2021年12月22日水曜日

子ども家庭庁

いじめ、虐待、不登校、貧困への対策を実現するため、愈々23年度に「子ども家庭庁」が創設されるようです。遅すぎた感もありますが、将来を担う子どもたちのために必要なお役所だと思うわけです。昨日のNHK・TVで、東京新宿の歌舞伎町に「トー横」という家出をしてきた子どもの溜まり場があることを初めて知りましたが、もっと事実が報道されるべきだと感じました。

何十年も前から学校での子どものいじめや虐待が問題にされてきたにも拘らず、学校側も気が付かずに問題が放置されていることが多々ありました。このような現状においては、行政側がもっと主体的に問題に関わるべきだと思われます。問題が放置された結果、不登校に及んで義務教育における教育の格差を生じさせることになります。

また家庭問題で生じた母子家庭による貧困においては、子どもの生活を保護するとともに教育の機会を親の収入の多寡に関わらず平等に与えることが大切だと思います。現代社会において 貧困にはやむを得ない事情もあり、子どもにしわ寄せが及ぶべきではないと考えます。日本国憲法が謳っている基本的人権の保障はそのことを記しています。

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