先日、大学にて海外留学奨学金付与対象者の面接に同席したことは話しましたが、学生さんの中に2名の母子家庭で育った女子学生さんがいました。母親が苦労して大学まで進学させてくれたことを面接の途中で涙ぐみながら話す光景を突然目にしました。面接官は静かに彼女が落ち着くのを待ちましたが、できれば奨学金は苦学生を支援するために支給したいものです。
私の知人にも財団を作って社会問題となっている母子家庭を支援している方がいますが、今回の面接で母子家庭の学生さんに直接お目にかかったのは初めてです。かつては地方出身の学生は多くが貧乏学生で、アルバイトをしながら生活費の足しにする程度のものでしたが、近年の貧困の差はかなり大きいようです。その影響が若者の進学の差として表れているように感じます。
返済不要の奨学金は苦学生にとって大変ありがたいものです。私自身も学生時代に多大な恩恵を受けた経験があり、今となって少しでも現役学生さんの支援に微力ながら役に立てれば幸いと考えている次第です。国際的には豊かな国だと見られている日本も国内には生活で困窮している人々が多々存在します。現役の学生さんには格差に負けず頑張ってほしいですね。