2026年7月28日火曜日

悲報

 今朝、PCを開くと嶋さとしさんからいつものメルマガが届いていた。中身を拝見すると、実はご本人ではなく奥様から「嶋聡からの手紙」終了のお知らせだった。昨日、多くのベストセラー小説を生み出しながら、68歳という若さでこの世を去った東野圭吾さんと同じ歳であった。ある団体主催の講演会で名刺交換して以来、毎月メルマガをお送りいただいて10年くらいなる。

元ソフトバンク孫正義社長室長であった嶋さんのメルマガの内容は、政治から経済まで多岐に及んでいた。過去に手術された癌は完治されたようであったが、まだ闘病中だったとはご本人からメルマガで語られることもなく、まったく存じ上げなかった。松下政経塾の後輩だった高市総理大臣のことをメルマガで度々気遣っていたようである。

嶋さんも元衆議院議員で、日本の政治や外交、そして経済にも深く関心を示していたし、毎回示唆される様々なご意見はとても参考になった。東野圭吾さんもそうだが、嶋さんもとても惜しい存在の人物である。人間の寿命は人それぞれだが、生きている時に、人のためにどれだけ尽くせるかが何よりも大切なことではないだろうか。嶋さんの訃報を聞いて大変残念な思いである。

2026年7月27日月曜日

歴史観

 山崎豊子原作「沈まぬ太陽」のドラマ全20回を、TVでの再放送のスピードが待てず、娘と一緒にU-NEXTの配信で収録ドラマを観た。長編小説だが、残念ながら東京地検による捜査で、国際航空の役員の一部と子会社の社長の起訴でドラマは終わってしまった。もし、山崎豊子さんが存命であれば、事実上の倒産に至る過程から選ばれた名経営者による再建シーンまで描いてほしかった。

ドラマは実在の政財界の人物を彷彿させるもので、我々昭和世代には大変興味深く楽しませてもらった。「華麗なる一族」も山崎豊子さんの原作で映画化されたが、悪役の佐分利信さんの渋い名演技は今でも記憶に残る。ちょうど私が学生時代の頃に西武新宿線の沼袋に住んでいた頃の映画作品で、佐分利信さんが隣駅の野方に住んでいたようで親近感もあった。

私も推理小説からサスペンスドラマ、歴史物、ドキュメンタリーと興味の幅は広いが、自分の想像力や空想力を掻き立てられるのが最高に面白い。過去の様々なコンテンツも配信されているので機会があれば多くを観てみたい。歴史も新たな古文書や新説が発見されてたりして、十r時とは違った歴史観も見えてきているようで大変興味が湧く。様々な説があって良し。

2026年7月24日金曜日

気になる人

                                 (デンファレ)
                                                                             
 気になる人は少なくないが、戸塚駅で30年くらい毎日のように駅に通っている今では老婦人になった人がいる。老婦人の過去にどんな事情があるのか分からないが、渋谷駅の忠犬ハチ公のように帰らぬ人を待っているように見えるのである。戸塚駅では通行人で知らない人はいないくらい、毎日欠かさず駅に通って一日中座り込んでいる不思議な人である。

その婦人が本日はたまたま見えないので、多分心配している通行人も多いはずである。いつも同じところに一日中座り込んでいるので、私もいないことが気になって辺りを探したくらいだ。かつて横浜駅にもメリーさんという老婦人が少女のような服装で長年存在していて有名だったが、その後亡くなられて知られたその存在もなくなってしまった。

戸塚の老婦人も毎日2.5キロくらい駅まで歩いているので、折からの酷暑で熱中症予防におそらく家族から外出するのを止められたか、歩いていて熱中症で倒れて病院に運ばれたのか不明だが、現在の様子がどうなのか気になる。実をいうと老婦人は私が住んでいた住宅地の人で、普通は駅までバスを利用する地域なのに、変わった人いう意味で知られた存在である。ご無事を祈りたい。


2026年7月23日木曜日

大相撲

 大相撲名古屋場所を毎日TV観戦している。小学生の頃から大相撲ファンでもあるが、当時は柏鵬時代の全盛期でもあったが、かつての横綱は「待った」をしないで下級力士の出足を正面から堂々と受け止める実力を有していたように記憶している。柏戸の胸は相手の力士が頭からぶつかった跡が赤く残るほどであった。大鵬は頭からぶつかってくる相手の力士を腕でかちあげて受け止めていたみたいである。

柏戸と大鵬の両者同士の勝敗は五分五分だったが、柏戸の下級力士を堂々と胸で受け止める姿勢はさすがに横綱という印象だった。一方の大鵬は、下級力士には負けそうにない程、毎場所圧倒的な強さを見せていた横綱だったと記憶している。それほど横綱と大関以下の力士の実力は違って見えた。翻って、近年の相撲を見てみると、横綱も「待った」をするのが普通の時代となった。

北の湖も輪島も、全盛時代は大鵬・柏戸のように圧倒的に強い横綱だった。つまり、横綱は滅多に負けないのが普通で、横綱が負けたら新聞の大見出しに載るほどであった。しかし、近年の相撲を見ていると、横綱を倒して平幕力士が金星を獲ることも多い。圧倒的に強い横綱が少なくなったのか、横綱と下級力士の実力が伯仲してきたのか分からない。だから面白いのかも。

2026年7月22日水曜日

競争原理

完全に企業をリタイアして考えるに、経営は運にも恵まれなければならないが、経営者に同業他社との競争意識が常に必要である。私も社長になりたての頃は、周囲にはそうそうたるライバルが存在しました。残念ながら自分の会社は業界でも底辺レベルで、同業他社に競争で勝つことは至難の業であった。人材しかり、資金面しかり、取引先しかり、ライバルに競って勝てる要素は殆どなかった。

しかし、「継続は力なり」で地道に努力していれば、いつか運が向いてくるようである。事実、昔のライバルは姿を消してしまったり、成長が鈍化して経営がマンネリ化するとともに企業としての魅力も維持できなくなる。なぜそうなったかと考えると、業界内でいつのまにか仲良しクラブ化して、ライバル同士が持ちつ持たれつの関係になってしまうからだと思う。

株価を見ても、成長する企業なのか、業績を伸ばし続ける企業なのかによって、株価は先々を読んで反応する。日本政府は成長戦略を掲げたりするが、資金を出して厳しく競争させるようなことはしない。投資に対する責任の度合いが薄く、様子を見ているだけのような気がする。骨太方針も成長分野を掲げているが、市場に競争原理が働かないと、おそらく効果は薄いだろう。日経の「競争設計」の記事を読んでそう感じた。

2026年7月21日火曜日

夏の風物詩

 何十年ぶりにかき氷を食べた。夏の風物詩とも言われるかき氷が今ブームのようで、たまたま近くでもかき氷のイベントが開かれていたので家族に誘われて食べてみた。このイベントは2週間続いたが、口コミなのか毎日満員の来客だったのには驚いた。花火や祭りも夏の風物詩だが、日本人は兎角この風物詩には妙に群がる傾向がある。

子どもの頃から育った環境が風物詩とともに存在したのだろうが、歴史を遡っても伝統として地域に生き続けているから不思議である。風物詩も子どもたちが地域に増えることで盛り上がるが、地域で子どもの数が少なくなると、周囲には高齢者が増えて風物詩も廃れてしまうようだ。新天地へ引っ越して驚いたのは子どもの数が多いことである。

同時に夏の風物詩まで増えたことに、我ながら歳を取りながらも新鮮な気持ちに浸っている。やはり人と住処は新しいに越したことはないが、希望しても入れ替わらない難しさは現に存在する。お金の流通も円滑になればこそ、新しい発想が事業の中に生まれ経済も活性化する。だからこそ一般的な組織や企業内では人事異動が必要とされるのかもしれない。


2026年7月17日金曜日

懇親会


本日は同業者仲間のご訪問を受けて懇親会を催した。あいにく天候は今一つだったが、雨も降らず、外は蒸し暑い感じだった。昼間は知らなかったのだが、夕方のニュースで首都圏が大降りだったことを知った次第である。宴会の途中でスマホの警報が鳴り響く事態となり、何事かと皆で気に掛けていたところ、横浜市内でがけ崩れが起きたみたいである。天気も場所によって随分違うのが最近の特徴でもある。

長年にわたり親しい同業者の集まりは、お互いに気心が知れて心が落ち着くように感じる。40年近く同業者同士で互いに苦労してきた仲間でもあるので、時々の集いはどうしても欠かせない。中にはまだ若くして亡くなられた方もいて、会社の経営の行く末を皆で心配になるのも心から親しい仲間だからである。中小企業同士で、持ちつ持たれつ苦難を乗り切ってきた歴史が存在する。

中小企業では若いころはある意味ライバル同士でも、世代が変われば歴史も環境も変わる。同じ苦労をしてきた同業の仲間だからこそ、過ぎ去った時代に対する思いも深い。事業承継でご子息が跡を継いだり、オーナーが変わったりするが、会社というものはその後も生き続ける。人はただ、長い歴史の中で出会いとともに束の間の経営を携わるだけである。最後に心の満足が得られれば何も言うことはない。