2024年7月18日木曜日

現場第一主義

 医療法人徳洲会グループの創設者で名誉理事長である徳田虎雄氏が先週10日に亡くなられて初七日が過ぎ、9日目の今日も朝から妻の付き添いで大船にある同グループ内の病院へ行ってきました。巨大な病院には今日も大勢の外来者が訪れていましたが、A棟からD棟に向かう途中の通路には、徳田名誉理事長を偲んでお元気だった頃の遺影の前に祭壇と記帳台、側には生き生きとした大きな泰山木(たいさんぼく)の生花が飾ってありました。

今日お話をしたかったことは、医療現場にはいつも活気を感じるという事で黙々らかというとリアルな現場が好きなタイプで、思考力だけを発揮する机上の仕事より実際に現場へ出向いて仕事をする方が向いていると考えています。医療現場は患者を救うという責務があり、関係者は仕事にやりがいの大きさを感じていることでしょう。医療の世界には好況も不況も関係なく常に人命の救護に携わっています。

日々、事務所内で黙々仕事をしている我々と医療現場とを比較すると、当然ですが全く違った環境のように映ります。仕事の遣り甲斐は、人に対して安心感や満足感を与えるために必死で尽くすことではないでしょうか。仕事には様々な現場がありますが、机上で想像しているだけでは現場は分からないので実際に現場を見て判断することが大切です。現場第一主義でマクナマラの誤謬と言われるベトナム戦争に学びたいものです。

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