2022年1月28日金曜日

光陰矢の如し

 自分の衰えを自覚せずに自分の事をいつまでも若いと思っている人は多いようです。そう言う私も同じです。かつて某大学の大学院生で一緒に読書会に参加していた方が今般、大学教授に就任されたので本日の祝賀会に出席する予定でしたが、オミクロン株のため延期となりました。

あの若かった学生さんが教授とは!と此方は内心驚いてしまうのですが、現実は歳月もそれなりに経過をしているのです。自分自身はいつも変わらないと感じていますが、人は皆知らぬ間に歳月とともに成長しているのです。

これから社会を構成していく世代の方は不透明な時代で大変だとは思いますが、新たに何かを見出すことに魅力を感じて、精一杯力強く歩んでいただきたいと思います。我々の世代は残された人生で、若い世代の後押しをしながら少しでも幸せの輪を広げることに努めたいものです。

人生は短いのでどうか自分の命だけは大切にして、毎日を有意義に過ごしていただきたいと思う次第です。「光陰矢の如し」とはよく言ったものです。

2022年1月27日木曜日

我が人生

大学時代は就職難だったため、親しい友人のほとんどが教員、役所、士業に付きました。私も教員志望だったので友人と一緒に中・高の免許状は取得したのですが、当時は都道府県の中高教員の募集がほとんどなかったため、一旦大学卒業後さらに某大学の通信教育部に入学しました。

友人たちは無事4年間で卒業して、その後各都道府県の小学校の教員に着任し、その後校長を経て現在は皆、のんびりと引退生活を楽しんでいます。ところが私は仕事を休めないために東京でのschoolingへの参加を諦めて、卒業まで僅かな単位を残しながら大学生活を去ることにしました。

友人たちは勿体ないと言ってくれましたが、妻子を抱えていたので家族を優先し、そのまま会社に居残る道を選びました。二つ目の某大学教育部には無駄な授業料を払いましたが、小学校教員を目指して仕事をしながら必死に勉強しましたが、それも若い頃のいい経験だったと思います。

妻との出会いで就職し、教員志望も途中で断念したり、その後やむなく転職したりと、軌道修正ばかりの人生を歩んできたにも関わらず、神仏のお蔭なのか運よく道が開けてくれたことに今はとても感謝しています。


2022年1月26日水曜日

VUCA時代

「失われた30年 どうする日本」というテーマで、あるメディアによる論文募集が行われており、個人的に応募してみようかと思いましたが、問題提起に変わり映えしないだろうと止めました。今更、どうしようもないという考えもあるからです。戦後、焼け野原から総国民が立ち上がって今日の豊かな国が齎されました。

日本人はどん底から這い上がることが可能な国民性を持っています。阪神・淡路大震災や東日本大震災など被災地の何もないところから復興してきました。経済規模(GDP)も30年伸び悩んできたと言いつつも、未だに世界第3位の経済大国です。確かに課題は多々ありますが、漸く気が付きつつあり、未来に向けて変わろうとしている姿勢は窺えます。

IT業界に身を置く我々も新しい時代に向けて変わらなければならないと考えています。今日、米国のマイクロソフトやIBMの四半期業績の記事を見ましたが、コロナ禍においてもやはり米国のIT業界の成長は凄いです。世界市場をリードしているように感じます。日本企業ではトヨタ自動車はその傾向にありますが、日本企業はもっと頑張らなければなりません。

我々は他国に追随するのではなく付加価値の増大を目指さなければなりません。同じようなセグメントで国内で競っている場合ではないという事です。横並びが齎した弊害を反省してそれぞれがオンリーワンを目指して世界市場に展開すべきです。VUCA時代に日本が戦略的なアプローチへ踏み込めるのかが問われているのだと思います。


2022年1月25日火曜日

BCP(事業継続計画)

 たまたま本日、外部でBCPをテーマに議論をしたばかりですが、ここまで新型コロナ禍が深刻化してくると企業としても真剣にBCP対策への備えをしなければなりません。

コロナ禍が2年目に至る中で、幸いにもIT業界はテレワークが進んできました。しかし今後、様々な自然災害に対して万全の備えがあらゆる業界に欠かせないのが現実です。

もし近い将来、大地震でも到来することになれば、日本経済の破綻どころか自社の経営にも影響してきます。従業員の生活基盤を守ることが最優先となりますので、そのための備えが肝心です。

2022年1月24日月曜日

利他の心

昨日、日曜の出来事です。ヤマト運輸の配送員の方から荷物を受け取る時に、「先日はお気持ち有難うございました。普段しないことを皆で戴きました。」と、いきなりだったので全容は聞き逃しましたが、突然に頭を下げてお礼を言われたので此方が思わず吃驚しました。

ドアを閉めた後に妻に確認しましたところ、今年の1月1日に僅かなお年玉を上げたそうです。もう30年近く前から配達に来ている方だったので、今頃はリーダーか何か責任ある立場なのではないかと、自分の懐に入れないで皆で分けたような言い方をされたので感心した次第です。

些細な事ですが、此方は正月早々から配達されている姿に気持ちだけ表しただけですが、当人たちは此方の行為に感動されたのですね。私も学生時代に新聞配達をしていた時にお客様からお正月にお年玉を戴いたことがあります。当時、封筒の中味は千円で下さったお客様も明確に覚えています。

お気持ちがとても嬉しかったので忘れません。多分、現在の貨幣価値だと5千円から1万円くらいだと思いますが、勤労学生に対する励ましのお心を表されたのでしょう。利他の心は自分たちにも満足を与えてくれることを、昨日の配達員の方からの言葉で逆に癒された次第です。まさに「情けは人の為ならず」ですね。


2022年1月21日金曜日

書くこと

最近、記憶力も鈍ってきて忘れることが多いのですが、他人から学ぼうという意欲だけは若い頃とあまり変わりません。自分でも学ぼうとしなくなったら呆けるだろうと思っています。ブログは13,4年くらいほぼ毎日書き続けていますが、若い頃に書いた投稿記事を読むと自分で書いたとは思えないほど、若い頃の方が今よりましに書けているように思います。

タイトルも若い頃はすらすら浮かんできましたが、最近はネタも老化のせいか中々浮かばなくなってきたように感じます。手書きの日記も2年前から書いていますが、パソコンの使用で手書き文字を書く機会がめっきり減りましたので手書きに慣れることは大切です。年賀状も若い頃はプリンターを使っていましたが、今は宛名書きは筆ペンで手書きをしています。

兎に角、毎日欠かさず活字を読んだり、文章をまめに書くことがボケ防止には大切だと思います。最近は手紙も書かなくなりました。メールに慣れた方とのやり取りに終始しているように感じています。幸いにも3年前からある会報の編集を担当するようになりました。編集後記しか書く機会はありませんが、人の文章から学ぶものは多々あります。

2022年1月20日木曜日

独り言

我が家には心配症とまで言うほど、石橋を叩いても渡らない人がいます。でも私のようにあまり物事を心配しなかったり、石橋を叩かないで渡る性格の人間より失敗がなく、無難なのかもしれません。長年、会社経営していますと、10年毎くらいに好況や不況に必ず出くわします。好況時に浮かれず、不況時に悲観したり、心配し過ぎないでポジティブな気持ちで経営をすることは重要です。

我が家は案外バランスが取れているのかもしれないと思うのです。おそらく慎重さが欠ける私の遺伝子に対して反面教師が作用しているのかもしれません。家族というものは本当に有難いものだと私自身いつも救われている感じがします。コロナ禍で在宅勤務が多くなりましたが、長時間一緒に過ごすことで、あらためて家族の大切さがわかったような気がいたします。

働き方改革で日本人はもっと時間を有効に使って、学びを広め、潜在能力を引き出し、創造力を育まなければならないと思います。感染拡大で一時期は経済が痛みますが、社会が大きく変革する絶好の機会だと捉えたいものです。最近、弊社でもメンタル疾患の様子が減少していますが、これも無理をしないで働き易いような環境づくりが必要だったのかもしれません。

2022年1月19日水曜日

オンライン会議

弊社におきましては今年度も4-12月の決算とともに第3四半期が終わり、愈々1-3月の第4四半期に入りました。コロナ禍にも関わらず、お蔭様で我々のビジネスは止まることもなく動いています。足掛け2年も続いているコロナ禍の中で、果たして22年3月期の決算においてどこまで数字を達成できるかを注目しています。

毎月下旬に経営会議並びに取締役会を開催していますが、1月は第3四半期の全体会議が予定されている月です。勿論、コロナ禍になってからすべての会議はオンラインで行っています。経営会議や取締役会はLIVE配信ですが、全体会議はオンデマンドでの配信となっているため、事前に録画撮りを行います。

漸くオンラインでの会議には慣れましたが、オンデマンドの録画は目の前に聴く人のお顔が見えないために、リラックスして問いかけるように話すのは中々難しいです。オンラインでもLIVE配信の方が聞き手にリアリティ感が伝わると思いますが、仕事中にお客様先で聴くことはできないので残念です。



2022年1月18日火曜日

新リーダー

 岸田首相の施政方針演説の骨子に目を通しましたが、これまでの政権より人にやさしい政治を目指すという印象を抱きました。政治のリーダーに誰がなるかは、与党政権と言えども国民にとって大変重要なことです。個人的にはリベラルな宏池会という集団は、思想信条に偏り過ぎず一定の考え方には肯定感を持っています。

まだ我が国は、米国ほど左右に極端なイデオロギーがなく、国民の間に分断がないことは望ましいことだと思います。先進7か国は思想的にも国家としてバランスの取れた国だと思います。世界には独裁国家がまだ多いのも否めない現実です。国を民主化するのは、かつての日本でもそうでしたが容易なことではありません。

残念ながら近年は我が国も、米国の新自由主義になぞって経済的・社会的格差が顕著となってきています。貧困の撲滅は政治の責務だと言えますので、首相の唱える新資本主義というものが様々な社会的問題の解決に繋がることを切に期待したいと思います。周辺国とのわだかまりも人間同士の信頼関係で徐々に雪解けするものと考えます。



2022年1月17日月曜日

市場づくり

最近、新規IPO企業が増えていると聞いて大変頼もしく感じるのですが、新規上場としての話題ばかりが先行して、当初の株価は公募価格を一瞬は大幅に上回りますが、その後は徐々に株価が下降していく銘柄の企業が多いように感じます。

株価が下降する理由の一つには、限られた投資資金によって新規上場株が売られたり買われたりして資金が流動化し、安定的に追加投資が望めないからだと思います。つまり業績を判断しないで投資されるので株価が安定するまでに期間を要するのでしょう。

やはり日本企業は国内市場ばかりを当てにしないで、海外の需要を取り込んで稼ぐ手立てを考えなければなりません。そうしなければ海外の投資家が日本株を買う方向に向かわないと思います。環境・医療・エネルギー・モビリティ・宇宙など、これから成長する分野は多々あります。

産・官・学が未来に向けての成長戦略を真剣になって一緒に考えるべきです。世界の資金が集まる元気な日本市場づくりを協同して目指すべきだと思います。折角、新規上場企業が増えて市場が活性化しつつあるのに、国内投資家が世界市場へ向けて育てようとしないのは残念な気がします。



2022年1月14日金曜日

体験

 普段、私的にしかあまりタクシーは利用しないのでいつも電話で予約するのですが、今日は社用にて初めてネットで予約を体験してみました。しかし、ネット予約ですぐに到着する筈のタクシーが中々到着しないのです。

原因は個人タクシーということもありましたが、ドライバーにこちらの連絡先がタクシー会社から教えられていないという連絡の不備もわかりました。確かに会社からなのか知らない番号が履歴に入っていました。

以前から配車アプリの存在は以前から知っていましたが、実際に使ってみると大変便利です。マイカーには乗らないので、是非私的にも配車アプリを使ってみたいと思います。今回は個人タクシーを利用しましたが、非常に対応が易しくて好印象を抱きました。


2022年1月13日木曜日

感染再拡大

 新型コロナのオミクロン株が国内に急拡大しています。岸田首相の対処方針についてのライブ会見を今しがた視聴したところです。確かにデルタ株と比較すると3,4倍の速度で正月以降には感染が拡大しています。ビジネスへの直接的な影響はテレワークの浸透により一部軽減されますが、サービス業への影響がしばらく続くことが予想されます。

今後は如何にデジタル技術を活用して、ビジネスの凹みを新しい手法に代替していくかだと思います。コロナ禍を契機に、2022年はおそらくビジネスモデルを転換する年になるだろうと予想します。昨日、ヤフーがテレワークをさらに推進し、「日本国内なら居住自由とする働き方を4月に導入する」というニュースがありました。

優秀な人材に対して働きやすい環境を提供するのは、今後、企業の人材確保において欠かすことのできない条件だと思います。日本のIT人材は海外と比較して能力的にも劣っていると認識している人は多いと思います。理由は教育の問題もありますが、人材育成が個性を尊重しないで画一的過ぎるからだと考えます。

変異していくコロナ禍が時代に変革を求めているのだと、我々は謙虚に受け止めなければならないと思う次第です。おそらく2023年以降は、人類の知恵で治療薬が広く行き渡るだろうと密かに期待しています。


2022年1月12日水曜日

変革に期待

米国景気の過熱気味がインフレを引き起こしている現状は日本から見てうらやましい限りですが、多くは大手IT企業が産業界の景気を牽引しているものと考えています。残念ながら日本は円安誘導のもと長期的デフレに浸ってきたため、いつの間にかインフレを避ける方向に進んできました。

過去には日本は重厚長大産業が製品の輸出を担ってきましたが、円高に輸出が阻まれ、その後国内は空洞化していきました。残念ながら、それに代わるIT産業のような経済を牽引すべき産業集積へシフトが進まず、自らのプロダクトを世界に輸出する力量が育まれなかったのが現実です。

私も10年以上にわたり米国と日本の株価を観察してきましたが、日本の実施してきた政策が成長産業の集積に働かなかった、つまり国家ビジョンとしてなされてこなかったから、世界の資金が株式市場に集まらず、時価総額の停滞とともにGDPが伸び悩むことになったのだと思います。 

今日の日本経済新聞社による岸田政権の展望を聴きながら、私なりに日本の過去から現状を考察してまとめてみました。岸田政権には是非ともコロナ対策を乗り切って、変革を厭わず、社会不安の払拭にご尽力してくださることを期待しています。

2022年1月11日火曜日

新成人

昨日は成人の日でしたが、横浜市では日本最大級の36,000人が新成人を迎えたようですが、成人式会場の横浜アリーナでは4回の分けて成人式が挙行されたとの事です。少子化時代とは言え大都市の横浜市はまだ新成人が多いので、日本の未来を担う彼らに期待したいものです。

日本は米国のように国民の分断もなく、中国のように国家によって言論の自由が封じ込まれることもなく、議会制民主主義政治がとてもバランスよく機能している国だと思います。願わくば欧米先進国のようにダイバーシティ社会をもっと目指すべきだと言えます。

Clubhouseで毎日のようにルームを覗いていますが、早朝から積極的に参加している女性が多いことに将来への期待感を抱きます。政治も企業社会も家庭も女性がパワーを発揮することで社会全体に革新が生まれると考えています。

新成人の半数は女性だと思いますので、これまで男性が担っていた仕事を女性が、男性が担っていた仕事を女性が担う世の中に是非とも転換してほしいと思います。政治が安定し、経済力もある日本が世界のモデル国家になることも可能だと考えます。

 

2022年1月7日金曜日

人材

 IT革命が叫ばれるようになってグローバル競争がさらに進んでいるように感じられます。静かな年明けを迎えた日本と反対の米国では今、CESが開催されており、世界の次世代技術が披露されているようです。コロナ禍は人の往来を妨げているために、現地で技術を肌感覚で味わうことができないのは競争的にも大変不利のように思います。

日本企業で近年特に注目されているのはソニーだと思いますが、テスラを後追いするのか予想通りEV事業を本格的に始めるというニュースには好感を抱きました。これから自動車産業に世界のIT企業が続々進出するのも時間の問題だという気がします。AIやIoTを駆使してモビリティが進展する時代が必ず到来します。

そのためには日本も世界に通用する人材を育てなければなりません。人材が海外の大学で学びつつ、先端的なノウハウを身に付けて国内へ持ち帰るような、循環型の人材育成も国家レベルで考えるべきではないでしょうか。日本の教育方法のスピードではユニコーン人材の育成に限界があるような懸念を感じます。

2022年1月6日木曜日

何年か振りに関東地方は雪に見舞われました。これも専門家に言わせれば、突然の降雪も異常気象の一部かもしれませんが、眼下に見える公園で雪に戯れる子どもたちを見ていると私たち自身も気持ちが安らぎますし、一年に一度くらいはこんな日があっても良いのかなと思ったりします。

さて昨日は自論で株式の暴落について話しましたが、まさかの予想通りNYダウの急落が本日の日経平均へも連動したようです。米国株は完全にバブルだと思いますので、しばらくは調整局面に入ると思います。今年の出だしが良かったので残念ですが、日本株にも影響は大きいでしょう。

今朝のラジオで、たまたま投資リテラシー教育を推進される方で、若い人たちの将来の資産づくりに手助けしたいと独立された元証券アナリストの方のお話は大変勉強になりました。預貯金より投資へという考えは間違っていませんが、素人には十分な知識と勉強が必要だという事です。

自然現象も予測が付きませんが、リアルの世界も何が影響するかわからないので、2022年のビジネス市場においても細心の注意が必要かと思います。備えあれば憂いなしで、十分な下準備を整えてから物事を進めたいものです。



2022年1月5日水曜日

年頭所感

某メガバンの2022年新春経済見通しに依りますと、対前年比では殆どの業種でプラス成長の見通しのようです。緊急事態宣言下の2021年との比較ですから、当たり前と言わないで新年に際して前向きの予想と捉えたいと思います。

新年の挨拶回りは表向きではコロナ感染防止のためにしないことになっていますが、水面下では個別のお客様の訪問に対して受付がなされているのは事実です。やはり景気観を肌で感じるのは人との会話からです。巷でも漸く今年は復活を目指そうという空気感が出ているように感じます。

気になるのは国内資金が米国市場にばかり向いていることです。大手IT業界の高収益に市場が支えられているのが現状です。円安ドル高で米国に資金が集中するとインフレ懸念があり、いずれ金利の引き上げに通じます。利上げによって金融緩和から引き締めになると、株式市場で売りが加速し株価は必ず暴落します。

日本の課題は今後成長戦略が描けられるかどうかだ思います。日経平均が年初から上げたことは、今年の経済見通しが明るいということです。時代の大きな変革期なので人材投資やリスキリングが必要となります。従来の業種に偏った人材を次代の成長産業に移動させる施策が必要となります。

2022年1月4日火曜日

仕事始め

 新年早々の仕事始めの今日は雲一つない快晴に恵まれました。いつものように4時起きしてラジオから流れる放送に耳を傾けました。今日の内容は、私も詳しく存じ上げない著名な作家である澤地久枝氏をゲストに同じ作家の落合恵子氏がインタビューをしたものでした。1930年生まれで92歳の澤地氏の生い立ちを聴くと、急にご本人の小説を読んでみたくなりました。

ご自分は元々編集者あがりなので文章はうまくないと話されていました。文章の中に作家のような美辞麗句の表現がなく、単刀直入に書かれるようです。著名な作家にも関わらず、私自身も恥ずかしながら読んだことはありませんが、おそらく分かり易い文章表現を得意とされているのだろうと思いました。

懐かしく思いましたのはインタビュアーの落合恵子氏の事です。彼女については、私と同世代の方はよくご存じだと思いますが、ラジオでは大変人気のある元売れっ子のアナウンサーでした。久々のお声を拝聴してご健在であることが今日は嬉しくもありました。コロナ前から長年ラジオに夢中になっていますが、早朝の静かな時間に流れる放送も貴重なものです。