2021年12月28日火曜日

年末のご挨拶

前略

 早いもので本年も残すところ、あとわずかとなりました。

皆様には1年間大変お世話になり、心より感謝申し上げます。

2021年も話題豊富な年でしたが、私自身にとっても半世紀ぶりに連絡が取れた何人かの知人がいました。

ネットはセキュリティ事故が多い反面、検索で思いもかけない人との出会いも生まれます。

年齢を問わずデジタル技術を広く国民が自由に使えるようになれば、国民の幸せの輪がさらに広がることでしょう。

おそらく近い将来には、ボタン一つでTV画面を通して国内外の人と自由に対話ができるようになることが考えられます。

人・物・金がネットを通じて自由に往来できるようになってきたからです。

リアルとバーチャルでの臨場感の違いはありますが、年齢相応に戸外で活動すればよいわけで、人々の営みも工夫次第でこれまでにない活用方法が生まれることでしょう。

デジタル社会において人々の様々な生き方が模索できると思います。

では来年もどうぞよろしくお願い致します。

皆さまのご多幸を心よりご祈念申し上げます。

草々

 

 

 

2021年12月27日月曜日

年末に際して

 今年も残すところ出社日はあと1日となりました。コロナ禍が1年を覆ったせいかあっという間に年末を迎えました。東京オリンピック・パラリンピックもコロナ禍で開催が危ぶまれましたが、結局、無観客で開催する運びとなりTVで応援する事態となりましたが、お茶の間がコロナでの暗いムードを払拭してくれたように思います。

しかし、新型コロナの異常事態宣言が告げられる中で、医療崩壊とも言える夏場の自宅療養中で大切な命を失われた多くの人がいたことも我々は忘れてはなりません。人はどんなに経済的に裕福でも人命はお金には換えられません。健康でさえあれば周囲の援けで人は生きていくことは可能です。

地球温暖化による異常気象で地球人の生存権さえ奪われかねない時代が到来しないように、CO2の排出量を減らすことに尽力し、再び地球人がオミクロンのような新型ウイルスのターゲットとならないことを願います。この2年間は新型コロナで始まり、新型コロナで終わりましたが、2022年はインフルエンザ並みに感染予防が整備されることを期待します。

2021年12月24日金曜日

猫の話

最近、コロナ禍もありペットブームだと聞いています。中でも猫の飼い主が急増しているそうです。犬の数を猫の数がペット数として抜いたようです。つまり都会に住むマンション住居者においても留守番させるには猫の方が飼いやすいとのことです。私の子どもの頃は猫も屋外で飼っていたので部屋に閉じ込めて飼うのは理解できませんが、都会生活では止むを得ないのでしょう。

実は私の高校時代の友人が田舎でこの春にメス猫を飼い始めました。ところが程なく妊娠して5匹の子どもを産んだようで、母猫と5匹の子猫の成長記録を毎日ブログに上げてきました。毎日のように市販の餌を規則的にあげているうちに、子猫も大きくなり母猫と変わらないほどに成長しました。この1年ずっと様子を窺ってきましたが、つい最近に親猫が突然行方不明になったようです。

飼い主の友人は狸か他の動物に攻撃されたのか、姿を見せないオス猫に付いていったのか原因がわからないようです。これまで子どもが成長するまで親子で仲良く過ごしていたようですが、最初から大事に育てた母猫が突然いなくなって寂しいようです。猫は死が近いと人の目を避けて死んでいくと言われています。そのようなことを彼も話していました。

2021年12月23日木曜日

落し物

今日は思いかけず1か月前の落し物が見つかりました。病院で診察中に落としたみたいですが、最初は落とした当日の足取りを病院をはじめ追ったり、交番に遺失物の届けをしたりと随分探しました。もう諦めていたのですが、病院からの電話に驚きとともに安堵感を抱きました。

人から見れば大したことはないのですが、悪用されない形で出てきたことに大変感動しました。病院にはちょっとしたお礼をしたのですが、あまりにも偶然に見つかったことと、ご丁寧な連絡が自宅に二度もあったことに感謝の気持ちを伝えたかったのです。

現在、今回、落し物が見つかったところは総合病院ですが、その病院には人間ドックから歯科診療や内科でも時々お世話になっています。最寄りのJR駅からは離れていますが、かかりつけの医院を含め、自宅から徒歩圏内に大体の医院が揃っていることは大変便利です。

何でもない話で本日は終わります。


2021年12月22日水曜日

子ども家庭庁

いじめ、虐待、不登校、貧困への対策を実現するため、愈々23年度に「子ども家庭庁」が創設されるようです。遅すぎた感もありますが、将来を担う子どもたちのために必要なお役所だと思うわけです。昨日のNHK・TVで、東京新宿の歌舞伎町に「トー横」という家出をしてきた子どもの溜まり場があることを初めて知りましたが、もっと事実が報道されるべきだと感じました。

何十年も前から学校での子どものいじめや虐待が問題にされてきたにも拘らず、学校側も気が付かずに問題が放置されていることが多々ありました。このような現状においては、行政側がもっと主体的に問題に関わるべきだと思われます。問題が放置された結果、不登校に及んで義務教育における教育の格差を生じさせることになります。

また家庭問題で生じた母子家庭による貧困においては、子どもの生活を保護するとともに教育の機会を親の収入の多寡に関わらず平等に与えることが大切だと思います。現代社会において 貧困にはやむを得ない事情もあり、子どもにしわ寄せが及ぶべきではないと考えます。日本国憲法が謳っている基本的人権の保障はそのことを記しています。

2021年12月21日火曜日

ティール組織

 日頃から会社を経営している時、常に何百人、何千人の会社だという認識で経営しています。そのためにスタッフはプロ意識で仕事に臨むことで、会社の規模にもかかわらず能力は成長していきます。組織はできるだけフラットにして、全体的に情報が見えるように考えています。

最近、ティール組織の是非が論じられますが、業務の効率と生産性やスピードを高めるにはティール組織の考えは有効的だと思います。問題のたらい回しや先送りは、相手先(顧客)の立場も考えて一番避けなければならないのです。役割と責任を明確にすることは、それぞれの職場においても大変重要なことです。

コロナ禍でデジタル化が一気に進み始めました。コロナが収束しても世界のデジタル化の流れは止まりませんので、アフターコロナで日本が世界の潮流に付いていけるかが来期以降には必ず問われてくると思います。オンラインツールをフルに活用して自社の競争力を失わないことが最も大切なことだと思います。

2021年12月20日月曜日

「青天を衝け」

 NHK大河ドラマ「青天を衝け」も第1回から楽しみに観てきましたが、来週は愈々最終回のようです。昨日の放送は明治を終わって大正時代に差し掛かったところでしたが、日本中が日清・日露戦争の勝利に湧きだっている時期だったのでしょう。ちょうど伊藤博文が韓国人に暗殺されたりする中で、軍部が次第に政治への主導権を握り始めかけているように感じられました。

その中で渋沢栄一は、政治の上層部と軍部の一部が日本の領土拡大に走り始めていることに危惧を抱いて、彼が一民間人として反対を表明している場面がありました。おそらく彼の死後に徐々に中国大陸への進出へ日本政府が舵を切り始めたものと思われます。近代では国連加盟の下で国家として許される行動ではありませんが、当時の日本は徐々に軍国主義の国へと変遷していったようです。

幕末から明治維新の激動期に掛けて500余り事業を起こした稀有な人材、渋沢栄一という人物には大変興味を抱きました。国家の産業を発展させることは国家間の和平への道を開きます。渋沢栄一の意に反して国の財政を軍事費につぎ込み過ぎたために、やがて領土拡大のため中国への進出し、結果として欧米諸国との戦争へと発展してしまったのです。

 

 

 

2021年12月17日金曜日

名経営者に学ぶ

実業界では超有名な方なので知らない方はいないと思いますが、元日立のCEOで現在は名誉会長である川村隆さんのインタビューを視聴しました。日立製作所が7,873億円の純損失を出した頃に、大規模な経営改革を託されて白羽の矢が立って社長に就任されたのが御年69歳だった川村隆さんでした。現在は81歳ですが今でも大変ご健在です。

その後、見事に日立製作所はV字回復して順調に業績回復へと繋がりました。後任は7歳年下の中西宏明さんですが、これまた超有名な方で経団連前会長でしたが、惜しくも御病気で帰らぬ人となられました。家内が元日立出身なので知人も多く、多々学ばせていただきました。

このお二人は経営者として今でも立派な方だと思っています。その川村さんの経営者論としての訓話が長時間でしたがとても為になりました。川村さんは「企業は戦略、戦略は人、故に企業は人に依る」であることを強調されていました。また「小には情、大には理」という表現に、沈みかかった戦艦を大規模リストラされたご苦労を感じました。


2021年12月16日木曜日

公文書

公文書の改ざん事件に漸く政府が動いて訴訟への和解に道が開かれた模様です。事件が発生して以来何年も掛かりましたが、改めて罪の重さを関係者は再認識されるでしょう。公文書の改ざんを指示したキャリア幹部が、職責を全うする部下を死に追いやった事件は決して許されるべきではないと思います。

昨日、50年になるロッキード事件を振り返るオンライン対談に参加しました。当時の贈収賄事件に伴う金権腐敗は政・官・民間にはびこんでいました。私も一時身を置いていた建設業界では汚職が裏ではまかり通っていました。摘発されるたびに時代とともに浄化され、今では事件が摘発されることもほとんど少なくなったようです。

戦時中の機密文書のほとんどが敗戦後に軍部によって証拠隠滅のため廃棄されたと言われています。公文書は記録として保存が義務付けられているのですが、真実を改ざんすると虚実として保存の価値は無くなります。キャリア幹部が虚偽と分かっていながら、故意に文書を改ざんしたとなれば当然に犯罪行為となります。


2021年12月15日水曜日

新規事業

次世代は脱炭素に伴うエネルギー革命が避けられない時代となりますが、同時に昭和・平成時代に代わる産業革命が新たに起きることになるでしょう。来るVUCAの時代を生き抜くために、産業界も新規事業の創出にかなり熱心に取り組み始めています。デジタル産業の担い手である我々もその流れを先取りしていかなければなりません。

アフターコロナにおいて新規事業の創出のために既存産業界から人材の流動化も加速するかもしれません。当然、新規学卒者も成長力のある産業界を求めて動くことでしょうし、成長が望めなければ途中で転職する若者も増えてくるでしょう。今後重要なことは、欧米に倣って日本人の賃金所得を増やすことだと思います。そのためには生産性を上げて、一人当たりの稼ぎ高と利益を増やすしか方法はありません。

残念ながら生産性が非効率なのか日本人の賃金所得が30年近く横ばいとなり、円安に安心しきっている間に海外と比べて購買力も年々弱まっています。産業界のデジタル化も今後の課題ですが、昭和時代と違って平成・令和時代生まれた日本の若者にビジネスチャンスは十分に期待が持てると考えています。昭和時代の諸先輩が若者をサポートすることで新しい時代を切り開いていきましょう。

2021年12月14日火曜日

クラシック音楽

 日曜日のN響コンサートを視聴しました。久々にベートーベン交響曲第5番を94歳のヘルベルト・ブロムシュテットの指揮で聴きました。演奏会場はサントリーホールでしたがコロナ禍にも拘らず客席は混んでいました。第5番の運命は迫力もあり、ベートーベンの作品の中でも大好きな交響曲の一つです。最近はコンサートへ行く機会も減りましたが、映画音楽とともにクラシックは好きな音楽のジャンルの一つです。

近頃はスマホアプリでクラシックを日常頻繁に聴いています。クラシックほど大好きな音楽のジャンルのですが、リアルのコンサートへも最近は行かなくなりました。その点、N響のコンサートを自宅で視聴できるのは大変嬉しく思います。2003年頃のヘルベルト・ブロムシュテットは76歳でしたが、当時の演奏状況を見ると普通の人より10歳は若く見えました。

94歳の今でもご健在で、指揮棒は持たず大きな手でN響楽団員と一体となって最後まで演奏を続けているお姿にTVで鑑賞している私たちも感動しましたが、ホールの観客の拍手もしばらく続いて絶えませんでした。さて、そろそろ年末の第9を聴ける日が近づいています。できれば以前のようにリアルで、とは思いますが今しばらくはご無沙汰のようです。

2021年12月13日月曜日

東京オリパラのレガシー

本日は、今年の8,9月の新型コロナ禍が猛威を振るっている最中に開催された、東京2020オリンピック・パラリンピックにおいて、「日本は未来に何をレガシーとして残していくべきか」というテーマで、イベントを裏方として技術的に支えられた各界の皆さんを迎えて、開催後を振り返りながらの講演会でした。

今回のオリパラ開催中に世界からのサイバーアタックは4億5千回に及び、ロンドン五輪の2倍ものサーバーアタックにも関わらず、無事に問題も起きず大会が閉幕できたようです。コロナ禍で無観客の大会でしたが、大会を盛り上げるための様々な工夫が最新のデジタル技術を活用して行われたことの裏話を少しは納得できました。

大会期間中は多くの日本人がテレビにくぎ付けされましたが、特にパラリンピックでの車いすで障害を抱えた選手たちが汗を流して大活躍している姿には、世界中で大変な勇気をもらった人々が過去に例がないほどいたのではないでしょうか。放送の力をあらためて感じさせられたのが世紀の最大のイベント東京2020オリパラでした。




2021年12月10日金曜日

12月10日の大事件

1968年(昭和43年)12月10日、今から53年前の今日、東京の府中市で3億円事件が発生しました。現金輸送車が偽の白バイ警察官に奪われた事件ですが、度重なる捜査にも拘らず、1975年(昭和50年)12月10日に未解決のまま事件は時効となりました。世紀の大事件でも当時は僅か7年の時効ですからあっという間でしたが、高齢だと思われる加害者も今は存命かどうか・・・。

その事件を契機に現金を運ぶ際は警備会社へ依頼する時代へ変わりました。と同時に、徐々に現金振り込みの時代へと進化していきました。私が社会人として入社した時代も3億円事件の後でしたが、会社の現場事務所では給料日は支店から振り込まれた現金の袋詰めをして一人一人の社員に配っていました。

今考えると想像もつかないほど危険そのものですが、今と違って良かった点は、給料日に妻へ現金の入った給料袋を渡すと、嬉しそうにぺっこりお礼に頭を下げてくれたものです。家計に充てるために畳の上に安月給のお札を並べて微笑んでいた妻を今でも思い出します。その点、給与の振り込みは安全だけど、昔に比べて有難みも薄いのではないでしょうか。

 

 

2021年12月9日木曜日

表現力

 最近、地方のFMラジオ放送に2度ほどインタビューで出演しましたが、ボソボソ声の上にさらに表現力の下手な自分に改めて気づかされました。内容は小学校、中学校の思い出について話す番組でしたが、カラオケと同じで滅多に聴かない自分の声にはどうしても慣れません。

人前で語るより文章で表現する方が気が楽です。このブログも10年以上、投稿数も4千回以上続けていますが、文筆家と違い全く上手ではありませんが書くことは極めて簡単です。社内で社員の皆さんの前でお話をする時も事前に必ず原稿を用意します。

結婚式での主賓の挨拶も堅苦しい挨拶を述べるのは苦手なので緊張したりします。一度、原稿なしで結婚式の本番に臨みましたところ、会社の同僚からいつもの挨拶より素晴らしいと言われました。 本来は原稿なしで話した方が自然な言い回しでいいのでしょうが、つい話が長くなってしまいます。

語りが旨いTVの司会者やアナウンサーの仕事だけは自分には向かないと職種だと思う次第です。政治家は失言したり、口下手の人も多いので自分に似ている思うと安堵したりします。今日も採用の面接を行いましたが、こちらの質問を聴く方は楽でも咄嗟に応える方は大変です。

2021年12月8日水曜日

責任論

 先日、何かのコラムで前日本ハムファイターズ監督の栗山氏の言葉を拝見しました。その中で印象に残ったことは、「責任を取る」ことよりも「責任を果たす」ことに力点を置いて監督業を引き受けてこられたということです。責任ある立場にある人が、責任を取って辞めることばかりで責任を果たそうとしないケースを世間ではよく見かけます。自分の都合を優先して周囲を顧みないことも同じことです。

本日は日本が太平洋戦争に突入して開戦30年に当たりますが、今一度為政者は国民のために世論にしっかり耳を傾けて政治責任を果たしてほしいところです。最近、民主主義社会と言えども、国民の分断が見られたり、強権政治で民主主義が犠牲になっている国々が増えているような気がします。つまり国家が右傾化へ走っているように見えるのです。

産業界でも企業が不祥事を起こしてリーダーが責任を取って辞めたりしますが、本当に経営者として経営の責任を果たしてきたのかという印象を抱きます。学校も家庭も同じことで、校長なり親が子どもの養育の責任を十分に果たすことを今一度真剣に考えるべきだと思う次第です。学校や家庭が責任を果たさないで子どもがまともに成長するとは思えません。

 

2021年12月7日火曜日

人間関係

社会人として若かりし頃、様々な性格の地元経営者とビジネス商談で直接対話を経験してきましたので、社内外とも人間の好き嫌いは基本的にありません。ですから人間関係で悩んだことは若いころからあまりありません。どんな人でも自分より優れた長所は必ずあるので、なるべく弱点より長所を見るように心がけています。

人に騙されやすいと家内には言われますが、先ずは相手を信頼するしかないと考えています。自分が相手を信頼すれば裏切られることも少ないはずです。世の中にはいろんな人がいますので、初対面では気を付けて騙されないことも大切です。ソーシャルスタイル理論というのがあり、人間のタイプには4通り特徴があるようですので心理学も参考にしましょう。

占いは信じないタイプですので、家内から告げられた時は参考程度にしています。ネット社会は詐欺らしい誘いが多いので細心の注意が必要ですが、最近はコロナ禍で窃盗事件が多発しているようにも感じます。家庭環境に問題があるのか、我々の若い時代には考えられない故意による事件が増えているように思われます。





2021年12月6日月曜日

市場価値

 人生100年時代を迎えて、60歳以降の人生をどのように生きるかが問われています。日本は大企業の終身雇用が長く続いたために、諸外国に比べて人材の流動性が極端に低くなっています。1社で長く働くことで結果として定年後の再就職も難しくなっているのが現実です。

できれば入社後10年くらいで社外へスピンアウトするくらいの人材が、これから先はもっと増えなければ日本企業の全体的な成長は難しいと思います。中小企業の経営をしていると、大企業で育った人材が自分の可能性を十分に生かせずに犠牲にしていることがわかります。

外資系の人材は転職によってキャリアパスを他社で活かしてさらにステップアップを目指しますが、日本企業の人材は保守的で定年まで村社会に浸ろうとします。愛社精神は否定しませんが、外部でも実力が発揮できるような人材でなければ市場価値がないことを意識すべきです。

 

 

 


2021年12月3日金曜日

時代の変化

今日は長年お付き合いしてきた某銀行のご担当の方が出産による育児休暇に入るため、後任のご担当の方を引率して来社されました。これまで歴代のご担当の方は男性ばかりでしたが、弊社40年目にして初めての女性のご担当でした。

男女雇用均等法に加えて働き方改革やジェンダーギャップを無くそうという近年の世の風潮は大変望ましいことだと思います。長年、会社を経営していますと、自社の歴史の推移とともに歴代の銀行の担当者様との多くの対応などが目に浮かびます。

人の成長に合わせて会社と銀行の関係も時代とともに大きく変わります。かつては銀行も全盛時代では今のような対応ではなかったと思います。時代の変化で産業界が変わるとともに金融機関も顧客姿勢が変わりました。

労働者不足が徐々に叫ばれる中で、女性の労働力を活用しなければ企業経営が成り立たなくなる時代です。培った優秀な人材を止めさせないで、企業が成長する牽引力として如何に女性に活躍の機会を与えられるかが問われています。

 そのためには企業は女性が働きやすい環境づくりを目指していかなければなりません。本日は金融機関も変わりつつある現状をお聴きして安堵した次第です。


2021年12月2日木曜日

ゼロカーボン

今日は脱炭素と再生可能エネルギーの問題についてのオンライン配信に耳を傾けてみました。カーボンニュートラルの実現に向けて脱炭素への対策とともに、今や世界中が未来の市場に向けてEVと蓄電池の投資を競い合っている印象を感じます。

果たしてこの分野で日本が欧米との市場競争にどこまで挑めるのかが注目です。最近、お客様からも再生可能エネルギーの分野へ社内リソースを少し検討してみてはという話があったり、関連するDXへのご相談が増えています。

今後ITで電力を効率的に制御コントロールしたり、脱炭素への取り組みにセンサーテクノロジーはこれから大いに期待される技術だと思われます。非常に高度な分野なので我々が新たな先進技術をコラボでサポートできればと考えています。

その意味で本日のオンラインセミナーは大変参考になりました。地球温暖化防止のために脱炭素化への取り組みは欧州が先行しています。日本は欧州と違って今後も火力発電に頼らざるを得ない事情のようです。

しかし如何にCO2の削減して効率的に再生可能エネルギーを確保していくかが課題です。もっと環境分野へ意識を高めて、新たな経営ビジョンのビジネスにつなげていきたいと思います。

 

2021年12月1日水曜日

お墓参り

 先日、TVの「徹子の部屋」で80歳になる男性の芸能人の方が、20代の頃に渥美清さんの付き人として若い頃に大変お世話になったと、亡くなられてから毎年欠かさず命日にお墓参りをしているという話をされていました。

至極当然の事ですが、毎年お世話になった人のお墓参りをするのは確かに大事なことだと私自身あらためて納得させられたのです。早速、私自身が大変お世話になった人の命日を再度調べて、年内に月命日にお墓参りをすることにしました。

考えてみると3回忌まではご家族から連絡がありましたが、7回忌は遠慮をなさったのか、こちらもすっかり忘れてしまっていました。生前中は頻繁にお世話になっていた人でしたので今後は毎年お墓参りをしようと、80歳になる芸能人の方に気付かされたのです。

私は祖父母育ちなので両親との縁は感覚的に薄いのですが、あらためて祖父母と両親の命日を仏壇の位牌を見ながらスマホに書き留めました。これからは大事な人の命日を毎年忘れることもなくGoogleカレンダーが否応なく教えてくれることでしょう。

幸いにも妻が私以上にご先祖の事をしっかり記憶していますので助かっています。在宅勤務で得られた情報の話でした。