2019年7月23日火曜日

青春時代

久しぶりに高田馬場駅へ行く用事がありましたが、二十歳前後の頃に西武新宿線の沼袋駅から高田馬場駅まで毎日のように通っていた頃のことを懐かしく思い出しました。青春の真っ只中でしたが、新聞販売店での下宿生活は色んな意味で人生の勉強になりました。今考えると当時は体力もあり、自転車がひっくり返そうな量の新聞を沼袋駅前から遠方の江古田地区付近まで一度に運んで配達していました。早朝は他社の新聞配達人や、牛乳やヤクルトの配達の方と毎朝顔を合わせますが、お互いに挨拶を交わしたりして仲良くなったものです。月に一度の集金も色んなお客様と話す機会が多く、夕方に自宅を訪ねて世間話を交わすのも楽しみのひと時でした。地方から出てきた田舎者の私にとって、東京という地で色んな人から受けた多大な親切心は今だに忘れない出来事です。考えてみると青春時代も変化に富んだ思い出深い日々ばかりだったように思います。

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