2020年9月11日金曜日

子ども心

 今朝のラジオで久方ぶりにノンフィクション作家の柳田邦夫さんのインタビューを聴きました。この方について私が今でも鮮明に記憶しているのは、35年前の日航ジャンボジェット機の墜落事故でのNHKテレビでの解説者としてのお顔です。

当時、事件についてテレビで詳しい解説をされていたので航空関係の専門家の方だと勘違いしていました。実は元NHKの社会部記者で事件現場の取材が専門の方だったのです。

航空機事故と言えば、私の記憶にある初めて衝撃を受けたニュースは1966年11月13日に起きた全日空松山沖墜落事故です。事故の日は大安吉日の日曜日の夜で、あいにく気象条件が悪い中で起きた事故(乗員5名、乗客45名の全員が死亡)でした。

当時、中学2年だった私はたまたま緊急ラジオニュースを耳にしてニュースの内容を事細かくメモを取り、翌日、学校の担任教師に記録した内容を報告した記憶があります。私自身も世の中に起きている様々な事象を取材することが大好きだったのです。

今朝の柳田邦夫さんのプロフィールを聴きながら、著名な方なので失礼を承知の上ですが、興味のあることや物事への価値観が私とも似ていると思った次第です。私も現場取材の仕事には憧れていた時期がありました。

氏は20年前から絵本を広める活動を続けているとのことでした。幼児期に絵本を子どもに読み聞かせることは、子どもの心を成長させる上で欠かせないものだと話されていました。若い世代の皆さんも是非、絵本を子育ての教材にしてください。

1 件のコメント:

  1. 絵本読み聞かせ。子供の豊かな想像力や感性を育む良い機会ですよね。同時に、読む親の方も心を整える時間になっていた気がします。

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