2019年7月24日水曜日

生きる

大学時代に黒澤明監督の「生きる」という映画が流行っていた時期がありました。製作された時期はもっと前でしたが、なぜ当時流行ったのだろうと今になって考えるのです。PCもスマホも無い時代ですから、日々色んな楽しみをして過ごしていたのだろうと思います。最近、「生きる」という価値が人々にどのように捉えられているのかと疑問に感じたりします。折角、与えられた自分の命なので大切にしなければならないのですが、生きる意義を少し明確にしてみるべきではないかと考えます。人間は「幸せになるために生きる」のだと思うのです。だから常に何らかの人生の目標を持つことが大切なのです。仕事も義務だと考えると面白くないので、生きるための権利だと解釈すれば少しは積極的な気持ちになれますし、自分なりに面白くする事も可能です。しかし、ただそれだけでは幸せな気持ちになれないので、色んな日々の目標を掲げて、達成したら自分にご褒美を上げれば少しは満足した気分になるのではないでしょうか。少しでも幸せな気持ちになるために毎日を過ごせば、人生の目的意識も芽生えて生きる力も湧くと思うのです。それと社員の皆さんに「息抜き」をしなさいと話していますが、長い人生には心の余裕を持つことも必要です。

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