2020年12月14日月曜日

クラシック

 今年はベートーベン生誕250年らしいです。正確に言うと12月16日に満250歳となるわけです。先日から週末にベートーベンの交響曲を楽しみに聴いていますが、ベートーベンの曲で何が一番人気があるかと申しますと、年末に近いからなのか、やはり「交響曲第9」です。私も毎年、恒例のNHK交響楽団による「第9」はEテレで欠かさずに聴かせていただいています。

第9は年の締めくくりに相応しい曲だからです。今年も第9で大いにコロナ禍の年末を盛り上げてほしいと思います。さらに2番目に人気なのは「悲愴」のようです。悲愴は悲しみで痛ましい事を意味しますが、ベートーベンの曲ではそれほどの悲愴感は感じないし、気持ちが安らぐような曲です。

ベートーベンは1800年代に活躍した作曲家ですが、日本では江戸末期でちょんまげの時代です。私はその頃のヨーロッパの物語を好んで観ていますが、日本は当時かなり時代が遅れていたことが分かります。当時の鎖国の影響が大きかったのだと思います。

ベートーベンやモーツアルトやショパンなど優れた作曲家のクラシック曲が250年後の今でも世界中で愛されていることには驚きを感じます。残念ながら日本の昭和初期の童謡はあまり世界的に人気を博していませんが、海外で日本の音楽家が学ぶ機会があれば違ったかもしれません。

また元旦恒例の「ウィーンフィル管弦楽団」のニューイヤーコンサートも毎年聴いていますが、年明けに相応しく毎年楽しみにしているコンサートです。ヨハンシュトラウスの行進曲はまた新年を飾るには格別の曲です。ニューイヤーコンサートを聴いて新年の元気づけをしたいと思います。

 

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