2020年12月7日月曜日

冤罪

 かつて米国のテレビドラマで、往年の名優デビッド・ジャンセン主演の「逃亡者」という番組にくぎ付けになったことがあります。無実の罪を着せられた被疑者が、警察の捜査の目をうまく潜り抜けて土壇場でギリギリに逃げまわるシーンなのですが、昨日、一昨日の二夜連続で放映されたテレビ朝日の開局60周年記念番組「逃亡者」も似たようなもので、米国の名作をモデルに制作されたらしく大変見応えがありました。

こんな話をしても世代間でドラマの内容にも好みが違いますので、実際に同感してくださる方は少ないと思いますが、私としては久々に居眠りもせず土日の夜は最後までテレビドラマを楽しみました。過去に無実の罪を着せられた人は少なくないと思います。免田元死刑囚が長年にわたり無実を訴えて、高齢になられてから再審請求が通り無実(冤罪)となりましたが、先週93歳でしたかニュースでお亡くなりになられたことを知りました。

視聴者も、もし自分や家族が無実の罪に着せられたらという思いと、逃亡者が真犯人が見つかる前に捕まらないことを祈りながら、テレビドラマと言えども心臓がドキドキしながら迫真のドラマを観続けるわけです。最近は様々なサスペンスドラマも増えましたが、同じようなストーリーばかりで正直なところ飽きがきていました。最近、毎週放映されているコロンボ刑事もすべて過去に観た作品ばかりですが時々時間つぶしに観ています。

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