2020年6月26日金曜日

差別

今、アメリカでは人種差別に対する批判の声が顕著に高まっています。

アメリカ大陸発見のコロンブスの銅像も、黒人迫害の歴史的批判で撤去されたり、アメリカ映画で不朽の名作とも言われている「風と共に去りぬ」に対しても批判の矛先が向けられているようです。

日本でも部落差別が過去には問題視されたこともありましたが、現代社会ではほとんど聞こえてきませんが、移民大国アメリカでは長年の人種差別的なしこりが、未だに解決されていないように思われます。

何故、そこまでエスカレートして時代をアメリカ国民が遡らせるのか不思議に思いますが、人種差別が如何に人々の心を傷つける深刻な問題であるかということだと思います。

確かに「風と共に去りぬ」の中では黒人差別が見られますが、南北戦争時代の出来事を題材にした古い名作映画なので歴史を知る意味では極端に避けることはどうかと思います。

時代を振り返るとどこの国でも過去には大なり小なり各地で身分差別は存在しました。しかし、それを乗り越えて今の時代があります。

歴史は歴史で貴重な史実として理解し、過去の反省の上により良き社会を構築してきたわけなので、あまり文化・芸術の面まで否定するのはどうかと思います。

しかし、未だに彼らにとっては深刻な国内問題として存在しているようです。

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