2020年8月24日月曜日

ドキュメンタリー

 私は未だに太平洋戦争中の様々な記録映像を観るのが好きです。先週、旧日本海軍が建造した戦艦大和の生き残り元乗組員を取材したドキュメンタリー番組を拝見しました。

実際は乗務員3332人のうち、生還者は276人ですが、太平洋戦争末期の当時(昭和20年4月7日)、米艦載機の猛攻撃を受けて、鹿児島県坊ノ岬沖で沈没し、全員が死亡したと考えられていました。

見事な戦艦だったことは子どもの頃から知られていましたが、米軍の日本上陸も間近で戦況が一段と悪化した情勢下での日本海軍の捨て身の出陣だったように思います。

ですから元乗務員の皆さんも当時は戦場へ死に行くのが当たり前で、無事生き残って帰還することへの抵抗感は物凄く強かったのです。

これも戦時教育の証でしょうが、元乗務員の皆さんが遺言とも言える戦争への思いを語られた様子がとても印象深いものでした。

数年前にたまたま広島へ出張したときに1人呉へ足を延ばして、念願の大和ミュージアムを見学してきました。

鹿児島の知覧も含め、日本の歴史を知る上で若い人にも是非一度は足を訪ねてほしい場所です。

1 件のコメント:

  1. 私も興味深く観ておりました。
    生き残った方の苦しみも、想像を絶します

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