2022年10月31日月曜日

成長するチャンス

正直なところ、私は政策の進め方次第で成長するチャンスではないかと考えています。中国経済も成長が鈍化傾向にあるし、ロシアはご承知の通りで、米国も軍事費の拡大とインフレが止まらない、EUはロシアからのエネルギー供給が途絶えてインフレと金利高で経済が厳しい、その点で日本は多少のインフレはありますが国民生活維持のため金利の引き上げがない、のが現状です。

諸外国に遅れていたデジタル化も進みつつありますし、DXへの必要性も漸く気が付いてきました。また人材の流動化を進めるために多額のリスキリング予算も盛り込みました。半導体のサプライチェーンが保護主義で制約を受けることを視野に入れて国産化を加速しています。課題は経営者の認識の転換が近未来に向けて可能かどうかだと考えます。

これから世の中に出てくる若者たち(Z世代とも言われる)の発想は、自由で新しいものを世の中に創り出そうという可能性を持っています。やはり学校教育の転換が一番影響は大きいと考えます。上からただ単に強制するのではなく、やる気を出させて自由にものを考える環境を与えることが重要だと考えます。若者の成長をとがめているのは大企業にも古い発想が残っているからです。

2022年10月28日金曜日

センスの良さ

 我ながらファッションセンスはいまいちですが、味覚に対する舌の感覚には自分なりに自信があります。値段にかかわらず食べたものが不味いと思ったら、口直しに別のところで食べなおすこともあります。自宅ではほとんど料理をしたことはありませんが、一緒になってから家内の料理に不満がないから敢えて自分で作る機会まで無くなってしまったのです。歳も取ったので、いざという時のために自分で作る習慣を身につけることも大切です。

独身の頃はレシピの本を買って手料理をして食べていましたし、料理を作るのも苦になりませんでした。しかし、家庭を持ってから料理をする機会もなくなり(男子厨房に入らずを絵にかいたような)ました。外歩きのサラリーマン時代の頃は、新婚当時の妻が作ったランチジャーの弁当を車の中で食べるのが毎日の楽しみでした。あれから40年余り、コロナ禍で外食がままならず遂に我が家の弁当が復活しました。

若い時ほどの弁当の楽しみはありませんが、コロナ前のように外で食べる面倒くささがなくて栄養のバランスも良いので感謝しなければ罰が当たります。子どもの二人姉妹も姉はあまり料理上手とは言えないのに、妹はかなり料理のセンスがあります。やはりファッションも料理もセンスは共通しているようです。センスは一朝一夕に身につくものではないことは自分自身を妻と比較して考えるとよくわかります。自分では食器洗いを得意にするしかないようです。

2022年10月27日木曜日

地方行脚

玄界灘に面する糸島市は福岡中心部に30分前後という近さもあり、近年なって人気の地域となり年々移住者が増えているようです。福岡市交通局の地下鉄がJR唐津線に乗り入れして、空港からも直通となり大変便利になりました。この10年の間に九州大学の研究棟も建設されて学園都市前というJR新駅もできました。また近年は糸島高校前というJR新駅も誕生し、駅前には続々とマンションや戸建てが建設中です。

糸島は弥生時代から志摩の国と伊都の国が一つになり糸島と呼ぶようになったと、友人は話していました。糸島市は以前、糸島郡前原市という地名でしたが、市町村合併に伴い竜の形をした広域が糸島市となったようです。周囲は広大な畑地となって農業も盛んで海に近いため海産物にも恵まれています。平地を車でしばらく走ると周囲には登山道が整備された1000メートル前後の山々が連なります。

私も10年単位くらいでこの地域を訪れていますが、来るたびに街並みが変化していることを感じます。友人の一人は随分前に中学の教員を定年退職してゆっくり暮らしており、もう一人の友人は一流ホテルのコックを40年余り続け、役員を務めた後に独立してレストランを開業しました。開業して14年になるお店を昨日10年振りに訪ねました。

コロナ禍で商売も大変だったようですが、この間、講演に招かれたりテレビ出演したり、大学で料理の授業を教えたりして、逆に外に出る機会が多く、忙しい日々を送ってきたと話していました。漸くコロナも落ち着きお客様も戻ってきたようです。各報道機関の取材等で顔も売れて有名人まで遥々訪れてくるお店です。確かに料理は美味しく値段は安いので地域でもかなり評判のようです。 

2022年10月26日水曜日

お城廻り

 今年の初旬からお城廻りを始めた事は何度か取り上げさせて頂きましたが、地方の特に遠方にあるお城を見学する機会は普段余りありません。今回は日本100名城の一つである唐津城をどうしても見学したいという強い思いで訪れました。

ここまで来ると、豊臣秀吉の時代に朝鮮出兵の前線基地となった名護屋城まで廻らないわけにはいかないと考え、さらに玄界灘に面する名護屋城址まで友人の車で案内してもらったのです。持つべきは友です。快くお城廻りに付き合ってくれました。

全国から集まった大名の陣地は約17万m2という、とてつもない広さだったことが分かりました。今回、豊臣秀吉の巨大な権力の強さを、お城の石積みや全国から集めた各大名の動員力などを想像してあらためて思い知りました。

2022年10月25日火曜日

お墓参り

コロナ禍で移動を自粛し、 2年半ぶりに母の墓参りに福岡へやって来ました。昨年末が13回忌だったので事前にお寺に連絡を入れたら、皆さん延期されていますのでお気になさらずに、と返事が返って来ました。

漸くコロナ禍も少し落ち着いたので、暮れに差し掛からないうちにと今回思い立ち早速動いたのです。福岡空港に降りたら青空が美しく、辺りの気温も多少温かく感じました。久しぶりの福岡入りです。

先ずは真っ先にお寺の納骨堂に安置されている母のところへ向かいました。お寺の方にお布施を渡した後、誰もいない暗くて静かな納骨堂の2階へ。余りに暫くぶりなので待ち侘びただろうとお骨入れを叩いてお詫びの気持ちを合図しました。

お参りが済んでお寺を後にしたところ、隣接した政庁跡で急に雨が降ってきました。おそらく母が会えたことが嬉しくて流した涙雨ではないかとしんみりと思った次第です。太宰府天満宮も近いところなので、ついでに参拝して来ました。


2022年10月24日月曜日

対話の重要性

中原中也、太宰治、檀一雄と言えば、明治時代の晩年に生まれて、大正、昭和と文芸界で活躍した詩人や作家ですが、酒乱でお互いに仲が悪く論争が絶えなかったという話は初耳でした。酒を飲むと中原中也は太宰治をひどい目に合わせるし、太宰治は檀一雄をひどい目に合わせたようです。でも仲が良かったからお互いにわがままな言動も許し合えたのでしょう。

三人の話を聴いていてとても愉快でしたので取り上げてみました。繊細な頭脳の持ち主である作家は時に、酒に酔うと相手の裏の裏まで読んで相手を怒らせるような頭脳的な振る舞いをすることもあるのでしょう。最近、コロナが流行して巷の飲み会も自粛されて、互いに意見を交わす機会も減りました。

意見を交わすことは家庭でも会社でも大切なことです。国家間も対話なくしてはお互いに疑念を抱くのみで課題解決へのわだかまりは無くならないと考えます。中国・習近平主席の新体制がスタートしましたが、日本政府はどのような姿勢で新体制と向き合うのか、スープが覚めないうちに本音で対話すべきだと考えます。


 


2022年10月21日金曜日

一寸先は闇

 故エリザベス女王の任命を受けて新首相に就任したイギリスのトラス首相が就任後、僅ずか44日で退任しました。後任候補が誰なのか不明ですが、これまでの実績を考えるとジョンソン前首相が適任ではないかと考えます。国内経済は10%前後のインフレで保守党政権に対する国民世論はかなり厳しいようです。

ロシアと戦っているウクライナに対してもジョンソン首相の積極的な関与が目立っていましたが、トラス首相になってからはイギリスのウクライナに対する姿勢が見えてきません。国内経済はそれどころではないようです。在住の日本人の話でも現下のイギリス経済はかなり深刻のようです。

トラス首相も大幅減税を旗印に党首選挙を闘ったようですが、現実にはマーケットから完全に見放されたようです。閣内からの財務大臣などの辞任が相次ぎ、一時は辞任しないと強気でしたが、遂に自ら辞任に追い込まれてしまいました。我々は日本の議会ばかり批判してきましたが、英国の議会も波瀾万丈の様相です。

議会制民主主義はリーダーの暴走を許さない点は望ましいと考えますが、自分の意思を貫き通せない立場の弱い点があります。大統領制が良いのか議会制民主主義が良いのか一長一短があります。我が国の場合は強引なリーダーの言動が先の戦争も引き起こしていますので、周囲の意見を傾聴する議会制民主主義が適していると考えます。

2022年10月20日木曜日

景気討論会

本日はちょうど13時から日経景気討論会をLIVEで視聴しました。企業経営者を交えた著名なエコノミストによるパネルディスカッションは、今後の経済を考える上で大変参考になりました。世界情勢の緊迫化によって、23年度は22年度に比べて経済がやや落ち込むことが予想されています。

円安は遂に1ドル150円超えとなり32年ぶりの水準に達した模様です。23年度も155円の水準で動くとみられています。しかし、円安によるインバウンド需要は確実に伸びることが予想されており、景気を押し上げる要因にもなります。23年度の株価は27000円台前後という意見が多かったようです。

サービス業の生産性の低さが国際的にも問題視されていますが、DXへの積極的な投資が実現されれば日本の競争力に繋がり経済にもプラスになるとみられています。しかし、DXを推進するデジタル人材が不足しており、今後は人材流動化への国の政策が必要です。

本日の景気討論会を聴いた感じとしては、今後の経済見通しにそれほど悲観的な声は聴かれなかったという印象でした。デジタル産業に属している私たちは日本の課題を解決していく最大のチャンスが来ていることを強く認識しなければなりません。


 

2022年10月19日水曜日

偏見

 アフリカのサバンナに生息する肉食、草食動物の生態を報道する番組は必ず観るようにしています。視聴者から観たサバンナの印象は弱肉強食の世界に映りますが、実際は命の循環だという講話を本日ある集まりで実際のカメラマンから聴き納得しました。

現実には肉食動物の生存率も地球環境の問題なのか人間による乱獲の問題なのか年々減っているようです。サバンナは肉食動物と草食動物の生存率がバランス取れていることが重要であり、単に弱肉強食という見方は偏っているということです。

人間社会を考えてみると、強大国が武力でもって小国に攻め入るのは単なる自我を優先して他人を思いやらない行動です。サバンナの世界でも弱肉動物は草食動物を襲うが生態系は循環して自然界はバランスが取れています。人間は左脳に偏り過ぎて右脳が欠けた行動をしがちです。



2022年10月18日火曜日

開会式

  本日は横浜市スポーツ協会からご指導を頂きながら健康トレーニングを実行する「Sport in Lifeプロジェクト」の開会式です。

初めての試みですが、明日から約1ヶ月半にわたり全社的に健康トレーニングを実施します。コロナ禍でメタボ症状が勤労者に散見されるようです。

私自身もコロナ前にはゆったりしていたズボンが2年余りでウェストがかなり窮屈となりました。つまり体脂肪率が在宅勤務により増えているのです。

行政の計らいも従業員の健康度をチェックする上で正にタイミング良く素晴らしいご提案でした。個人で継続的にトレーニングするのは困難でも指導を受けながら会社内での実施はお互いに協力できます。

どんな効果が出るか楽しみですが、個々人が目標を掲げて全員で声を掛け合いながら頑張りたいと考えています。今回は本当に良いきっかけを戴いたと感謝しております。

2022年10月17日月曜日

久しぶりの談笑

昨日は3年ぶりに社員の結婚式に出席しました。これまでコロナ禍の真っただ中に結婚した社員も何人かいましたが、大勢で集まる結婚式もなかなか開催できなかったのが現実です。水際対策も撤廃となり、外国人観光客の訪日が急増するとともにインバウンド需要とともに各種イベントの開催も活発化するものと思われます。

結婚式に出席して、社員とテーブルで談笑する機会が得られて久しぶりのコミュニケーションができました。社員同士も普段の仕事はテレワークなので、会って冗談も言える雰囲気はリアルならではです。多くの会社で徐々に社員が集まる機会を作ろうという動きが出ているようですが、柔軟に対応していくことが大切です。

テレワークで家庭の有難さも家族との良くも増えましたが、社員が集まってコミュニケーションを図り、場を盛り上げる機会はもう少し先になりそうです。これからは臨機応変に自律的な働きを進めていかなければなりません。リスキリングと生産性の向上はこれからの日本において最重要な課題です。

円安は見方を変えれば日本が競争力を高めるチャンスでもあります。これまでの仕事のやり方を洗い直すために学び直す機会を持ちましょう。生産性が高まれば輸出促進が可能となり国内企業が収益力を齎せば、貿易収支も改善して為替も落ち着くはずです。今こそ、積極的に未来への国内投資を増やすべきだと考えます。

 

2022年10月14日金曜日

健康経営に思う

 近年、健康経営が叫ばれています。弊社も従業員の健康が第一と考えて5年ほど前から健康経営の認証取得を目指して参りました。お蔭様でトリプルAという最上位の認証を取得しましたが、重要なことは実際に日々従業員が健康的に毎日の仕事に従事しているかどうかという事です。健康でなければ元気に仕事をすることもできませんし、医療費の出費も余分にかさみます。

私自身も若い頃は不健康な長時間労働や深夜までお客様との付き合いなどしていましたが、若かったために不規則な生活もあまり気にしていませんでした。しかし、歳を取ってからは体力も無くなりましたが、それと同時に社員の方が成長して若い頃ほどモーレツな働きもしなくて済むようになりました。

どういう訳かコロナ禍が突然に働き方まで変えさせられて、気が付くと何故今まで無駄な時間を使っていたのだろうと気付かされたのです。年齢とともに体調も良かったり悪かったりでしたが、テレワークを取り入れるようになってから食事と睡眠時間が規則的になり、結果的にはこれまでになく体調が良くなったことを自覚しています。

健康管理は見えないところで規則的な生活をすることで体調が改善されることを、コロナ禍によって働き方が変わることで知りました。従業員の健康は働き甲斐ややる気も出てきますし、必ず会社に好業績を齎します。仕事が楽しくなるような働きやすい環境づくりをこれから目指していきます。決して無理をしないで自分の体と常に相談しながら毎日を過ごしてください。


2022年10月13日木曜日

イベント情報

最近、マスク着用に関して様々な意見が飛び交っています。米国など海外ではマスクを着けている人がいないにも拘らず、日本国内ではまだマスクを外して外を往来している人はほとんどいません。コロナ感染防止のためにマスク着用はしばらく続くのではないかと思われます。しかし、人々の様々な活動は動き出してきています。

様々な各種イベントも漸くリアルで開催され、オンラインは無しでイベント会場のみでの開催も出てきています。願わくばオンラインも併用して開催される方が地方からの参加者にも便利だと考えます。デジタル時代はどこにいても最新情報を手に入れることがメリットでもあります。情報の入手方法が自由に選択できる時代だと考えます。

主催者側にも会場に参加者を呼び込むだけの従来型の開催方式は改めていただきたいものです。リアルにはリアルだけのメリットはありますので、参加者の意向で自由に選択できる方が良いと考えます。コロナ前のように地方から時間と費用を掛けなければ情報が得られない不平等な社会にしてほしくないのです。

地方創生を推し進める上でも情報はいつでもどこででも入手できるようでなければなりません。

2022年10月12日水曜日

習慣

歳を取ったせいか早朝の3時ごろにトイレに行くのが習慣となりましたが、今朝はラジオ深夜便で3時からの「にっぽんの歌こころの歌」で昭和歌謡の森昌子作品集を懐かしく聴き入りました。以前は特に森昌子さんには注目していなかったのですが、静かな夜にあらためて歌声を聴くと歌唱力のある方だとつくづく感心しました。

先日、知人の方から「趣味は何ですか?」と訊かれて、無趣味な自分としては返答に困りましたが、録画したテレビを見ることぐらいですと回答しておきました。知人の方はご夫婦での旅行、スキューバダイビング、ゴルフ、最近は料理も習っているそうで、同年齢ですが大変活動的な方です。行動はそれぞれの家庭の事情もあり、人によってまちまちです。

昨日は途中まで見ていたNHKの「映像の世紀」を就寝前に見ました。戦争による難民問題に関するドキュメンタリーですが、国連難民高等弁務官に就任された当時の緒方貞子さんのご活躍されていた映像を懐かしく拝見しました。歴史ドキュメンタリーを見るのは私自身の一番の趣味とも言えるのですが、他人から見たら大したことでもないので話題には致しません。

世界中で繰り広げられてきた国家間の戦争は必ず難民を発生させます。一方的に戦争を引き起こしたリーダーはいずれ厳しく罰せられなければならないのですが、戦争によって犠牲になるのはいつも罪のない国民です。愚かなリーダーを選ぶ国民にも責任がありますが、民主主義が実現できなければ国民自身の自由はあり得ないという事です。

2022年10月11日火曜日

占い

 VUCAの時代で先行きが不透明だと言われていますが、今、タロット占いが流行っていることを知りました。考えてみると半世紀前にもタロット占いが流行ったことがあります。原因は定かではありませんが、コンピュータ時代の幕明けで社会が大きく変わりつつある頃だったのではないかと推測します。流行るには流行るなりの理由が存在すると思うのです。

ある方の話では2022年はデジタル技術の更なる進化で、社会が大転換する幕明けだとも言われています。確かにロシアによるウクライナ侵攻など、過去には予想できなかった国際情勢に変化が見られます。またエネルギー価格の上昇で世界的なインフレにより各国では利上げが進む中で、日本だけが利上げが進まず超円安の状況となっています。

おそらく日本人の価値観がこれまでとは大きく変わっていく時代ではないかと考えます。これまでは伏せられていた多くの問題が表面化されることで、マイナス面が改善されて新たな考えが徐々に普及していくものと思われます。私自身もコロナ前とは価値観が変化したことを実感しています。価値観の変化が日本全体に広がることで新たな発想も生まれるでしょう。



2022年10月7日金曜日

子宝

ある人が、かつては子宝と言って子どもは神様からの授かりものという感謝の念が存在したのに、近年はあまり感じられないと話していました。確かに極一部の事件に過ぎないのかもしれませんが、子どもに対する大人の振る舞いに時々疑問を感じることがあります。

子どもを子宝と考えれば惨い事件も起きないと考えますが、私たちの年齢になると事件の度に他人事とはいえ余りにも可哀想で悲しくなります。何故、虐待の事件が後を絶たないのか理解に苦しみますが、子どもの頃に親からの十分な愛情を授けることは人格形成上とても重要です。

かつては厳しい親から育った人も少なくありませんが、そこには子宝としての親の愛情が必ず存在するから親心が子供に伝わるのです。寧ろ子どもを放任して躾をしないと人格的に欠落することもあります。かつては周囲の人たちが他人の子どもまで躾をしていたから寧ろ良かったのだと思います。



2022年10月6日木曜日

元プロレスラーの最後

 先日、元プロレスラーのアントニオ猪木さんが病気で亡くなられました。79歳でした。実は1998年4月4日東京ドームで開催されたアントニオ猪木の引退試合を私も長年のファンの一人として観戦しました。多少高額でしたが、妻が当日の入場チケットをプレゼントしてくれたのです。

猪木さんのプロレスラーとしての引退以来、小学生の頃から続けてきた私のプロレス観戦という長年の趣味も幕を閉じたのです。小学生の頃はテレビは高価な家電品でテレビを持っている家庭が少なく、週一度のプロレス中継だけは人の家に上げてもらって観戦したものです。

アントニオ猪木さんが力道山にスカウトされてブラジルから帰国して日本プロレスでデビューしてから98年の引退時まで、子どもの頃から長年にわたり猪木さんの試合を観戦してきました。プロレスファンとして猪木さんのプロレスラー時代の数々の活躍は、私自身の人生にも大きな勇気を与えてくれたこともあり、大変感慨深いものがあります。

現役のプロレスラー時代から引退後の様々なご活躍などをテレビで何度も拝見してきましたが、まだ79歳という年齢でご病気にて亡くなられたことが残念でなりません。慎んでご冥福をお祈り申し上げます。どうか安らかにお眠りください。

2022年10月5日水曜日

天職

 あなたにとって幸せと思える天職は何かと問われても返答に困る人が大半でしょう。天職と思える仕事を探すには色んな仕事の経験が必要だと考えます。と言っても、生活の安定の為に転職をしないで与えられた仕事で我慢する人が多いと考えます。

できれば、会社に入ってから色んな業務を経験させてもらう事です。仕事の内容が向くか向かないかはやってみないとわからないものです。私も営業事務職として建設会社に入社しましたが、営業活動も面白そうなので本業と兼務させてもらいました。

大きい会社でしたが、結果的には色んな仕事を経験できたように思います。そこで天職は多くの人と対話するユーザー開拓の営業職だと感じたのです。しかし、建設業界は封建的で年功序列の会社でしたので、自分がそのまま転職しないで良かったかどうかわかりません。

どんなに忙しく辛い現場でも寝食を忘れて没頭できる仕事が天職ではないでしょうか。そのためには諦めずに経験を積むことが大切です。知識だけあっても仕事の経験を重ねていかないと仕事の魅力を深く理解することはできないと考えます。



2022年10月4日火曜日

健康への気付き

近頃、健康経営への関心が強くなっています。精神的、肉体的に健康でなければ企業で活躍することも困難です。コロナ禍の前は掛け声だけであまり意識されないで、実態としてもあまり大きく日常の行動は変わらなかったように感じます。私を例にしての事なのですが、健康経営をどのように進めるかが課題でもありました。

コロナ禍で半ば半強制的に在宅勤務をせざるを得ない状況に至りました。夜のお付き合いや昼間の外食もすべて止めてしまいました。コロナ感染防止も3年目になりましたが、日常の習慣は元に戻っていないのが事実です。結果的にかつての健康を取り戻した印象の毎日を過ごしています。年齢の取り方は人それぞれで、自分の回りを見ると病気も年齢には殆ど関係がない事を実感します。

精神的にも肉体的にも健康には働き方が左右するように思われます。若い年齢の頃は健康を意識しなくても病気への関心は薄くて済みますが、年齢を経るたびに身体に様々な影響が出てきます。仕事による不規則な生活の積み重ねはいずれ身体の内部に蓄積されていきます。30、40、50代と不規則さを徐々に調整するようにしましたが、実態は変わらなかったのです。

健康管理さえしっかりしていれば、人生100年時代なので多くの人が元気で毎日を過ごすことは可能だと考えます。世界中に猛威を振るって、日本経済にも悪影響をもたらしたコロナ禍でしたが、健康な働き方、生き方を我々に気が付かせてくれたように感じます。どんなに資産があっても健康でなければ人生を楽しむことはできないのです。

2022年10月3日月曜日

内定式

 本日はオンラインでの内定式が無事終了しました。夕刊紙の速報では6割の企業が漸くリアルでの内定式を開催されたという事ですが、内定式くらいはオンラインでも可能だという事が実際に実施してみて分かりました。まだまだ従来からの形式に捉われている企業が多いようです。

学校教育も一時期はオンライン授業が試されていましたが、いつの間にかまた元通りに戻ったのではないでしょうか。確かに子どもが学校に行かずに自宅でオンライン授業を受けるとなると、働いている親たちは自宅にいる子どもの事が心配になります。

在宅勤務という言葉の表現もなるべく控えて柔軟な働き方を推奨するために、勤務場所を特定せずに仕事ができるように、テレワークという表現を用いるようにした方がこれからの時代にマッチすると考えます。

これから徐々にリアル勤務も増えてきますが、どの働き方が一番仕事の効率が高いだろうかとか、人とのコミュニケーションをリアルでもっと密にしようとか、上司と相談して仕事を進めていけば良いのではないでしょうか。