2022年10月24日月曜日

対話の重要性

中原中也、太宰治、檀一雄と言えば、明治時代の晩年に生まれて、大正、昭和と文芸界で活躍した詩人や作家ですが、酒乱でお互いに仲が悪く論争が絶えなかったという話は初耳でした。酒を飲むと中原中也は太宰治をひどい目に合わせるし、太宰治は檀一雄をひどい目に合わせたようです。でも仲が良かったからお互いにわがままな言動も許し合えたのでしょう。

三人の話を聴いていてとても愉快でしたので取り上げてみました。繊細な頭脳の持ち主である作家は時に、酒に酔うと相手の裏の裏まで読んで相手を怒らせるような頭脳的な振る舞いをすることもあるのでしょう。最近、コロナが流行して巷の飲み会も自粛されて、互いに意見を交わす機会も減りました。

意見を交わすことは家庭でも会社でも大切なことです。国家間も対話なくしてはお互いに疑念を抱くのみで課題解決へのわだかまりは無くならないと考えます。中国・習近平主席の新体制がスタートしましたが、日本政府はどのような姿勢で新体制と向き合うのか、スープが覚めないうちに本音で対話すべきだと考えます。


 


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