2026年8月27日木曜日

AIの急速な進化

 米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツが、AIは大量失業を起こしうると警鐘を鳴らしており、その対策として「人間専用の職種」を提唱している。AIの急速な進化に円滑に対応する計画ができていないので、各国政府が協力して規制や国際機関の創設が必要だという。とのビル・ゲイツ氏の主張に賛同する。

AIは大量のデータベースをこなすたびにテクノロジーがさらに進化していく。ロボット先進国の中国の利用状況を見ると、産業のあらゆる分野で人間を代替する能力を身に付けることが予想される。おそらくロボットのコストも安くなるので企業は競争上、使うことが必然になる。

大量失業が発生する前に、人間の知恵でロボットに高い税金をかけたり、一方ではロボットの使用制限を設けることも必要になる。つまり、業務の効率化や生産性ばかりに注力して放置していたら、将来の人間社会において大変な事態になることが予想されるというのである。

コンピュータが世の中に出現した当時も同じような懸念が起きたが、まだ先進的なマシーンというだけで、業務は格段に効率化されて便利さを享受できた。常にコンピュータは人とともに存在した。しかし、AIロボットの時代になるといずれ人を代替する存在になり得る。

日本は将来的に少子高齢化社会が続くので、介護や建設、製造業の現場で人手不足を補うことにより、諸外国以上に経済成長に寄与すると考える。中国は規制をかけないと大変な事態になりそうである。


2026年8月26日水曜日

働き方


コロナを契機に在宅勤務が定着してきたが、一部の企業は原則出社を義務化するようになった。在宅勤務を継続している企業も実際はハイブリッド型で、社員が柔軟な働き方をできるようにしている。しかし、顧客と対面で業務をこなしている企業は、コロナ後は完全に出社に戻っているので従来の働き方と変わりはない。

前職のIT企業では、定期的な出社を義務付けながら現在も在宅勤務を継続している。確かにコロナ前より社員の残業時間は減ってきたが、社員教育やコミュニケーションは密度が薄くなったような気がする。やはり人と人は時々リアルの場で会う機会がなければ人間関係が希薄になることもあり得る。

性格にもよるが在宅勤務が定着してから、殆ど社員とリアルに接触したがらないような社員もいる。オンラインで打ち合わせすることで業務を済ませようとする。仕事は進捗するが人間的に成長するかと言えば疑問を感じる。やはり出社の比率を高めながら、在宅勤務を柔軟に活用するルールを定着させた方が良いだろう。 

2026年8月25日火曜日

競争力

最近は企業の 採用も難しい時代になった。車内広告の転職フェアを見ても、大手企業はもちろんだが、県庁や市役所でも中途採用に真剣に力を入れているのだろう。考えるに、官公庁はもっとAIを有効に使って人材を増やさずに業務を進化させるべきであろう。

今後、新卒者の採用も少子化で難しい。その上、短期間で転職する人も多いので、企業や役所も人数の確保で中途採用で穴埋めをしなければ人材不足は補えないのだろう。企業の人材不足は国際競争力にも影響を与える。

円安で海外勢に人材確保で負けないために、グローバルで戦う大手企業は初任給を目一杯に上げてきている。しかし、国内の中小企業は力に限度があり、十分に対抗できないのが現状であろう。今こそ、先進事業など付加価値の高い分野へ人材をシフトすべきであろう。

日本は業界が横並びで価格競争ばかりして、毎年売上アップは求めるが、突出する利益の追求をあまり考えないようである。実際は利益が増えないと、投資も人件費も毎年大幅に増額することはできないし、業界での競争力がない。

欧米企業は売上げより利益を優先している。利益は付加価値の高い事業でしか稼げないからだ。利益を優先しないで、売上だけを追求しているのが未だに日本企業の実態である。これでは益々円安は避けられないし、貿易収支も改善しない。

2026年8月24日月曜日

暮らし〜大義

8月は第二次世界大戦や太平洋戦争にまつわるTV番組ばかり目にしてきた。ロシアとウクライナの戦争も米国・イスラエルとイランの戦争も、互いに報復合戦を繰り返し、意地を張り続けているのが現状である。今年の8月は平和に対する思いが一段と増した月であったようである。

長女が数か月間も我が家に居候したので、毎日のようにテレビ録画やネット配信ドラマを存分に見せられた。生活パターンが変わったのがこの数か月だった。明日は愈々都内へ移動するので、また夫婦二人の元生活リズムへ戻るのだろう。

たまたま娘が録画していたフジテレビのドキュメンタリー番組「6日を遺す~原爆供養塔 祈りの継承~」は大変良い番組だった。広島の呉からバスで1時間30分かけて原爆の月命日に供養のため原爆供養塔に、父の代から祈りの継承として80年通い参拝を続ける様子を、ドキュメンタリー番組にしたもので大変感動した。

最近はテレビを観ない人が増えているが、素晴らしい番組は是非とも多くの人に見てもらいたい気がする。長女も私と好みが近いようなので 、この数か月は貴重な親子暮らしであった。他に大義をテーマにドラマ化した作品を観て、人それぞれ人生における大義は異なるものであることを実感した。

2026年8月21日金曜日

権力志向

 人は自ら権力を握りたくなる人、下から持ち上げられて権力の座に就く人、それぞれであるが、いくら世の中で批判されても権力を手放さない人が少なくない。理由はわからないが、晩節を汚して権力の座を終わりたくないからだろうか。私自身はその訳に不思議な思いを抱く。

私も企業のトップを長年務めて、残りの人生を考えて退け時を探してきた。幸いにも無事に完全リタイアができたので、ゆっくり一庶民として生きることができた。実際、小さな企業の事業承継は兎に角難しい。株は未上場なので簡単に市場で売買ができない。

市場がないので株を買ってくれる人を探すのは大変である。そこにビジネスの種を見つけたのがM&Aの専門企業である。しかし、中間業者を通すと株を売った企業の独立性は失われることが多々ある。経営者はお金が入るが、社員は置いてきぼりになるようなものだ。

買う側も権力者が判断するので、買われる側は惨めな思いをすることもある。社員のことを考えて、彼らの不安を払しょくすることが経営者の最大の役目だと考える。権力者は自らのことばかり考えてはいけない。権力の座に立つことを認めたのは支持者だと振り返ってほしい。


2026年8月20日木曜日

日本の住宅

かつて私がマンションを初めて購入した頃は、新築マンションの応募者が多くて、モデルルームの見学だけで抽選の競争率が100倍近いマンションも珍しくなかった。だから新築マンションの抽選は幸運でなければ当たる確率はほとんど低かった。兎に角、当たるまで応募し続けるしか手段はなかった。

しかし30年から40年過ぎた今はどうかというと、人気があるマンションでも完売は難しいのが普通のようだ。失われた30年は買い替え需要が減るとともに、新築でも売れないマンションが増えているようである。マンションが建つ前に完売するのと、建物が完成してからも売れ残っているのでは大きな違いである。

最近はマンション価格が小さな戸建て価格より高い傾向があり、働き盛りで持ち家を求める若い人たちが戸建てを購入するケースが目立つ。その反動でマンションが売れなくなっていることも考えられる。この30年から40年もあちこちに多数のマンションが建設された。

人口が増えているわけでないのに、新築のマンションや戸建て建設は今日まで続いてきたし、これからも建設は増え続けるだろう。一方、中古のマンションや戸建ても増え続けるが、将来のことを考えると経済的に空恐ろしくなるのは、果たして考え過ぎであろうか。

2026年8月19日水曜日

世界の異変

 またもや世界の異変である。米国の議会は一体どうなっているのだろう、と世界中の人が感じていると思う。ICC(国際刑事裁判所)の話だが、トランプ政権による国際刑事裁判所の裁判官への制裁はあまりにも道理に反するからである。自分たちに不利だと法を裁く裁判所さえも抑え込もうとする。裁かれる側(一国の政権)が裁判所に制裁を科したら公正な裁判を継続することはできない。

国際的に悪事が裁かれなければ、強者の為政者のやりたい放題で弱者は浮かばれない。国際紛争や戦争に関わった戦争犯罪者を公平に裁き、世界に平和をもたらすための目的としてICCも設立されていると考える。我々庶民が考えてもどうにもならないが、日本政府にはしっかりした態度を正々堂々と示してほしい。

ロシアにしても米国にしても指導者の言動自体が常軌を逸している。まともな国民であれば傲慢なやり方に懲りて、次は指導者として再選しないはずである。トランプの支持率が33%と過去最低なのもまっとうな国民は理解してきているからであろう。大国に関わらず、国民はもっとまともな指導者を選ばなければ国民は不幸となるであろう。