2020年12月4日金曜日

中国

欧米諸国がコロナ感染により経済が縮小する中で、中国が一人勝ちで成長を続けています。おそらく、この勢いだと10年もしないうちに中国が米国を抜いて世界一の経済大国になる可能性があります。米国の4倍以上の人口を抱える中国ですから、いずれは米国を経済力でも軍事力でも上回ることが考えられます。大国同士の米中が軍事的に衝突することはないと思いますが、経済戦争は続くと思います。

日本の政治や経済の舵取りが将来の課題ですが、国土や人口では負けますが、大国が見習うべき節度ある政治や経済活動を取ることが必要だと思います。幸いにも日本は国家の分断が存在しません。中国も共産党が政治を支配し、民主主義が根付かない難しさがありますし、米国も今回の大統領選挙であらわになったように国民的分断が見られます。

他国を占領しないし、平和主義を貫いてきた日本は海外からも認められていると思います。やや日本人が内向き思考だという意見もありますが、海外からの人材も積極的に受け入れてダイバーシティを強力に進めていくことが重要だと思います。英語もおぼつかない私自身も、韓国語とまでは無理ですが、中国語に最近は関心を示しています。中国語は必須の世の中になっていくでしょう。

中国には10年以上前より3度訪問していますが、経済成長を遂げての発展の度合いには驚くばかりです。実際に訪問して感じましたが、日本が意識しているほど中国人の対日感情は悪くなく、良いという印象を抱きました。対立しているのは日中とも一部のナショナリストのみと思われます。個人的には隣国の中国ともっと仲良く付き合っていくべきだというのが私の考えです。

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