2020年8月10日月曜日

原爆の日

 広島、長崎の原爆投下から75年、今年の両市の平和記念式典は新型コロナ感染防止のため規模は縮小されましたが無事に終了しました。

毎年、この特別の日にはお二人の市長の式典挨拶を静かに傾聴していますが、毎年のように行われる世界に対しての平和への呼びかけにも関わらず、各地では紛争も絶えず、世界的な核軍縮交渉は一向に進まないのが現実です。

しかし戦後の日本は平和憲法のもとに非核三原則を貫いてきました。核保有国から核を無くすことは不可能といえる世界の現実を少しでも変える力は唯一の被爆国である日本にあると思います。

リーダーの交渉力や語学力に問題があるのか、外交力が弱いのは戦後から言われ続けていますが、戦前のように世界の良識を無視した強気一辺倒の外交より、欧米諸国との協調性は格段に備わってきたものと思われます。

日本がリーダーシップをもって国連等の場で核軍縮を唱え続けていくことが、今後さらに重要性を帯びてきていると考えます。

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