大学時代、将来の進路として外交官になるのも、私にとってもう一つの夢だった。確か外務省の試験は受けたが手が届かなかったと記憶している。海外を渡り歩いて世界を知ることは本望だと感じていた。日本は天然資源が少ないので、外交力が重要であるから、自分の人生としても遣り甲斐のある仕事だと思った。
残念ながら別の道を歩くことになったが、本日は楽しみにしていた元外務事務次官の藪中三十二氏の講演を聴いた。同世代かご年齢が気になりご経歴を拝見すると、大先輩であることが分かった。現在も大学の特任教授を務めている方であった。外務事務次官は外務省キャリア官僚のトップで政治家の外務大臣に仕える重要な役職である。
講演の内容は「緊迫の国際情勢と日本の針路」というものであった。直近でトランプ大統領の中国訪問は世界中が注目していた。日米同盟を基軸に中国とも外交の機会を探ることが高市政権において重要とのことであった。高市首相の「台湾有事」発言は大変拙かったが、中国の不信感を少しでも今後の首脳外交を重ねて払しょくしてほしい。
諸外国との意思疎通を図るには、関係者が人間同士の付き合いを深めて、お互いに信頼関係を築くしかない。外交力は常に必要である。






