2020年9月2日水曜日

デジタルビジョン

 米国のクリントン元大統領とゴア元副大統領が1993年に情報スーパーハイウェイ構想を掲げて2015年までに構想デジタル化すると宣言しました。

よって今日GAFAの存在に至っていますが、あれから30年近くなりますが、日本は未だにデジタル構想を政治のトップが明確に示したことがない国です。

ある意味、長期にわたりゆでガエル化した体質にも気が付かずに、慢心に浸ってきた日本が今日の競争力低下を招いてきたものと考えます。

安倍長期政権が終わり、新政権が誕生して、日本の様々な課題は急速な解決へと進むのでしょうか。

その点が具体的な政策構想として次期政権の展望として見えてこなければ、日本が未来に向かって大きく変わることは困難ではないかと考えます。

中国のデジタル技術のスピードは米国をも凌ぐものだと考えます。だから米中で先進技術において火花が出ているのです。

日本がそのスピードにすぐに追い付けることはあり得ませんが、政治の強いリーダーシップでデジタル構想の国家ビジョンが掲げられるとするならば最後のチャンスだと思います。

しかし今回も、危機に迫った政策転換は国のトップに期待できそうな気がしませんので、次代を担っている若手の政治家に活躍を期待するしかないようです。

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