2022年1月18日火曜日

新リーダー

 岸田首相の施政方針演説の骨子に目を通しましたが、これまでの政権より人にやさしい政治を目指すという印象を抱きました。政治のリーダーに誰がなるかは、与党政権と言えども国民にとって大変重要なことです。個人的にはリベラルな宏池会という集団は、思想信条に偏り過ぎず一定の考え方には肯定感を持っています。

まだ我が国は、米国ほど左右に極端なイデオロギーがなく、国民の間に分断がないことは望ましいことだと思います。先進7か国は思想的にも国家としてバランスの取れた国だと思います。世界には独裁国家がまだ多いのも否めない現実です。国を民主化するのは、かつての日本でもそうでしたが容易なことではありません。

残念ながら近年は我が国も、米国の新自由主義になぞって経済的・社会的格差が顕著となってきています。貧困の撲滅は政治の責務だと言えますので、首相の唱える新資本主義というものが様々な社会的問題の解決に繋がることを切に期待したいと思います。周辺国とのわだかまりも人間同士の信頼関係で徐々に雪解けするものと考えます。



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