2020年8月21日金曜日

後先を考える

 この言葉は幼少の頃に祖母から教わったような気がします。しかし、未だに後先を慎重に考えないで私自身も過ちを経験します。家内は考えてもすぐには行動しないタイプですが、私はすぐに動いて考えながら進むタイプなので夫婦は全く対照的です。

どちらが正しいとも言えないのですが、私は家内を水面下では見習うようにしています。つまり、取り返しがつく過ちであればいいのですが、取り返しがつかない場合もあるからです。最近、この言葉がとても大切だと思うのは日々のニュースを見て思うからです。

何故、行動を起こす前にこうしたら結果的にどうなるかを考えて判断しないのかと思うのです。事件の多くが咄嗟の行動で過ちを犯し、後で反省することが多いからです。政治の世界でも企業経営の世界でも一般社会でも同じことが言えると思います。

人に強制して行動を直すように言っても、人の強制は素直に聴きませんので、また同じことを人は繰り返します。つまり、自分自身で深く反省して、同じ行動を繰り返さないように、自分自身が努力して改善するしかないのです。

些細な事ですが、今朝も一日だけ日記を付け忘れて飛ばしてしまったのですが、私の癖として翌日に書くことは忘れる習慣があると気づきました。家内は夜は疲れるから日記は朝が良いと言うのですが、今晩からその日のうちに日記を付けたいと思います。

後先を考えれば自分なりの工夫が思い浮かぶのです。人と自分は違うので、常に自分で考えて行動すれば過ちも少なくて済むのではないでしょうか。人はもっと想像力を育むために心の余裕を持たなければなりませんね。


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