2020年12月25日金曜日

年末

 年末押し迫る中で季節外れの「桜の会」とか言うニュースが舞い戻ってきていますが、桜と言いますと、私は戦国時代の派手好きとして知られる豊臣秀吉が最晩年に催した「醍醐の花見」の宴会が頭に浮かんできます。

無謀な朝鮮出兵で各大名は疲弊してしまっている状況下で、秀吉はのんびりと花見見物ですから、冷静沈着な徳川家康の性格からすれば秀吉の行動は呆れたことだったろうとも想像します。

今、新型コロナの感染拡大に際して各国のリーダーの国民に対する呼びかけが話題を生んでいます。国民と同じ目線でオンラインで訴えかけますので、国民も信頼して行動を自粛しようと言っている光景をテレビで拝見しますと、「我が国は如何に?」と思ったりします。

幸運にも日本は島国なので欧州のように陸続きでコロナ感染が広がる心配も少なくて済みます。日本人のように国から強制されることもなく、礼儀正しく、自主的にマスクをつけるという自然な形でルールも真面目に守る国民は世界でも珍しいと思います。

お陰様で弊社では一人もコロナ感染者がでませんでしたが、スタッフたちの社員への注意の呼びかけは社内中に浸透していたと思います。やはり会社は全員の協力無くして困難な状況下ではビジネス市場で戦えませんので、リーダーの責任は重大だと思う次第です。

今年も社会全体に色んな動きがあり、国民も苦しみに遭遇しましたが、きっと来年は良い一年であることを期待しつつ、あと僅かな日々の年末を締めくくりたいと思います。

 

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