2020年8月14日金曜日

お盆に思う

 今年のように在宅勤務が増えると盆休みという感覚も無くなりますが、本日はコロナ禍の中でもご先祖様を迎えるお盆の中日(14日)です。

今でもお盆を田舎で過ごした頃の光景が浮かんできますが、今では空き家化してしまった部落でも、毎年のお盆の時期は里帰りのご近所さまと墓地での久しぶりの会話でにぎやかに盛り上がったものです。

おそらく今はお墓参りで帰省してくるご近所さまもいなくて寂しい様子が目に映ります。確かに日本は経済成長して国民の生活も豊かになりましたが、地方は寂れて年々人口減が続いています。

2030年頃になると住民がいなくなる地域も増えて、国内で過疎化がさらに進むことは疑いありません。では課題に対して打開の余地がないかと考えますと、国を挙げて検討すればいくらでも方法はあると私は考えます。

まだ期待はできませんが、もし将来ビジョンを語る新政権のリーダーが誕生すれば、地方の活性化にもっと重きが置かれて状況が変わるかもしれません。

コロナ禍の反省の下、サプライチェーンの国内への一部回帰とともに様々な優遇措置の施策が地方に打たれて、新たな雇用の場が誕生すればと密かに期待しています。

しかし一方で、日本に残された時間がないのも事実だと思います。

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