2023年7月31日月曜日

朗報

 7月29日(土)に4年ぶりの隅田川花火大会が開催されました。およそ103万人の人出だったようですが、久しぶりに連発される花火を見て、一体打ち上げ台はどのような仕組みになっているのだろうと不思議な気がしました。コロナ禍で中断していたとは言え、国内最大級と言える隅田川の花火大会を観て、漸く動き出した経済活動の躍動感みたいなものを感じました。

本日は横浜のみなとみらい地区でも花火大会が開催されるという情報を朝方に聞きました。近年、デフレ経済が続き日本経済が伸び悩む中で花火大会もかなり縮小されてきましたので、庶民にとっても花火大会の実施は朗報でもあります。10年近く前は弊社のオフィスからも海が一望出来て、年に数回の花火大会も観覧できましたが、現在はビル群に眺めが遮られてしまいました。

首都圏を中心に横浜地区もこの10年オフィスビルが随分増え居住人口も増えましたが、郊外から中心部への集中が都心の地価高騰をもたらしているようです。周辺には大型の物流センターも建設され、新設の道路網の整備工事を拝見するに一体どのような未来を見据えて都市のインフラ計画がなされているのか不思議な気がいたします。

今後、円安が定着していく可能性は否定できないので、日本の持てる技術でSDGsを想定した未来社会へのインフラづくりで途上国に支援できれば海外との関係構築や平和にも貢献できるのではないでしょうか。日本はブルーオーシャンの世界で知的イノベーションを発揮して交易を果たすべきだと考えます。これからも前向きに朗報を招きたいものです。

2023年7月28日金曜日

心意気

 マーケットは敏感ですね。と言いますのは日銀の植田総裁の一言、長期金利0.5%越え容認という姿勢で銀行株が一斉に値上がりしました。しかし民間企業的には金利が上がるというのはマイナス要素なので円高とともに本日の日経平均は下落してしまいました。その点、米国株は下がっても戻りが早いのは米国株の強さを感じます。

一つ、最近残念なことは日本の国民が米国株ばかりに注目して投資していることです。祖国日本の事を第一に考えれば日本株にもっと目を向けるべきだと考えますが、日本の政治や企業体質の変わらなさを敬遠している人も多いはずです。漸くデジタル後進国として気が付きだしましたし、ジェンダーギャップの実態も明らかになって漸く認識してきました。

これまでは日本が「井の中の蛙大海を知らず」でも何とか国内市場で食べてこれましたが、愈々国家としても家計のやりくりが大変なことに気付き始めてきたのです。何故そうなったのか明確な理由はわかりかねますが、大きくは他国から学ばないで今日に至ったからだと考えます。戦後の日本は欧米に追いつくために国民がひたすら努力して成長を目指してきました。

その志をもう一度蘇らせる手立てはないのでしょうか。私が思うに、日本の近代史をもっと子どもたちに教育の場で詳細に伝えるべきではないかと考える次第です。先の戦争を知らない世代に祖国のために戦った多くの若者たちの心意気を教えてあげることは、これから日本を背負っていく子どもたちにもきっと生きる勇気を与えるはずです。


2023年7月27日木曜日

子どもの権利

 子どもは親の所有物ではないのですが、親の都合で離婚後に元夫婦が子どもの親権を争うことが多々見られます。私も小さい時に両親が離婚して暫く母子家庭で育っていました。しかし母は父方に私を預けてしまい、結果的に再婚後も私を引き取ることが叶いませんでした。つまり物心がつけば子どもは自由に自分で選択することができるからです。当時、協議離婚では法律的に親権が父方にあったのでしょう。

夫婦が離婚して一番犠牲になるのは子どもです。私自身が子どもの頃に両親の離婚で子どもながら感じてきたからです。高校卒業まで祖父母に育てられましたが、結果的には父と後妻の間で育てられなくて良かったと思います。その経験もあり、結婚して子どもができたら何があっても子どもの事を優先に考え、自分の勝手で離婚してはならないと心に決めていました。

幼少時に育った田舎では周囲でも離婚の話は殆ど聞いたことがなく、私の両親の離婚は特別のようでした。つまり両親が幼少時から育った環境の隔たりが離婚原因として一番大きかったのではないでしょうか。本人同士から実際に原因を聴いたわけではないので真相は定かではありませんが・・・。子どもが誕生したら、両親は責任をもって育てなければなりません。

たまたまニュースを見て感じたことを書きました。

本日も最後までお読みいただき有難うございます。

2023年7月26日水曜日

戦略

今後、労働人口の減少を補うにはあらゆる分野に遠隔操作と無人化がキーになると思います。EVは勿論ですが、陸上交通も海上交通も自動運転などそのうちに普通になるでしょう。宇宙探索も、最悪の場合、国家間の戦争も無人化で領土へ侵略という現実も無視には出来ません。一番怖いのは核戦争ではないかと思います。核廃絶には程遠い世界情勢ですが、唯一の被爆国である日本の役割は大きいと考えます。

生成AIの進化で従来の仕事が無くなるという説は聴きますが、労働人口の減少が避けられない中ではAIをうまく活用することで経済問題の解消を考えていきたいものです。政府の指標では経済成長しなければ国の収支が維持できないとされています。今こそ、一人当たりのGDPをどのように増やしていくかを経済戦略として描かなければならないと考えます。韓国の一人当たりのGDPが日本を上回った現在を凝視すべきです。

IT後進国と言われている日本はマイナンバーの導入も手間取っています。つまりデジタル国家戦略が遅々として進まなかったから現在があるように思われます。経済成長の基盤になるのがDXのようなデジタル戦略ですが、日本政府は早い時期からあまり注目してこなかったITの歴史があります。しかし技術の進歩は待ってくれないので、政府のこれからの動きに期待しています。労働人口が更に減少する日本だからこそ世界に先駆けて日本発の生成AIの活用が注目されます。 

2023年7月25日火曜日

エネルギー問題

 今年も各地に記録的な水害や猛暑が起きています。日本だけでなく世界的にも気候変動による水害や猛暑は起きているようですが、この状況は集中する地域は変わりますが、毎年ずっと続いているようです。今後、発生する台風も規模や進路次第では対策や注意が必要です。かつての梅雨期はしとしと降る長雨で済みましたが、近年のような線状降水帯という現象はありませんでした。

積年の地球温暖化による大気の不安定さがこのような異常気象をつくり出すものと思われます。EVの普及で排気ガスによる二酸化炭素の排出量は減少しますが、化石燃料による火力発電所の設備が一向に減らないのが問題です。再生可能エネルギーもこれまで太陽光発電に多くを依存してきましたが、山崩れによる水害リスクがあることが理解されました。

幸いにも猛暑による計画停電などの要請はありませんが、中東原油の輸出抑制がエネルギー価格の高騰を招いて一次産業をはじめ様々な産業にマイナスの影響を及ぼしています。岸田政権では原発の再稼働に当初は積極的でしたが、福島第一原発事故以来12年が経過した現在も、事故による損害賠償の訴訟は継続し、再稼働への世論が盛り上がらないのが現状です。



2023年7月24日月曜日

成長

約1か月ぶりに週末2泊3日の予定で娘とワンちゃんが帰省してきました。まだ1歳に満たないワンちゃんですが、生後3か月の頃は1キロに満たない体がいつの間にか体重が3.5キロとなったようです。人間だと小学生くらいなのでしょうか、その割には未だに時々指定の尿マット以外の場所に漏らしてしまいます。娘は都内で会社勤めをしながらワンちゃんを買っているため、当初は妻が時々世話係で行っていましたが最近は幼稚園に時々預けるようになり、幼稚園がすっかり好きになったようです。

今どきの犬の幼稚園は送り迎えから家庭訪問まで、しかも習い事も覚えさせられるし、まるで人間の幼稚園そのもののようです。 人間も親が仕事に出掛けると学校から帰っても「鍵っ子」で親が仕事で遅くなると一人で留守番をすることもあります。母親が子育てで家事が犠牲になる現実は変えなければなりません。子どももペットと同じように一人放置しているのは良くないと思います。育てる環境は人間もペットも共に大切だと考えるべきです。

現在、子ども食堂が全国的にもの凄い数で展開されているようですが、帰宅しても親が家にいない子どもたちが大半のようです。共稼ぎが普通の時代なので、子どもとすれ違いになるのが現状の中で学童保育などが必要とされているのでしょうが、親が不在の時間には子どももペットも幼少時は周囲に溶け込む環境を与えることが大切です。人間も動物も子どもの頃から他者と触れ合うことで成長します。

2023年7月21日金曜日

認知症

 昨日はICT勉強会で認知症研究の第一線でご活躍されている学者のお話を聴くことができました。認知症イコール、アルツハイマーで疾病として完治できない病と長年みなされてきましたが、日々医学の進歩で漸く症状を遅らせる治療が開発されてきているようです。週末でこんな話をしてしまいましたが、知人でIT企業の社長が7,8年前にアルツハイマーと診断されて、その後も悪化を辿る深刻な病にご家族が悩まされているという事実があるからです。できればボケたくないものです。

私も3年に一度は脳ドックを受診していますが、投影された脳の断面図を見れば素人でも健常者と持病の方の判断はできます。しかし、病に罹らないためにはどのような生活習慣に注意すればよいのか余り知らされていません。多くは生活習慣に依るもので肉食類が中心だと認知症に罹る傾向が強いと言われていますが、真偽のほどはわかりません。認知症は高齢化するとほとんどの人が罹る病のようです。厄介な病の一つですから用心したいものです。

認知症になると物忘れが激しくなります。確かに若い頃に比べると高齢化すると人間は確実に記憶力が衰えます。人は年齢とともに脳細胞が減少することは知られていますが、個人差は必ずあるはずです。私自身は昔の記憶を辿ることが好きなので、何十年も前の人の顔を今でも時々思い出しては内心楽しんでいるのですが、この記憶力も子どもの頃に祖母から人の顔をよく覚えていると褒められていたことが現在に通じているように感じます。


2023年7月20日木曜日

働き方

アフターコロナでテレワークが定着したことは産業界においる働き方の大変革です。オンラインで各種の会議に出席できることになって、一日の稼働時間がコロナ前には想像できない程、有効に使えるようになりました。我々の日常の仕事だけでなく、学生様の求職活動も広範囲になりましたし、我々企業側にとっても距離感なく求人活動ができるようになりました。

日本は海外に比べて国土も狭いので、日本人同士でオンラインをフルに利用してもっと活動範囲を広げるべきです。皮肉な話ですが、コロナ禍が無ければテレワークがこれほど普及することは考えられなかったと思います。未だに会社への出勤を主体にしている企業がありますが、もっと柔軟に働き方を認めるべきだと私は考えます。

リアルで社員同士が触れ合うことは人間性を育むうえで必要と思いますが、社会人として自覚することで行動も自律的に変えるような人材に育ってほしいと考えます。私もテレワークを実際に経験してみて一日が有効に使えることを自分自身で実感した次第です。働く女性を支援する上でもテレワークを企業は積極的に容認すべきだと考えます。

 

2023年7月19日水曜日

情報

 最近、若い人の中でテレビを観なくなったという話を聞きます。確かにバラエティ番組が多く、長いCMまで何度も聞かされると飽きてきます。ネットフリックスやアマゾンプライムの方がコンテンツを好きな時間に自由に選択出来るので若い人には人気です。映画も最近はデジタルで製作が容易なので次々に作品が発表されると一日の限られた時間ではテレビを見る時間も無いのでしょう。

私は逆に映画だけを観るのは面倒くさいので、テレビの好きな番組だけを録画してニュース以外はテレビは見なくて録画したものを毎日見ています。録画したコンテンツを消化するだけでも大変です。録画を早送りで長いCMも飛ばして見ますので1時間物でも意外と早く見てしまいます。現在はあらゆるところから情報を入手できますので、上手に時間を使うことに尽きます。

人はそれぞれ一日の使い方が違います。だから多くの人が様々なルートで違った情報を持っています。どれだけ正しく有効な情報を入手して時代感覚を身に付けるかが、これから先を生きていくうえで大切です。歳を取って一日が速く感じますが、充実した日々を送るには常に一歩先の計画を立てることだと思います。人に迷惑を掛けず、日々を心身ともに健康に過ごしたいものです。

2023年7月18日火曜日

志向

「身の丈志向とチャレンジ志向」。これは我が家の夫婦の在り様ですが、 45年間も一緒に同じ屋根の下で暮らしているとお互いに変わりようのない特性が分かります。どちらの志向が人生に幸せをもたらすのかと考えるわけですが、どちらにも偏らず中庸が良いというのが私の出した結論です。日本の在り方を考えてみても同様のことが言えると思います。

連休中にある人物評論が書かれた文庫本を読了したのですが、中々読み終えないので妻から読むのが遅いと指摘されました。書籍によっては展開がスムーズで集中して読むとあっという間に読み終わるものもありますが、著者の評論の意図を考えつつ自分の考えに照らし合わせながら読んでいくとそれなりに時間がかかります。

最近、我が家では戦前のイギリス映画、アガサ・クリスティーの推理ドラマや米国のお茶の間ドラマ「奥様は魔女」を再び楽しんでいます。当時の日本とはまるで想像もつかないような人々の裕福な暮らしを垣間見て驚くのですが、現在は生活レベルも大差がなくなったようです。自由貿易による国民の文明の進化はあっという間です。

では、これからもっと積極的に文明の進化を求めるのか、或いは程々に身の丈に応じた現実を謙虚に受け入れるか、どちらを私たちは目指すべきでしょうか。私はこの書籍を読んで、真の日本らしさとは何かを、もう一度日本国民自身が他国に追随するばかりでなく考えるべきではないかと考えたのです。妻が言うように身の丈を考えることも大切な事だと・・・。

2023年7月14日金曜日

帰省

 関東では新盆が7月13日に迎え火で15日に送り火として幕を閉じますが、九州の私の故郷では毎年、旧盆と言われる8月13日からお盆が始まり15日に精霊流しでお盆が終わります。実家に家族が住んでいたころには隣近所にもご家族が暮らしていましたので、お盆の8月には都会から遥々帰省して家族に温かく迎えられて一時の夏を過ごすのが若き日の楽しみでもありました。

若い社員の皆さんも、ご両親やご家族やご親戚の方々がお元気なうちにお顔をお見せすることをお勧めします。時代の流れでオンラインで済ませる方も多いとは思いますが、対面でご家族が顔を合わせることは双方が健在の時でしか叶えられないのです。私自身も若い頃には家計に無理をしてでも帰省するようにしてきました。

現在の自分は寧ろ子どもたちを迎える立場ですが、子どもたちがお盆休みに帰省してくれるのは一年の楽しみでもあります。私も家族が住まなくなった実家に帰省することは無くなりましたが、隣近所も同様に空き家の状態となってしまいました。地方の過疎化は年々拡大しているのが現状ですが、ご家族のお元気なうちに帰省をお勧めいたします。

2023年7月13日木曜日

恩返し

 本日はかつて弊社が草創期から大変お世話になった方というより、この方の存在なくして現在の弊社はあり得なかったほど、人材のご紹介から微に入り細に入りのご指導を賜った方(故人)の御ご子息で昨年12月に亡くなられた方の初盆参りでした。

ご子息は昨年の12月、寒波が接近した日に都内から伊豆へ夜釣りに出かけて、船上で心筋梗塞を起こして帰らぬ人となったのです。63歳で働き盛りの若さでしたが、葬儀にはコロナにも関わらず会社関係者から友人まで長蛇の参列者に驚きました。

今回の初盆を迎えた方のお父上には大変お世話になったのですが、実は元ロッテ球団の代表を務めた方でプロ野球界では伝説に残る有名な方でした。その方から元部下の人材をご紹介くださったり、未熟だった弊社を元部下の方々が長年に亘りご指導を賜ったのです。

本日はその恩返しにご子息の初盆に参列してきました。人は人生でお世話になった人に対して感謝の念を決して忘れてはいけないし、報いらなければならないと思うのです。

2023年7月12日水曜日

退任

 永年、業界の健保組合の理事を仰せつかって参りましたが、今年7月をめどに無事に役員を退任することとなりました。6期18年間、健保の役員として様々な業務を経験してきましたが、健康保険制度に直接関わることができて大変勉強になりました。

随分前の話ですが、少子高齢化時代を迎え、国の健康保険財政が危機的な状況に陥り、国が民間の健保組合に高齢者医療費を負担するように健康保険制度が変わったことです。備蓄していた剰余金が瞬く間に底をつくような事態に陥り、健保財政を維持するために改革を断行したのです。

特に保険料を値上げする前に、担当していた業務の支出を徹底的に洗い直し大幅な経費削減が必要となりました。役員内には保守的な反対意見もありましたが、我々の役員は改革を旗印に保養所を含め健保財政の立て直しの急先鋒となったのです。現在は保険料収入も安定し、財政も回復しました。

財政が一番厳しい時に健保の役員を続けてきたことが、結果的に公私ともに学びの機会を与えられて本当に良かったと感じています。これまでご協力ありがとうございました。

2023年7月11日火曜日

会話

 仕事柄、様々な世代の方とお話をする機会がありますが、時々世代間で話題のギャップに驚くことがあります。中には同世代の方でいつも同じ内容の話を一方的にして相手に問うことをしない人がいます。会話にならないというより、興味がない話なのでこちらとしては話題を変えたいのですが、タイミングを無くしてしまいます。「人の振り見て我が振り直せ」という言葉がありますが、ひょっとすると自分も同じようなことを相手にしていないかと思ったりします。

人は年齢を重ねると同じような話ばかりします。つまり行動範囲が狭まると新しい話題が入ってこないからです。同世代でも話題な豊富な人と逆の人がいますが、私は飽きっぽい性格なのか同じような話ばかりだと会話に詰まらなさを感じます。その点、若い方と話をしていると様々な話題が話せますので、逆にこちらが元気さをもらいます。やはり幾つになっても様々なことに好奇心を持つことが大切だと思います。

人から見たら私自身も変わった人間なのかもしれませんが、幅広い年代層の方と様々な話をすることが兎角好きなのです。そのためには面倒くさがらずに行動することと、様々な情報を常に意識して手に入れることだと思います。様々な世代の方と語り合うことで知らないことを知ることもできます。先ずは人の話に耳を傾けることが先決だということです。人の話を聴くという姿勢があれば相手は心の扉を開いてくれるものです。

2023年7月10日月曜日

ビジョン

 弊社のビジョンはニッチ市場でオンリーワン企業を目指すことですが、将来のあるべき姿に向けて少しずつ前進しています。日本企業は長年狭い国土で市場競争してきましたので、人件費の安い海外にシェアを奪われて国際競争力を失ってきました。それは規模拡大した市場向けにばかり目を向けて価格競争に至ってきたからではないでしょうか。

今、ベンチャー企業の発掘が世界規模で起きています。インドなどは世界でも一番ベンチャー企業の発掘で注目されている国です。日本もインドの人材をどのように一緒になって育てていくかが日本の生き残りのカギとなるでしょう。日本とインドの関係はこれから年々活発になっていくことでしょう。特にIT人材においてインドは人材の宝庫と言われています。

今日の米国IT企業の成長を支えてきたのはインド系の人材だと言われています。我々も今後はアジアに目を向けて人材の確保も含めて成長路線を模索すべきです。弊社も独自路線をさらに強化して国内で注目される企業になることを目指していきたいと考えています。そのためには何としても優秀な人材の確保が欠かせません。注目される企業を目指して精進して参ります。

2023年7月7日金曜日

七夕

 本日、七夕の1日は全国的にこの夏一番の暑さでした。私も午前中から来客の対応が終日続いていたのでブログの投稿ができませんでした。言い訳ばかりで申し訳ありません。

幸いにもお会いした皆さんの表情がとても明るく、対応した私自身も満足させられて有意義な1日でした。おそらく快晴の日和が周囲の皆さんの気分に反映したものと思われます。

明日もまた都内での会合のため外出の予定がありますので、本日はこの辺で失礼致します。低気圧の前線が日本列島に縦横に接近しつつありますが、どうか異常な風雨に十分お気をつけください。

本日も有難うございました。






2023年7月6日木曜日

情報力

 最近、情報力が重要視されています。しかし情報を入手する術は個々人によって違いますので、情報力に個人差が出ることは避けられません。しかし常にあらゆる方面から情報を入手することを習慣づけなければデジタルデバイドと同様に知識のデバイドが生じます。

情報のオンライン化が進み、情報の入手経路も様々で目立つようなフェイクニュースに騙されないよう、多面的に情報を入手して真実を見極めることが重要です。情報過多の時代なので信頼性のある情報発信機関であるかどうかを常に確認する必要があります。

近年、サイバー犯罪が後を絶ちませんので、見知らぬ送信には不要なアクセスをしないことが重要です。数多くのメディアの普及で情報のスピードも急速化しています。紙の媒体が情報入手する手段から年々遠ざかっているのは事実ですが、信頼性を担保する意味では必要と感じています。

企業でも社会でも正しい情報を共有することが最も大切です。常に新しく正しい情報から一人も取り残さないことが企業や社会の課題解決にとても重要となります。いつでもどこでも均質で必要な情報を入手できるよう、一企業として社会のためにお役に立ちたいと考える次第です。

2023年7月5日水曜日

親睦

 漸く巷では人が集って会食する機会が増えてきました。昼食も夕食もお店によっては予約なしでは入店できないこともあります。正にコロナ期間中とは雲泥の差です。個人的にはコロナ前とは外食の回数も激減しましたが、これもコロナが仕事のパターンを革新してくれたような気がします。しかし人がリアルに会って親睦を深めることの意義が大きいことは変わりません。

本日の昼も夜もコロナ以来久しぶりの再会ですが、リアルで会うことでお互いに気持ちが伝わるのです。先日も某銀行のトップと長時間二人きりで社外で会う機会がありましたが、人間同士で膝を突き合わすとビジネス以外の面をお互いについ曝け出したりするものですが、それが信頼関係をさらに深めたように感じます。

若い方たちも社内外の先輩方と是非、飲食を共にする機会を作っていただきたいものです。中々上司から声をかけて誘うことは時代的に難しい世の中なので、若い皆さんが積極的に自分の為だと思って自らおねだりしてみては如何でしょうか。いろんな方の話を聴くことで視野が広がり次第に自信も付いてくるものです。人格形成は自分の仕事をこなすだけでは限界があります。

2023年7月4日火曜日

通院

 月に一度の火曜日は、かかりつけの医師に薬をもらいに通院していますが、本日も人間ドックの結果表を持参して診察を受けてきました。医師はじっくり数値を眺めながら最後に一言「何でもないね」と太鼓判を押してくれました。開院以来30年くらいお付き合いしていますが、小さな個人病院なので院内はいつも空いており本日の時間も患者は私だけでした。

のんびりした院内の様子といつも落ち着いて診察する医師の対応を長年観てきましたが、いつも来世は自分でも個人病院を開業したいと思いたくなります。受付も奥様とパートの人だけで静かに事務仕事をしていますが、これで医院を営んでいけるのなら医師としての人生は最高のようです。かつて父が学生だった私に「医師になったら」といきなり語りかけたことがあります。

何も子どもの事を分からずして、希望を託すだけの父の様子に反発して私は終始無言で聴いていました。父自身も波乱の人生を歩んできた結果、もし人生をなり直せるならば自分も医師になっていればという儚い希望が、おそらく私に語りかけた時に心の隅にあったのでしょう。少しは子どもに将来を託していたのだろうと今になって回顧する次第です。

2023年7月3日月曜日

大学進学

 なぜ大学へ進学するのですか?と聞きますと、一般的には学歴が就職にも有利だからという答えが大半だと思います。私が世の中に出る1970年代の頃は高校卒は金の卵で、大企業の人事担当者が片田舎まで求人に来る時代でした。つまり日本経済は成長の真っ盛りで学生は超売り手市場の集団就職の時代でもあったのです。

私は家庭の事情で都会へ就職することも暗に拒否されていたのですが、大学で学びたい気持ちが強すぎて終いには実家を飛び出して強引に上京したようなものです。しかし大学を卒業するころは日本経済もオイルショックで不況となり社会に暗い影を落とすような時代でした。

勤労学生で働きながら大学を自力で出たのですが、家庭環境による経済的なハンデは学生としてとても身に沁みました。現代でも経済的な理由で進学を諦めている若者が多いのは残念ですが、大学進学の目的が学歴や就職のためではなく自由な学びが目的となってほしいものです。