2024年7月9日火曜日

ある病院の話

本日はかかりつけの医師の紹介で初めて「湘南鎌倉総合病院」を訪ねることになりました。大船駅からシャトルバスが出ていることも後で知ったのですが、戸塚の我が家からタクシーでもかなりの距離でした。病院に着いて受付している時間に病院の概要を調べたところ、大変驚いたことがありました。実はかつて徳田虎雄氏が理事長をしていた徳洲会グループの病院でしたし、晩年はこの病院の最上階の特別室で療養されていたことも調べてわかりました。

青春時代の私には徳田虎雄という人が日本の医学界において強烈な個性の持ち主に見えたからです。日本医師会と対立しながらも24時間365日オープンという診療方針で全国に病院を拡大したことも 、奄美群島の徳島の代理戦争といわれた故保岡興治氏との選挙争いも熾烈だったことを記憶しています。しかし、10万人に1人といわれる難病に侵されて体も動かず表情もほとんどなく変わり果てた姿をTVで拝見したことがありました。

以前にテレビで、第28回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品「トラオの夢 病院王・徳田虎雄とその時代」(制作・鹿児島テレビ)を拝見した記憶がありますが、徳田虎雄という人にはとても強烈な印象があります。病院を経営しながら議員にもなり医療改革を目指されたのは理解できますが、徳田虎雄氏の本当の使命とは何だったのだろうと想像したくなります。たまたま本日訪れた病院が巨大で徳洲会グループであることに驚き一言述べさせていただきました。


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