2024年7月19日金曜日

日本人

日本人はハングリー精神がなくなったと言われますが、まだまだ諸外国に比べてハングリーではないから敢えてハングリーになることもないわけです。終戦後の日本は本当に貧困で国民もハングリーだったのでハングリー精神が自然に身に付いたのだと考えます。日本経済の高度成長はその精神があったから国民生活も豊かになったのです。成熟した現在の日本が今後どのような道を辿るか分かりませんが、政治が大変な間違いをしないかぎり経済が大きく落ち込み国民が貧困になることは考えられません。

しかし、新興国も年々経済成長してきますので、日本がいつまでも先進諸国としての立場を維持できるかというと断言はできません。GDPも世界第4位となりましたが、徐々に順位が下がり続けることは確実だと考えます。世界でも有数で勤勉な日本人が付加価値のない仕事をやる国へ転落して行くとも思えません。但し、これまでのような豊かな国を未来永劫も維持できるかというと結論としては若い世代のこれからの頑張り方次第だと考えます。

最近の若い世代はアスリートの世界でもかつてない程、世界中で活躍しています。スポーツに限らず、ビジネスの世界でも人材の育成方法を世界レベルで実践していけば欧米諸国に負けないと期待しています。日本人は勤勉で真面目ですから奮起するきっかけをつかめれば、もっと精神的にも豊かになれるはずです。資源のない国なので産業のイノベーションが起きやすい環境を整備していけば世界で活躍できる人材を発掘できると考えます。 

0 件のコメント:

コメントを投稿