2026年4月22日水曜日

企業のありかた

 近年、大企業による事業の選択と集中で、従来から続いてきた事業を他社に売却する例が多くなりました。売却した側は不採算事業を整理する意図もありますが、購入した側は既存事業にノウハウを活かして事業を補完する考えがあります。需要と供給で事業のバランスを取り、そのことでお互いの企業がウィンウィンとなればいいわけです。

Hメーカーが長年抱えてきた家電事業を家電量販店グループへ売却するというニュースがありました。ほかの企業にも様々なケースが見られます。事業の得意不得意の分野を切り分けることで企業は再び活性化します。餅屋は餅屋というように専門分野は専門業者に任せた方が効率がいいのです。事業に相乗効果をもたらすことが企業の狙いです。

日本企業が海外勢と競争するには特化した事業でなければ勝てません。付加価値は専業だから投資を続けて事業は強くなります。同業他社と同じ土俵で勝負しても勝ち目は見つけにくいのです。弊社が数十年の間に事業を変遷して業態を変えることができたのは事業分野を特化したからです。人材の適材適所を考えつつ、社員のリストラもせず人員配置を実践してきました。

2026年4月21日火曜日

経営者の年齢

 経営者は何歳くらいで退任すべきだろうか。アップルのティム・クック氏が65歳でCEOを退任し、後任はジョン・ターナス氏、51歳とのことである。これはほんの一例だが、やはり社長(CEO)は65歳くらいで50歳前後の後継者に譲り、できれば会長職とか就いて後任を育てる方がいいと思う。CEOは10年から15年くらい務めるのが理想ではないだろうか。

私自身は36年間も社長を務めたが社内に後継者となる人材がいなかったので仕方がなかった。大企業は人材が豊富なので後任CEOの候補者も多い。事業は若くなくしてはリスクを負って発展させられないと思う。私の場合は35歳で未熟ながら社長となり、36年間務めたので退任は71歳と高齢になってしまった。60歳になったらあまりリスクを負わなくなった。

社長として本当に頑張れるのは35歳から55歳くらいまでだと思う。長年社長をしているとマンネリ化して思い切った戦略もリスクがあるので取らなくなる傾向にある。中小企業と大企業ではまた違うと思うけど、人間の年齢的な部分は経営者としてあまり変わらないと思う。ステークホルダーにCEOの年齢がリスクに感じられないように企業は考えるべきでは・・。


2026年4月20日月曜日

一筆啓上

 地震は直前でなければ予測できないのに、世の中にはさも地震が直前に到来するかもしれないと警鐘を鳴らす人がいます。これは人によって不安を煽るようなことでもあります。最近、全国で地震予知の講演会が広がっていますが、このことは程ほどにすべきだと考えます。

確かに長野地震から数日で北海道で地震が起きています。確かに防災の準備は必要ですが、不安心理をあまり頻繁に煽り過ぎることはそれ自体が問題です。何が起きるか不透明な時代ですが、多くは人間自身が強制的に災害を起こしているようなところもあります。

夜遅くなりましたので、本日は一筆啓上で終わります。

2026年4月17日金曜日

繋がり

 鉄道が知らないうちに繋がっているので試しに初めて乗車してみた。相鉄いずみ野線から羽沢横浜国大を経由してJRに乗り入れ新宿行きへ、さらに総武線に乗り換えて飯田橋へ用事のため出かけた。2時間後、帰りは水道橋から都営三田線に乗って
日吉行きへ、始発の日吉から新横浜経由で湘南台行きへ乗車した。

相鉄線がJRにも東横線にも繋がっていることを実際に乗車して初めて知った。都内から1回の乗り換えでJRや都営・営団地下鉄や私鉄にスムーズに繋がっているのが今日の交通網である。乗車時間はかかるが行き来が大変便利になっているのに驚いた。路線バスを乗り継ぐのも流行っているが鉄道を乗り継ぐのも興味が持てる。

複雑な電車やバスの乗り継ぎがスムーズに利用できるのも乗車アプリが存在するからである。アプリをスマホにインストールしておけば、いつでもどこでも乗車ダイヤを簡単に検索できる。いろんな乗り継ぎ方法が考えられるのは乗車アプリが無料で利用できるおかげである。今やスマホがあればキャッシュレスでどこへも移動できる。正に便利な世の中である。



2026年4月16日木曜日

日々

現役を退いて久しぶりに知人に会うと「お元気ですか?」と言われることが多い。親しい人は、年齢を重ねて仕事もしないで毎日健康で過ごしているのか気になっているのだと思う。実は現役時代よりストレスもプレッシャーもなく、緊張することもないので体調も優れていると自分自身では感じている。

実際には健康診断してみないとわからないが、引退してみて食事と睡眠の時間が現役時代と違って規則的になったことは大きい。昨日は久しぶりに会社の人と夜遅くまでお付き合いをして夜遅くの電車に乗ったが、帰宅するサラリーマンの電車の中での疲れた表情が印象的だった。

現役時代は私もお客様との付き合いで午前様になることは珍しくなかったが、当時は若かったし、妻も子どもも早く休んでいたので翌朝家族と顔を合わせるような毎日であった。しかし、コロナ禍で働き方が完全に変わってしまい、無駄な時間を浪費していたことに気づいた。

現役を退くと若い頃のような体力もないので大体一次会で飲み会も終わる。人間は年齢とともに行動も変わらざるを得ないのだろう。生涯現役でありたいと考えている人もいるが、私は怠け者なので残された老後の生活は自由な時間を満喫したい。 

2026年4月15日水曜日

経済

日本経済も失われた30年と言われてデフレ脱却が長年の課題だった。米国の株式市場が活気となる中で円売りドル買いが進み、円安もすっかり定着していている。大企業の業績も円安に支えられた反面、国内は輸入物価の上昇で内需関連をはじめサービス業などは軒並み輸入コストの上昇で消費者物価の上昇につながった。

長年の課題であったデフレも解消し、漸くインフレとともに人件費の向上につながっているようである。本来は需要と供給で需要が高まれば供給不足で物価が上がるが、現在は円安による原材料の価格高騰で物価高となっている。今回の米国・イスラエルとイランの戦争も世界的な原油不足で価格高騰を招いて経済の混乱が生じている。

石油危機ともいえる今回の事態を日本経済が克服できれば今年度も来年度も経済成長が期待できると考える。70年代のオイルショックは中東戦争の真っ最中で経済回復の見通しがつかなかったが、今回は世界経済的にも大丈夫だと関係者はみていると考える。戦争続きのこの数年であるが間違っても世界戦争に発展することはないという関係者の予測があるのだろう。

2026年4月14日火曜日

整理

 引越しに際して整理したところ、長年放置していた休眠口座がいくつか見つかった。たまたま今回は整理する機会があったので箪笥の引き出しの中身を一つ一つ確認したところ不明なものが出てきた。契約する時は簡単なのであちこちに口座を開設してしまうが、後々整理しようした時に解約する手間は大変な作業である。

若い頃に開設した口座などは時代とともに金融機関の合併や名称変更で忘れ去ってしまうことが多いのである。先々のことを考えると管理できるうちに口座などは整理した方がいいと思う。ネット時代は簡単にいろんな分野に加入できるが綿密に管理するのは容易ではない。私も母が亡くなる寸前は資産の存在も正確に知らず整理するのに大変苦労した。

人間にはいつ何が起きるかわからないので、身辺整理だけは親族にわかりやすく整理しておくべきだと思う。若いうちはメモを取らなくても何でも記憶しているが、高齢になってくると物忘れも多くなるので備忘録としてノートにきちんと整理することが重要である。子どもに言われて始めた今回の書類整理はやって良かったと思う。