない国をこれからどうして変えていくかを、これからの若い人たちが主体性を持って考えていかなければならないと思います。今回の新型コロナウイルス感染がもたらした災難を、我々は何としてでも国民の幸せへの道へと再び導いていきたいものです。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ことのないように、将来に向けて気持ちを引き締めて行きましょう。今夜はスーパームーンをご自宅でゆっくり眺めて楽しみましょう。

2020年4月7日火曜日

時代

毎日コロナ感染のニュースばかりでストレスが溜まります。でも命に関わる事ですから、命の大切さを思うと目を背ける訳にはいきません。亡くなられた中村哲医師の「何を優先すべきかを常に考える」という遺言を事あるごとに思い出すからです。慣れない在宅勤務の毎日が始まりましたが、眼下の公園で遊んでいる子供たちの元気な姿や大きな声に久方ぶりに安らぎと安堵感を覚えます。毎日、夜遅くまで塾通いで勉強ばかりの少年時代が、子供たちにとって決していいとはとても思えないからです。子ども時代に毎日走り回って、田舎育ちで上京した当時の私も、東京における受験競争の激しさに、こんな世界があるのかと正直吃驚しました。仕送りが無いため働きながら大学を出ましたが、折角の学生時代にもっと勉強の時間があれば尚良かったと、遠く過ぎ去った時代を今更ながら思う次第です。やはり、子どもの頃から少年時代までは受験勉強ばかり過ごすより、大学等はもっと入り易くして、在学中にしっかり勉強するような形にした方が、人材として実業社会の役立つのではないでしょうか。少年時代は様々な経験を通して心身ともに健全な時間を過ごすべきだと思います。

2020年4月6日月曜日

危機意識

先週末のニュースでも新型コロナウイルス感染症の全国的感染状況が示されており、政府が今日、明日中にも非常事態宣言を発令するかどうかに注目が集っています。改正特措法に基づく政令なので、発令されることにより大都市圏における自治体独自の条例による権限の施行が円滑に行われると思われます。政府が発令に躊躇しているのも経済的影響が大きいことにあるので、地域限定による期限を設けた発令になるだろうと思います。これまでも再三にわたり政府や自治体の首長による様々な自粛要請が行われてきましたが、強制力がないために緊張が緩み、それが原因で感染拡大に至っているのが現実です。海外のように国家の強制力を用いての法的措置ではないため、国民の危機意識を更に高めるために、国家元首が下す非常事態宣言は国内においても意義があるものと考えます。当面の間委縮ムードは広がりますが、この艱難を乗り越えるため、日本全体がウイルスの撲滅に尽力し、国民の命を最優先に守ることを考えなければならないと思います。

2020年4月3日金曜日

ICT

いつも思うのですが、なぜ交通機関を使って遠方まで講演会にわざわざ出かけていくのかという事です。確かに新型コロナの影響で人が集まる所はリスクが高いので、講演会のようなイベントも中止となっています。私は以前から、なぜ遠隔で講演を聴くという仕組みが通信ネットワーク時代には可能なのにできないのかと不思議でした。たまたま新型コロナの影響でテレワークや遠隔教育の必要性が漸く社会的に理解されて歩み始めましたが、ICT先進的な国と比較して、我が国がICTが如何に後進国であることに目覚めなければならないと思うのです。単なる講演会など仕事中のビジネスマンは参加できないので、聴く機会が与えられていないようなものです。講演会後に交流会など催されるのであればFACE TO FACEで効果も考えられますが、単に講演だけという形式はICT時代でもあり根本から考え直す必要があると思います。連日、新型コロナの問題で右往左往している我が国が、一方では大きく変わるべき機会だと考える次第です。ICTをフルに活用して、もっと限られた時間を大切にする国民全体の意識改革が必要だと思います。

2020年4月2日木曜日

歯科医院

ここ15年近く同じ歯科医院へ定期検診も含めて通っていますが、20年以上前に被せた冠の下に虫歯があるようです。久しぶりの治療となりますが、随分長くこの医院にはお世話になってきました。それまでは何10か所も個人歯科医院を変えました。普通の歯科医院は予約しても何時間も待たされ5分くらいの診察だと思いますが、私の通っている医院は予約しても全く待たないで大体30分くらい診察してくれます。こんな話をすると紹介してください、と言われないかと思いますが構いません。実は総合病院の中の歯科医院です。自宅から歩いていける所ですが、15年前はH社員でなければ診察してくれないほどの病院でした。時代は変わり現在は一民間の病院となりましたが、先生方はまだ元H社員の方もいます。目の前にはH社が売却した広大な土地にC製薬の棟が建設中ですが、おそらく完成まで数年はかかるでしょう。この付近の街自体の佇まいがこの30年間で大きく変遷しています。日本経済を牽引してきた巨大な産業構造の変化でしょうか。歯の話をしていましたが、話題がそれて申し訳ありません。本日も最後までお読みいただき有難うございます。

2020年4月1日水曜日

裏方

今日4月1日は入社式も入学式も、連日の新型コロナウイルス騒ぎで五里霧中だという主催者が多かったのではないでしょうか。弊社は午前9時から予定通りに実施することができました。式場入口にはマスクと消毒液を事前に準備して新入社員を迎えましたが、皆一様に緊張の面持ちのように私には映りました。挨拶は用意していた原稿を基に話しましたが、お天気のせいもあるのか何か例年とは違うムードのように感じました。私達ICT業界は今回のように世の中が困惑状況の時ほど、お客様の裏方となって企業への先進的技術の導入により業務の下支えをしなければならないと思うのです。DX時代が到来すると言われていますが、危機的状況で大変な時ほどDX時代への流れを急速に進めていく必要があるのではないでしょうか。日本の経済を「災い転じて福となす」ためにも、裏方である私達が活躍せねばならないと考える次第です。

2020年3月31日火曜日

感謝

早朝3時59分、いつものようにラジオ深夜便のスイッチを入れましたところ、年度末という事もあり、30周年特集で全アンカー登場のもとに深夜便に対する思い出話が語られていました。私も全6時間の生放送は聴けませんが、午前4時からのこの番組は聴き始めてもう5年以上になるでしょうか、いつも横に寝ている家内を起こさないように、そっとラジオのスイッチを入れながら聴いています。かつて噂で素晴らしい番組だと聴いたことはありますが、5年位前に聴き始めたのも偶然、眠れない深夜にスイッチを入れたラジオから流れてきた「明日への言葉」の放送が契機です。何気なしに聴いていると放送の内容が自分自身に大変参考になり、当時は毎晩無我夢中でメモをしたものです。 しかし、後から読んでも暗い中でメモした内容はほとんど記憶も明確ではなかったのです。ところがたまたま「明日への言葉」をPCで検索してみたら、ある人が匿名で毎日の放送をテープ起こしされ、自らのブログに掲載されていました。何と有難い事に、その人のお陰で毎日放送を聴いた後に復習が可能となったのです。現在はNHK様の深夜便の専用ホームページで聴き逃しを聴くことが可能となり大変有難いです。365日休まず毎日同時刻に聴くことができたのは、スマホのアラームアプリの正確さのお陰です。私の人生をより充実させてくれたラジオ深夜便「明日への言葉」の放送にも深く感謝している次第です。最後にどこかの合唱団の「仰げば尊し」の曲は、恩師を偲ぶ卒業式らしさも感じられて最高でした。

2020年3月30日月曜日

グローバル経済の盲点

今回、新型コロナウイルスの蔓延で気づかされたことが多々あります。その中で、他の先進諸国のようにもっと食糧自給率を高めるべきだと思った次第です。現在の日本は37%のようですが、他の欧米諸国は50%以上です。日本の農村は過疎化の一途で、休耕地の増加は食い止められていないために食糧自給率は下がっても上がらない状況です。今回のような災害があった場合にはサプライチェーンが完全にストップ状態となりますので、いざという時に必要な物資が無くなるわけです。グローバル経済の行き過ぎた弱点だと言わざるを得ません。マスクでさえ、中国など人件費の安い地域で全面的に生産しているために必要な時に手に入らないことになります。もし海外からの食糧の輸出が何らかの理由で禁輸された場合、極端ですが国民の6割が飢えに苦しむことになります。あり得ない話かもしれませんが、食糧自給率を守ることは自分たちの命を他国から守る武器だと考えた方がいいと思います。金融資本主義の世の中で、マネーゲームだけに頼りすぎる経済は危ういという事です。保護主義一辺倒では諸外国との貿易が成り立ちませんが、自国を守るという経済の考えが根底にないとグローバル経済の盲点に足をすくわれることにもなりかねないと思われます。

2020年3月27日金曜日

女性の力

新型コロナウイルスがもたらした外出禁止要請により否応なく在宅勤務やWeb会議が進んでいます。今しばらくは仕事上に厳しい制約が課されますが、いずれこの「災い」は諸外国に劣ると言われる日本の生産性が格段に向上するという「福」に転じるのではないかと私は見ています。若年労働者が年々減少する時代において、豊かさや福祉を今後も維持していくにはどうしても働く女性の力と柔軟な働き方を容認する社会が必要となります。北欧諸国のように働きやすく、子育てをしやすい環境をつくり、真の男女雇用均等を実現しなければ単なる掛け声だけでは現状は何も変わりません。日本人は外圧や災害など様々な危機的状況をきっかけにして善後策を図る国民性だと思われます。自然災害の多い日本が幾多の試練を乗り越えてきたのと同様に、今回の新型コロナウイルス感染で受けたダメージは、翻っていずれ社会にプラスの効果をもたらすだろうと私は考えます。年寄りの私自身に言える資格はありませんが、国政や地方自治体の首長、企業経営においても、将来を担う若い人材や女性をもっと積極的に登用すべきだと思います。

2020年3月26日木曜日

責任感

中国で武漢が閉鎖されたニュースは多くの人が知るところですが、一昨日(火)都知事から出た発言に「ロックダウン」つまり「都市封鎖」の危険性があるとの文言には正直驚きました。それだけ知事が今の状況に危機感を抱いているからだと思います。にも拘らず自粛要請すら無視をして実際に行動する人がいるのです。もし感染が広がったら一体誰が責任を取るのだと考えているのでしょうか。甚だ無責任で主催者の行動に呆れてしまいます。実際に都市封鎖となったら大変な事態となります。外出禁止令が発動されて、戦時中の戒厳令のような事態になるからです。経済は完全にストップ状態となってしまいかねません。一人一人の責任感ある行動がなければウイルスを抑えることはできないのです。日本は感染拡大を抑えてきている現状があるから、少し民衆の気が緩んでいるのだと思います。海外の現状が悲惨な状況であることを認識して、日本が同じような状況に後戻りしないよう気を付けるべきなのです。昨日も東京都は更に感染者が増えましたので、知事の緊急会見まで行われました。私は小池知事ほどの危機感がトップになければもっと大変な事態になりかねないと考えます。

2020年3月25日水曜日

幸せな人生

世の中には残念なことに「晩節を汚す」ような行動を取る人がいます。優れた能力を有しているにも拘らず、人としての評価を一度に落としてしまう行動を起すのです。人間として決して幸せな生き方ではないはずですが、本人に後悔の念はないのでしょうか、まったく不思議に感じます。人は他人からよく思われたいというのが普通ですが、「晩節を汚す」人はそんな考えがないのか、人からどう思われているのか、おそらく感じないのでしょう。そう思うと、その方が企業社会に存在するだけで人間的に怖い感じがします。人は外見だけでは本当の姿というのはわかりません。ましてや頂点に存在していると、周囲の人も気を遣うため本当の姿が見えにくいものです。会社経営している時に経営者が一番神経を使うべきなのは周囲からの信用と信頼、いわゆる評判です。それが壊れるのはあっという間です。長年の蓄積した信用と信頼ですから、ちょっとした不始末で無くすのは勿体ないことです。幾らお金があっても幸せな人生とは言えないのではないでしょうか。

2020年3月24日火曜日

変化

先週の土曜日に川沿いの閑静な桜の並木道を歩いていると、広大な工場跡地に何台もの重機の騒音が鳴り響いていました。此処に新たに建設されるのは製薬会社の研究所や工場のようです。私自身もこの近辺に住んで30数年が経ちますが、大企業のドラスチックな業態の変化には正直吃驚しています。此処では余裕が無くなった日本経済の縮図というものを感じています。もっと早くから産業構造の転換が図られていたならば、人材の高度化により、日本経済がバブル崩壊後に長期にわたり失速することも防げたのかもしれません。日本が産業競争力を維持したり、豊かな少子高齢化社会を実現するには5GのもとでIoTをフル活用してデジタル化への変革を図るしかないと思います。高等教育課程で未来型の人材を育てつつ、企業内で早期に即戦力を養うべきかと考えます。時代と環境の変化で人材の流動化は益々顕著になりますので、積極的な人材の受け入れにより企業競争力の強化に結び付けるべきだと思います。それでも、やはり経営において一番大事なことは、働き甲斐を与え、生活の基盤となる雇用を維持することなのです。

2020年3月23日月曜日

心配する人しない人

世の中には危機が迫っていても心配する人と安易に構えている人がいます。人それぞれの性格の違いなので、法律で律しない限り強制的に行動命令を下すことは不可能です。命の大切さは皆わかっていますが、世の事象に対する危機意識の捉え方は皆それぞれ違います。今回の新型コロナ予防に関しても、当初クルーズ船の乗客から感染者が出た時点では現在より楽観的な対応でした。人は経験によって真実を掴むので見通しがつかない中ではやむを得ない面もありますが、できる範囲での心配をするに越したことはありません。直接的な感染拡大に繋がらなかったにせよ、水際作戦で感染を予防するのは強硬措置を取らない限り甚だ困難を極めます。今、日本や中国では感染がかなり抑えられてきていますが、米国や欧州は安心感があったのか異常な勢いで感染拡大が続いています。新型コロナウイルスには治療薬がなく、重症化すると命に係わるために万全の措置が必要とされるので、今しばらくは感染に対する心配のタガが緩まないことを願うばかりです。

2020年3月19日木曜日

労働時間

新型コロナの影響で在宅勤務によるテレワークが順調に行われているようです。出勤も時差出勤により通勤時の混雑がかなり解消されてきています。これまでどこの会社も9時始業が当たり前でしたが、新型コロナ感染予防のため出勤時間を8時や10時にずらすことで通勤の混雑がだいぶ解消されます。在宅勤務によるテレワークもこれまで慣れないものでしたが、今回の新型コロナ疾病対策でスムーズな業務の対応が継続できれば、今後の働き方改革の大きな前進に繋がります。勤怠管理の明確な見える化が進めば柔軟な働き方が促進されるものと思われます。これからの時代は、単なる労働時間よりも成果を重視しなければ、労働への適切な評価も分配もできないはずです。日本の生産性が低いのは労働時間を優先するからだと思います。DXが進み、企業がデジタル技術を使いこなすようになれば日本の世界における競争力は格段と上昇するはずです。感染症の収束を契機に、「災い転じて福となす」くらいの思い切った意識改革が企業経営者には必要だと思います。

2020年3月18日水曜日

聴くことと学ぶこと

世の中には人の話を聴かない、人から学ばない方が多いようです。大企業でも両方ができたら出世しますが、多くの方がどうしても意地を張るために出世に躓きます。中小企業でも両方ができたら経営が安定すると思われます。分かり易く言うと自分の考えに固執しないで、謙虚な姿勢で話を聴く、人から学ぶことが人生における成功の秘訣だと思います。私自身は、自分自身が至らないと思っているので人の話を聴きますし、無知なので人から学びます。それが一番、容易(たやす)く、費用の掛からない人生の勉強方法だからです。しかし、それだけでは学びの深さや広さにも限界があります。様々な方法はありますが、手法だけをいくら学んでも実際自分にものにしなけば馬耳東風に終わります。よく退職した人が頑固になるという話を聴きます。つまり、現役で働いている時は柔軟な姿勢にならなければ職場では通用しませんが、退職すると自分の性格の歯止めがなくなるから無鉄砲になったりするものです。退職して第2の人生を歩むならば、「聴くことと学ぶこと」その辺りの心掛けが必要だと思います。経営トップによる組織人事の策定は経営を左右する重要な要となります。

2020年3月17日火曜日

講師

この4月から某大学の非常勤講師を拝命致しました。これまでスポット的にいくつかの大学で講義を依頼されたことはありますが、正式に講師を依頼されたのは初めてです。企業人としてのキャリア教育を学生の皆さんに提供できるのは、私としても大変有り難い話です。これまで毎年、卒論の審査や卒業式のお手伝いをしてきました。論文の審査も卒業式も今時の学生様のレベルを知る上で貴重な機会だと思うから引き受けています。今年は新型コロナの影響で残念ながら卒業式は中止となりましたが、幸いにも晴れて新学期より非常勤講師として教壇に立てる機会を戴き感謝しています。社会人になってしまうと、時代とともに変わりゆく学生の方たちと直接に触れる機会は滅多にありません。貴重な機会ですので、微力ながらも精一杯に将来を担う人材づくりに励みたいと思います。

2020年3月16日月曜日

模様替え

土曜日に大きなテレビを抱えて動かしたりしたところ、情けないかな翌日日曜日の朝には背中に痛みが走りサロンパスを張る始末となりました。日曜日も終日自宅で過ごすこととなり、背中の痛みに気を付けつつ部屋の模様替えをしたのです。大した模様替えではないのですが、物置としている納戸に居間から机を運んで念願の書斎を作ったのです。当然、納戸の荷物は部屋の外に一部出したので住まいの邪魔にならぬように片づけなければならないのですが、妻がゆっくり平日に整理すると言っています。子どもと同居している頃は子ども優先で自分の部屋などなかったわけですが、妻と二人だけになって少しは自分たちの考えで使えるようになりました。片づけてみると不要なものが結構出てきますので、思い立っての模様替えは良い機会でした。書斎と言っても机と椅子を置いて背中に本棚があるだけの事ですが、自己満足ですが何とか恰好だけはできたような気がします。これまでは居間のテーブルで仕事をすることも普通でしたが、これからは静かな物置で仕事に集中できそうです。こんな事も私にとってはささやかな贅沢です。背中の痛みはだいぶ回復しましたが、慣れない筋肉を使ったから身体が敏感に反応したのだと思います。テレビ体操を毎日欠かさず励行していますが、力仕事とは筋肉を使うところが別なのでしょう。たかが重いものをちょっと動かしただけですが情けないものです。

2020年3月13日金曜日

消費者余剰

政治、経済分野でデジタル化が叫ばれていますが、実際デジタル化によって直接のGDPは増えないが、デジタル化による消費者余剰のGDP潜在成長率を計算している専門家がいることを初めて知りました。事実、GDP520兆の成長率0.7%に対してデジタル化による潜在成長率は17%だったようです。GDPの数字が横ばいでも、目に見えないデジタル化による消費者余剰が潜在的成長に寄与しているのでしょう。単に経済規模を追うばかりでなく、消費者余剰を生むことで働き方改革が進んだり、生活の豊かさや便利さに繋がればデジタル化の意義が出てくるのではないでしょうか。今回のコロナ感染をいち早く発見し、予防線を張るにもデジタル技術が必要となります。台湾の感染予防対策が早かったのも、社会のデジタル化が日本より進んでいたからだと言われています。国のリーダーシップの違いであり、国土が大きい小さいの問題ではないと思います。

2020年3月12日木曜日

NHKスペシャル

東日本大震災後9年、3.11復興の模様を取材されたNHKの大越キャスターのお姿を久しぶりに拝見しました。以前、夜9時のニュースのキャスターをなさっている時はご自分の意見も時々語られていて、元東大野球部らしい逞しさも感じられ、個人的に大ファンとなりました。復興ラインという高速道路が震災以降からほぼ完成していましたが、極端な地域の人口減が進み、インフラが整っても発展の可能性はあるのかという疑問を投げかけていました。それと原発の汚染水が満杯状態で、漁協も反対状態で打開策もなく、処分の具体的政策の議論もない事が問題に感じました。原発の廃炉もまだ手が付けられていない状態で、これから40年をかけて気の遠くなるような作業となるようです。廃炉作業がこれからも永遠に続くので、ある被災地域では住民は戻ってこないのに作業員宿舎の建設ラッシュで地価が上がっていると聞いて異様な気がしました。さらに驚いたのは未だに5万人の方が仮設住宅にお住まいで、その後復興住宅の建設はどうなっているのだろうと素朴な思いを抱いた次第です。都会に住み何ら被災を受けていない私たちも、被災地の人々にもっと思いを寄せなければと感じました。NHK様、素晴らしい報道番組のご提供有難うございました。

2020年3月11日水曜日

欽ちゃん

天性のアドリブで台本無しに舞台に立って、来場の観客に徹底したお笑いを与える名人で元コント55号の萩本欽一さんのドキュメンタリーを拝見しました。中学3年時に父のカメラ屋の倒産で一家夜逃げして、兄の元に身を寄せて高校へ、しかし家庭の貧しさで高校中退してコメディアンの道へ進むがうまく行かず、先行きを悩んでいたところにコントを組む相棒との巡り合わせが大当たりしました。今年78歳で未だに現役でご活躍ですが、死ぬ間際まで活動を続けたいというコメディアンとしての執念は身に迫る思いを感じました。最後に欽ちゃんは、最近の役者は舞台をあまり動かなくなったとの感想を述べていました。笑いを取る自己表現を身体全身で磨き上げてきた本人だから言えることではないでしょうか。人は何歳になっても、幼少時の不遇な環境を生涯忘れずに、人生を生きていく上での大切な礎として心の中にしまっているものです。

2020年3月10日火曜日

パンデミック

新型コロナに対してWHOの事務局長がパンデミックを示唆したことは真剣に受け止めるべきだと思います。当初、国もコロナウイルスの感染に対して悠長に構えていたために全国的に感染が広がる結果となりましたが、危機的な状況を猛省したのか政府の対応もかなり慎重になってきたような気がします。私が小学校の低学年の頃、小児まひが全国に大流行したことがありますが、政府の果敢な対応により海外で使用されている生ワクチンを緊急輸入して流行を食い止めたようですが、共産圏とはいえソ連から1000万人分、カナダから300万人分の生ワクチンが輸入されたようです。今回の武漢から発病したであろうと言われている新型コロナウイルスは、治療用のワクチンもなく、PCR検査も時間を要し、急速なスピードで感染が広がるのに未経験さが油断を招いたのだと思います。感染症に対する台湾政府のスピーディな対応を世界は見習うべきでしょう。

2020年3月9日月曜日

大相撲春場所

昨日始まった大相撲春場所の初日をテレビで観ましたが、無観客で開催されて光景は異様な感じがしました。お相撲さんがコロナ感染すると相撲自体が中止に追い込まれるので、協会としては最悪の事態を想定しての決断だったのでしょう。声援も拍手も全く響かない中での力士同士の静寂な対戦は、当然ですが通常と比べて盛り上がりに欠けたようにも映りました。千秋楽までの15日間は観客収入も無いわけで、相撲協会としても事業において大変な損失が出ると思いますが、神聖な伝統ある行事なので各力士には無事に精一杯、真剣に今場所を務めてほしいものです。

2020年3月6日金曜日

マスク不足

新型コロナウイルス感染症が拡大する中、マスクの不足が問題となっています。政府は北海道へ緊急的に400万枚のマスクを送る声明を出しましたが、併せて市場での不足という事態が、買い占めて高価転売の目的も少なくないと判断し、転売禁止の法律を10日施行するようです。違反すると主犯者には懲役または罰金刑が科されますが、これ以上悪徳業者が増えることを防ぐための措置とは言え、此処までしなければならないのかと残念な思いがします。市場経済的には問題はないとしてもモラルの欠如を放置してしまうと今回のようにマスク不足で市民生活に混乱を生じます。ネットで簡単に買い物ができる時代ですが、便利さが悪用されてしまうと制限がありません。中国ほどではなくても、日本においても犯罪はもっと厳しく罰する法律があってしかるべきです。マスクだけの話ではなく、人々を困窮させるような行為に対しては、行政は排除のために早急に厳しい措置を講じるべきだと思います。たかがマスク、されどマスクが必要なのです。

2020年3月5日木曜日

バッハ会長

直近のニュースで、IOCのバッハ会長がどんな判断を下すのか注目していましたが、やはり中々冷静な判断力を有した優れた方のような気がしました。東京オリパラのマラソンコースを東京から札幌へ移す発言も、当初、我々には唐突に聞こえて会長の真意が読めないところがありましたので、今回もJOCとしては冷や冷やドキドキだったのではないかと思われます。東京都とJOCの鋭意努力されている姿がIOCのバッハ会長に届いていたものと思われます。海外から日本を観ると感染マップで不安を煽っている部分があります。先月は中国、日本、韓国だけの感染が目立っていましたので、IOCの長老から他国へ開催をという意見も出ていました。現在は世界全体に広がりを見せていますので、IOC会長も日本だけの問題ではないことを認識したのだと思います。昨今の日本国内の徹底した行動によって、おそらく4月中には感染も落ち着くだろうと予想されます。日本人は性格的に生真面目で、集団で秩序を保つ行動を取りますので、案外収束は遠くないと考えます。バッハ会長には日本人の姿勢が通じたものと思われますし、開催の直前になって世紀のイベントを会長の責任においても複雑にしたくないという思いもあるのでしょう。

2020年3月4日水曜日

金融

最近5年以上ほど前から、毎日のように午前4時のラジオニュースで、NYダウ、ナスダック、対ドル・ユーロの為替相場の動きを耳にしてきました。本職が金融の仕事ではないものの、素人ながら世界の株式や対円の為替相場が長期的に見ると、これほどまでに米国市場の動きに敏感な反応を示すのかと不思議な思いを抱きます。近年、米国巨大IT企業GAFAの好業績はナスダックの急上昇にも如実に表れています。併せてNYダウも、リーマンショックの後遺症など如何にして解消されたのか着実に上昇を続けてきました。それに比して近年の日経平均の元気の無さは、米国市場の動きと比較して金融の動きでピンときます。安倍政権になって久しく、確かにアベノミクス効果で低成長時代の中でも株価は2万円台を超えて随分回復してきましたが、日本経済のGDPの低迷が必ずしも株高を牽引してきたわけではなく、円安基調に推移してきた為替の影響が大きいと思います。その後の産業構造の転換が円滑に進まなかったために、近年は世界的レベルでの成長企業が日本国内から誕生しなくなってきました。DX新時代の到来を日本企業がチャンスと捉えられるかが今後の大きなキーポイントだと思われます。

2020年3月3日火曜日

心掛け

普段は仕事で外出することが多いので、コロナウイルスで様々な集いが中止されることはスケジュール的に少し楽になった気がします。我が家も「かかあ天下」そのものなので、私の行動はコロナウイルス感染への厳重な忠告ばかりで行く手を阻まれ八方塞がり状態です。これが今のところ何ら体調不良もなく功を奏しているのかもしれません。昨今のように気持ちが沈む夜は「小さな村 イタリア」の番組を観ると気持ちが和らぎます。いつもイタリアの村人が語る言葉がとても素晴らしいのです。「人生は懸命に生きることが大切です」とか、「そして不安を突破する勇気を持つこと」とか、「物や人に愛情を持って接すること」とかの村人の語りは、昨日録画を観ながら書き留めたものです。「Dare(勇気)、Care(愛情)、Share(共有)」というキーワードが村人の心の中には浸透しているようです。現在のように困難な時こそ必要な心掛けではないでしょうか。しかし、イタリアもコロナウイルス感染者がEUで一番顕著に増えていますので、日本国内と同様にミラノに近い小さな村も大丈夫だろうかと心配になったりします。今朝も早朝にアフガンで亡くなられた中村哲医師の書籍を読みながら、あらためて「人間の幸せ」とは何だろうと自分自身に問いかけてみた次第です。

2020年3月2日月曜日

東京マラソン

昨日の東京マラソンは素晴らしいレース展開だったように思います。途中の走りを見ていれば、おそらく大多数の方が日本人トップは井上選手だと予想していたはずです。事前の予想では大迫、設楽、井上の3選手が日本人トップとして大本命だろうと言われていました。解説者によるスタート直前の話では大迫、井上の両選手はコンディションがとても良いとの話でしたが、一方の設楽選手の名前は出てきませんでした。どんなに練習量を積んでいる選手でも当日のコンディションが必ずしも絶好調だとは言えないので、設楽選手は体調が万全ではなかったのかもしれません。レースは中盤戦まで井上選手や大迫選手を含むエチオピア勢が先頭グループを形成していました。しかし30キロ地点では大迫選手が遅れて、先頭集団から離されました。そのまま先頭集団でレースが進むかと思いきや、さらにエチオピア勢の二人の選手が抜け出してトップ争いをしました。そこで遅れた先頭集団が徐々に後退していく中で、後方から大迫選手が偶然にも追い上げてきました。そして大迫選手が2番手グループを追い抜き、単独4位となったのです。途中では、ひょっとすると大迫選手による日本人選手で夢の4分台の快挙となるかと期待されましたが、惜しくも2時間5分29秒の4位でゴールしました。彼自身の日本新記録更新でもありました。コロナウイルス騒動で連日暗いニュースばかりでしたが、選手たちの白熱したマラソンレースを観て日本中の人々が元気を戴いたのではないでしょうか。

2020年2月28日金曜日

責任感

責任感と言っても人それぞれ重みの内容が違います。かつて私も大きな会社にいた頃は、当たり前ですが給料をもらっている以上、自分の仕事に対して責任感を強く抱いていました。しかし会社を経営していると、これも当たり前ですが社員を抱えている会社に対する責任感を感じるわけです。大企業は業績が悪化した時に、業績回復のために経営トップは自らの責任でリストラを実行することがありますが、資本主義経済の中で株主の期待も含め、企業を存続させるためには不可避な手段かもしれません。しかし、それはそれまでの信用と豊富な蓄積があるから可能なのです。一方、中小企業は大企業ほどの信用と蓄積はないのでリストラは困難です。最終的に頼れるのは経営である自分の判断力次第となるわけです。簡単に言いますが、経営者の判断力には全社員の雇用を守るという大きな責任が伴います。苦境に際しても、いざという時に万難を排して皆が結束できるかが勝負だと思います。日本ラグビーの「ワンチーム」のように、衆知を結集して、これからも困難を乗り切っていきたいと思います。

2020年2月27日木曜日

しがらみ(柵)

会社経営していると実に様々な「しがらみ」に関与する機会が多々存在します。しかし中には、最初から取捨選択し、なるべくしがらみを持たないようにしている方もいます。しがらみは作ればきりがありませんから、自分自身が今後お付き合いを長期的に続けていく覚悟があるかどうかで判断すればよいと思います。しかし、一度作ったしがらみを途中で絶つことは気分的にも良いものではありません。私自身も様々なしがらみを作ってきましたが、自社の事業に結びつくようなしがらみなど殆どなかったと言っても過言ではありません。寧ろ、事業における様々な情報を有料で取得すると考えれば目的は明確ですし、しがらみを継続する意味はあります。経営者は1年365日の限られた時間を如何に有効に使うかが、会社経営における重要なポイントとなります。決してプラスにならないしがらみはないと思いますが、お金の使い方と同様に、時間の使い方次第でビジネス界での勝負が決まるのも事実です。しがらみはある時期になれば少しずつ整理するのも、これからの自分自身にとって必要なことではないでしょうか。

2020年2月26日水曜日

働く

現在、21年卒業予定の学生さんの面接を行っています。今日も中国の留学生さんとスカイプ面接をしていて、自分の将来を自由に切り拓こうと考えている姿勢に、思わず自分自身の70年代の頃のことが脳裡に映し出されました。中国大陸も日本と違って国土が広いのでいつも出身地域を聴くのですが、文化も習慣も言葉も違う異国の地で単身働こうという意思にはとても感心します。確かに今はネットの時代なので、家族との対話も動画配信で可能です。寂しさという点ではかつてと比較にならないと思いますが、彼らの異国へ出ていく勇気は母国でどのようにして育まれているのだろうかと思う次第です。私自身も若い頃は、海外に留学して海外で働くことに憧れていましたが、実家の都合もあり、留学どころか実家を離れることさえ難しく、反対を押し切って上京しても、その後なかなか自由も利かなかったものです。人生は紆余曲折で「人間万事塞翁が馬」ですが、色々チャレンジする機会は若い頃しかないので、是非彼らの将来に期待したいと思 いますし、会社としても彼らに少しでも手助けすができれば幸いだと思います。「Boys be ambitious」ではなく「Youth, have a dream」でしょうか。

2020年2月25日火曜日

認識レベル

今回の新型コロナウイルス感染騒ぎでも、専門家による認識レベルが極端に違うことを改めて感じさせられました。日本は動物による感染症防止はこれまで幾度も経験してきましたが、人による感染症防止にはかなり不慣れであることが今回は判明しました。我が家でも、このような時に比較的呑気な性格の私に対して、家内は必要以上に心配性で用心深いところがあります。「やっていればよかった」「やらなければよかった」という事前の判断がとても重要であることを、我が家の夫婦間でよく話題になります。責任ある立場にいれば尚更、事前の判断は特に慎重であるべきです。三連休は、アフガンで尊い命を奪われた中村哲医師の足跡記録、二・二六事件の新たな真実、再現ドラマですが、昨夜の吉田元首相時代の史実など、日本の歴史も人間の認識レベルの差によって変わってくることが理解できます。「想定内」「想定外」という言葉が様々な場面で用いられますが、想定を深めて慎重に事に当たることが如何に大切であるかを、いつも何か事件が起きるたびに感じさせられます。「備えあれば患いなし」とはいうものの、人は何か起きて初めて、今後は過ちを犯さないように用心を重ねるものです。しかし認識の違いは人それぞれですので、過ちを犯す人は繰り返すのです。性(さが)なのでしょうね。周囲に、またはリーダーに望ましい判断を下す人がどこの世界でも必要のようです。認識レベルが違っても、多少うるさい人をなるべく排除しないことが大切だと思います。

2020年2月21日金曜日

地方創生

地方に若者が減り、過疎化が止まらないことは既に周知されています。しかし、その課題を如何に解消するかは政治の問題だと思いますが、過疎化という現状の食い止めはここまでくると容易くはないように感じます。大きな決断になりますが、解決方法の一つとして考えられるのは、ICTをうまく活用して様々な産業にインセンティブを与え、資金と共に労働人口を地方へ分散させることではないでしょうか。これだけインターネットが国土の隅々まで普及した現在ならば、アイデア次第で日本の狭い国土をもっと有効に活用ができると思うのです。私は何年も前から時々テレビで「小さな村の物語 イタリア」を観ていますが、日本もイタリアのような地方を目指すべきではないでしょうか。財政的には豊かでなくても、日々の生活ができて、国民が生きていて幸せであれば良いと思うのです。日本全国の地方をどのように活性化させるか、長期的な課題解決には次世代通信網をフルに活用すれば、望ましい未来の国土の姿が実現可能ではないかと考えます。人・物・金を一体に長期戦略を立てなければ地方創生は掛け声だけで国土の変革は難しいと思います。

2020年2月20日木曜日

変化の兆し

近年、私たちの仕事の仕組みが徐々に変化してきているように思います。かつては大手メーカーの下請けが中心でしたが、最近は自主ビジネスが段々と増えてきています。一つには自社製品の開発を通して、各種展示会へ出展するようになり、直接のお客様からの声を聴く機会が増えるとともに、自社ブランドのアピールが可能となりました。このような業態変化が起きるとは従来は考えもつきませんでした。きっかけはリーマンショックによる不況を経験したことに依ります。従来の下請け構造では、不況になると外注業者は一方的に契約を打ち切られていました。つまり市場の需要と供給における調整弁として我々は使われていました。不況時に、やはり自立しなければ将来はないと思った次第です。試行錯誤するうちに自社の進み方が徐々に見えてきたのです。未だに業界は旧態依然とした元請け・下請け構造が普通ですが、弊社は少なからず独自の路線を進みつつあります。仕事には遣り甲斐と働き甲斐がなければ、従業員の笑顔も生まれないものです。これから先も狭い範囲でも独自路線を貫くことができれば幸いです。自ら市場の変化に気付き、進むべき道を、自らの手で開拓し、自社で軌道修正していく企業でありたいと考えます。

2020年2月19日水曜日

人事

会社経営は政治と同じだと時々思ったりします。会社組織を内閣だと考えれば、内閣の布陣が国の命運も決めるし、経営陣が会社の運命を決めるとも言えます。社長は総理大臣でしょうし、役員メンバーは各閣僚となります。会社経営も政治も実務を理解していなければ適切な判断も指示もできません。会社経営において役員人事が重要なことと、政治において閣僚人事が重要なことは同じだと思います。役員は社員のために、大臣は国民のために働かなければならない使命があります。残念ながら、そのように思われないような事象を目にすると、誤った人事だと思わざるを得ません。いつも犠牲になるのは雇用されている社員や生活者である国民です。トップリーダーの人事権は、慎重の上にも慎重を重ねなければならないというのが、これまでの私自身の経験から言えることです。「いわしは頭から腐る」と言われます。呉々も何度も反復学習して、極力過ちをしないよう注意したいものです。

2020年2月18日火曜日

人材育成

先日亡くなられた野村監督が人材育成は「見つける」「育てる」「生かす」と話していましたが、最も集約されたポイントだと思いました。企業でも採用で人材を「見つけ」て、職場で「育て」て、「生かす」ために、現状よりハードルを上げてやらなければ、向上心のある人は現状維持では仕事に対するモチベーションが下がるので、新たなチャレンジで躍進を目指して他へ転戦します。三つとも人材育成として難しいことは野村監督も話していました。それができる球団や企業が勝利を収めることに繋がるわけです。企業も折角、採用した人材は大切にし、成長時に辞めさせないよう、一人一人戦略を立てて人材育成をしなければなりません。やめる人は現状に満足しないからでしょうが、常日頃から様子を観察し、対話をすることで相手が何を考えているかを把握し、成長を目指して共に育ちあう環境を企業内につくることだろうと思います。「言うは易く行うは難し」ですが、少子化で採用することの大変さを現場も真剣に考えて、大切な人材を留める更なる努力と工夫が必要です。私自身のこれまでの経験から考えたことです。

2020年2月17日月曜日

お金の使い方

現在、ボランティアでいくつかの要職をさせて頂いていますが、会合に参加して勉強になるのは周囲の方々から学べる人間性です。やはり役員などに選ばれる人たちは、どこかしら人に尽くすという気持ちを常に持ち合わせているのです。お金は「頭と心と人」に使うように家内からいつも執拗に言われますが、私自身も未だに不足している面があります。若い頃は日々の生活が最優先で仕方がないのですが、熟年になってから多少生活のゆとりができたら、自分のためだけでなく、世の中の人のために少しでも役立つお金を使うべきだと自分の事として考えるわけです。私の周囲の方を拝見していますと、私には中々できない気前の良さを皆さん持ち合わせているのです。皆さん自己顕示欲も多少強いのでしょうが、私自身は貧乏性なのか気前の良さという点で大先輩の皆さんに負けてしまいます。しかし、先輩方の生きざまを時々直に観察できるだけでも大変勉強になります。家内からも「ケチではなく、貧乏性」だと言われます。幼少時の環境が影響したのか、なかなか治らない癖のようです。

2020年2月14日金曜日

積み重ね

世の中、こんなに変わったのかと思うことは多々ありますが、私自身40代前後の頃は毎晩のように3次会で夜12時過ぎまでお客様とお付き合いしていました。今考えると何という無駄をしていたのかと思いますが、当時はそのような接待が普通に行われていました。今は同年配の方々とは大体一次会で終わることがほとんどです。それだけ年齢とともにエネルギーが無くなった証拠でもありますが、肉体的にも大変楽なお付き合いになりました。その分、夜の繁華街もお店が絶えたことでしょうが、当時は帰宅時に深夜のタクシーを捕まえることも大変なほど繁華街はどこも賑わっていたようです。若い頃は妻子ともに夜は早く休んで、深夜に亭主が帰宅するのは普通でしたが、今は妻から「今日の帰宅は何時?」と聴かれる毎日です。「亭主元気で留守がいい」と諦められるより、高齢だから毎日心配してくれるだけでも良しとするしかありません。考えてみると20代の頃から深夜まで会社や外で仕事をしていたようです。休日もなく働いていましたが、本当に体調不良もなく、毎日元気だったように記憶しています。今日あるのも過去の積み重ねのように思います。何故、今日はくだらない話をしたかと申しますと、テーマがなく困っていたところ、日経BP総研から届いた雑誌の表紙(スナック未来)をたまたま拝見したからです。

2020年2月13日木曜日

マスク不足

最近、店頭でマスクが極端に不足しているようです。おそらく、マスコミの報道による新型コロナウイルス感染への不安感が国民の間に蔓延しているからだと思われます。インフルエンザや花粉症の予防によるマスクの着用であれば例年通りの事ですが、今年に入ってからのマスク不足は異常とも感じます。かつてのオイルショック時にも、洗剤やトイレットペーパーの買い占めが起きて、品物が店頭から姿を消してしまうことがありましたが、今回も同様なことだと思われます。おかしな話ですが、洗剤でもトイレットペーパーでも家庭で一日に使う量は決まっているのに、品物が無くなるからと多くの人が買い占めてしまう結果、需要と供給が隔たり過ぎて品不足となるのです。オイルショック時も買い占めはテレビの影響でしたし、今回のマスク不足もテレビの影響による国民の不安が買い占めを起こしたものと考えます。手洗いやうがいは日常でも必要なことですが、あまりに報道が行き過ぎると今回のような事態になるわけです。視聴者である我々も、報道に対してもう少し冷静になるべきだと思う次第です。

2020年2月12日水曜日

幸福度

韓国映画「パラサイト 半地下の家族」を是非とも拝見せねばと思っていますが、行き過ぎた資本主義経済の光と影に焦点を当てた作品のようです。是枝監督の「貧乏家族」という作品も脚光を浴びましたが、社会の中には極限の生活を送っている方が日本国内にも少なからず存在するのです。国の在り方の問題ですが、貧富の格差があまりに大きいと犯罪や自殺も増える要因となります。諸外国に比べれば日本はまだましだという意見もありますが、幸福な国家をつくるのも政治の役目だと思うわけです。日本は右寄りの政治家が強いですが、サンダースのような左寄りの政治家が若い米国民に慕われているのも、中道のバランスが取れた政権を一般庶民は望んでいるからです。米国の大統領選挙の行方は分かりませんが、日本の政治も将来の若者に期待を持たせるような政策を進めてほしいものです。成熟した日本がこれから未来に向けてどのような国を目指すかを、もっと真剣に議論する場があってもいいと考えます。国民の幸福度を少子高齢化時代の中で、政策上如何に高めるかが日本人にとってもっとも重要な事ではないかと思います。国民世論ももっと多角的な方向から調査し、政治が適切な施策を考えるべきではないでしょうか。日本人は諸外国の直接選挙のように、もっと政治に関心を強く持つべきだと思います。

2020年2月10日月曜日

報道

先週だったかと思いますが、たまたま武漢の大学で教鞭をとっている日本人教員の方がインタビューを受けている報道がありました。武漢からの日本への帰国希望者を乗せるチャーター機が4便となりましたが、まだ武漢に留まっている多くの日本人がいると仮定されます。その教員の方は、教育する立場として武漢の学生を放置して帰国するつもりはないと話していました。ただ日本の影響力のある人がなるべく世論を煽動することだけは慎んでほしいと話していました。日本のマスコミも連日連夜、新型ウイルスのニュースを報道のトップにして、国民に不安ばかり煽って、他の問題を議論することが少し疎かになってはいないでしょうか。SARSより深刻になっていることは理解できますが、先の先生のインタビューのように、この事ばかりが強調されるので多少違和感を覚えます。水際でクルーズ船の乗客を足止めしたことは安全上評価できますが、一部の乗客ばかりウイルス検査して、全員検査はしないというのも不思議な気がします。これだけ大騒ぎをしている最中に、残りの乗客を検査もせずに下船させる方が素人感覚的には問題だと思います。報道の在り方として、国はもっと安心感を持たせるような説明を分かり易くすべきではないでしょうか。

2020年2月7日金曜日

経験

ある日の早朝、こっそり午前2時にラジオのスイッチを入れて、ロマンチックコンサートという番組内容の時間帯に、ビンテージ・ポップス「カーペンターズ作品集」が紹介されました。何と言っても1970年前後のミュージックなので青春時代を謳歌していた私たち世代には聴くと感動が蘇るのです。結局、午前5時までいつもの調子で寝床の中で起きてしまうことになったのです。古い世代の方にしか通じないのですが、サイモン&ガーファンクルなど深夜に聴いていたら朝になってしまうほど、当時は素晴らしい曲ばかりが流行していたように記憶しています。それだけ若者にも気持ちにゆとりがあった時代でした。今では言葉にも出せない色んな遊びも経験しました。自由で社会的な縛りも拘束もない時代だったのかもしれません。今の若い方たちは真面目な反面、社交性にやや欠けるところはありますが、もっと自由な環境を与えて上げられれば隠れた才能を引き出すことも可能ではないかと感じています。もっと様々な遊びを経験してほしいですね。

2020年2月6日木曜日

現状認識

寒風吹きすさぶ本日は、某会合のため横浜ランドマークタワーへ来ましたが、眼下に見える晴天の海洋の沖には、連日テレビで報道されている大型クルーズ船が大黒埠頭に停泊しているのが見えました。今朝の報道でも感染者が新たに増えた模様で、中々収束が見込めない中で、乗船されている乗客の皆さんのご心労は相当なものだと思います。会合の冒頭では会長から地球温暖化の話題が出ましたが、企業人としても深刻な現状認識を持つ事が重要だという事に出席者全員が納得しました。オーストラリアの山火事では日本の国土の半分くらいが焼失したようですので、平均気温の上昇や異常気象による乾燥地帯が地球のあちこちで散見される状況は異常と言えます。新型コロナウイルス感染も深刻ですが、将来的には地球温暖化の問題は更に深刻だと思います。

2020年2月5日水曜日

用心

人間は①病、②事故、➂自然災害には弱いものです。もし出合った場合は、その人の運命と考えるしかないのかもしれませんが、ある程度は気を付けていれば結果が運よく軽く済む確率も少なくありません。しかし、一番ご本人が考えなければならないのは、万が一事象が起きた時の周囲に与える影響だと思います。自分の事が精一杯で、周囲の事まで考える余裕がないのかもしれませんが、その場で少し冷静になれば周囲に対する考えにも及ぶものです。①は生活習慣を整え、自覚症状を見逃さないで、少しでも気になったら医師に相談すべきです。②は被害者となることもありますから、危険が及ばないように普段から用心するしかありません。➂も避けられませんが、これまでの災害を顧みて危険が及ばないような安全な環境に身を置くしかありません。万が一の災難と違って、予想されることはある程度避けることもできます。今回の新型コロナウイルスも、感染者の発見とともに早期に原因を追究して発生源を絶たなければならないと思います。何事も用心あるのみです。

2020年2月4日火曜日

今朝、たまたま朝刊で実業家である出口治明さまのコラムを読んで感じたことは、国の為政者はもっと歴史書を読まなければならないと痛感したことです。特に日米安保をどう考えるかについては、氏に深い洞察力あることを知ることができて良かったです。地政学的に日本をとらえた場合、この国の将来に少なからず懸念を抱いているのは私も同じです。スイスのような国を目指すのも一つですが、今更なかなか難しいでしょう。政治も経済も繋がっているので、バランスを採りながらの為政者による舵取りは難しいですが、どちらの能力が欠けても最後に失策の付けを払わせられるのは国民です。もっと政治の世界でも与野党に関係なく自由な議論ができないと、将来に多くの課題を背負ったこれからの日本が進むべき道を誤りかねないような気がいたします。出口様のように世界の歴史を勉強されきた多くの有識者の声を、もっと政治家は謙虚な姿勢で耳を傾けるべきではないでしょうか。

2020年2月3日月曜日

国策

本日は地方自治体の企業立地セミナーへ参加しました。かつて中央官庁の地方移転や道州制の話題で盛り上がりを見せた事がありました。東京一極集中を是正しようという意気込みで国の動きもありましたが、いつの間にか盛り上がりは自然と消えて、話題も聞こえなくなりました。その後、地方へ税の一部を移すための「ふるさと納税」が施行されましたが、地方経済を段階的に盛り上げるには難しいようです。都道府県の財政にも人口減等で限度があり、やはり町村合併に併せて道州制(いくつかの県を纏める)を導入すべきではなかったかと、今更ながら考える次第です。どうも日本の政策はビジョンと継続性が欠けるように思われます。これからでも遅くはないので、もう一度道州制は必要ないのか、有識者で議論等をしたらどうでしょうか。

2020年1月31日金曜日

独り言

30日の夜、遂に世界保健機関(WHO)が新型コロナウィルスの感染に対して緊急事態を宣言しました。世界中に感染者が広がっていることが危惧されています。また31日の今日は、長期にわたって論争が続いた欧州連合(EU)をイギリスが離脱します。世界中がポピュリズムを背景にした近視眼的とも言えるような政治の転換です。新型肺炎はやはり巨大人口を抱える中国の見えない綻びの一部かと考えます。1月も31日の今日で終わりです。静かに年が明けると思いきや、日本の国土の半分くらいが消失した豪州の山火事など、今年もいろんなことに悩まされそうです。でも世界的にも国内的にも政治や経済は安定して推移するものと思われます。というのは、権力者が世界的視野で戦争抑止へと常に考えてポピュリズムを重視するようになったからでしょう。国家権力も国民に支持されなければ強引に振るうことができないという事です。

2020年1月30日木曜日

審査員

また今年も大学生の卒論を審査する事になりました。ここ数年、審査員を毎年引き受けて、最後は卒業式での表彰の授与まで行っています。実際、学生の論文を審査するのは面倒ですが、今の学生のレベルを知る上でも、どんなテーマの論文を書いているのかも大変興味があります。論文ですから、引用が多いとあまり面白くないですが、中には火の打ちどころのない素晴らしい論文にも時々出会います。大学の役員を引き受けているのも頭の体操でボケたくないからです。大学も学生も年々変わりゆく姿を未だに拝見できるのは有難い事です。何でも未知の分野に積極的にチャレンジしてみるべきだと思います。

2020年1月29日水曜日

働く事

「待てば海路の日和あり」昨日は、雪が急に雨となり、気温も低下して寒い一日でしたが、今日はぐっと気温も上がり陽気な一日です。こんなに気象が急変すると体調を崩す人も多いでしょう。早朝のラジオによる天気予報では、茨木県内に大雨注意報が流れていましたが、今日の神奈川県内の快晴の空からは想像もつかないくらいです。さて、連日続いた賀詞交歓会も1月下旬で一通り終了しますが、毎年顔馴染みの方の顔にはあまり例年と変化は感じられませんでした。年初から皆さん現役で引き続きご活躍のようなので喜ばしいことだと思います。人に依っては「今年こそ」と気合が入っている方もいれば、「また一年か」と気が重くなる方もいるでしょう。しかし、元気で毎日働けるだけでも幸せなことだと思います。私も高齢組の一人ですが、大多数の同年齢の方が現役を退いて引退生活を送っている中で、毎日若い社員の方達と仕事をしているだけで幸せな気分になります。周囲からは今後に心配の念を抱かれることも少しはありますが、年齢は人それぞれで年の取り方も違うし、人の声を気にし過ぎることもないと思います。でも人間万が一という事もありますので、自らの身辺には充分気を配りながら元気な姿で仕事を続けていきたいものです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2020年1月28日火曜日

混乱

中国武漢から発生した新型コロナウイルスによる肺炎が中国本土を中心に蔓延しているようです。ちょうど春節時期なので訪日中国人によるインバウンドも期待されていましたが、昨日27日より中国政府によって海外への渡航禁止命令が発令されました。これにより中国国内はもとより周辺諸国にも混乱の度合いが深まり、国内外の経済にも影響が出かねないようです。日本国内でもインフルエンザが流行していますが、ワクチンの投与で感染を防止することができますが、新型コロナウイルスは治療法も見つからず潜伏期間もまちまちで、感染状況を的確にとらえるのが難しいようです。マスクが日本国内から中国へ大量に流れているため、国内でも品不足が起きています。これほどの需要があるならば、一年を通じて事前にマスクの在庫を確保すべきでしょうが、何か起きると買い占めのために品不足が生じるのは仕方がないのでしょうか。対岸の火事では済まされない事態に日本が至らないことを望むばかりです。

2020年1月27日月曜日

年齢

人はそれぞれ年齢によって体力も精神力も違います。尻幕の徳勝龍が初場所初優勝を飾りましたが、ご本人は「自分なんか優勝していいんでしょうか」と照れ笑いをしていましたが、番付表をひっくり返すような活躍は33歳とは言えないほどの初場所土俵での動きでした。大相撲の解説者が、「横綱白鵬が休場したら、一体誰が優勝するかわからない」と話していたくらい、幕内力士の実力は拮抗しており横一線のように思われました。スポーツ選手でなくても、普通の人でも、常に体力の維持に努めている人ならば、普通の若者に高齢者でも負けないくらい平均年齢以上の体力を持ち合わせています。体力に関わらず頭脳の冴え方も年齢だけでは判断できないように思われます。他人の事よりも、経営者としての自分自身が健康管理や脳力を鍛えるために日々努力をすることが責任上も大切なことだと感じています。「言うは易く行いは難し」「為せば成る為さねば成らぬ何事も」で兎に角、これからも若い方と一緒になって、無理なく、楽しく運動ができるように、日々努力していきたいと思います。若い方達ももっと普段から運動をして精神面や体力を是非とも鍛えていただきたいものです。

2020年1月24日金曜日

人間の存在

人間も自然の中に存在している生き物ですが、人間が営む社会は複雑で、そこに政治や経済が絡むので尚更思うようにいきません。88歳で今でも詩集を世に出している谷川俊太郎さんの話を聴きながらお考えに同感しました。谷川さんが必要としているこの世のキーパーソンは女で、愛でもあるようです。男社会中心の政治や経済が必ずしも平和な世の中を形成しているとは思えません。年を取ってくると若い時に気づかなかった物事の奥の部分が見えてきて、穏やかな気持ちにもなるわけですが、現実に対して諦めの気持ちもありながらも人々を少しでも元気づけようと、寧ろ6,7前から自由に詩を執筆されているようです。平和であれば何の問題もないのに、戦争を続けることを止めない人間社会に対して、その存在を問うことが重要だと思われます。人間を等しく存在を認める世の中になるようブログ等で自分自身も発信していきたいものです。人間も自然の中の存在の一員であることを自覚しなければならないという事でしょうか。

2020年1月23日木曜日

今年の抱負

毎年、この時期の集まりで聞かれるのが公私共に「今年の抱負」です。私は常に健康ありきだと話しています。特に会社の経営者にとって健康管理は、お金より優先して最重要な事項です。オーナー経営者であれば尚更健康に気を遣わなければなりません。今では笑い話になりますが、15年くらい前に極秘で入院したことがあります。ステークホルダーの信用不安を第一に考えたわけです。お陰様で結果的には何でもなかったのですが、当時の経営陣や妻の心配や不安は大変なものだったと思います。余りのショックで一度に老けたのか、それ以来体調も不安定のようです。漸く15年くらいを経て大分良くなってきましたが、年齢だけは取り戻しがつかないものです。これからは女房孝行が一つの役目かなと思う次第です。

2020年1月22日水曜日

天赦日

会社は生き物なんですね。経営次第でどのようにでも変化するわけですから。しかし、経営の舵取りを誤まると死んでしまうこともあるし、上手くやれば長く生き残るものです。40年の間ではこれまで何度も浮き沈みしましたが、今日まで何とか来れたのはまさしく天命だと思います。まだ1月は賀詞交歓会が続きますが、先輩経営者や歴史ある会社様に少しでも謙虚に学ばねばなりません。本日は暦の上では天赦日で、一年の内でも数少ない吉日だと聞いています。たまたま今日の運勢も最良の日でしたが、生憎天候も曇りで私にとっても静かな1日でした。

2020年1月21日火曜日

経営数字

今朝、日経新聞の「私の履歴書」で日本証券業協会長の鈴木様のコラムを拝見して、当時の事を思い浮かべました。弊社も1980年にスタートして、2020年1月25日で40周年を迎えますので、当時の事は如実に覚えております。1997年と言えば金融・証券業界が暗黒の時代に突入した時期でもあります。93年のバブル崩壊で株と不動産は天井から谷底へと価格が下落していきました。まだ23年前の話ですが、深い爪痕はその後残り続けて、その後インフレになることもなく現在の相場に至ります。経済は数字で動くので重たい荷物を背負ったままでは動きが取れません。大手と言えども、当時の日本経済の谷底から這い上がるにはこの世から潰さざるを得なかった時代でした。経営も結果的にはすべて数字が問われるので、業績如何でステークホルダーの信用がどうなるかは企業として責任重大です。ですから上場企業の経営者は大変なプレッシャーが圧しかかるのが当然です。翻って、我々のような未上場企業はまだまだ甘さがあると言わざるを得ません。40周年を期に、激変時代の生き残りのために、常にベンチャー精神を失わず、未来に向けて一段と地力を身に付けていきたいと思います。

2020年1月20日月曜日

プロレス

かつて金曜の夜8時のゴールデンタイムのテレビと言えばプロレス中継を観るのが楽しみでした。同じく土曜日はテレビでドリフターズの番組を子どもと一緒によく観たものです。まだ力道山が出る頃の夜のプロレス中継は、家にテレビがなかったのでよその家に観に行っていました。それ以来、プロレスファンになり長年にわたり日本プロレス、新日本プロレス、国際プロレスなどテレビで観ていました。プロレス雑誌もよく書店で立ち読みしていました。そのプロレスが今大変ブームだという事です。特に外国人の新日本プロレスファンが多いようです。私自身は今は全く興味がありませんが、新日本プロレスの創業時代のことも、日本プロレスとの競争時代のことも良く知っています。特にアントニオ猪木さんの現役時代は大ファンで、実際にレスリング会場にも随分足を運び、巨大な外人レスラーの背中をよく触ったりしたものです。プロレス狂と言ってもおかしくないほど、私自身かつてのプロレスに関してはかなりの蘊(うん)蓄に自信があります。

2020年1月17日金曜日

経営者の資質

人望があり、経営数字に明るく、営業手腕のある人。何を言っているのかと申しますと、企業を成長させる社長候補になれるだろうと思われる人物の特徴です。技術者として優秀でも、上記の資質がなければ船長として困難な嵐を乗り越えて進むことは至難です。社長という仕事は経営プロの仕事だと思うのです。留学したり、座学でMBAを取得したからと言っても実際の経営ができるとは限りません。それは会社の器の大きさに関係なく、寧ろ中小企業の方がある意味で経営は難しいかもしれません。だからベンチャーを興して成功を収める人が大企業出身者にもいないのです。経営は幹部同士で和気合い合いとやっていれば成り立つと思っている人がいますが、そのような考えは大変な誤解であり、その思いで経営する人は必ず失敗します。よく言われるように経営者は孤独です。自分にも人にも厳しい人で努力家でなければ最終的に成功はしないと思います。程々にという妥協が経営には決して許されないのです。経営トップには「泣いて馬謖を斬る」という覚悟が時には必要となります。

2020年1月16日木曜日

個性を重視

人は皆違います。たとえ親子でも兄弟でも性格も個性も違います。ですから他人が集まる会社で社員一人一人が違うのは当たり前です。大事なことは安易に相対的比較をしないことだと思います。個別に絶対的比較をすれば個々人の良さが分かりますので、適材適所の役割を与えることも出来ます。一応に、こうでなければならないと同じ定規で人を評価しないことが大切です。自分の事を棚に上げて、他人に対して批評をするのは良くないことだと思います。自分自身も他人と違うので比較しない事です。誰でも必ず他人にはない良さを持っているからです。人を評価するのは大変難しい役目でもあります。それぞれ人によって能力の違いがあります。もし評価するとすれば、人の話をよく聞き、常にモチベーションが高く、新しい事にチャレンジ精神を発揮して、いつも勉強熱心な人だと思います。さらに評価すべきは、前向きな発言を心掛ける姿勢と、人の陰口を決して言わない性格の人だと思います。中々いないと思いますが、人に好かれる人はこのような性格の人だと思います。

2020年1月15日水曜日

落し物

正月早々、先週中頃に家内がカードケースを紛失する事態がありました。考え抜いた結論では自宅の中で無くなったに違いないという事になったのです。しかし、どんなに家の中を探しても出てこなかったので、多分大量の紙ごみをその週に出したときに玄関で紙ごみの袋の中に紛れ込んだままゴミに出したに違いないという結論になったのです。一応、土曜日に駅の交番に紛失物の届け出をしたのですが、交番の女子警察官からも「多分出てこないでしょうね」と家内は言われてショックだったようです。ケースの中身には免許証、スイーカ、ポイントカード、少額の現金くらいで、財布を落としたわけではないので、免許証くらいが貴重品だったに過ぎなかったのです。大体、家の中で紛失したものは執拗に探すので彼女は意外と早く見つけるのですが、今回だけは発見できず気を落としていました。ところが週明けの昨日、交番から電話で落し物が見つかったとの知らせがあり思いがけない事でした。交番近くの植え込みで清掃員の人が見つけたようで、中身も現金以外は全てカードの中にあったので安心したようです。実は13日の成人の日に私が生まれて初めて葛飾、柴又の帝釈天に参拝してきたので、その翌日に落し物が見つかったということもあり、家内もご利益があったと大変喜んだ次第です。物事は考えようで、良い方に考えればちょっとしたことも喜びにも繋がります。青天の霹靂の出来事でしたが、「渡る世間に鬼はない」のだねと話していました。

2020年1月14日火曜日

感性

花の名前は一体誰が付けるのでしょうね。バラの花は色んな品種を掛け合わせるので名前も様々ですが、「サムライ」という紅色の一輪挿しのバラを居間でよく見かけます。名前が良いからなのか意外と持ちがいいんです。ベランダに「ひとつぶの涙」というビオラも見つけました。何故買ってきたのかと聞きますと、とても仲の良かった親戚が昨年春に亡くなったので弔う意味だと申していました。私自身は花屋に立ち寄ることは滅多にありませんが、家内は外出すると先ず何より先に必ず花屋に立ち寄ります。感性の違いでしょうが、その習性は服装選びにも言えるようです。私は外見には無頓着のようで、家内のアドバイスがなければ身なりは適当のようです。バランスなのかお互いに興味がいくところは確かに違います。兄弟や姉妹でさえ性格は違うのだから、元々他人同士の夫婦の性格が違うのは当たり前です。家庭でも会社でも地域社会でもお互いに相手を認め合うことが大切ですね。

2020年1月10日金曜日

真実

昨今、真実を見極めることが大変重要になっています。監視カメラやドライブレコーダーが流行するのも、戦争のない平和な世の中でも真実を隠蔽しようとする人が増えているからだと思います。戦争が起きると国民に真実は隠蔽されて、言論は権力者によって強制的に誘導されてしまいます。戦後、日本人も戦争の真実を生涯語れなくてこの世を去った方は大勢います。政治が言論を統制してきたから国民は真実を話せないのです。戦時に限らず、企業社会でも長年真実が限定者によって隠されて、後になって明らかになった時は「時遅し」という事が多々あります。管理不行き届きと言ってしまえば簡単ですが、真実を明らかにする方法を考えなければ問題の解決にはなりません。マスコミも中立的な立場で報道しないと、時の圧力に屈して、かつての戦時のような国民世論を煽る媒体になりかねません。私自身もメディアの論調は偏っているかも、という前提で様々な角度からの情報を耳にするようにしています。情報の統制は緊急時には必要な時もありますが、大事なことは其れが真実であるかどうかが重要なのです。人は自分に都合のいいことしか言わないので、最終的には証拠をもとに裁判所の判断に委ねるしかありません。

2020年1月9日木曜日

趣味

人から趣味は?と時々聞かれますと返答に困ることがあります。年齢相応にその道に精通するくらいの趣味を持つべきなのでしょうが、私自身も何をやるにしても中途半端だと感じている次第です。麻雀もブームだった学生時代に覚え損ない、囲碁も習ったことがないし、今更とも思っています。強いて言うなら将棋や花札は高校時代に何気なく覚えたので、打ち続ければ少しは良かったのではと今では思います。先日、ETVで将棋の羽生名人が勝ち抜いてきたこれまでの対戦の状況を観る機会がありました。世紀の一戦と言われた対戦で感じたことは、最後の詰めの場面は意外と私のような素人でも分かり易かったので、将棋をもっと上手い方に習っていれば今日の趣味となっていたのかもしれません。テニスも習ったことがないし、テニスや卓球は観戦に興味があるだけですが、バトミントンは小学生の頃から遊びで経験もあるし、この際ブームに乗って初めてみようかと検討しているところです。ゴルフはとよく聞かれますが、たまにやるくらいで趣味とは言えないと考えています。楽器はまるで素質がなく、ただコンサートは機会があれば行きたいし、クラシックを聴くことはそれなりに好きです。映画もたまに行きますが、大好きでも趣味と言えるほど観る機会は多くないです。漫才とオペラを今年の目標として趣味の領域に入れてみたいと考えています。今年こそ趣味は〇〇と言えるようになりたいですね。

2020年1月8日水曜日

近代史

毎朝、仏壇にお茶と水を欠かさずに供えていますが、祀ってある位牌は明治生まれの祖父母と大正生まれの父です。残念ながら母は離婚したために同じ仏壇に位牌は存在しませんが、母の墓は納骨堂でしっかり管理しています。お正月早々になぜこんな話をするかと申しますと、令和時代が幕開けて、もう既に明治・大正の時代が久しくなったと仏壇に手を合わせながら感じたからです。周囲にも明治・大正生まれの方ほとんど見かけなくなりましたし、昭和生まれの方でも最高齢となる時代ですから、これからは昭和・平成・令和の時代が近代史として語られることでしょう。特に昭和時代は戦前と戦後でもっとも激動の時代でもあり、戦後は現在の東南アジア諸国のように高度経済成長路線を歩んできた時代でもありました。昭和の時代がホップであれば、平成の時代はステップ、令和の時代はジャンプと、これまでとは国の在り方を変えてでも、来るべき時代には日本の強みと良さを世界にアピールできるような国になってほしいものです。何があっても諦めず、時代の変化を見逃さないで、コツコツと努力し、継続して歩むことが大切だと思います。正に継続は力なりです。

2020年1月7日火曜日

初詣

毎年、仕事始めの初日は挨拶回りと神社への参拝を実施しています。と言いましても横浜から新横浜に引っ越ししてからですので、数えてみると神社への初詣の参拝は今回で23度目でした。現在は横浜に本社を構えておりますので少し遠出となりますが、あまり途中で会社の参拝先を変更することが嫌いなので、現在も毎年同じ神社で初詣の参拝を続けています。そこが1280年の歴史のある由緒ある神社だと知ったのはずっと後からです。振り返ってみると雪の日で滑りやすい時もありましたし、寒い冬で神社が閑散としていた時期もありました。どういう訳か、ある時から神社も大変混雑するようになりました。おそらくサッカーのJリーグがスタートしてからだと思います。当時は電話帳で付近に存在する神社を探して、たまたま一番近そうな場所を選んだだけなのですが、こんな風に待合室で順番待ちで祈祷するほど混雑するとは夢にも思いませんでした。古くから参拝しているからわかることですが、当初は神社も古びて境内に設置されたテントの中で暖を温めて祈祷に臨んだものです。 (参考) 熊野神社の御社紋は「三つ足烏紋」。日本神話に登場する足が三本の「ヤタガラス(八咫烏)」のことです。ヤタガラスは太陽の化身として「夜明けを呼ぶ、太陽を招く」といわれ「悩める人々を明るい世界へ導く霊鳥」として信仰されています。熊野大神のお使いとして、初代神武天皇の道案内をしたと伝えられています。

2020年1月6日月曜日

年末年始

大みそかには紅白や歌謡番組が一方的に盛り上がっているために、例年楽しみにしている第九をゆっくり聴けなかったことが大変残念でした。できれば30日に放送してもらえればクラシックも静かに聴けると思うわけです。元旦はオーストリア、ザルツブルグからのニューイヤーコンサートを聴くのが定番ですが、クラシックをゆっくり聴けるのも年末年始が休みだからです。大みそかの第九の後の、2時間半にわたるクラシック名曲特集も多種多様で素晴らしい番組でした。昨日の日曜日もベートーベン生誕250年記念クラシックコンサートも2時間たっぷり聴くことができました。兎に角、今回の年末年始の休みは9日間という滅多に来ない長い休暇でした。元旦から天気にも恵まれて、今日の仕事始めも快晴でしたので、年始の挨拶回りも比較的スムーズにこなすことができました。

2020年1月3日金曜日

謹賀新年

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。2020年元旦から快晴のお正月日和ですが、皆様は如何お過ごしでしょうか。昨日は例年の如く、箱根駅伝の往路を走る選手たちを応援しましたが、必死で襷を繋ごうと最後の力を振り絞って力走している選手たちから今年も早々に元気をもらいました。また、天皇皇后陛下も1月2日の一般参賀のご挨拶では、昨年の台風による被害で未だに避難生活を送られている方々への御見舞いのお言葉と今年1年が災害の無い年になるようご祈念のお言葉を述べられていました。さて、お正月三が日の本日3日は箱根駅伝の復路となり今年も最後まで優勝争いで盛り上がりましたが、本日は私事ながら初めて都内で開催された狂言の舞台を観に出掛けて参りました。願わくば、今年も無難な一年を送りたいものです。