2019年9月19日木曜日

評価

本日、月例の某勉強会のテーマは、様々なタイプの人財を各社迎え入れて、日頃どのような対応を企業として行っているかを各社の例を挙げながら議論しました。世の中が多様化して、様々な家庭環境で育って社会に出てくる若者たちを社会人としてどのように自律的に育てていくかは、企業として大切な使命でもあります。しかし、現実的には旧態依然とした画一的な評価や処遇が一般的で、時代の変化に対応した企業の評価に柔軟性は欠けていないでしょうか。今は相対的評価でこうあらねばならないという固定的な見方をするのではなく、絶対的な評価をして一人ひとりの個性を尊重して他人と比較しないことが大事なのではないでしょうか。弊社も長年の経験で得たことは、個々人の短所には目をつむり、それぞれが持っている長所を捉えて、良い所は褒めて、自信をつけさせて、潜在能力を伸ばす、ということです。人は誰でも仕事に遣り甲斐を持てれば自然に成長します。松下幸之助の遺訓にもあるように、企業の使命は人をつくり、活かすことではないでしょうか。様々な家庭環境で育ったいろんな個性を持った人財を活かすことが重要だと思います。

2019年9月17日火曜日

デザインセンス

デザインセンスって大事だなぁと、つくづく今回の北欧スウェーデン訪問で実感しました。私の知人に住宅展示場の中でスウェーデンハウスの注文住宅を販売している人がいますが、確かに外観や内装にも日本の家屋と違った北欧風のデザインセンスを感じます。日本国内でも珍しくなくなったスウェーデン家具の「イケヤ」が、家具屋さんが全国各地に多い日本の土地で何故成功を収めているのか、それは価格の割にはデザインが画期的ではないかと思うのです。「イケヤ」には一度くらいしか入ったことはありませんが、都心を離れた郊外に立地していても集客に成功しているようです。一方、「ニトリ」も国内の家具屋さんとして断トツの成長を見せています。

実は今から40年前に札幌に住んでいたことがありますが、市内に数店舗の「ニトリ家具」が存在していました。その後、神奈川県内に引っ越してきたのですが、札幌に住んでいた頃に時々家具を購入していた、あの「ニトリ家具」がまさか全国制覇するとは夢にも思いませんでした。ちょっと話が飛んでしまいましたが、「ニトリ」も画期的な品ぞろえのアイデアが功を奏したのだと私なりに想像しています。仕事の関係で何社か企業訪問したのですが、私自身はオフィス家具の素晴らしいデザインセンスに感動しました。日本は、デザインセンスを育み・磨きあげる教育にもっと力を入れるべきではないかと思った次第です。ソフトウェアを作るにもデザイン(設計)が重要です。

2019年9月13日金曜日

北欧視察

この度、北欧を視察してきましたが、彼らの生き方にかなり感銘を受けましたので此処に私なりに一言述べたいと思います。

人間は誰しも自分の幸福を優先して生きているはずです。北欧の人は男女ともに朝早くから家を出て良く働きます。そして早く仕事を終えて家族とともに過ごす時間を大切にします。働くにも家族との大切な時間をつくるという、人生ビジョンがあるから誰でもよく働くのです。建造物は消失しないように石造りで、木材が豊富にもかかわらず何百年も使い続けるように設計されています。

出来るだけ余分な出費をしないように、全ての面で合理的な考えが生活手段の中に生かされています。消費税が20%前後と高いのは国民の福祉を老後まで国が保証しているからです。税金の使途も透明化され、国民が信頼して納税できる国を地道に今日まで作ってきたからです。つまり、北欧における国民の側も払うものは払うので国に要求すべきものは要求するわけです。広く国民のために平等な施策は何かを近代政治が常に考えてきたように思われました。

北欧の選挙の投票率が約80%(日本は約40%)と高いのも、ほとんどの国民の審判を受けることが政治家にとって大切な選挙だからです。意義は日本と同じですが、本質的には実態はかなり北欧などと根本的に違いがあるように感じます。日本も国民の明確な意思を反映するために、リアルの投票と電子投票を併用して、投票率を北欧並みに引き上げる施策を速やかに進めるべきだと思います。

日本も漸く働き方改革を国が推進するような空気に変わってきました。日本における労働環境の整備は、企業としても今後逐一早く取り組んでいかなければならない課題だと思います。国政も教育や福祉に重点を置き、国民が生涯安心して暮らせる生活の実現に向けて、たまには北欧を横目で見ながらの政策実現を期待したいものです。

語学力

しばらく会社を留守をしていましたので、久しぶりに投稿しました。海外へ出てみると日本を客観的に観ることができるので大変重要なことだと思います。明治から延々と多くの日本人が海外へ渡航を重ねて様々な見聞をしてきたので、先進国となった今日の日本があると思います。現代においても世界から見れば日本は大国ですが、長年にわたり広大な日本市場に甘んじてきたために、グローバルな競争環境では遅れている面がなくもありません。

特に感じるのは、学校教育で中学から英語教育を行っているにも拘らず、大多数の日本人が今やビジネスマンに必須とされる英語力が身についていない事です。やはり学校でも使える語学教育をしていかないと社会で役に立たないことを、多くの日本人は海外へ出てみて感じているのではないでしょうか。企業内での公用語を英語にしている企業も何社かありますが、国内市場の限界を突破していくのであれば、ビジネスを継続していく上で必要なことではないかと考えます。

2019年9月4日水曜日

推し量る

人は受け止め方が皆違います。自分を物差しにすると相手には受け止めに無理があると考えなければなりません。常に相手の心を推し量る配慮した言動を示さなければならないわけです。それが中々難しいのが現実です。人に対する礼儀や作法は大切なのですが、都会に住んでいると行き交う人との関係性も薄れて、大切なことも何気なく忘れてしまうことがあります。昨夜、帰宅時の夜にエレベータから子供たちが出てきて「こんばんは!」と一斉に声を掛けてくれたので、こちらも思わず挨拶を返しました。普段、こちらから声をかけても反応しない子供たちが増えている中で、昨夜のことは今まで初めての経験で此方が吃驚した次第です。やはり、礼儀や作法を身に付けさせるには親のしつけや学校の教育が重要だと思います。他人の心を推し量ることは、人が社会に出てからも人間として必要な素養だと思うのです。外は異常な嵐の日和でしたが、気持ちの良い思いをしました。

2019年9月3日火曜日

福沢諭吉

子どもの頃に越中富山の薬売りの人持参した壁に貼るための用紙に、「福沢諭吉の心訓」が書かれていました。折角なので、自分自身も再認識のつもりで此処に書き出してみます。

一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つと云う事です。
一、世の中で一番みじめなことは、人間として教養のない事です。
一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。
一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。
一、世の中で一番尊い事は、人のために奉仕し、決して恩に着せない事です。
一、世の中で一番美しい事は、すべての物に愛情を持つ事です。
一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。


実は今朝、ゴミを捨てに歩いている時に、背後にいるご近所の旦那さんが挨拶をしても不愛想なので、どうしたのだろうと思いきや、ゴミ捨て場で柵を開けたままで「どうぞ」と話したら、過去に見たこともないような笑顔をされたので、その意外な表情に驚きました。

実はわが団地でも、かつて大企業の勤め人の方がほとんど引退されているのですが、未だ現役で働けている自分がとても幸せに感じるのです。自分では感じていなくてもご近所さんはよく見ています。

ご近所の皆さんが現役の時代には、大企業のサラリーマンを羨ましく思うこともありましたが、現在は中小企業にいて本当に良かったなと思う次第です。

私は福沢諭吉の心訓のひとつ目と三つ目を今朝ふと思い出したのです。
小さい頃に壁に貼ってあった「福沢諭吉の心訓」は今でも色褪せていないようです。

2019年9月2日月曜日

深圳

先週29日(木)より31日まで中国広東省の深圳へ出張に行ってきました。香港空港から内陸部へ行くには手続きが多く大変でした。幸運にも反対デモが空港へ押し寄せていなかったのでスムーズに空港外で出ることができました。香港市内は素通りするので香港のデモの状況は見ることができませんでした。日本のニュースでは昨日もデモで市内は混乱したようですが、深圳市内は何もデモによる変化は感じませんでした。驚いたのは中国の国産車BYDのタクシーがすべてEVで実用化されていたことでした。据え置き型蓄電池の生産もいずれ中国が世界市場を制覇するだろうと思われました。深圳は日本国内でも現在注目されていますが、すでに世界の工場と言われて久しい場所です。市内のショッピングセンターモールなど世界のブランド店が集中して、他の中国地域と比較しても街が洗練されているように感じました。行き交う車を見ると世界の高級車や新車が多く、市民の経済的な豊かさを平日の昼食時の様子からも感じ取りました。日本国憲法のように基本的人権の保障はない国ですが、13億の国民を抱えるため政府の舵取りも統率力が必要なのでしょう。