2020年7月3日金曜日

同級生

随分前になりますが、還暦祝いの中学同窓会が故郷で催されて一度だけ参加しました。故郷が遠いというのもあり、その前もそれ以降も参加したことはありません。

高校は生徒数も少なかったこともあり、40歳以降オリンピックの年毎に同窓会を実施してきました。と言っても大多数が限られたメンバーなので、結構まとまりも良く、地元に里帰りすると自然にみんなが集ってくれます。

ほとんど関東に出てきているメンバーは少ないのですが、今でも地方に住んでいる中学、高校の同級生とは話をしています。不思議なもので集まって同級生と話すと昔の気分に戻ってしまうのですが、皆さんも同じ経験をされているのでしょうか。

同級生も色んな人生を歩んでいますが、その中で一人、大阪府内で長年にわたり不動産業を営んでいる女性がいます。今は子どもや孫まで社員で働いていますが、彼女は中学以来の友人です。

実は弟さんが私の所在をたまたま発見して10数年以上前に姉の同級生につないでくれたのです。彼女の事は成人してからも多少は覚えていました。

此処だけの話ですが、中学を卒業して高校時代に彼女から手紙をもらったのです。その時に冷たい断りの返事を出したような記憶があります。

今でもそんな手紙を出したことを反省しているのですが、当時の彼女は、中学を卒業して関西へ集団就職して一人で寂しかったのだろうと思います。

今のご主人と知り合ったばかりに、ご主人の宅建資格をもとに不動産業として大阪で活躍しています。中学時代の勉強はまるでダメでしたが、人生ではビジネスで大成功を収めています。

昨日、お中元が届いたのでお礼の電話をしたら、お客様の賃貸案内で忙しそうでした。商売のネットワークが広いので、今はあちこちで講演会にも呼ばれたり、関西に住む有名な芸能人とも親しくしているようです。

まさに人間万事塞翁が馬です。

0 件のコメント:

コメントを投稿