アメリカと中東の複雑な関係は今に始まったわけではない。NHK番組・映像の世紀バタフライエフェクト「アメリカと中東 終わりなき流血」を拝見して、現在の状況に至る理由が少しは納得が得られた。イランも王政時代は親米派であったが、裏ではCIAが絡んでいたと言われている。自国の独立を推し進めてきた宗教指導者たちが現在は国を支配している。
ユダヤ教のイスラエルが、イスラム教のイランと対立するのも一種の宗教戦争である。複雑に思想が交錯する同士がなぜ理解しえないのか、我々のような多神教の日本人には理解できない。アメリカとイランの対立は古くから続いているのに、外の力で一朝一夕には内部の政治体制は変わらない。相手を変えようとすること自体が無理である。
ロシアを加え、G2と言われるアメリカと中国の大国による動きは周辺国に多大な影響を与える。軍拡競争をして周辺国に影響力を誇示すれば小国は対抗できない。NATOですら今日までアメリカに軍事力を過度に委ねてきたため、ロシアとウクライナ戦争の影響がNATO加盟国の防衛費の増強に及んでいる。NPTが大国で国際条約として順守できない世界は異常である。





