2019年7月31日水曜日

女性

先のニュースで女性の労働者が3千万人を越えたとの報道がありました。このような報道を見ても如何に女性の労働力が企業社会に必要とされているかが分かります。結婚しても今や共働きは当たり前の時代ですが、未だ政治の世界も含め、女性の立場を重んじる風土は欧米に比べて劣っているのが現状です。まだまだ日本は社会のあらゆる面で女性の活躍を後押ししなければなりません。そのためには女性が活躍できる環境をさらに整備して、働きやすい環境づくり目指さなければならないと思います。企業の採用も半数は女性を採用するくらいの思い切った積極的な考えが必要です。女性自身もこれまでと考え方を変えて、自らが前面に出て行くような意識転換が求められます。今後、若年労働力は圧倒的に不足してきます。共働き世代の将来を考えて子育てをしやすい環境の整備は必須です。参議院選挙が終わって政治家の活動も静かになりましたが、今回の選挙で身体の不自由な二人の議員が誕生したことは、これまでの政治に無い大変な進歩だと思いました。社会生活が困難な人に対してこれまで以上に光が当たるようになれば幸いです。ただ残念だったことは、選挙結果を見ても日本人の多くが政治に対して無関心の比率が高いということです。その意味でも女性にもっと頑張ってほしいというのが個人的な願いです。

2019年7月30日火曜日

惑星

昨夜、西の空に輝く星が見えたのを家内から問われたので軽い気持ちで「宵の明星で金星かな」と応えたのですが、天文学にあまり自信がないので断言は出来ないところです。「明けの明星」は早朝に東の空に移動して見えるのでしょうが、今朝は確認するのを忘れていつものように夜明けを迎えました。そんなことを考えていたら、小惑星が地球にニアミスしたことを知り、天文学者でも気が付かなかったという記事を目にしました。直径130メートルくらいの小惑星のようですが、もし地球に衝突すると、その衝撃は専門家の話では東京都くらい面積を破壊する規模だそうです。惑星は時速8万キロ以上で移動しているようですが、直径100メートルくらいの小さな惑星の接近は専門家も中々事前に接近しても気付かないというような不吉な内容の記事でした。先日も米国の衛星が惑星に向けて射撃し、惑星の方向を修正し、地球を避けるように変えている、というような記事も見ました。我々はもっと広い宇宙に関心を示すべきではないでしょうか。

2019年7月29日月曜日

生き方

企業数の99.6%、勤労者の70%が中小企業だと言われています。中小企業の経営陣には定年制が無いために現役で頑張っている方は多いのですが、大企業は定年制とともに自動的に会社に残れない形となっているため、多くのOBの方は現職を離れて第二の人生を歩んでいます。日本企業の宿命でもありますが、シニア世代の現役と引退では経済にも少なからず影響を及ぼします。先週、40年来の大学時代の友人と懇親会を催しましたが、多くが元公務員や元銀行員で殆どが引退生活同様の毎日を送っています。自由な身分が羨ましいと言えば確かに羨ましい面もありますが、彼らには現役時代の横の繋がりは少ないのではないでしょうか。私も大企業に残っていれば今頃は自由な時間が溢れていたかもしれませんが、現役でビジネスに関わっていると縦や横の繋がりは増えても減らない良い面もあります。一旦大企業を卒業すると、自分でビジネスを新規に立ち上げようとする人はほとんど少ないのではないでしょうか。ビジネスのネタは限りなくあるのですが、寄り合い世帯で生きてきた人が多いので、相変わらず人に使われる人が圧倒的です。これからの大企業は、1人でも事業を立ち上げる意欲的な特徴ある人材を育てなければならないと切に思う次第です。「寄らば大樹の陰」の時代は完全に終わりましたので。

2019年7月26日金曜日

若者

今朝の新聞にある地方大学の学長が若者の都会への流出について寄稿されていましたが、同様のことは全国的に危惧の念があります。しかし流出防止に全く対策が無いわけではありません。これから進む人口減少時代に何らかの手を打つ必要があります。対策の一つは農業の振興とともに地方に若者の雇用を増やす場をつくりだすことです。このまま何も手を打たないと、10年後には住民がいなくなり消えていく地方が散見されると思います。都会は若者に魅力的には映りますが、一時期は兎も角、永住するにはコストが高過ぎます。しかも地方の人口が益々減少する事態になりますと、日本の安全保障上も問題視せざるを得ません。官民上げて対策を講じて実行に移せば地方に雇用を生むことはいくらでも可能です。肝心なことは、これ以上の若者の流出を地方から防ぐことです。対策次第では都会のシニア層や若者を地方へ移住させることも不可能ではないと思います。また地方に展開する大量の休耕地を再生させて農業を復活させることが必要だと思います。昨今、情報通信技術が格段に進歩してきたので必ず実現が可能となるでしょう。我々自身も前向きに検討したいと思います。

2019年7月25日木曜日

習慣

今年に入って、これまで何年も習慣付かなかった日記を書くようにしています。今のところ休み無く続いていますが、できれば今度は年単位で長く続けたいと考えています。思えば、小・中・高時代には常用日記を年の暮れに祖父とともに購入して、毎日欠かさず日記を書いていました。特に毎日大きな変化があったわけではない田舎での生活の中で、よく書く材料があったと今では不思議に思います。現在は一日7行くらいのスペースで5年日記です。ネット上の公開ブログも毎日書いていますが、これまでのところ11年間続いています。続けるのは大変ですが、自分に課す毎日のノルマだと思って書いています。日記もブログも記録ですが、私的なものと公開しているものとの違いで書く姿勢も変わります。日記はありきたりで書けば一日の記録は終わりますが、ブログは書くテーマを考えるのに毎日悩まされています。これもいつまで続くか分かりませんが、生きてきた時代の記録を残すつもりで書いています。文章を書くことは子どものころからの習慣でよく手紙を書いていましたので、自然と苦にならなくなったのだと思います。何事も習慣付けることが肝要だと考えます。

2019年7月24日水曜日

生きる

大学時代に黒澤明監督の「生きる」という映画が流行っていた時期がありました。製作された時期はもっと前でしたが、なぜ当時流行ったのだろうと今になって考えるのです。PCもスマホも無い時代ですから、日々色んな楽しみをして過ごしていたのだろうと思います。最近、「生きる」という価値が人々にどのように捉えられているのかと疑問に感じたりします。折角、与えられた自分の命なので大切にしなければならないのですが、生きる意義を少し明確にしてみるべきではないかと考えます。人間は「幸せになるために生きる」のだと思うのです。だから常に何らかの人生の目標を持つことが大切なのです。仕事も義務だと考えると面白くないので、生きるための権利だと解釈すれば少しは積極的な気持ちになれますし、自分なりに面白くする事も可能です。しかし、ただそれだけでは幸せな気持ちになれないので、色んな日々の目標を掲げて、達成したら自分にご褒美を上げれば少しは満足した気分になるのではないでしょうか。少しでも幸せな気持ちになるために毎日を過ごせば、人生の目的意識も芽生えて生きる力も湧くと思うのです。それと社員の皆さんに「息抜き」をしなさいと話していますが、長い人生には心の余裕を持つことも必要です。

2019年7月23日火曜日

青春時代

久しぶりに高田馬場駅へ行く用事がありましたが、二十歳前後の頃に西武新宿線の沼袋駅から高田馬場駅まで毎日のように通っていた頃のことを懐かしく思い出しました。青春の真っ只中でしたが、新聞販売店での下宿生活は色んな意味で人生の勉強になりました。今考えると当時は体力もあり、自転車がひっくり返そうな量の新聞を沼袋駅前から遠方の江古田地区付近まで一度に運んで配達していました。早朝は他社の新聞配達人や、牛乳やヤクルトの配達の方と毎朝顔を合わせますが、お互いに挨拶を交わしたりして仲良くなったものです。月に一度の集金も色んなお客様と話す機会が多く、夕方に自宅を訪ねて世間話を交わすのも楽しみのひと時でした。地方から出てきた田舎者の私にとって、東京という地で色んな人から受けた多大な親切心は今だに忘れない出来事です。考えてみると青春時代も変化に富んだ思い出深い日々ばかりだったように思います。

2019年7月22日月曜日

奨学金

参議院選挙も漸く終わりました。ネットによる様々な呼びかけにも拘らず、投票率が戦後2番目に低い48%強だったことは、今回の選挙上の争点も有権者には定めにくい面のあったのだろうと感じた次第です。私自身もこれまで一度も投票を棄権したことはありませんが、投票所へ行くまで、どの党の、誰に投票するかさえ決断が付きませんでしたので、若い人が選択に迷うのも仕方がありません。先日、学生へインタビューして、ニュースでは聴いたことがありましたが奨学金の返済が社会人としての負担になることをあらためて疑問に感じました。6百万円の奨学金を最長40年間で返済することになっているようですが、私が問題視したのは、何故、国は将来も考慮せず学生に貸し付けるのかということです。インフレが続けば無金利だと返済も軽くなりますが、そのような期待は薄いと考えるからです。少子化が一段と進む世の中で、大学の数ばかりが単純に増えていくのも、国民負担や国家財政を考えれば問題で時代に逆行しているような気がします。貧富の差で高等教育が受けられない事態も憂慮すべきですが、学費の高騰が国民生活にしわ寄せしているのも現実です。子どもが巣立った我が家も、確かに子どもの学費の工面に苦労したことを思い出します。子どもには負担を掛けたくないものです。ちなみに、私は家庭が貧しかったので奨学金を頼りにしながらも自力で卒業しましたが、社会人になって生活費からの返済は楽ではなかったと記憶しています。

2019年7月19日金曜日

モビリティ

愈々5Gの実用化時代に突入していきますが、ITをフルに活用すればこれまでに無い便利なモビリティ社会が実現できると思います。その実現のためには各種の規制緩和も同時に必要となります。少子高齢化が進む日本だからこそ、モビリティ技術の活用が進みやすいと思うのです。当然、セキュリティでデジタルテクノロジーが安全に活用されるように保護されなくてはなりません。弊社はデジタル先進技術を用いて、情報化社会で生きていく人々に安心・安全を提供できれば企業としてもこの上ない喜びだと考えています。自宅でもスマートスピーカーを愛用していますが、これから様々な要素技術を組み合わせるとスマートスピーカーだけでも無限の活用の可能性があると思います。先日、ロボットコンテストを見ましたが、全国の大学生がプログラミングに長けている様子が伺えて、日本のITが可能性を秘めていることを感じた次第です。若者に夢と成長可能性を与える企業を目指していきます。

2019年7月18日木曜日

故郷

もう何年も見続けている「小さな村の物語イタリア」という大好きなTV番組があります。日本よりやや国土が狭いイタリアの村が数多く存在しているということです。国土全体に点在する村々がイタリア人から愛されている光景にいつも感動を覚えます。彼らは故郷の家族を一番に大切にし、若い時の一時期は都会へ出ますが、村をこよなく愛するため、自分の大切なものとして決して捨てないで戻ってきます。一方、日本人は一旦都会で住み付いたら故郷へ戻らず、都会を永住の地として選択する場合が多いように思います。私自身もひとごとではありませんが、多くの日本人が同じような考えと行動をするので、未だに地方の過疎化は止まりません。いずれ日本の村は無くなるか、外国人が土地を買って住むようになるかもしれません。日本人も都会へ出て多くを望まなければ地方でも暮らせるはずなのですが、自分が育ってきた大切な村を結果的には捨ててしまうわけです。イタリアの村人は老若男女が相携えて生きていますので、日本のように過疎化がそれほど進行しないのです。日本人とは国民性もだいぶ違いますが、イタリア人の特性として日本人も学ぶべきところはあるような気がいたします。

2019年7月17日水曜日

息抜き

このところ気圧の変化に伴う気象条件の悪化で体調を崩している方も多いようです。しかし働いている皆さんはコンディションが多少悪くても、仕事の責任を優先して無理をされている方もいることでしょう。真面目な方に限って責任感が強くて、様々な精神的ダメージを深刻的に負うこともあると思います。本人だけしか分からない精神的悩みは他人が解決することは難しいです。年齢を経てキャリアを踏めば困難を避けることが少しずつできるようになりますが、若い時には誰しも精神的に苦しむものです。本日はそのような悩みを抱えた皆さんに対して、少しでも心理的な改善が図れたらと思って投稿した次第です。働き方改革で労働時間の短縮は余儀なくさせていますが、休日が取れたら仕事仲間と放れて息抜きを図るように心がけて下さい。私も昨日から今日にかけて、仕事の関係で日常お会いしない人たちと伊豆方面へ出掛けてきました。私に限らず多くの方が、多忙な日々の仕事を離れて息抜きができたようです。会社に戻ればまた元に戻りますが、長い人生を歩んでいく上で息抜きは大変重要なことです。すべて日常の仕事を忘れるくらいの非日常的な息抜きを不定期でも実行することを心がけてほしいのです。何事をするにも最初から無理をしないことが大切です。人間には「息抜き」が必要です。

2019年7月16日火曜日

未病化

国は政策的に健康寿命を伸ばそうと考えています。つまり、2025年問題として高齢者医療拠出金が急増する時期を迎え、さらに財政負担が増えるからです。その対策として、少なくとも労働者の未病化が促進されれば国の財源にも改善をもたらすからです。健康保険組合も被保険者の健康診断による特定診断率を増やし、未然に疾病の予防を図る活動が今後は期待されてます。近年、生活習慣病や精神疾患症が急増し、被保険者の保険医療費は右肩上がりの傾向を示しています。その上に、高齢者医療拠出金も増えてくると被保険者の保険料率のアップは避けられない事態となります。データヘルス計画の実行により被保険者への特定診断への呼びかけとアフターフォローが進めば健康経営が広がり、今後の医療費の増加に多少でも歯止めが掛かかると思われます。健保の財政改善が進めば、働き方改革による被保険者への様々な福祉措置も可能となるでしょう。未病化の促進が今後、これまで以上に積極的に実行されることを望みます。

2019年7月12日金曜日

刑法

犯罪を犯しても、犯人として捕まりたくない、罪を認めたくないので、現場から逃走をしてしまう人が増えています。防犯カメラの設置が、中国ほどではなくても日本国内でもかなり増えて防犯の強力な役割をしています。カメラがない時代やDNA鑑定が存在しない時代は冤罪事件も多かったのだろうと想像します。無実の人が犯罪扱いになる事は許されないので、プライバシー侵害の問題よりも犯罪を未然に防ぐ為に防犯カメラの設置を増していくことには異論は無いと思います。逃走は重罪に値することを刑法に明記した方がいいでしょう。 社会的不安や警察コストを考えた場合、その代償は計り知れないと考えます。話は変わりますが、最近の刑法には尊属殺人に対する重罪の観念は既に消えているようです。全般的に法律の抜け穴が、昨今の犯罪を助長しているようにも思われます。時代の変化に即応した立法措置を求めます。同じ事は民法にも言えるのではないでしょうか。

2019年7月11日木曜日

少年

人と会った時の挨拶は基本中の基本だと思いますが、都会で暮らしていると同じ住民同士でも挨拶も交わさないことが多いようです。地方では知らない人同士でもすれ違ったら挨拶をするのが普通ですが随分違いを感じます。昨日の夜に御一緒した方が鹿児島を旅行されて、乗った地元のバスで起きた出来事を話されていました。内容はバスに乗ってきた少年がシルバーシートに腰掛けたとたん、運転手が大声で「そんなところへ座るな」と少年に怒鳴ったところ、少年は注意を受けた後に文句も言わずすぐに席を空けた、という話でした。今朝のニュースで耳にした都会での出来事、運転手とバス停の駐車禁止区域にバイクを止めていた少年のやり取りを動画配信で投稿されたものの放送でしたが、運転手に逆らう少年の言動は誰が見ても非常識極まりないもので、地方では有り得ない出来事だと感じました。しかし、地方も段々と高齢化とともに都会化が進行して、いずれは前述のバスの運転手の注意にも素直に従う少年のような姿が消えつつあるとも言われています。子どもの教育も、先ずは人に対しての挨拶から教えていき、徐々に物事に対する善悪の判断を身につけさせることが大事だと思います。「親の背中を見て子供は育つ」と言っても、朝も夜もほとんど親子の会話もないし、後ろ姿も見ない家庭生活では子どもはまともに育たないと思います。ややもすると後述の少年のように子どもが育ちかねないですね。

2019年7月10日水曜日

ひとつの花

最近、梅雨空が続いて曇り日和が多く、日照時間が短いと報道されていましたが、本日は久しぶりに青空が見えています。気象や気温の変化で体調を崩す人も多いようですが、私などは鈍感な性格なのでお陰様で体調は日々変わらず助かっています。多くの中には「なぜ自分だけが」と思う方もいるでしょうが、健康状態は人それぞれ違うので他人と比較しないことが肝要です。以前、「世界にひとつだけの花」という歌が流行りましたが、世の中に自分という人間は1人だけで、親・兄弟・姉妹とも違う世の中でひとつの花のようなものだから、自分という人間を大切にしようという歌なのだと思います。どんなに金銭的に裕福な方でも、どんなに身体が丈夫な方でも、精神的に満足で、人生が幸せかといえば必ずしもそうとは言えないと思います。幸せってなんだろうと思うわけですが、やはり人に施しをして感謝されることが自分の幸せに繋がるのではないかと考えます。折角、世の中に咲いた自分という世界にひとつしかない花を大切に育てたいものです。

2019年7月9日火曜日

丁寧さ

「甲斐なき星が夜を明かす」これは今朝出がけに日めくりカレンダーに書かれていた諺です。私は直ぐに検索して家内に意味を告げましたか、「一病息災ね」とおうむ返しに応えました。遠からず似ていますが、体の弱い人が頑強な人より長生きしたりするものだという事です。目立たない謙虚な人が、ある日突然脚光を浴びたりする事と似ています。昨日はベストカップルの話をしましたが、表で目立つ人より内助の功で頑張っている人に敬意を払うべきです。お互いに尊重し合う関係だからこそ、相手から必要とされるのだと思います。今朝一番でかかりつけの歯科医に半年ぶりの点検を受けたところ、「歯磨きしてきましたか?」といきなり歯の汚れを指摘されました。朝食後にいつものように歯磨きしたはずなのですが、磨き方がかなり雑過ぎたようです。看護師から機械で丁寧にお手入れしてもらったのですが、医者や看護師に対する患者としての感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思った次第です。私は行動にやや雑な面がありますので、他人を少しは見習って丁寧さを心がけたいと思います。「丁寧さ」という言葉は素敵で大切ですね。

2019年7月8日月曜日

ベストカップル

会社も私の家庭も40周年を迎えますが、どちらの場合も一緒になろうとするならば対照的な相手を選ぶべきだと思います。会社も家庭もお友達関係では成長しないし、いざという時に困難を乗り越えて、結果的に成り立たない場合が多いからです。会社の組織も家庭も人間というキャラクターのバランスが必要だからだと思います。未似た者同士では相手を敬う気持ち(痒いところに手が届く)がなくて、ライバルとして競うのだと思います。ですからお互いの個性がぶつかったら事態の収拾がつきません。これから起業しようと考えている方も、結婚しようと準備されている方もパートナーはご自分と対照的な方を選んだ方がいいと私は思います。お友達では経営が成り立たないのと同時に、家庭においても似た者同士では相手の魅力が理解できないからだと考えます。私の見方が、これからの皆さんの人生の参考に少しでもお役に立てれば幸いです。ベストカップルとは、お互いに自分に無いものを持っている方の組み合わせなのではないでしょうか。

2019年7月5日金曜日

ベンチャー企業

私は性格的に新物好きで飛びつきやすい欠点があり、出来るだけ先に手を付けずしばらくは様子を見るようにしています。何故かと言いますと流行りものに飛びついて過去に失敗した経験があるからです。テーマと少しずれてしまいましたので、ベンチャー企業のお話をします。弊社は小さな企業ですが、事業セグメントの中には研究段階にあっても、企業として必ず先端のものにチャレンジするようにしてきました。既存の市場と併せて新しい市場を企業としても創ることに関与したいからです。ですから、いつまでも新しいことを発掘するベンチャー企業でありたいと考えています。時代は常に変革しますから必要とされる技術は次々に変わります。IT企業に転向して35年近くになりますが、未来を切り開くであろうこの業界の魅力は大したものだと思っています。新しいことにチャレンジするのは未知の分野なので社員の皆さんは大変だと思いますが、未来志向でそこに遣り甲斐を見つけてほしいのです。これからもベンチャー企業として、世の中が少しでも明るく豊かになるように、微力ながら貢献して参りたいと考えています。

2019年7月4日木曜日

党派と宗派

私は昔から無政党、無宗派主義なので選挙戦でも宗教団体に対しても第三者の目で見ています。選挙が近くなるといつも方々から投票を頼まれますが、常に自分の判断で決めて投票します。宗教においても様々な宗派の考え方に興味はありますが、自分の信仰はこれという固執した考えはありません。何故かと申しますと、党派や宗派の限定された考えに縛られるのが嫌いだからです。仏様であろうと神様であろうとキリストであろうと敬虔な考えで良いところを学べばよいと思うからです。日本国憲法で謳っている信教の自由や政教分離の考えは人の道として当たり前だと考えています。私自身が政党支持に走らないのは、各政党の党首の皆さんが言っていることは一応に正しい考えだからです。ですから投票では強制力は排除して自らの考えで判断したいのです。また人の信仰心は尊重すべきだし、若いうちから信仰心を持つことは信念がしっかりしてくるので心構えとして良いのではないかと思います。大事なことは一方的に批判したり、差別したり、対立ばかりしないで、互いの意見を尊重して話し合うことです。

2019年7月3日水曜日

変革期

これから様々な業種が変革していくだろうと見ています。変革できなければ競争の世界から陥落していくであろうと思うのです。人真似ではなく、自らのリサーチで新しい戦略を描けるかどうかが勝負だと考えています。そうしなければ人材の確保と定着もさらに難しい時代へ進むでしょう。デジタル技術者もこれからは争奪戦です。各企業もデジタル化を積極的に勧めなければ市場競争に負けます。しかし人材の確保は大手企業同士でも競争となり、人材の流動性が今以上に高まるでしょう。やはり何らかの独自の施策がなければ、人が資産のIT業界で勝ち組に残っていくことは段々難しくなっていくと思われます。団塊の世代が切り開いてきたIT業界も、これから将来に向けて次の世代が業界を引っ張る時代となってきています。これまでになかった新機軸のビジネスも変革期には次々と誕生すると考えますので、抵抗感を抱かず、どんな分野もチャレンジして切り開いていく覚悟を持ちたいものです。弊社にはまだまだ成長の「のびしろ」が存在しますので、着実に、そして積極的に成長路線をひたすら駆け上っていきたいと思っていますので、どうか御期待下さい。

2019年7月2日火曜日

呆け防止

今年の初旬頃から、大阪に住む長女から毎週末に様々な形式のクイズがスマホで送られてきます。その日の夕方に回答は送られてきますが、しばらくの時間は強制的に考えさせられます。まさに呆け防止のための訓練を娘から強いられているようですが、私がクイズ大好き人間なのは娘も分かっているので毎週送るのだと思います。自分では呆けていないつもりでも、年齢的にも呆けやすい年代なので日々頭脳は使っているつもりですが、子どもは自分のこと以上に父親のことが心配なのでしょうね。私自身は何でも考えることや議論することが大好きなので、なるべく毎日多くのことを頭脳にインプットするように私なりに心がけています。毎日ブログを書くのが楽しみで苦にならないのは、私の能力の範囲内で引き出しの中に詰め込むようにしているからだと思います。今年から毎朝起床してから日記を付け出しましたし、6時25分からテレビ体操も毎日継続しています。起床時間は1年365日朝4時で、5時まではNHKのラジオ放送を聴いています。それから昨日の日記を書いているわけです。毎朝、出勤前にトイレ掃除してから家を出ます。色んなことを積み重ねて、毎日習慣づけて行動することが呆け防止に繋がれば幸いです。

2019年7月1日月曜日

舞台づくり

私の知人で、テレビ局などの舞台づくりを専門にしている経営者がいます。テレビの番組も舞台をつくる裏方さんの存在があってはじめてエキストラの演技が脚光を浴びるのです。同様に普通の企業も、エキストラである社員の皆さんが自由・闊達に仕事ができる舞台を提供するのが裏方であるスタッフの役割です。そのスタッフを取りまとめて番組の舞台を決められた時間内に仕上げるのは熟練の技だから可能なのだろうと思います。スタジオのセットを一度見学させて頂くことになり社長に電話すると、前日が徹夜作業だったのか午前中自宅で寝ていることもあり、不規則の仕事だからなのか今だに見学は実現できていません。番組のエキストラの仕事時間も不規則なのでしょうが、裏方の仕事はもっと不規則な環境のように思われます。同世代でお互いに経営者なので遠慮なく話が出来ますが、テレビ業界と我々の業界では随分仕事の環境が違うようです。我々は普通に放送されている番組を何気なく観ていますが、舞台づくりの裏方の苦労を知るのも大切かと思い、近く見学会の開催を企画する予定となっています。