2020年6月1日月曜日

経営

先月29日、無事に41期定時株主総会を終えました。他の中小企業と同じように、株主と言っても未上場なので殆ど社内株主なのですが、年に一度の重要な会議にも関わらず、議長としての議事進行の役割は世間の株主総会を何年も見物している割には中々板につきません。小さな会社なので、株主が社内だけだと淡々として進行するだけで時間も要しないので緊迫感がなく議長として緊張感に欠けるのでしょうか。しかしある時期から始めた株主総会も、漸く会社のスケジュールとして重要な位置づけとなり毎年の議事録も今日までしっかり整理されています。これは社外からの経験豊富な人材を受け入れたお陰だと思います。小さな会社では株主総会と言ってもほとんど形式的に議事録を残しているだけというのが現実です。弊社は早くから総務系を始め、多くの社外人材を雇用して内部管理の充実を早くから図ってきました。しかしここまでたどり着くには経営的に何年もかかりました。同業他社でもまだ弊社のように小規模の会社では実質的にオープンな経営を実践しているところは少ないようです。弊社は上場会社とほぼ同程度にコンプライアンスも重視していますし経営もオープンです。結果的にはそのことが後で引継ぎも楽に済むからです。最初から会社は社会に開かれたものだという認識があれば法的な誤りを犯す可能性も少なくて済みます。経営は隠せば隠すほど周囲も変な気を遣い精神的に疲れるものです、健全な経営を目指し、信頼性を維持するためにもオープンな経営姿勢が必要と思われます。

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