2026年4月28日火曜日

ある社員

今日、ある社員が退職しました。彼は勤続40年くらいになりますが、弊社で私が採用した大卒第一号の社員です。彼の入社当時はバブル経済の真っただ中の売り手市場の時代で、弊社のような中小企業が大卒社員を確保するのは極めて困難な時代でした。彼はたまたま偶然に入社してくれた大学新卒者2名中の一人です。ほかの入社組は高卒者がほとんどで専門学校卒も何人かいました。

7名前後の入社数だったと思いますが、彼以外の社員は既に退職して現在どのように暮らしているか不明です。当時は私の経営が未熟だったせいか毎年入社しても退職する社員が多く、定着率も低い会社でした。今では周囲の誰も当時の苦しさは想像もつきませんが、私自身は人材不足に長年ずっと悩まされ続けてきました。

そんな大変な会社に彼はずっと辛抱して勤めてくれたのです。他社に転職すればいくらでも新たなチャンスが彼にはあったはずですが、一度も辞めるような噂を私自身は聞いたことがありません。確かに性格的には真面目過ぎて欲がなく大胆な行動を取るタイプではありませんでした。60歳定年で雇用延長にて働いていましたが今月で退職するようです。

彼は一人っ子で父親も20代の頃に亡くなられ、その後長年にわたり母一人子一人で過ごしてきましたが、昨年彼の母も亡くなられたのです。本人もやっと解放されたような雰囲気できたが、本人自身も人生の区切りと最終的に判断したのでしょう。もっと頑張ってくれると期待していましたが私としては少し残念です。でも幸せに生きてほしいです。 

2026年4月27日月曜日

蕎麦打ち教室

月1の蕎麦打ち教室に通って2年以上たちますが、段々と蕎麦打ちにも慣れてきて出来上がった蕎麦が気のせいなのか美味しく感じるようになりました。昨日の日曜日も通って打った蕎麦を持ち帰ってきましたが、昨晩も今晩の夕食も妻と娘の3人で蕎麦食にしました。やっと私の打った蕎麦を美味いと言ってくれるようになりました。

考えてみますと、最初の頃は打った蕎麦が短くて食べるのも大変でした。蕎麦の切り方も大・小さまざまで均一に茹でることもできないために、打った蕎麦は決して美味しいとは言えないような出来栄えでした。1年くらいで少しは食べられる蕎麦に出来上がったようです。まだまだ水加減やこね方は熟達する必要があります。

2年も過ぎると水加減にも慣れて少しずつ望んだような蕎麦を打てるようになってきました。蕎麦打ちは奥深いものだという事が次第に分かった気がします。蕎麦打ち教室の師匠は40年以上の経験者で10年以上続く老舗の蕎麦屋の4代目だそうです。生徒に楽しさを与えつつ上達を褒めるところはベテランの師匠と言えます。


2026年4月24日金曜日

支援の手

私の知人で創業者として上場企業の持ち株をM&Aでベンチャーキャピタルの会社へ売却し、財団法人を立ち上げて、現在は就学困難な若者に奨学金を給付する事業を行っている方がいます。現役時代は経営者仲間としてお付き合いしていましたが、引退後は年に何度かグループで会いますが、本日はその方から久しぶりにお電話をいただいたのです。

要件はベンチャーキャピタルの会社がさらに株を売却して所有者が変わったところ、自社では財団法人の面倒を見ないということになり、知人が財団を引き取ることになって無報酬だが私にも役員に名を連ねてほしいというお願いでした。現役時代から親しくしている関係なので快諾しました。

世の中には財を成した人がいる一方で、実際に生活で苦しんでいる人や就学困難な若者が大勢存在します。財政にも限度があるので行政の支援が隅々まで行き届いていないのが現実です。その補完として民間人が支援の手を伸べるような社会づくりを目指しているのが知人です。

企業社会で成功した人たちが集うことによって、余剰資金でより良き社会が形成されることを望むばかりです。お金の使い方は色々ですが、社会の為に自分の財の一部を寄付する人が増えることを切に希望しています。翻って知人の行動(支援の手)にいつも敬意を表しています。

2026年4月23日木曜日

アップルストア

 この4月、アップルストアへ初めて2度入店しました。1度目は文字入力に不具合が生じたので相談に入店しました。スマホの診断結果、ハードウェアには問題がなくソフトウェアに問題ありということで、担当者が新しいソフトウェアをインストールしてくれました。結果は何とか正常に起動するようになりましたが、バッテリーも劣化していたので次回の交換予約を取りその日は帰宅したのです。

ところが数日後、一旦は正常に起動していた文字入力が再び誤作動するようになったのです。そしてバッテリー交換の本日、再度不具合の相談したところ、ディスプレーの交換が必要ということで不具合解消のためバッテリーの交換はやめて、本体を新しい製品に交換することに決めました。データの移行もアップルストアでスムーズに終わり本当にホッとしました。

初めてアップルストアに入店して感動したことは、アップルの従業員さんの対応が抜群だったことです。2度目の本日も開店時間に入店したのですが、さらに従業員さん全員のお出迎えの態度に再び感動してしまいました。初めての入店でまさか直営店舗で新しい製品を購入できることも知りませんでした。結果的に機種変更して満足できた一日でした。



2026年4月22日水曜日

企業のありかた

 近年、大企業による事業の選択と集中で、従来から続いてきた事業を他社に売却する例が多くなりました。売却した側は不採算事業を整理する意図もありますが、購入した側は既存事業にノウハウを活かして事業を補完する考えがあります。需要と供給で事業のバランスを取り、そのことでお互いの企業がウィンウィンとなればいいわけです。

Hメーカーが長年抱えてきた家電事業を家電量販店グループへ売却するというニュースがありました。ほかの企業にも様々なケースが見られます。事業の得意不得意の分野を切り分けることで企業は再び活性化します。餅屋は餅屋というように専門分野は専門業者に任せた方が効率がいいのです。事業に相乗効果をもたらすことが企業の狙いです。

日本企業が海外勢と競争するには特化した事業でなければ勝てません。付加価値は専業だから投資を続けて事業は強くなります。同業他社と同じ土俵で勝負しても勝ち目は見つけにくいのです。弊社が数十年の間に事業を変遷して業態を変えることができたのは事業分野を特化したからです。人材の適材適所を考えつつ、社員のリストラもせず人員配置を実践してきました。

2026年4月21日火曜日

経営者の年齢

 経営者は何歳くらいで退任すべきだろうか。アップルのティム・クック氏が65歳でCEOを退任し、後任はジョン・ターナス氏、51歳とのことである。これはほんの一例だが、やはり社長(CEO)は65歳くらいで50歳前後の後継者に譲り、できれば会長職とか就いて後任を育てる方がいいと思う。CEOは10年から15年くらい務めるのが理想ではないだろうか。

私自身は36年間も社長を務めたが社内に後継者となる人材がいなかったので仕方がなかった。大企業は人材が豊富なので後任CEOの候補者も多い。事業は若くなくしてはリスクを負って発展させられないと思う。私の場合は35歳で未熟ながら社長となり、36年間務めたので退任は71歳と高齢になってしまった。60歳になったらあまりリスクを負わなくなった。

社長として本当に頑張れるのは35歳から55歳くらいまでだと思う。長年社長をしているとマンネリ化して思い切った戦略もリスクがあるので取らなくなる傾向にある。中小企業と大企業ではまた違うと思うけど、人間の年齢的な部分は経営者としてあまり変わらないと思う。ステークホルダーにCEOの年齢がリスクに感じられないように企業は考えるべきでは・・。


2026年4月20日月曜日

一筆啓上

 地震は直前でなければ予測できないのに、世の中にはさも地震が直前に到来するかもしれないと警鐘を鳴らす人がいます。これは人によって不安を煽るようなことでもあります。最近、全国で地震予知の講演会が広がっていますが、このことは程ほどにすべきだと考えます。

確かに長野地震から数日で北海道で地震が起きています。確かに防災の準備は必要ですが、不安心理をあまり頻繁に煽り過ぎることはそれ自体が問題です。何が起きるか不透明な時代ですが、多くは人間自身が強制的に災害を起こしているようなところもあります。

夜遅くなりましたので、本日は一筆啓上で終わります。