2024年7月22日月曜日

人と人、国と国

ジェンダーギャップがOEDC諸国中、日本はもっとも大きいと言われて何年にもなります。実際問題としてDVやパワハラなど差別的な行為は後を絶ちません。何故なのか理由を聞かれても返答のしようがないのですが、おそらく加害者の育った家庭環境に影響しているのではないかと考えます。優しく育った人間は人に対しても優しく、強権的な言動の家庭に育った人間は人に対しても威圧的なのかもしれません。

私は父母の関係を知らなくて、就学前から高校卒業まで祖父母に育てられたので優しく育った人間だと解しています。妻とも45年近く同じ屋根の下で暮らしてきましたが、つい最近「あまり不満や愚痴を言わない人間」だと聞き、私自身が意外に感じた次第です。世の中で話題になるDVやパワハラ事件が起きることが事態が信じがたいのです。喜怒哀楽が激しい人もいるのでしょうが、私は鈍い性格なのか殆ど感覚的に変わらない人間のようです。

人と対立するより人と仲良くする方がお互いに良いわけですが、米国社会のように国民が分断する事態は中々収束は難しいと思われます。国と国の関係もお互いの立場を理解し合おうとすれば価値観の違いはあってもお互いに話し合いのテーブルに付けるはずです。暴力に対して暴力で対抗すれば勝負がつくまで対立は終わりません。国の指導者による国民の犠牲がなおざりにされているのが現状です。武力対立のない世界になってほしいものです。


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